人狼物語 三日月国


225 秀才ガリレオと歳星の姫

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ユスティ教師 モモイ

【墓】 ユスティ



   森が受けた被害もすべて
   なかったことにはできない。

   だからこそ次同じようなことが起きないために
   最善を尽くすのが力を持つ者の使命と責任だ。

   ユスティにとっては聞き馴染みがある
   モモイがずっと生徒たちに伝えてきた
   力がある者の責任という話を思い出す。

   それが届いたのか別のきっかけか
   エウロパもその責任は伝わったようだ。>>16


(+0) 西 2023/10/12(Thu) 19:45:53

【人】 ユスティ



   エウロパの隣で一緒に頭を下げながらも
   安心したように口角を上げるユスティの表情は
   くすみひとつない晴れやかなそれだった。

   それはそれとしてエウロパの顔が曇る。>>17
   その部屋にはあまりいい思い出がないようだが
   モモイの講義でも受けたのだろうか。
   あとで聞いてみよう。
   あの人の講義が過激なのはユスティもよく知っている。


   しかし素直に従うエウロパも
   ひとつ階段を登ろうとしているのだから。
   この扉を開けるということに関してだけは
   干渉しない方が彼女の為だろう。


(0) 西 2023/10/12(Thu) 19:47:27

【秘】 ユスティ → エウロパ



   エウロパには言えない。
   理事達になぜ君がそこまでするのかと
   そう詰め寄られた時になんの躊躇いもなく


   「エウロパ恋人のいない学園に
            なんの未練もありませんから。」



   などと言ってしまったなんて。
   当然隣にいたモモイ先生も言葉を失い
   理事達も呆然としてしていたのは言うまでもない。



(-0) 西 2023/10/12(Thu) 19:47:50

【秘】 ユスティ → エウロパ



     「あ、あぁ、うん、行こうか。」


(-1) 西 2023/10/12(Thu) 19:49:54

【秘】 ユスティ → エウロパ



   エウロパに促されるまま職員室を後にする。

   そして今更かも知れないが
   思えばあれからエウロパとは
   手すら繋いでいない。

   一度拒んでしまったこともあるその手を
   また繋がせて欲しいとお願いしてもいいのか
   部屋へと向かいながらユスティは思い悩んでいた。


(-2) 西 2023/10/12(Thu) 19:52:07

【秘】 ユスティ → エウロパ



   こんなことばかり考えているから
   モモイ先生に釘を刺されてしまったのだろうか。**

   

(-3) 西 2023/10/12(Thu) 19:52:25

【人】 ユスティ


 ***


   「ただの煽り文句だよ。
    学園の不手際を指摘された上でそこまで言われたら
    向こうだってやってみせろとしか言えないでしょ。」


(1) 西 2023/10/12(Thu) 19:55:16

【人】 ユスティ



   冷静に話せばエウロパは退学にすると
   話がまとまってしまう。

   そこを打開するには痛いところを突いて
   相手を引けなくさせるしかない。


   そのやり方はエウロパにとっては
   好ましくはなかったかもしれないけれど。


   首の皮が一枚繋がれば
   あとは努力で何とかできる話だ。


(2) 西 2023/10/12(Thu) 19:55:45

【秘】 ユスティ → エウロパ



   「簡単じゃないだろうね。
    それでも、ボクは死ぬまで付き合うよ。」


(-4) 西 2023/10/12(Thu) 19:56:06

【独】 ユスティ



   モモイの指導により
   エウロパにトラウマが残ったなど露知らず

   肝心のユスティはひとつも怯えてはいない。
   いつかエウロパの隣に立てるようにと
   必要な努力を欠かさなかったのだから

   努力に裏付けされた自信があった。


(-5) 西 2023/10/12(Thu) 19:57:00

【墓】 ユスティ



   部屋の前に着くとエウロパからも妙な緊張感が走る。

   得意では無い分野に挑戦しようとするのだから
   緊張するのは当然だが、それだけではないような…


   モモイの意図を汲んで
   エウロパが鍵を開けるのを見守っていると
   その部屋は静かに扉を開けた。

   エウロパに必要な素質が備わっている
   そのことを証明するその第一歩だ。



(+1) 西 2023/10/12(Thu) 19:57:24

【墓】 ユスティ



   扉をくぐるとそこには
   練習用の模型だけでなく
   参考書や小道具まで揃っていた。

   これほど練習に適した環境も中々ない。
   自分も後でモモイ先生に貸出願を出そうかと
   密かに迷うほどにはとても良い。


   エウロパも何かを考えているのだろうか
   彼女もまた真剣だとわかるからこそ
   投げられた相談にはユスティもまた真剣に模索する。


(+2) 西 2023/10/12(Thu) 19:57:43

【秘】 ユスティ → エウロパ



   「これは例え話だけど。
    手を洗う時とお風呂場を掃除する時で
    出そうとする水の強さや量は違うでしょ?

