人狼物語 三日月国


212 【身内村】桜色のエピローグ✿

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水面 禎光:投票委任

水面 禎光 水面 禎光

【人】 水面 禎光

 *****
 
 
 「 うん、ありがとう
   ああ …… 傘は僕が持つよ 」
 
 
 七瀬を瀬名と間違えたフリをした、あの日。>>2:24
 ひとつの傘の下で何気ない会話が続き ────
 七瀬だと気付いている事は、言えずじまいだった。
 
 " 何気ない会話 "。
 人格の違いは感じ取っているものの
 普段から同じように接しているのだから
 たとえ瀬名が七瀬であっても、違和のないやり取り。
 
 
(34) よし☆ 2023/05/11(Thu) 23:57:29

【人】 水面 禎光

 
 
    見分けのつかない他の人みたいに
     どっちでもいい ≠フではなく
 
    優劣なんてつけたくないほどに
     どっちも大切 ≠セからだと ────
 
 
 接し方を変えない理由を
 綺麗な言葉で並べるなら、そういうコトだろう。
 
 
              ─── 簡潔に言うなら ?
 
 
(35) よし☆ 2023/05/11(Thu) 23:57:32

【人】 水面 禎光

 
 

         どちらかに踏み込むと
         3人で居られなくなりそうで 怖い

 
 
(36) よし☆ 2023/05/11(Thu) 23:57:36

【人】 水面 禎光

 
 
 彼女が広げた薄紅色の傘。
 もう自分は七瀬だって自白しているようなモノだけど。
 
 
 「 七瀬の歌声…… 声楽だっけ?
   昨日も僕の家まで響いてきてたけど 本当に綺麗だね
   瀬名はやったりしないの? 」
 
 
 この日の僕は 悪戯心が増殖していたのだろう。
 瀬名と誤認したフリをしつつ、" 何気ない会話 "を。
 
 
 *****
(37) よし☆ 2023/05/11(Thu) 23:57:40

【人】 水面 禎光

 
 
 会話の内容までは届かないけれど、
 別の部屋にいる七瀬と瀬名の声を遠くで感じながら。
 僕は今、書斎で誰かの日記を開いている。
 
 書き手の一人称は"私"。
 どうやら両親を亡くしたらしい。 >>0:0
 なにかに陶酔しているのだろうか ─── >>1:0
 " 対価 "とか、" 神様 "といった言葉が見てとれる。
 
 日々を綴ったにしては あまりにも話が突飛しすぎて。
 日記形式で なにか物語でも創作していたのだろうか ?
 
 
(38) よし☆ 2023/05/11(Thu) 23:57:43

【人】 水面 禎光

 
 
 僕は、際限なく高まっていく鼓動を抑えるべく
 第三者が感じるだろう疑問を必死に浮かべた。
 
 
        ─── 心の奥底で 茶番だと知りながら。
 
 
(39) よし☆ 2023/05/11(Thu) 23:57:49

【人】 水面 禎光

 
 
 覚えのある筆跡。
 両親が死んだ日付。
 以前からこの家に出入りしてたであろう動作。
 
 そして罪の告白。未だ釣り合わない天秤。
 
 
 全てが ひとりの人物を指し示していたとしても ───
 
 
(40) よし☆ 2023/05/11(Thu) 23:57:53

【人】 水面 禎光

 
 
 日記を読み終えた時、
 書き手に感じたのは 
狂ってる
 
 
 嗚呼、でも僕も 人の事を言えないのかもしれない。
 " 大切な他人一人分 "。
 
 もし、僕の事だとするならば ────
 恐怖よりも前に 
嬉しさ
が先にやってきたんだから。
 
 
(41) よし☆ 2023/05/11(Thu) 23:58:04

【人】 水面 禎光

 
 
 七瀬と瀬名。
 生きることの楽しさを教えてくれた、ふたりの天使。
 キミ達に出会うまでは死んでいるようなモノだったよ。
 
 すぐにお姉ちゃん風を吹かせたがる七瀬も
 対等じゃないとすぐにヘソを曲げてしまう瀬名も
 僕にとっては どっちも大切なんだ
 陳腐とも、不誠実とも思わない


           ──── どっちも、愛してる

 
 
(42) よし☆ 2023/05/11(Thu) 23:58:07

【人】 水面 禎光

 
 
 瀬名を救うために七瀬が狂ったのなら。
 
 そして真実であれ、虚構であれ
 賽は投げられ、もう取り返しがつかないのなら ───


      よろこんで" 大切な他人一人分 "になるさ
      七瀬と瀬名の未来のために
      僕も一緒に 狂っていたい

 
 
(43) よし☆ 2023/05/11(Thu) 23:58:11

【人】 水面 禎光

 
 
 「 七瀬! 違うだろ!! 」
 
 
 ふたりがいる部屋に戻った時、
 視界に飛び込んだのは 自身の胸元に刃を当てた七瀬の姿。
 その刃は僕に向けられるべきじゃなかったのか?
 僕は全力で駆け寄り、刃先を掴むべく手を伸ばす。
 
 少しでも七瀬が怯んだのであれば ──
 迷い込んだ花びらを鮮やかに染めたのは
 僕の手のひらから零れ落ちた紅だったろう。**
 
 
(44) よし☆ 2023/05/11(Thu) 23:58:17