人狼物語 三日月国


80 【身内】とある天使の温泉旅行【R18】

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倉科 宙が参加しました。

【人】 倉科 宙

 

[合コン 【ごう‐コン】

「合同コンパ」の略。
出会いを求める男女数人が集まって行われる
コンパ(飲み会)。】

 
(7) SUZU 2021/06/25(Fri) 22:33:54

【人】 倉科 宙

[なんて、今更辞書を引くまでもなく知っている。
大学時代、どうしてもと頼みこまれて頭数合わせに数回、顔を出したこともあったな程度。
今や結婚も視野にいれて同棲している恋人がいる俺には、まったく、これっぽっちも、興味なんてない集まりだ。

だから。

日頃世話になってる職場の先輩に、「飲みに行くぞ」と。
同僚数人と共に連れてかれた店内、同人数の女性陣が集まっているテーブルに案内されたのは、完全に不可抗力だった。]
(8) SUZU 2021/06/25(Fri) 22:34:08

【人】 倉科 宙

[騙された、とすぐに気づいて抗議しようとした口は、先輩の手に塞がれ「これも付き合いだ」と、笑顔の圧を受け。
絶賛恋人募集中の同僚らからの頼みこむような視線に、場の空気を壊すのも憚られて。
しぶしぶ、俺もテーブルにつくことになってしまった。

とはいえ、愛想を振りまく気なんて最初からなく。
無愛想な顔で、ちびちび酒を飲んで料理をつまんで。
いい感じに酔って声を掛けてくる女性陣や同僚の声に、適当に相槌をうって。
ただ時間が過ぎてくのを必死に辛抱していた最中。


 『今日、職場の飲み会いってくる』


そう、事前に連絡しておいた恋人から。
かかってきた電話に、無性に彼女の声が聞きたくなって。
さりげなく席を外し通話をしてしまった、その結果──── ]
(9) SUZU 2021/06/25(Fri) 22:34:56

【人】 倉科 宙


[──現在。]


 ……三四子?
 部屋まで荷物運んでくれるってさ。


[聞こえたため息に振り返るけど、視線が合わない。>>5
ここまできてその顔かよ、と少しむっとしつつも。
旅館の受付なのもあり、何も言えず案内された部屋へ向かった。

そして、通された畳部屋。
窓の外に広がる風景が、ネットの口コミ写真で見たよりも鮮やかに感じるのは天気に恵まれたからだろうか。
夜の風景も素敵なのだと、予約の時にはしゃいでいた彼女を思い出して、振り返るけど。>>4
そこにあるのは、あの日とまったく違う表情だった。]
(10) SUZU 2021/06/25(Fri) 22:35:59

【人】 倉科 宙

[職種が違えば、休日も違う。
だから、前々から休みを合わせて計画した初温泉旅行。
この連休の為に俺は、予め仕事を前倒しにしたり、終わらない同僚の分まで作業を手伝ったりと、数週間前から忙しく。
家に帰っても彼女と擦れ違い気味で、最後にちゃんと顔を合わせて会話したのはいつだろう。

それでも、きっと旅行を楽しみにしてくれてるって。
そう思って頑張ってたのだけど。]


 …………はぁ。


[小さくため息をつき。
女給さんが下がった部屋に二人きりで、落ちる沈黙。
微妙な距離をとったまま、俺も荷ほどきをしつつ。
気配だけは彼女を追いながら、どうしたもんかと弱り切ってしまう。]
(11) SUZU 2021/06/25(Fri) 22:41:58

【人】 倉科 宙

[道中、並んで乗った電車の中。
心地いい揺れとここ数日の疲れもあって寝落ちてしまい、彼女の仏頂面がいつからだったか気づくのが遅れたのも、きっと不味かった。
どうせ旅館を見たらいつもの調子に戻るんじゃないかなんて、都合のいい期待でしかなかったわけで。]


 じゃあ、俺も行く。
 でもその前に、三四子。


[呼ばれた声に、振り返り。>>6
部屋に備え付けられてる男物の浴衣を手に取りながら。
どう言ったものか、少しだけ悩んで。]
(12) SUZU 2021/06/25(Fri) 22:44:37

【人】 倉科 宙


 ……その、
 あの日のこと、まだ怒ってるのか?

 一度説明したけど、
 ただの飲み会だと思って行った先が
 合コンだったのは、先輩に騙されたからだし。
 そもそも俺らは自分から恋ができないから、
 三四子が心配するようなことは何もなかった。

 それはわかってくれたと思ったけど、違ってたか?


[ゆっくりと彼女との距離を縮め。
さっきから視線の合わない顔を、覗きこもうと。**]
(13) SUZU 2021/06/25(Fri) 22:44:47

【独】 倉科 宙

/*
ひさしぶりのみよこに、ふふってなってる……
ぶすっとしてる顔もかわいいなぁ!
でもさすがにこの状況で宙はそんなこと言える余裕ないね……

仲直りしてイチャイチャめざすぞ!
(-0) SUZU 2021/06/25(Fri) 22:52:16

【秘】 櫛田三四子 → 倉科 宙




(………もっと、構ってくれてもいいのに)


 
(-2) guno 2021/06/26(Sat) 11:40:04

【人】 倉科 宙



 三四子?