    魔力も同じで、やることに合わせて
    その出力を変えるのが一般的なんだ。

    けど今のエウロパは蛇口がいつも全開に
    なっちゃっているって言えば伝わる?」

    
(-6) 西 2023/10/12(Thu) 19:58:47

【人】 ユスティ



   ユスティはまず理屈を説明するのだが
   エウロパが知りたいのは
   その蛇口のひねり方と程度を選ぶコツだろう。

   けど物事は習うより慣れろという。
   実際にやってもらう方がいいのだからと
   ユスティはエウロパの手を取る。

   これを実現するために
   どれだけの努力を重ねたことか。



(3) 西 2023/10/12(Thu) 20:00:46

【秘】 ユスティ → エウロパ



   「このままやってごらん。
    もし危なかったら止めてあげるから。」


(-8) 西 2023/10/12(Thu) 20:01:51

【独】 ユスティ



      二人の努力が器達に可能性を導く。*


(-7) 西 2023/10/12(Thu) 20:02:59

【秘】 エウロパ → ユスティ


   
   恋人だってどうしてバレてたんだろう。
   私はシトゥラにしか話していないのに。
  
   シトゥラはやっと素直になったんだ、って
   笑いながら、よかったねってお祝いしてくれた。
   ………シトゥラが誰かに言うわけないし
   どうしてモモイ先生が知ってたのかは
   ユスティが言わないなら分からないまま。


  
(-9) alice0327 2023/10/13(Fri) 0:15:04

【秘】 エウロパ → ユスティ


   
   でも、もし知ることが出来たら
   嬉しいって言っちゃうと思うんだ。

   君のいない学園に未練はない。
   私も同じことを思うから。


 
(-10) alice0327 2023/10/13(Fri) 0:15:43

【秘】 エウロパ → ユスティ



   特にモモイ先生から引き止められることもなく
   職員室を後にして二人で歩く。

   恋人なんだから手を繋いでたって
   おかしくはないはずだけど繋ぐことはない。

   触れたいって想いはあっても
   それが君を危険にさらすことにつながるなら
   自分から手を繋ぎたいってなかなか言い出せない。
   
   まさか、君も手を繋ぎたいって思ってるとは
   察することは出来ないんだ。
   前に手を離されたのも覚えてるから、余計に。**


 
(-11) alice0327 2023/10/13(Fri) 0:16:16

【秘】 エウロパ → ユスティ



   「死ぬなんて、言わないで欲しい……。
    言葉の綾、なんだと思うけど、それでも。

          もう何も傷つけたくないの。」


  
(-13) alice0327 2023/10/13(Fri) 0:18:04

【秘】 エウロパ → ユスティ



   「でも、ありがとう。
    君が傍に居るなら、君のためなら、頑張れる。」


  
(-14) alice0327 2023/10/13(Fri) 0:18:21

【秘】 エウロパ → ユスティ



   「うん、すごくわかりやすい。

    前に水を出し過ぎちゃったときなんて
    まさしく蛇口が全開だったってことだよね。

    普通なら、全力を出しても
    あそこまでひどいことにならないんだろうけど。」

  
(-15) alice0327 2023/10/13(Fri) 0:20:41

【秘】 エウロパ → ユスティ



   
「……ユスティのこと、信じるよ。」


  
(-16) alice0327 2023/10/13(Fri) 0:22:51

【人】 ユスティ



   「これだけで問題児扱いされるほど
    普段の素行まで悪くないよ。


       だからびっくりしたんだろうね。
       あのユスティがそこまで言うなんて、って。」


(6) 西 2023/10/13(Fri) 21:30:45

【独】 ユスティ



   死に追いやられないために
   死ぬほどの努力を積み重ねて

   そんな自分にしか言えない
   死ぬまでという言い回しは、

   死なないのだからいつまでも付き合うという
   決意の裏返しだ。


(-17) 西 2023/10/13(Fri) 21:31:29

【人】 ユスティ



   だけどエウロパはその言い方が嫌だったようで、
   言い方が悪かったと謝ろうとも考えたのだが
   今はそれよりも不安を拭う方が先だ。

   秀才をなめてもらったら困ると
   口ではなく行動で証明してみせよう。


   部屋に入るとエウロパが蝋燭に手を伸ばす。
   火をつける練習かと思えばそうではなく
   どうやらつけた火を消すための練習だと知れば
   ユスティは観察するようにその様子を見守っていた。


(7) 西 2023/10/13(Fri) 21:31:47

【独】 ユスティ



   魔法の得手、不得手と精神は密接な関係だ。
   どれだけ優秀な魔法使いだったとしても
   幼少期に母に捨てられたという過去の痛みから
   愛の魔法を感知できなくなることさえある。

   エウロパにとって火とは
   そういうものになってしまうのだろうか。



(-18) 西 2023/10/13(Fri) 21:32:22

【秘】 ユスティ → エウロパ



   「構わないけど

            ひょっとして火にも
            あまりいい思い出がない?」


(-19) 西 2023/10/13(Fri) 21:33:26

【人】 ユスティ



   蝋燭を立てて火を灯しながら
   ユスティはそれとなく尋ねてみる

   たとえ繊細になるべき話題でも
   話してもらえるならヒントがあるかもしれない。
   それなら聞かない後悔より聞く後悔を選ぶべきだ。


   それはともかくとして
   エウロパが選んだ特訓は
   彼女を象徴する風の制御。

   かなり難しい部類のものを選ぶのも意外だけど
   それだけ信頼されているということなのか。

   真剣なエウロパをよそに
   顔が綻びそうになるのを必死に抑えていた。


(8) 西 2023/10/13(Fri) 21:34:25