人狼物語 三日月国


256 【身内】けものまつりとかみかくし

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視点:


【人】 時雨  



  え?


 [ 神立は手を握り返してくれた。
   それに安堵を覚えたのも、束の間だ。 

   どうすればいいかわからない、
   そう告げたのは己だ。

   眺める気でいたのか! ]


  待って、
  そんなことをしたら 僕は


 [ 女であることが、知られてしまう。

   女物の衣服を纏いながら、
   最後に自分自身の姿でありたいと願いながら、
   あべこべのような思考を宿しながら

   張り付いた衣服から肌が離れる感触を、
   神立の大きな手を、
   僕は見つめている。 ]*

 
(1) あさき 2024/04/06(Sat) 8:27:40

【秘】 時雨   → 神立



 [ 脱がされる事に抵抗はしない。
   水分を含んだ衣服は、
   するりと落ちはしないけれど ]



  なまえ?



 [ 不安そうに神立をみつめた。
   肌が現れたなら、手で隠そうともしたかもしれない。 ]

 
(-1) あさき 2024/04/06(Sat) 8:28:20

【秘】 小夜   → 神立



  小夜、
  私は、小夜だ



 [ 弟以外、呼んだことの無い名を、
   僕が誰にも告げた事のない名前を、形にした。


  小夜時雨、生まれた日の夜の、情景。 ]*

 
(-2) あさき 2024/04/06(Sat) 8:29:03

【秘】 小夜   → 神立


 [ 誰かに名前を呼ばれるのは不思議だ。
   嬉しそうに呼ばれるのも。

   まとわりつく衣服がなくなって、
   露天の方から流れる空気が肌に触れる。

   寒い。
  

   近くに存在があったときは
   体温まで感じられたのに。 ]
(-5) あさき 2024/04/06(Sat) 17:19:28

【秘】 小夜   → 神立



  めおと 
  僕が……? 君と?


 [ 親指が頬を撫でる。
   今日会って あったというより連れてこられて
   理解が追いついてはいないのは 確かだけれど

   一度も紡いでいない 言葉を
   僕は 音にする ]

(-6) あさき 2024/04/06(Sat) 17:19:53

【秘】 小夜   → 神立



  神立


 [ わからない。けれど。
   面のない顔の部分に両の手で触れることは
   できるだろうか。

   ふたつの手は神立の頬に。
   だから僕の身体を遮るものはもう何もない ]
(-7) あさき 2024/04/06(Sat) 17:20:28

【秘】 小夜   → 神立



  よく 、よくは わからないけれど
    もう一度 呼んでくれますか?

  お小夜、と
   あなたに名前を呼ばれたら
  僕は ――なんだか心に、何かが宿るみたいだ
  

  神立様、


 [ どうしてかはわからない。
   けれど名前を呼ばれることが
   とても心地よくて、――せがんだ ] *
(-8) あさき 2024/04/06(Sat) 17:22:53

【独】 小夜  

/*ひえ((((
ひ ひえ ぼくは ぼくはなんてことを
けいそつに 
(ながれんじんがいァーーーーすき(
(-14) あさき 2024/04/07(Sun) 13:38:05

【秘】 小夜   → 神立



 [ 夫婦、と言われても
   いまいち実感もないし、よくはわからない。

   僕に父はいなかった。
   人間が二人つがいになって、子をなすことが
   夫婦なのだというのなら
   僕には夫婦の正しい知識はひとつもない。 ]

 
(-15) あさき 2024/04/07(Sun) 18:58:31

【秘】 小夜   → 神立






  [ だから、――これは、本能のようなものだ。 ]


(-16) あさき 2024/04/07(Sun) 18:59:20

【秘】 小夜   → 神立


 [ 神立の頬に触れた手はそのままに。
   呼び寄せられるようにして、その腕の中に収まった。
   不安と、
期待の瞳で
神立を見つめる。

   風呂に入るのだから、着物は必要ない。
   だからどちらも 何も身に纏っていない、
   それで、それで……? ]
(-17) あさき 2024/04/07(Sun) 18:59:55

【秘】 小夜   → 神立



  あ、……ふ、


 [ 僕が紡ごうとした、あなたのなまえが食べられた。
   声にならなくて、息はあなたのでする。
   神立が呼ぶ名前が、甘くて
   口同士がくっつくことでもう呼ばれなくなっても。

   離さないでほしいから
   離れようとするなら、いやだ、って
   自分から顔を近づけた。 
  
   口付けなんて、みたことも、
   ――したことも、ない。
   どういう行為かもわからない。]
  
 
(-18) あさき 2024/04/07(Sun) 19:00:58

【秘】 小夜   → 神立




 [ こころがいっぱいになってゆく、
    僕を、――私を、もっと、  ]


 
(-19) あさき 2024/04/07(Sun) 19:04:36

【秘】 小夜   → 神立



  [ 僕が息、できないから

    顔を離した。

    僕が 呼んでほしいから ]

 


   神立




  [ 離したから、――やっと呼べた。 ]*
(-20) あさき 2024/04/07(Sun) 19:08:32