[一瞬だけ合った目が、逸らされ。>>18
続く投げやりな言い方に、ム、と眉間に皺が寄った。]


 怒ってないなら、こっち見ろよ。


[俺だって、こんな顔したいわけじゃない。
彼女にだって、させたいわけじゃない。]
(22) SUZU 2021/06/26(Sat) 17:59:45

【人】 倉科 宙

[最初は彼女の提案に圧される形で了承した旅行だけど。>>14
楽しそうに計画を立てる彼女がかわいかったし。
ノートパソコンで旅館の写真を見ながら、浴衣姿見たことないな、とか。内風呂付きって一緒に入れるってことか、とか。
二人きりで過ごす恋人らしい時間を内心楽しみに、ここ数週間頑張ってきたのだ。

だから、こんなぎくしゃくしたまま過ごしたくなくて。
何か思うことがあるなら、言ってほしくて。

瞬きせず彼女を見つめれば。
ようやく小さく、聞こえた声。>>19
久しぶりに見つめって、ドキッと跳ねる心臓を懸命に落ちつけながら続きを待った。]
(23) SUZU 2021/06/26(Sat) 17:59:54

【人】 倉科 宙

[けれど。]


 ……でも、 なんだ?


[何かを言いかけて、やめた彼女の瞳の奥が揺れる。
促すように声を掛けても、唇から零れたのはため息だけ。
首を振られ、再び視線が合わなくなって。
ちくり、と胸の辺りに痛みを覚えた。

だから、そんな顔させたいわけじゃないのに。]


 ………、え。


[結局何も言わないまま。>>21
部屋を出て行こうとする腕を、咄嗟に掴む。

なんでもないって顔じゃないだろ、と言いたいのに。
諦めたような横顔が見えれば、言葉は喉につっかえて。]
(24) SUZU 2021/06/26(Sat) 18:04:31

【人】 倉科 宙

[それ以上、追及できないまま。]


 いや、その……
 逆上せないよう、気をつけてな。 


[腕を離した手で、ぽんぽんと彼女の頭を軽く撫で。
大浴場に向かう背中を見送ってしまった。*]
(25) SUZU 2021/06/26(Sat) 18:04:39

【人】 倉科 宙



 ──……はぁー。


[一人になった部屋で、詰まっていた息を吐きだせば大きなため息になり。
広い畳の上に倒れるように転がり、頭を抱えた。]
(26) SUZU 2021/06/26(Sat) 18:11:44

【人】 倉科 宙



 あー……ほんと、なんなんだよ。


[こればかりは先輩を恨まずにいられない。
そもそも合コンなんか行かなければ。

でも恋人として過ごした期間は1年弱でも、付き合い自体は高校の頃からあったわけで。
恋をできない事実を差し引いたとしても。
俺がそもそも、浮気とか二股とかできるような性格じゃないことは、さっきの言葉通りちゃんとわかってくれてるはずだ。
じゃあ今は、何をあんなに怒って拗ねてるのだろう。

俺だって、彼女の性格は概ね把握しているつもりだけど。
言ってもらわなければわからないことは、たくさんある。
友達だった頃から、遠慮なく言いあえる関係だったこともあって、聞けば大体教えてくれたりしたのだけど。
こんな風にだんまりされた場合、どうすればいいのだろう。]
(27) SUZU 2021/06/26(Sat) 18:13:14

【人】 倉科 宙



 はぁ……俺も風呂いくか。


[ここで転がってても仕方ない。
再び浴衣とタオルを掴み、俺も大浴場へ向かおうか。

と言っても、せっかくの温泉を楽しむ気分になれず。
長湯もせず軽く汗を流したあと、さっさと浴衣姿になり。
着替えを持ったまま大浴場の出口付近で、出てくる彼女を待ってしまうのだけど。

も一度話をしないとだよな。
やっぱり原因は俺なんだよな。
なんて悶々と考えながら待つ間、自販機で買ったアイスが、少しだけ頭も冷やしてくれた気がした。**]
(28) SUZU 2021/06/26(Sat) 18:13:32

【独】 倉科 宙

/*
うっかり昼寝してしまったごめん…!

>>15ここで気のない返事をしてるのは、
弥子にちょっと嫉妬してたからだと思うんだ……
(-4) SUZU 2021/06/26(Sat) 18:16:39

【独】 倉科 宙

/*
(風呂上りに、瓶牛乳かアイスかでひとしきり迷ったひと)
(-5) SUZU 2021/06/26(Sat) 18:20:37

【人】 倉科 宙

[男物の浴衣は、濃紺地に灰色の縞模様が入っていて。
現場で役者さんが着てたのを思い出し、見よう見真似で涼しげな白帯で腰骨辺りを留めた。
女物はどんな柄だっけ、と食べ終えたチョコバーの棒をくわえたままぼんやり考えていたら。

