人狼物語 三日月国


42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18

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【秘】 環 由人 → マリィ  


[ 大丈夫、きれいだよ。
あれは所詮無機物だから、
昼間一緒にバターやピッツァを作った家族や
あんたの店に来るひとたち、
うちの常連のおばさま方、
全員に等しく見えるはずだよ。
糾弾されてるわけじゃない、
だってここには、俺もいるから。]

 
(-0) ななと 2020/09/15(Tue) 12:33:07

【秘】 環 由人 → マリィ  




    そうじゃなくて、さ、その、

   ────また、ひとりになるのかなって、


[ 瞳を伏せる。]

 
(-1) ななと 2020/09/15(Tue) 12:35:37

【秘】 環 由人 → マリィ  



   ─────出て行かないでほしくて、
   いっしょに、いてほしいって、
   ずっと、…その、そう、思ってる、
   …こまらせて、ごめん


 
(-2) ななと 2020/09/15(Tue) 12:36:47

【独】 マリィ  

/*
(職場でのたうち回ってる)(照れ死ぬ)(照れ屋は死んでしまう)(何故照れ屋殺そうとするか)(やばくないですか無口不器用の絞り出すような告白)(私は無理)(今とても唇がむずむずしてる)(早退したい)(帰って家で吠えたい)
(-3) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 12:50:32

【独】 マリィ  

/*
わおーーーーーーーーん!!!!!!
(-4) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 12:51:00

【独】 マリィ  

/*
ダメだ直視できてない待って
(-5) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 12:51:16

【独】 マリィ  

/*
おちつこうね。
(-6) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 12:54:14

【人】 マリィ  

[手を握っててもらえるだけなのに、不思議ね>>1

 神様の目の前で死刑宣告を待つだけ
 みたいだった気持ちが、急に軽くなって
 泣きたくなるほど、落ち着くの。

 喉までせり上がるようだった心臓が
 今はちゃんと、胸の中で
 繋いだ手の温もりに静かにときめいている。]
(12) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:15:31

【赤】 マリィ  

[いつか、胸を張って、隣に立ちたい。
 立てるような自分になりたい。

 その一歩として、言わなくちゃ。]
(*5) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:15:49

【人】 マリィ  

[けどホテルに着いて、締め切った部屋に
 二人っきりになると、普段のお喋りはどこへやら。
 綺麗な内装にも、念願の温泉にも
 何にもコメントも思いつかなくて。

 恐る恐る、「話」について切り出したら
 由人はすんなり応じてくれて
 アタシも対に向かい合ったソファへと
 そっと腰を下ろすでしょう。]


  …………。


[「お茶、要るわよね」って逃げ出したかった。
 神様の前にいたときは由人が隣にいたけれど
 今は、由人がアタシの正面。

 開いた唇を、またすぐ噛み締めて。
 じんわり滲んだ脂汗が、血の気の失せた頬を伝う。
 何か言わなきゃ、って必死に考えるんだけど、
 何から喋っていいか、全然分かんなくて。


 結局、先に口を開いたのは
 由人の方だったでしょう。]*
(13) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:17:28

【赤】 マリィ  

[開口一番切り出された話題に
 アタシは目を見開いて、微かに呻きを漏らした。

 なのに、アタシが一番謝んなきゃいけない話を
 何故だか由人の方が頭を下げていて
 アタシは何も言えずに由人の耳の裏の辺りに
 じっと視線を落としている。


 なんでよ。
 なんであんたが先に謝っちゃうのよ。
 家主に嘘をついたのはアタシで、
 プライバシー侵害だとか言える立場じゃないもの。

 話の先が見えなくて、
 でも、遮ったら、由人が何を考えてるか
 知る機会がダメになる気がして。]
(*6) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:38:59

【赤】 マリィ  

[だから、黙って聞くことにしたの。

 「いつ出ていくのかって思ってた」って
 言われた時には流石に、ちょっと堪えたけど。
 でも、ちゃんと続く真意を確かめなきゃ、
 何も言えやしないもの。

 自分で決めた期限を超えて
 一緒に暮らしたいって気持ちのことを
 あんたは何度も「わがまま」だって自分で言った。
 それを言うことで、アタシが困るって。


 そんなことない、とか
 バカじゃない?とか。
 色んな気持ちが、アタシの喉元を渦巻いて
 何度も、息を詰まらせた。]
(*7) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:39:22

