人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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視点:


【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

/* お世話になっております、熱中症のエビです。

当方
妖花
になりまして、役職能力使用の打診に参りました。
テオドロくんが他の絆先になっていたり等で体が爆裂しないようであれば、絆を結ばせていただきたいと考えています。

返答はすぐでなくとも構いませんので、ごゆっくり考えていただけたらと思います。

秘話の方は、体が落ち着き次第返させていただきます。
引き続きよろしくお願いいたします…!
(-4) otomizu 2023/09/11(Mon) 21:16:40

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

/*ご贔屓にしていただきありがとうございます。九本指です。
マジか。今の所大歓迎ではありますので、そちらが無理なく確認できる範囲でこれ以降役職にまつわる連絡がなければ結んでいただいて大丈夫です。

返信についてはごゆっくり。今日もそれなりに早寝をする予感です。
こちらこそ、これからもよろしくお願いしますね。
(-7) backador 2023/09/11(Mon) 21:29:39

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 路地の花 フィオレ

「ふふ、フィオレちゃんのお話はいつも楽しいもの。
 今回も期待してるわ♡」

雑談を交えながらなら、少し長いネイルの時間も
きっとあっという間に過ぎ去って。
貴方の指先に桜色。
寒色で整った貴方に暖かな色が灯る。

「フィオレちゃんはいいオンナだから、
 どんな色でも乗りこなしちゃうのよ♡
 でもアタシはこの色のフィオレちゃんがとっても好きよ」

完成したそれを貴方が眺めている間に、
ヴィットーレは道具をしまってカウンターを片付ける。
やる気十分なあなたの姿を見れば、
それはもう微笑ましそうに眺めて。

「じゃ、お礼代わりに明日もお店のお手伝いをしてもらっちゃおうかしら♡
 素敵な土産話も一緒にね!ほら、そろそろ時間なんじゃない?」

デートに遅刻は厳禁よ!とパンパン、手を叩いた。
(-9) arenda 2023/09/11(Mon) 21:37:11

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「……ふぅん」
「ね、何で喧嘩やめちゃったの?」

ずっと気になっていたのに、聞いてこなかったこと。
昔と今で、すっかり変わってしまったあなたのこと。
今も楽しくやれているのかな、とか。忙しそうだけど充実してるのかなとか。
彼女なりに心配していたのだ。

「分かった。……って言っても、悪くなったら元も子もないし。
 冷凍のカルツォーネがあったらそれも買い溜めておくわね」

今は様々な保存方法に、いろんな味があるものだし。
暫く憂いがないようにしておくのもいいんじゃないかという気遣い。

ここ数年で幾度と触っているあなたなら、昔スラムにいた頃よりもずっと肌も綺麗になっていることに気付いていただろう。
手入れをする余裕が生まれたのだろう、年を経て変わったのは彼女も同じだ。

「あら、もうそんなになるの?
 全然実感ないわ、あの頃の"お兄さん"って印象が強いんだもの」
「元気って言われても何だかぴんとこないけどね。
 毎日楽しくしてるのはそうかも。今の生活、大好きよ」

密着しているのに、こうしているとまるで年が離れた兄妹であるかのようだ。
あたたかくて、心地よい距離。
(-21) otomizu 2023/09/12(Tue) 0:00:42

【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ

「カポにもなって、殴ったの殴られただのやっていられないだろう。
 殴ればより仕事が面倒になるだけだ」

もちろん、嘘だ。
アレッサンドロが面倒になるとかそういう些細な・・・ことで出すのを我慢できていたなら、あのときもその時もあんな大ごとにはなっていない。
あなたの言葉には、まるでなんともないように緩む口許の笑みを見せて。

