人狼物語 三日月国


239 【身内】ミッドナイト・カマイユ【RP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


瑞野 那岐が参加しました。

【人】 瑞野 那岐

 
 
  師だけでなく、うさぎも駆け回る年の瀬
  
      ────今夜、は雪が降るだろうか。


 
(6) milkxxxx 2023/12/21(Thu) 22:52:37

【人】 瑞野 那岐

[扉が開かれる音に顔を上げて、
 今夜ばかりは、いつもと違う挨拶を告げる。]


  メリークリスマス。
  ようこそ、Madam March Hareへ。


[飲食業界はこの時期、どこも人で溢れ返る。
 それはこの店も例外ではない。
 いつもなら少し空きがある席も今日はテーブル席も
 カウンターも予約で埋まっていた。]
(7) milkxxxx 2023/12/21(Thu) 22:53:45

【人】 瑞野 那岐

[カップルを一組、二人席へ案内したあと厨房へ戻れば
 カウンターから常連の葉月さんの声がかかる。>>0


  そうですね、特別な夜に
  当店を選んでいただいて嬉しい限りです。


[ねぎらいの言葉に笑って首を揺らせば、
 キャスケットの代わりに被っているサンタ帽の先で
 雪のようなぼんぼりが揺れる。

 そんな会話を交わしていればまた扉が開かれた。>>1
 外気を纏って現れた姿に、微かに目を細めて。]
(8) milkxxxx 2023/12/21(Thu) 22:54:00

【人】 瑞野 那岐

 

  メリークリスマス、高野さん。
  お待ちしておりました。


[店内でしか使わない呼び名で出迎えて、
 『Reserved』と書かれいた札を提げて彼を導いた。]
(9) milkxxxx 2023/12/21(Thu) 22:54:28

【人】 瑞野 那岐

[葉月さんと同じような労いにくすりと笑う。
 飲食業に取って忙しいことは喜ばしいことだ。
 ましてや、大切な時間を過ごしたいという気持ちで
 選ばれた店なのならば。]


  今晩はある程度、
  同じようなメニューを選ばれる方が多いんです。
  ですから、グリルチキンも多めに用意してありますよ。


[クリスマスの定番メニューはやはり人気のようだ。

 料理のオーダーとドリンクを承ったなら、
 ドリンクはグラスを取り扱い慣れている大咲や
 沙弥さんの手を借りながら、
 厨房の大型の冷蔵庫へ向かう。

 ジングルベルのBGMに混ざる会話は>>4
 さすがに厨房の奥に下がれば聞こえるはずもなく。*]
(10) milkxxxx 2023/12/21(Thu) 22:55:12

【人】 瑞野 那岐

[クリスマスにローストチキンを食べるようになった由来は
 当時、飢えに困窮していた移民たちに先住民が
 現地の七面鳥をプレゼントしたことから始まったとか。

 その出来事を感謝し、
 七面鳥がごちそうとして振る舞われるようになり以降、
 神の日であるクリスマスに食べる習慣がついたのだけど
 その事実を知らずに食べている人がほとんどだろう。

 だが、そうして広まったローストチキンは
 この国でもクリスマスの定番となり、
 我が店でもオープン前から出番を待つように
 下味を付けているチキンが用意されている。]
(15) milkxxxx 2023/12/22(Fri) 21:19:35

【人】 瑞野 那岐

[付け合せのじゃがいもはあえて皮付きのまま乱切りにして
 オリーブオイルを絡ませながら焼き色をつけていく。

 メインのもも肉は切れ目を入れ、
 酒としょうゆ、みりんで作った下味をたっぷりと漬け込ませ
 味が染み込むように揉み込んでおいたものを使う。
 
 何度も出番を任されているグリルにはオリーブオイルを。
 汁気を切ってから皮にしっかりと焼き色がつくように
 上側にのせて更に全体にもオリーブオイルを塗りつける。

 オーブンが仕事をするのを待つ間、
 杏がこの日の為に選んだワインとシャンパンを運ぶ。
 ロゼ マジュールというシャンパンは繊細なサーモンピンク。]