【赤】 マリィ  

[話の結びに、由人が泣きそうな顔して
 微笑んだ時――――アタシは多分、おんなじくらい
 泣きそうな顔しているんだわ。


 アタシは、何から打ち明けるべきか
 テーブルの木目に視線を落としながら
 何度も唇を湿した後、ゆっくり話し出すでしょう。]
(*8) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:39:51

【赤】 橋本 雅治  




  ……アタシ……、俺、さ。
  漠然と「女の子を好きになんなきゃいけない」のが
  なんか違うって思って……

  そのまま中学の時に、
  掲示板で掴まえたおっさん相手に
  体売って、小遣い稼いで……そんで、
  それ、母親にばれて、家追い出されてさ。
  「気持ち悪い」って。

  そんでおばあちゃんちに引き取られたけど
  居心地悪いのに変わりなくって、
  中学出てすぐこの業界入って……

  それからずっと「マリィ」として生きてんの。


 
(*9) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:41:12

【赤】 橋本 雅治  



  でも、ゲイ隠して生きる以上に
  水商売の「マリィ」でいるの、辛くなり始めて……

  だって、部屋も借りらんないの。
  金があっても、出来るだけ音も立てないように
  息を殺して生きても……でも、ダメだって。
  それだけじゃなくて、なんも考えてないフリして
  傷付いてない顔して生きるのも、嫌で。

  だから、公園で由人に会ったあの夜ね……
  ホントは俺、死のうと思ってた。

 
(*10) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:41:47

【赤】 橋本 雅治  



  だけど、あの日、由人の話聞いて、
  「俺と同じ匂い」って思った。
  「普通」の輪の外で、寂しい気持ちを持ってるけど
  それを誰にも吐き出せないまま
  生きてる人かも、って。

  一緒にご飯食べて、夜一緒に寝るだけの
  よくわかんない関係だったかもしれないけど、
  自分を受け入れてくれる場所があるのって
  こんなに安心するんだって……

  だから、シェアハウスの話、持ってこられても
  全然、由人のところよりいいって思えなくって。
  ……だから、由人との約束を破ってでも
  ずっと一緒にいたい、って思ったんだ。


 
(*11) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:43:55

【秘】 橋本 雅治   → 環 由人

[言いたいことが、まるで両手で掬った砂みたいに
 頭の端からぽろぽろ零れて、うまく形にならない。

 泣いていい立場じゃないのに、
 目頭から鼻にかけてが、じんと熱くなって
 搾りだした声は、みっともなく濡れていて。]



  由人が、一緒にいたいって、言ってくれるの
  俺、ホントにうれしい、はずなのに……

  俺のこと大嫌いな俺が、心の中で
  「お前じゃだめだ」ってずっと言ってる。

  迷惑なんかじゃない。
  ずっとこの先も一緒なら、ホントに、
  これ以上無いってくらい、嬉しい。

  ─────どうしよ、俺、自分で
  何言ってるか分からなくなってきた……


 
(-11) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 17:53:26

【秘】 橋本 雅治   → 環 由人



  ………………
  ……………………


[息が落ち着くまで、じっと。
 木目を睨んで洟を啜っていたが、
 たっぷり挟んだ沈黙の後、
 俺はぽつりと絞り出すだろう。]


  俺がハッピーエンドを迎えるのを、
  俺がいちばん許してない、んだと思う。

  ……そのくせ、由人から離れて
  生きてける気も、しない。


[どうしていいか、分からないんだ、って。
 心の一番柔らかい部分を晒しながら
 俺はまた貝みたいに押し黙る。

 「うわ、超重い」……って
 頭の片隅で「マリィ」が笑っていた。]*
(-12) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 18:10:52

【秘】 環 由人 → 橋本 雅治  



[ ただそれがたまらなく、
愛し
かった。]

(-14) ななと 2020/09/15(Tue) 19:56:11

【秘】 環 由人 → 橋本 雅治  





    ハッピーエンドとは限らないだろ



[ その声はすこしだけ、
泣きそうに笑っていた。]
 
(-15) ななと 2020/09/15(Tue) 19:57:02

【秘】 環 由人 → 橋本 雅治  




   決まってないんだからさ、
   これから2人で、ゆっくり探そうよ
   俺らなりのエンディング?みたいなの

   俺は、あんたと離れたくない。

   ───いっしょに、その先を見たい。

   あんたが俺と離れたいなら、
   それは仕方ないと思ってた。
   だけど、そうじゃないならさ。

   橋本雅治としてさ、
   普通の外で、異質なもの同士、
   いっしょに、生きてよ。



[ 息を吸って、力をこめる。]
 