「おう。悪いな。
 冷凍ね、最近のは悪くないしな。
 お前も最近……」

肌をとんとん、と撫でる指先。
遠慮なく女の肌を弄うことはしても、
いいもん食ってんな、みたいなことを言わない程度の配慮はあったようだ。

「俺を兄さんなんて言うのは、お前らくらいだよ」

もう一人、あなたと一緒にちょろちょろと走り回っていた少年のことを指しつつ、

「そりゃあ、よかった。
 まあ、そういうのが一番だ。
 お前にゃあ未来があるんだからな」

兄妹のように遠慮なく、ぐいと抱えた腕が胸元を押し上げる。
別に色気のあるふれあいでもないが、
とん、と押せばすぐに転げ落ちるような――
人肌の暖かさと、心地よさが暮れなずむ。
(-26) gt 2023/09/12(Tue) 0:22:33

【秘】 路地の花 フィオレ → 渡りに船 ロメオ

「あ、じゃあ一口もらっちゃおうかしら」
「かぼちゃのピザなら、ちょっと甘めかもしれないし。お口直しってことで♪」

チーズクリームのピザを頬張りながら、開かれた紙袋を覗く。
秋色のピザが詰められたそれは、季節が閉じ込められているよう。
見ているだけで心が豊かになりそうだ。
女の顔も輝いた。

「気軽に誘ってくれていいのに」
「仕事が入ってなかったら、いつでも。意外とファミリーの皆もノリよかったりするし……
 ってちょっと待って、自分でも作ってるの?」

自炊が出来るなんて聞いてない!とばかりに。

「せっかくなら今度皆に声かけてお昼食べたいわね。
 今はちょっと穏やかだし、またどっかと揉めて余裕がなくなる前に」
(-28) otomizu 2023/09/12(Tue) 1:14:06

【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

「……テオも、デートなんて言葉使うのね?」
「私は別に気にしてないのよ、むしろテオの事をまた少し知ることが出来て感謝してるくらい。
 だから、あなたも気にしないでね。
 他の人に話しにくいことがあれば、いつだって聞いてあげられるから」

胸の内を少しずつ晒け出させて、けれど踏み込み過ぎず。
誰にも頼れないことを、ほんの少し預けてもらえるような信頼関係。
今はまだ、それでいい。

「そうそう、そう来なくっちゃ!」
「放り捨てた荷物は私が責任もって受け止めてあげる。
 "こうするのはお前があんなこと言ったせいだ!"って思いっきりぶつけるといいわ」

言い出しっぺは満足気に頷いて。
今の言葉は軽口だったとしても、何かの機に本気にしてもいいように。
向けられている信頼のようなそれに、応えられればと思うから。

「よっぽど大きな転機でもなければ、早々そんな理由が出来る事はないと思うけど……
 まあ、考えてて無駄にはならないことではあるわよね」
「もう。"だから"、難儀なんでしょ?
 恨みを買うような振る舞いが最初から上手く出来るなら、そうはなってないじゃない」

にまと楽しそうに口角が上がる。
遠ざけるような言葉を吐くほど、楽しげな表情を見せる女を近くに置いてしまったこと。
結局のところ、それが疲労を溜めてしまう原因なのだ。もう、今更遅いのだけれど!

そんなあなたの心労を知ってか知らずか、届いたパンケーキを「食べる?」と一口差し出してみたりするのだ。
(-32) otomizu 2023/09/12(Tue) 2:29:46

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

「それはもう。Galanteな男ではありたいと思っていますから。
 ここでこうして語っていることは俺のほんの一端であって、別に……あなたを特別扱いしてるわけじゃないことはお忘れなく」

嫌味以上に自覚が無いだけで、得難い関係であることは違いないだろうが。ともすれば相手がこちらを特別に扱ってそうな方に疑問が向かっている。

細かい線引きを何度も何度も引き直させられている時点で、ある程度は相手の思惑通りなんだろう、癪だがどうしようもない。
軽口で叩いてる分にはともかく、全てを相手の所為にするというのも性に合わなさすぎて笑えてくる。失笑だ。

