人狼物語 三日月国


255 【身内RP】猫様としもべのもしもの夢【R18G】

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悪者になれなかった レグナが参加しました。

【人】 悪者になれなかった レグナ

例えるならば夢から覚める様な、浮上する様な、そんな心地で瞼を開ける。

「時空に異常?それって、どういう……」

言われてふと、記憶を辿る。

当たり前で幸せな暮らしを送っていた。
ある時この世界が夢であると気付いた。
皆の"目を覚ます為"に手を汚した。
そして、その試みは『失敗した』。
――その筈だ。

巻き込まれた相手を見る。
……自分以上に何も分かっていない様子に思えるが、さて。
(3) smmmt 2024/03/31(Sun) 12:32:46

【人】 悪者になれなかった レグナ

「え、ちょっ……
うわっ!?


突撃をまともに受けて、少しだけ後ろに転がりそうになる。
彼が"こういう奴"なのは知っている。……いや、待て。確かに面倒は色々見たが、ここまで距離が近い奴だったか?
……一先ず、そこの部分は置いておく。

だが、様子から見るに。
自分が"悪者"であると明かした事も、この首に掛けた手の事も、そもそもこの世界が夢であるという事も、全て忘れている。
そこまでは、察する事が出来ただろうか。
(7) smmmt 2024/03/31(Sun) 14:15:02

【人】 悪者になれなかった レグナ

"悪者"である自分達が『失敗した』以上、夢を望む者は。また全てを忘れ、幸せな夢の中のままなのだろう。
――現状の『悪者になり切れなかった』レグナは、そう認識する。

つまり、今目の前に居るこのマオ主人は、自分しもべがこの世界から目覚めるつもりである事を知らない。
(8) smmmt 2024/03/31(Sun) 14:15:33

【人】 悪者になれなかった レグナ

「……。そう、だな。」

返答の歯切れが悪くなる。

――時空とやらの復旧が終わった時。
きっとそれが、別れの時なのだから。
(9) smmmt 2024/03/31(Sun) 14:16:24

【人】 悪者になれなかった レグナ

首を傾げている姿を見る。
どう伝えたものか、考える。
そして同時に、現世ではこのまま死を待つだけの彼を思う。

もう少しうまくやる事が出来たのなら、救えたのだろうか。
――それとも。

口に出す言葉に迷っている内に、先に口を開いたのはあなたの方だっただろう。
……頬に、手が触れる感触がする。

(12) smmmt 2024/03/31(Sun) 16:35:16

【人】 悪者になれなかった レグナ

「……は、えっ、
はあ!????」


それはもう、素っ頓狂な声が出た。

え???ちょっと待て今
ちゅー
とか言ったか????俺達そういう関係じゃなかったよな????

「ま、待て待て待て!!
一旦ちょっと落ち着け!!!
(13) smmmt 2024/03/31(Sun) 16:35:32
レグナは、本人の方が落ち着いていない。
(a1) smmmt 2024/03/31(Sun) 16:35:59

【人】 悪者になれなかった レグナ

「恥ずかしがり屋だの童貞だのの問題じゃない気がするんだけどな???」

とりあえずこれは
覚えてない所の騒ぎじゃないな??
という事は理解した。
手が離されるのを見て、一先ずの安堵。

(17) smmmt 2024/03/31(Sun) 18:30:23

【人】 悪者になれなかった レグナ

……が、その安堵ゆえか
がら空きだ!!


「……!???、!?」


不意打ちアタックちゅー攻撃
を諸に喰らい、そのまま唇を奪われる羽目となる。
ちなみに現在のレグナの認識だとファーストキスである。なんということでしょう。
(18) smmmt 2024/03/31(Sun) 18:31:05

【秘】 悪者になれなかった レグナ → ずっと幸せな夢の マオ

強引に。そう、ただ触れる様な口づけではない。
口内に温い舌が入り込み、唾液が混ざり合っていく。
わざと音を立てているのかと思うぐらい、頭の中にくちゅくちゅとした水音が鳴りやまない。

「は…………っ、……、」

そのまま、今度は角度を変えようとしてきた、そこで。
伸ばされた手を掴み、引き剥がす。
糸が唇を、名残惜しそうに繋いでいる。

唯じゃれついているにしては、明らかにおかしい。これでは、まるで――


(-1) smmmt 2024/04/01(Mon) 0:37:28

【人】 悪者になれなかった レグナ

「……ッ、
マオ!!


そのまま、身体を離させて。

「何の、つもりだ!?いや……、
 
あんたの記憶の中での俺は、どうなっている?


混乱の冷めやらぬまま、あなたに――尋ねる。
(21) smmmt 2024/04/01(Mon) 0:38:06

【人】 悪者になれなかった レグナ

「……。ああ〜〜〜〜…………」


ボロボロと涙が落ち、からの子供の様な駄々捏ね。
更に中々に滅茶苦茶な反応
(というかサラッと夜中に布団に入ってるとか言ったか!??)
、そして先程の行動。

ねこぱんちが弱々なので、一先ずそこは良いとして……状況はなんとなく理解した。
これ、マオの記憶の中での俺達、それはもう物凄い事になってる。


……どうしような???いや、どうしよう。
返せと言われても返せるようなものではないし、説明を聞いてくれる様な状態でもない。

「ええー、あー……。
 一先ず嫌ってる訳じゃないから落ち着け、な?」

めちゃくちゃ今後が不安になりつつ、子供をあやす様に頭を撫でる。
いや、どうしよ……??
(25) smmmt 2024/04/01(Mon) 13:03:10

【人】 悪者になれなかった レグナ

「両極端だなあんた!!

 ああもうほら、こんなにぐっしゃぐしゃにして」

恐らく記憶の齟齬のせいとはいえ、流石にこうも泣かれるとばつが悪い。
同時にこうなるまでにしたのが自分なのか……と、マオの記憶の中の自分に思う所も無いわけではないのだが。

(28) smmmt 2024/04/01(Mon) 19:11:58

【人】 悪者になれなかった レグナ

そうして暫し時間が経った後。
とりあえず無理に顔を上げさせることはせず、答えに辿り着いて質問をしてくるあなたを撫で続けたまま。

時空の歪みに関しては、ここが夢だと気付いている自分ならばそんな事も起こり得るのかとうっすらと理解は出来なくもないが。
あなたがそうではないというのは何となく察している。
……さて、どうしたものか。

「……そうだな。俺はあんたの知ってる俺とは違うんだと思う。
 記憶は……屋敷で共同生活を送った事は覚えていて、そこであんたと会った。だから、あんたの事を全く知らない訳ではない。
 とりあえずここまでは、いいか?」
(29) smmmt 2024/04/01(Mon) 19:13:40