  
  ラズベリーやカシス、それと
  ほんのりといちごの香りもしますよ。


[そう解説を添えれば、誘いの声が掛かる。>>13
(16) milkxxxx 2023/12/22(Fri) 21:19:58

【人】 瑞野 那岐

[酒にあまり強い訳ではない。
 そのことは互いのマンションを行き来している
 間柄である彼ならば知っていることだろう。

 けれど今日は機嫌がいいのか。
 隣の葉月さんも芳醇なワイングラスから
 香りを広げ歓迎している。

 ──きっと、特別なら夜だから。]


  ……口を湿らせる程度で良ければ。


[その時間を共有できるのなら、悪くはない。
 そういって彼が飲んでいるシャンパンと同じものを
 少しだけグラスに注ぎ、手に持ち合わせた。]
(17) milkxxxx 2023/12/22(Fri) 21:20:13

【人】 瑞野 那岐

[掲げたグラスに少しだけ近づけ、音を鳴らす。
 先程口にした言葉を彼も口にする。

 彼の視線が他に向けばグラスを置いて
 グリルに戻りちょうど焼き上がったチキンを
 オーブンから出す。良い焼き上がりだ。

 茹でたブロッコリーと先程焼いたじゃがいもを添えて
 じゃがいもにはブラックペッパーを
 ブロッコリーの裾にはチキンの下味と同じソースを散らせて。]
(18) milkxxxx 2023/12/22(Fri) 21:20:30

【人】 瑞野 那岐

 
  
  お待たせしました。
  ローストチキンです。


[骨付きのチキンは齧りつけるように
 骨の部分にはアルミを巻き付けてある。
 ナイフを使うのも齧りつくのも自由だ。

 更に一品と、手持ちのレシピに考えを巡らせていれば
 不意に掛けられた声にぱちりと瞬く。>>14
(19) milkxxxx 2023/12/22(Fri) 21:20:44

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

 
 
  ……閉店準備があるので、
  バックルーム使えるか聞いてみます。


[外で待つには身体が冷え込んでしまう寒さ。
 少しだけ声を潜めるようにして小さな声で返した。*]
(-0) milkxxxx 2023/12/22(Fri) 21:21:10

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

 気を使わせた?ありがとう
 外で待つには少し寒いかなと思ってたんだ
 
 それしかなくても待つけどね。

[ 潜められた声に合わせてこちらも声を潜めて
 そう返して ]
(-1) はたけ 2023/12/23(Sat) 16:04:48

【独】 瑞野 那岐

/*
ロゼマジュール

外観 デリケートな淡いピンク色
香り 魅惑的で開いた、小さな赤い実の香り
味わい 軽やかで表現豊か、フレッシュかつ官能的で滑らかな味わい
(-2) milkxxxx 2023/12/23(Sat) 20:41:00

【人】 瑞野 那岐

[仕事振りを褒められたなら、小さく笑う。>>21
 その小さな積み重ねが料理人に自信をつけていく。

 挨拶代わりにいつものように
 キャスケットに触れようとして。
 今日は帽子にツバがついていないことを思い出した。

 いつかもあったな、こんなこと。

 そう近いようで遠い記憶を振り返った。
 思考に傾いた頭がまた白いぼんぼりを揺らす。

 まだ彼と互いに認識し合って間もなかった頃、
 掛けていた眼鏡はまだ自宅で愛用中だ。]
(23) milkxxxx 2023/12/23(Sat) 20:58:11

【人】 瑞野 那岐

[声のトーンを落とした返事には苦く笑う。
 いつ雪が降り出すかも分からない夜に
 さすがに年末に大仕事を抱えている人を
 待たせるわけにはいかない。

 タイミングを見計らって店長には伝えよう。

 料理の感想に思わず表情が綻ぶ。
 見た目も派手なローストチキンに
 齧りつくさまに珍しくワイルドさを感じれば
 くすくすと思わず肩を揺らして。]


  やっぱり、そう食べますよね。
 

[子供の頃ならば夢のような食べ方だった。
 その心さえ持っていれば、大人になっても
 その感覚は残っているのかもしれない。]
(24) milkxxxx 2023/12/23(Sat) 20:58:36

【人】 瑞野 那岐

[料理の合間にメインディッシュに負けない
 ような華やかな会話をと思うけれど、
 口下手な自身にはそれは難しい。

 代わりに賑わうカウンターの会話に
 相槌を打つことで聞き役に代わり、
 料理の合間に少しずつ。
 
 サーモンピンクのシャンパンのグラスを減らしていった。*]
(25) milkxxxx 2023/12/23(Sat) 20:58:49