「こちらからしてみれば考えれば考えるほど恐ろしい……
 遠慮なさらず、いつでも嫌気をさしていいというのに。
 
 俺の周囲に物好きが集まることはさっき述べた通りですが、
 いっそつまらない男にでもなったら良かったんですかね」

それを自分が許しはしないとは分かり切っている。
ただそれでも、どうしたら余計な心労を負わずに済むかも考えてしまう。
答えは決まって───『諦観』がちらつくばかりだ。本当にどうしようもない。

パンケーキに対しては「いりません」と意固地に。
甘いものを接種してこれ以上胸を焼く必要もあるまい。
(-50) backador 2023/09/12(Tue) 13:35:53

【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

「なんだかんだ言ってもやっぱりイタリアの男なのね。
 はいはい、よぉく覚えておきますとも」

無論特別扱いされていないのは重々承知の上だから、ひらひらと手を振って。それぞれ大事にしている関係の比重が違うだけ。友人の中の一つの枠におさまっている。

関係性の焼き直しを幾度とさせているのが意図的かはともかく。翻弄されているあなたを見て間違いなく楽しんではいるのだろう。

「世話を焼くのは私の性分だけど、同じくらいお節介を焼くのは悪い癖なのかも。もしかしたらこれこそ勘違いさせてしまうんじゃないかしらって、最近は思ってるわ」

「私の場合は、人を嫌いになったことがないから難しいと思うの。だから、こればっかりは諦めてもらわないとね」

分かりきった回答。最終的にはそれが答えになってしまうのだろう。彼女に限らず物好きと付き合いを続けていくのであれば。
なれないからこうなったのでしょう、とまた同じような話が返ってくる。不毛だ。

受け取られなかったパンケーキを、さほど残念そうでもなく自分の口に運んだ。
シロップとバターの甘味が広がって、顔を綻ばせている。目の前のあなたとは対照的な表情だった。
(-58) otomizu 2023/09/12(Tue) 18:14:15

【秘】 渡りに船 ロメオ → 路地の花 フィオレ

「はぁい、どーぞどーぞ。好きなタイミングで好きに食べて」

紙袋を覗くその表情だけでも言ってみるものだと思う。
折角なので、なんて気持ちで買ったので食い意地なんてものはここに無い。
全部くれてやってもよいのだが、まあ。食べたい事には食べたいので。

「時間貰うの申し訳ねーんで」
「え?全然作るっすよ、めんどくさいだけで。
 流石にパンは焼けねーけど」

ハハ、と軽い笑いを添えた。

「あー……堅苦しくないタイプの食事会みたいな。
 いいんじゃないすか?周りにビビられなきゃいいすけどぉ」
(-69) susuya 2023/09/12(Tue) 22:23:12

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

電話で呼び出しをされた時には予定が入っていたものだから、埋め合わせは必要?なんて言って。
朝を回ってからあなたの元に長年の部下は足を運んだのだろう。
今日は珍しく手土産も持って。近くまで来たのなら、電話を耳にあてる。

「Pronto,ルチアーノ様?」
「お部屋の近くまで来てるわ、入っても?それとも、外で過ごす方がお好みかしら」

わざとらしく恭しい口調で話してみせた。
(-72) otomizu 2023/09/12(Tue) 22:37:37

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 路地の花 フィオレ

「……フィオレか。
 惜しかったな、この間はクリーニング代を奢られ損ねて。
 今日は日が暮れるまで外に出ない予定だ」

貴方への電話の応対はいつも通りに、しかし先日よりも少し疲れを滲ませて。
少し咳払いをしながら扉の方まで向かえば、普段と変わらぬ姿で部屋へと招いた。

「中にどうぞ、可憐な妖精さん」
(-96) toumi_ 2023/09/13(Wed) 0:47:09

【秘】 路地の花 フィオレ → オネエ ヴィットーレ

「じゃあ、明日ここに来る時は…このネイルに似合うコーデでね。
 ヴィーのネイルが120%輝けるような恰好、見せちゃうから」

今日の黒ブラウスにだって良く映えるだろうけれど。せっかくならもっと素敵に魅せたいもの。
楽しみにしててよね、とお手伝いも快く了承して。
ご飯も食べて、お話して、ネイルもしてもらったから本当にあっという間の楽しい時間が過ぎてしまって。
気付けば本当に出掛ける時間が近付いていて。