本人の声に、ハッと顔を上げ。>>35


 いや、それほどでも……


[ない、と続くはずの言葉が詰まった。]
(36) SUZU 2021/06/26(Sat) 21:30:01

【秘】 倉科 宙 → 櫛田三四子




 その、なんていうか……
 想像してた以上に、かわいいから。
 
(-8) SUZU 2021/06/26(Sat) 21:31:45

【人】 倉科 宙

[風呂上がりの姿とか、近頃じゃすっかり見慣れていたはずなのだけど。
ちょっと火照った肌とか、浴衣の襟元でちらちらと揺れるポニーテールの間から見える項とか。>>34


 ……俺、先に部屋戻ってなくてよかった。


[浴衣に洋服とは違う色っぽさがあることは知っていたが。
恋人のだと、こうも違うのかと改めて実感しつつ。

湯上がりのせいだけではなく、首が火照るのを感じながら。
若干目を逸らしながら、似合ってる、とぼそぼそ伝えたら彼女はどんな反応をしただろう。]
(37) SUZU 2021/06/26(Sat) 21:34:41

【人】 倉科 宙

[少なくとも、さっきよりは明るい彼女の表情に安堵する。
でもそれが、普段より若干硬いことにも気づいてしまうから、内心もやもやしてしまうけど。

彼女がそのつもりなら。
俺も一旦、もやもやは頭の隅へ追いやることにして。]


 じゃあ、部屋に戻るか。


[食べ終ったアイスの棒をゴミ箱へ捨てて。
自販機を買う彼女を待って、ミルクアイス一口食べたい、なんて言ったりしながら。
並んで廊下を歩きだそうか。]
(38) SUZU 2021/06/26(Sat) 21:37:14

【人】 倉科 宙

[そして部屋に荷物を置き、身軽になれば。]


 なぁ、夕飯まで時間あるけどどうする?
 特にないなら外の温泉街、一緒に行くか。


[財布と携帯だけ持って、問いかけた。
行きたいところが、旅行プランにあるならそれでもいいし。
のんびり二人でぶらぶらするのも楽しそうだ。

彼女の意見を聞きつつ、ほら、と差し出した片手。
さっきは荷物とアイスで両腕が塞がってたから控えたけど。
もう手を繋いでも問題ないだろう。*]
(39) SUZU 2021/06/26(Sat) 21:37:53

【人】 倉科 宙

[照れて赤くなる彼女に、思わず抱きしめたくなるのをぐっと堪えた俺、えらい。>>40

はにかむ顔も。
アイスを分けてくれる交換条件も。
いつも通り俺が傍にいることを、拒まれないことにほっとすれば。改めてお互いの浴衣姿が、妙に新鮮で気恥ずかしくて。]


 それじゃ、いただきまーす。


[わざと大きな口でアイスをもらうふりをしよう。>>41
彼女の視線に、冗談だって、と笑って。
かなり控えめな一口をいただいた。]
(44) SUZU 2021/06/27(Sun) 0:01:39

【人】 倉科 宙

[そして。]


 そう言いながら実際行ったら、
 取材の参考になりそう、って
 あちこち見たいとこ増えてくんじゃないのか?

 そんな三四子見るのも、面白いからいいけど。


[くく、と笑って茶化しながら。>>42
手を預けてくれたなら、絡んできた指を握り返して。

部屋の扉に手を掛けながら隣を見れば、嬉しそうに緩んだ目元と、聞こえた呟きに。>>43
んぐ、と小さく声を詰まらせて足を止めた。]
(45) SUZU 2021/06/27(Sun) 0:01:48

【秘】 倉科 宙 → 櫛田三四子

[繋いだ手を軽く引いて、身を屈め。
素早く顔を寄せれば、掠めるようにキスを。]


 ……ミルクの味がする。


[やわらかい唇をぺろりと舐めて、顔を離した。

まだギリギリ部屋の中だからセーフ、のはずだ。
なんて、心の中で自分に言い訳を。]
(-10) SUZU 2021/06/27(Sun) 0:01:59

【人】 倉科 宙



 俺、ちょっと浮かれてるかも。
 こうして二人で出掛けるデートも、久々だろ。


[はにかむように笑いながら、掌がじわじわと熱くなる。

照れを隠すように、コホン、と咳払いをひとつ。
今度こそ扉を開けて部屋を出たなら、玄関で下駄を借りて温泉街へ向かおうか。**]
(46) SUZU 2021/06/27(Sun) 0:02:10

【独】 倉科 宙

/*
赤チップ顔で笑われると、あー……ってなってもうね、
ほんとかわいすぎじゃないですか俺の彼女……
(-9) SUZU 2021/06/27(Sun) 0:04:35

【秘】 櫛田三四子 → 倉科 宙


 ――――、 ん…、


[目を閉じる間もなかった。
掠めるようなキスが落ちる。

舌先が軽く唇を撫でて、
こころがざわりと波打ったのも束の間
すぐに顔は離された。]

…………な、 なにさ、急に。

[紅色に染まった顔で
軽く睨むように彼を見つめた後、
ふいっと視線を逸らした。

ぬるい温度とミルクの甘さがほのかに残る唇を
無意識に指先でなぞって、息を吐く。]
(-11) guno 2021/06/27(Sun) 11:00:35