(-16) ななと 2020/09/15(Tue) 19:57:43

【秘】 環 由人 → 橋本 雅治  




   ───こんなこと、言えんの
   あんたに会ったから、だから…、

   その、あんたにだけ、だからな。



[ また少しだけ、笑ったけど、
なんだか耳の縁があつかった。]*

 
(-17) ななと 2020/09/15(Tue) 19:58:46

【独】 橋本 雅治  

/*
たゃ
(-20) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 20:39:26

【赤】 橋本 雅治  

[俺の長くうねった話の結び、
 由人が掛けてきた声に、俺は一瞬
 ぎくりと身体を強ばらせた。

 だけど、返事をする前に
 俺の頭はぽすん、と由人の肩口に迎え入れられて
 ベッドで一緒に寝た時に嗅いだ由人の匂いが
 鼻腔いっぱいに広がった。

 ……抱きしめられてる。
 そう気が付いたのは、髪を撫でる手の
 優しい温かみを感じてから。]
(*16) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 22:25:17

【赤】 橋本 雅治  



  …………そこは、さ
  「俺がハッピーエンドにしてやる」
  とかじゃないの……?


[由人の肩口に顔をうずめたまま
 俺は嗚咽混じりに笑ってしまう。

 ……でも、そういう薄っぺらいこと言って
 誤魔化そうとしたりしないで
 真剣に向き合ってくれる由人が
好き。

 こういう人だからこそ、
 一緒に生きていきたいって思えたんだ。]


  ……ふ、ふ……俺も、
  ハッピーエンドにしたげる自信なんか
  全ッ然!無いけどさ……!!


[由人の背中にまわした腕を、きゅ、と引き寄せて
 俺は微かに肩を揺らした。]
(*17) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 22:26:09

【秘】 橋本 雅治   → 環 由人

[やがて、肩を揺らしていた微かな笑いが
 また嗚咽に塗り替えられていく。]


  ……ほんとうに、離れたくない、って
  言っても、いいの……?
  俺、本当に離さないよ?
  馬鹿だから、全部、鵜呑みにするよ?

  後悔しても、知らないよ?


[ひとつひとつ、由人の言葉を確かめて
 ようやく、安心出来たなら
 俺は今度こそ、こどもみたいに
 声を上げて泣いてしまうんだ。]
(-26) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 22:27:18

【秘】 橋本 雅治   → 環 由人

[本当は、聞くの、すごく怖かった。


 俺の正体を知った母親は
 「気持ち悪い」って逃げていった。

 だから、「マリィ」として生きてる間
 本当のことを曝け出してしまったら、
 また皆俺から逃げてくんじゃないかって。

 「マリィ」と「橋本 雅治」、
 ふたつの顔を知ってる由人に
 拒絶されてしまったら、俺は今度こそ
 何処にも生きる場所がなくなってしまうもの。]
(-27) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 22:28:25

【秘】 橋本 雅治   → 環 由人

[一頻り泣いて、縋って。
 少し気持ちの波が収まったら
 ようやく俺は由人に答えを返せるんだ。]


  例え、どんなに結末だったとしても、
  ……由人が一緒に見てくれるなら、
生く。



[死にたがりと不器用くんの
 波乱に満ちた恋の結末は
 一人で見るには恐ろしい。
 だからどうか、エンドロールまで
 手を繋いで見届けて欲しいのだ。]
(-28) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 22:36:16

【秘】 橋本 雅治   → 環 由人

[改めて由人の肩口から顔を上げて
 ティッシュで顔の汚れを拭ったら、
 形容しがたい「同居人」からの進展に際して
 真正面から由人の顔を見つめよう。]


  …………「マリィ」も、俺の一部だし
  すぐ切り捨てられないかも、しれないけど……

  でも、俺、家に帰ってくる時は絶対
  「橋本 雅治」として
  ……由人の、恋人として、
  あんたのそばに居る。

  ……約束、する。ここに、誓う。


[神様もいない、締め切った部屋の中。
 願わくば君に誓いのキスを贈りたい。]*
(-29) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 22:37:55

【人】 橋本 雅治  

[散々泣いて、ちゃんと話して。
 「その先」へ進む第一歩を踏み出す前に。]


  ………………お腹空かない?


[どんな時でも腹は減る。
 例え死にたがりの腹であっても。
 ぐぎゅるる……と盛大に鳴った腹を
 両手でぎゅっと押さえ付けながら
 俺はおずおずと「恋人」に尋ねるのだった。]*
(24) シュレッダー 2020/09/15(Tue) 22:42:02