「もう、そんなこと言われちゃったら中途半端なデートは出来ないわねっ」
「終わったら、ヴィーにいっぱい聞いて聞いてって言っちゃうんだから」

カクテルごちそうさま、いってきま〜す!そう言って。
カウンターから身を乗り出してあなたの頬に戯れの口付けを落としたかと思うと、心の底からの笑顔で。手を振ってお店を出ていくのだろう。
(-104) otomizu 2023/09/13(Wed) 4:39:55

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

「……」
「……なんか……気づきたくないことに気づかされましたね」

世話を焼いたりお節介をしたり。身につまされる話だ。
我々の相性を鑑みると収まるところに収まってるのではないか。
認めたくないが信憑性のある話でもあった。

「元をただせば、一端のイタリアの男ではあるから、
 何だかんだあんたみたいなのを振り払えないんだろうな……
 なんなら今日お茶に誘ったのはこっちの方ときた」

「いい女であることくらいは分かる。
 俺の趣味に合うかは置いといて」

人を嫌いになったことがない、というのも。
口ではいくらでも嫌悪することはできるし、行いだけ切り取ればいくらでも嫌な奴はいたが、真の意味で人一人を嫌ったり疎んだりすることは自分にだってそうそうない。
ただ最後の一線として、物好きではない、はずだ。

上品にカップを傾けてはみっともなく言い訳ばかりしている。
(-112) backador 2023/09/13(Wed) 8:08:51

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「ええ〜?偉くなったから、やんちゃするのやめたってこと?」
「昔はあんなに暴れてくれてたのに……年食って変わっちゃったのかしら」

それこそ、スラムの人間からすれば一種のイベントのようなものでもあったわけで。
納得のいっていないような表情で失礼なことを口にしながら、あなたを見上げて。
首に引っかけた腕であなたごとベッドに倒れ込んでやる。

「冷凍ならいつでも食べられるし、暫く外に出なくてもよくなるし……
 まあこれは良いことなのかわかんないけど」
「最近……?」

もしかして太った……?とでも言いたげな、焦りの滲んだ顔。
肌が思ったよりもちもちしてるんだろうか。
気を許していると察しが悪めなのもずっと変わっていない。

「私たちにとってはずっとお兄さんみたいなものよ、これからもずっとね」


「ん……もう、自分にはないみたいに言う」
「もっと一緒に年重ねていってくれなきゃ嫌なんだから」

触ってもいいよ、と体温を分け合うように腕に身体を押し付けて。
鼻の頭に口付ける。じゃれ合い、そして好きにしていいよの合図だ。
どのような形であれ、満足出来るまで共に夜を過ごすことにはなるのだろうけれど。
(-126) otomizu 2023/09/13(Wed) 10:22:19

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

はぁい、と間延びした返事。
仕事が絡んでいなければ気を張る必要もないから、そのまま電話を切ってしまって。

「ありがとう、紳士な殿方」
「お疲れみたいね、何かあったのかしら」

日頃の塵が積もって山となった可能性もあるだろうけれど。
電話口の声色が気になって、何となしに問いかけを投げた。
(-128) otomizu 2023/09/13(Wed) 10:43:31

【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ

「女ってのはそうして、男の生き方を要約する天才だと思うよ」

降参だ、なんていって笑う。

「勘弁してくれ、この年で若者と殴り合ってられるか……っと」

見上げてくる瞳と、自分の瞳を繋いだまま、ベッドにどさり、と倒れ込む。
シーツのしわがふたりのからだの形に伸ばされて、
ブラインドの隙間から差し込む外の灯りが体のラインにをぼんやりと、まばらに照らし出した。

「技術の進歩とは、いいもんだなあ」
「んー」

なんでもないよ、といいたげに。
男のそれに比べれば豊かな、腰回りの肉を掌で包むように揉んで。

「スラムのガキはそういうところ、律儀だよなあ」

自分だって、スラムのガキな癖に。
賢しらに大人ぶった口調は、わかっていておどけているのだろう。


「いやあ、それがな、最近どうにも生え際が気になる」
「禿げ上がったらショックだよ、シブい白髪じゃないと嫌だね…」

言葉にまで及ばない合図が、肌と肌の間にこもる。
服の上から触れていた指がするりとその下にもぐりこみ、
脇腹から背中をするすると撫でていって。

(1/2)
(-130) gt 2023/09/13(Wed) 11:11:30

【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ

「ん」


そうして、会話の途中、言葉の途中、その息ごと抱きしめるよう。
促すような吐息と同時に、唇を重ねる。

熱で湿った音が交じり合うほどに近づきながら、
自分から押し付けるのではなく、
最後の1cmだけはあなたに唇を寄せさせて・・・

(2/2)
(-131) gt 2023/09/13(Wed) 11:12:38

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 路地の花 フィオレ

「……、子猫ちゃんがなかなか離してくれなくてなあ」

まだ言葉を飾っても良かったがこの先はふたりきり。
扉を閉じて好きにするように言えば自分はソファに腰を掛け少しだらしなく脚を組む。

「母親が恋しいのかね、夜泣きが激しくて寝かせてもらえなかった」

巫山戯た物言いをしているが、これは
本物の猫
の話だ。
ルチアーノは時折猫を引き取ってきては里親探しをする趣味がある、以前は数年前、ひと月に二十匹の猫を保護して送っていたこともある。
疲れはどうやら寝不足であるらしく、今この部屋に猫の姿は特に見えないだろう。
(-132) toumi_ 2023/09/13(Wed) 11:15:35

【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

「口にしない方がミステリアスで良かったかしら」
「何にせよ……世話もお節介も焼く相手と程度は考えないと、あなたの言うところの"物好き"が集まって収拾がつかなくなるって覚えておかないとね」

冗談めかして笑う。
とはいえ、殆ど自戒のようなもの。頭の片隅に入れて、いつか問題が起きたりしないようにするためのものだ。
決して当て擦っているわけではない。
そう捉えられても仕方ないような言い方をしてはいるが……。

「私だってまさか誘ってもらえるなんて思ってなかったわ。
 今日もちょっとお話して、あわよくばお散歩……くらいのつもりでいたのよ」

あの時、エスコートがどうとか言ったのは自分だった気もするけれど。
まさか誘ってもらえるとは思っていなかったのは本当で、だからこそ素直な感情を表に出したことは覚えている。

「今みたいに一緒の時間を過ごしてもいいと思ってもらえてるなら」
「趣味に合うような女になったっていいのよ?」

にこり。隙を与えるとすぐこれだ。
彼女は自分の楽しいように、相手が良しとする以上は。理由なく離れることも、理不尽な強要を飲むこともない。
そして、好きなようにするのだ。今日と同じように。
だから、この線引きだってまたいずれ引き直されて。
結果的に"物好き"であるとされてしまう
こともあるのだろう。
あなたにとって、本当にタチが悪い相手かもしれない。

今飲んでいるカフェオレと、同じくらい甘い言葉ばかりを吐いて。
このくらい穏やかな日々が続けば、変わることのない関係。
いつかのもしかしたらを密やかに夢想する日々。


そう遠くないうちに、そんな日常が脅かされるとも知らないまま。
(-134) otomizu 2023/09/13(Wed) 11:39:30

【秘】 路地の花 フィオレ → 渡りに船 ロメオ

「ありがと、今度ちゃんとお礼させてもらうからね」

ゆっくり食べ進めたチーズクリームを食べ終えてから、袋の中のかぼちゃのピザを一口文千切って頂く。残った分は、あなたに渡してしまおう。
なめらかなペーストが生地に乗っていて、優しい甘さが広がっていく……
おいし〜…っ、甘いものが好きなのかニコニコと笑いながら頬張っている。

「ちゃんと忙しい時は言うし、他の人はともかく私はいつでも歓迎だから覚えといて。
 たまにはこうやって誰かと食べるのもいいでしょ?」
「食べてみたいわね、……今度作ってきてくれない?」

一番楽なのでいいから、なんて言って。甘えるように見上げている。
それでも手料理なんてものは面倒くさいものであるものだから、断ったってかまわないだろう。

「じゃ、連絡だけ送っとこうかしら」
「皆来てくれるといいわよね〜、せっかくだからもっと信頼深めておきたいもの」

携帯を取り出して、ファミリーの面々に"簡易的な食事会をしないか"という旨の一斉連絡を送った。
隣にいるあなたにも、届いただろう。
(-166) otomizu 2023/09/13(Wed) 19:53:19

【神】 路地の花 フィオレ

ファミリーの人間に宛てた連絡が一斉に届けられた。
一介のアソシエーテから送られてきたそれは、まあ緊張感のかけらもないもの。

『今度、お昼にでもファミリーで一緒にお食事しませんか。
 ソルジャー・ロメオにも許可を頂いて送っています』


予定が合えば、程度のゆるい内容だ。
ちょっとした親睦を深める機会にどうか、と提案したものだった。

#ノッテファミリー
(G0) otomizu 2023/09/13(Wed) 19:59:32

【秘】 渡りに船 ロメオ → 路地の花 フィオレ

「礼なんてそんな。いーのに」

ちぎられたかぼちゃのピザを受け取って、同じようにぱくり。
胡椒やバジルが効いたピザよりも優しい味わいに、「へえ」と感心の声が漏れた。これならもっかい買ってもいいかもなと思いつつ、横に座る貴女の顔を覗き見て、その時は二枚買って来よう、とも思ったり。

「まあ、それは。たまになら、うん」
「え? ……いいけど。凝ったものは作れないすよ」

この間べんとーばこなるものをパン屋の奥さんに貰ったことを思い出し、その時はそいつに入れて持ってこようかと。
あんまり人に食べさせたことはなかったので、やや緊張するかもしれない。

「あざ〜す。……あ、返信早」
「なんだかんだ皆何かしらで来てくれんのかね。あったけ〜」

着信音の後、すぐに確認して自分も返信を。
既に返ってきた返事を見て、茶化すように笑った。
(-177) susuya 2023/09/13(Wed) 21:04:15

【神】 路地の花 フィオレ

『ありがとうございます!』
『お店が決定次第追って連絡します』

意外と乗ってくれる人が多かったものだから、なんだか嬉しいきもち。
まだ場所も何も決まってはいないので、一旦待っていてもらうことになるだろう。
(G10) otomizu 2023/09/14(Thu) 6:17:31

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「年の功って奴、見せてあげればいいのに」

冗談だ。だからこそ今はこうなっているんだろうと一旦は納得を見せる。
天才ってそれ褒めてる?なんて言って。
男のプライドだとか、そういったものにはまだまだ疎い。

「やだ、もうちょっと引き締めようかしら」

吸い付くような、しっとりやわらかな肌に掌が触れる。
揉まれるような感覚に、口ばっかりのそれが返った。
このくらいの肉付きが好まれるのを知っているから。

「あそこは…何も持っていない分、繋がりを大事にしてるの」
「恩も仇もずっと覚えているわ」

分かっているくせに、と笑う。
あなたにとっても私はずっと妹みたいな存在でしょうに。
何にも変わらない。私たちはそうして生きていくのだ、これからも。

「いっそスキンヘッドにしたら、威圧感も出ていいんじゃない」
「その眼鏡にもピッタリだと思うし……」

肌を指先が撫でていくたびに、小さく体を震わせる。
鼻から抜けるような甘い声が、空気に溶けて。

(-239) otomizu 2023/09/14(Thu) 7:44:25

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「ん、……いじわる」


吐息のかかる距離、一向に縮まらない1p。
拗ねたような、甘えるような声で囁いて。

自分から唇を重ねる。そうしたのなら、啄むようなキスを何度か繰り返してから。
舌先があなたの唇を突いた。
(-240) otomizu 2023/09/14(Thu) 7:45:03

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

「あら、それは大変だったわね」
「甘えん坊さんだったのかしら、もう大丈夫なの?」

あなたの横に腰を下ろして。
誰の目もないから、出来る限り傍に寄っている。
以前ここに来た際にも猫を保護していたことがあっただろうから、そう聞けば察することができるはずだ。
今この場にいないその子は、今は落ち着いたのだろうか。

「寝られていないなら、お膝でも貸しましょうか?」
「今日は夕方近くまでここにいるつもりで来ているから、遠慮はいらないわ」

ぽんぽんと、自分の膝を叩いている。上司を甘やかそうとしている状態はちょっと可笑しいかもしれないが。それも最早今更だろう。
(-243) otomizu 2023/09/14(Thu) 7:58:55

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 路地の花 フィオレ

「俺の甘えん坊の膝が借りれるなんて今日はえらいツいてるなあ。
 猫は問題ない、元よりまともに面倒を見れなくなりそうなんで安心できるところに預けてきた」

その日のルチアーノは酷く素直だったのか横になる姿勢を取れば遠慮なくあなたの柔らかな膝に埋まり動きを止めた。
このまま呼吸音が一定になれば入眠だが貴方との語らう理性がまだ脳裏に残っている。
恋人か家族にでも見せようその仕草は普段の姿からすれば随分力が抜けて見えるだろう。

「そっちにいっても良かったんだが、ラウルがお前につく時もあってだな……」

もう一人のアソシエーテの男の名前をあげる、あなたを迎えに行かせたり主に力仕事を担当する彼は猫アレルギーだ。

「……フィオレはどうだ? 相談事があれば早めに言ってくれえ。
 俺は欲しい情報があってなあ、少しばかりお前にも言えん予定が増えることになった」
(-245) toumi_ 2023/09/14(Thu) 8:34:27

【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ

「…スキンヘッドなんかにしたら、
 マフィアのおじさん一丁上がりだろうが」
「今でもスラムのガキには怖がられるってのに…」

ぼやきのような言葉が、口づけの中に溶けていく。
肌を、その下の肉を撫でていく指先。
家族のように育ったものと睦み合う、ともすればいびつな関係。

――それでもアレッサンドロは、女を抱いた。
きっとそれは、あなたが望んだから。
けれどあなたは、彼の手足が触れ合うことを求めていると知っている。
望まれるままに触れるのに、こうして肌と肌が触れ合ってからはどことなく――きっと無意識に求めてくる。

(1/2)
(-257) gt 2023/09/14(Thu) 11:04:05

【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ

――湿ったような音とないまぜになった吐息が、唇の隙間から漏れる。

ゆっくりと肌を撫でていただけの掌は、
指先でついと掠めるように肌のあちこちを弄っていく。
ぎゅう、と腕が回されて、体が強く押し当てられる。
段々と体重が乗せられて、掌が掌を絡めとり、指の一本一本をこそぐように摩り、愛撫する。

湧き上がる情欲を少しずつ追い立てるように、優しく。
けれど、逃がさないように体中で捕まえて。




舌先を絡めあい、口腔のあちこちを捏ね回してから、ふいと唇が離れた。
男の顔が頬から顎へと伝い落ちていって、白い首筋に口づけを落とす。


「足」


はあ、という溜息に混じる声。
腰の辺りを撫でていた手が、太腿をぐいと押し開くように当てられていた。


(2/2)
(-258) gt 2023/09/14(Thu) 11:06:34