人狼物語 三日月国


234 【身内】不平等倫理のグレイコード-0010-【R18G】

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視点:


外出対象設定:アトリチャコ

外出:アトリチャコ

【秘】 愛玩用 アトリ → 教育用 ロベル

「おまかせしました!
 …えへへ、でもちゃんと気を付けまーす」

心配されるのが、優しい言葉を掛けられるのが嬉しい。

「よかったあ。皆も、楽しんでるかなあ。
 ロベルさんも…やなことがあって、ここにきたんだよね?
 あ、言わなくていいよ!でも、でもね」

もっともっと、楽しいことみんなでできたらいいね。

愛玩用の想像する範囲での「楽しいこと」は、健全な生活のモデルのようなものだ。
友達と笑い、よく食べてよく眠る。
そこにちょっぴりの嗜好品。
…もどかしい思いがないと言えば嘘になる。
それだけでは癒せない傷があることも、知っている。
(-5) NineN 2023/12/01(Fri) 22:55:35

【秘】 愛玩用 アトリ → 軍事用 リュイ

顔はぬいぐるみにうずめたまま、ふるふると首を横に振る。
こんなことを聞かせたことにもまた、愛玩用はすこしばかりの罪悪感を抱えていた。

「…ふふ、ふふ。安心しちゃった、んだ。
 それでね、それで…」


「こんなわるいやつがいきてて、
 あのこがなんでしんじゃうんだろうって」


わからなくなっちゃったんだ。


ぬいぐるみで隠れたその顔は笑っていた。
動物の威嚇のような本能的な笑顔。
その嘲りの対象は、自分。
(-7) NineN 2023/12/01(Fri) 23:22:19

【秘】 愛玩用 アトリ → 飼育用 チャコ

ふら、ふら。

「こーんばんはー。
 チャコさん、いる?おはなし、しよ〜」

それは昨日の夜のこと。
何を思ったのか、愛玩用はあなたの部屋の扉をたたいた。
はてさて、あなたは在室していただろうか?
(-11) NineN 2023/12/01(Fri) 23:33:16

【秘】 愛玩用 アトリ → 飼育用 チャコ

「え!!
 帰らないって…おとまりってこと?」

寝る前のおしゃべり、ねむくなる前の甘えの一環のつもりだったので、ものすごくびっくりしている。

「帰るつもりできたけど…
 ああ〜 そっかあ そういうのもあるんだ…」
(-16) NineN 2023/12/01(Fri) 23:46:06

【秘】 愛玩用 アトリ → 軍事用 リュイ

「そうかな…そうかな。
 捨てられるはずないんだって、
 あいされてたって、思いたいのに。
 信じたいのに、聞くのがこわい…」

捨てられていたらこんな思いをすることはなかった。
そう思ってしまうのは、ものすごい贅沢なのだ。

この愛玩用は、本当に人に大切にされ、贅沢に甘やかされてきた甘ったれで。
一度の悲しみに襲われたばかりに、足元が全部崩れてしまったと道を見失っている。
(-24) NineN 2023/12/02(Sat) 0:14:31

【秘】 愛玩用 アトリ → 飼育用 チャコ

「ちゃんと起きて帰るもん!
 へやでウーパールーパーが待ってるの〜」

正確にはウーパールーパーのだきまくらが。
返答する声にもまだ眠気は見られない。
…すぐ電池切れになる可能性がないわけでは、ない。
(-25) NineN 2023/12/02(Sat) 0:17:29

【人】 愛玩用 アトリ

今朝もストレス値の測定。
わずかな上昇。


「あ〜っ 夜ごはん係だ!
 なに作ろうかな〜」

うきうき、わくわく。今日も一日が始まる。

「あさごはんからチョコフォンデュ〜!?
 お祭りか王さまなのかも…」

今朝も元気に机に寄り、イチゴやバナナやマシュマロや…と欲張りセットを盛っていく。
すこしだけ考えてから、観測用に「いただきます!」を言った。
(11) NineN 2023/12/02(Sat) 0:24:33

【秘】 愛玩用 アトリ → 軍事用 リュイ

「…………うん。ずっと逃げてちゃだめだよね…
 帰るまでに、どう聞くか考えてみる……」

そうして甘やかされた先は、この塔。
ゲームの中でも愛玩用は甘やかされて、今もあなたに話を聞いてもらっている。
これが恵まれている以外のなにものであるのか。

「えへへ。そうだとうれしいな。
 いいこって言われるのも、うれしい」

ひとりぼっちで抱えこんでいる間は世界の全てから後ろ指をさされている心地だったのだろうか。
まったくもって元の笑顔とはならないが、それでもいったん笑顔に戻れる程度にはうれしかった。
(-40) NineN 2023/12/02(Sat) 1:13:21

【秘】 愛玩用 アトリ → 飼育用 チャコ

「おじゃましま〜す」

扉を開ければ、なにやら愛玩用は後ろ手に本を一冊持ってきていたようだった。あなたの疑問に答えるかのように、ずずいと目の前に差し出す。

「しつもん!
 …この図鑑の中で、実際に飼育した動物。
 どれくらいいますか?」

それは、いかにも子ども向けなどうぶつ図鑑だった。
動物園でしか見れない猛獣から、街中で見かける鳥類やリス、うさぎなどが幅広く記されている。
(-42) NineN 2023/12/02(Sat) 1:17:08

【秘】 愛玩用 アトリ → 観測用 カムイ

幸いと言うべきか、さほど足を伸ばさずとも愛玩用は本部の屋上で見つかるだろう。
洗濯物は取り込んでしまっているから殺風景で、
柵にもたれかかってぼんやりと外を眺めている。
あるいは、空を眺めているのだろうか?
ふ、と目線を下に戻せば、

「ぴゃっ」

と声を上げた。
おどろいたらしい。過度のぼんやり。
(-56) NineN 2023/12/02(Sat) 8:34:23

【秘】 愛玩用 アトリ → 観測用 カムイ

「ご、ご、ごきげんよう?」

思い当たる節はもちろんばっちりあり、勝手な行いにご機嫌を損ねたかだろうか?と少し不安になる。

「…カムイさんあてだよ。
 あれからちょおーっと考えたんだけど、
 いらない!って言うのがカムイさんの勝手なら、
 あげる!って置いておくのはアトリの勝手かと思って…」

念の為腐りずらい、劣化の遅いキャンディになったのは値とそういった事情を鑑みた中間点だということらしい。
(-65) NineN 2023/12/02(Sat) 12:05:11

【秘】 愛玩用 アトリ → 観測用 カムイ

ごきげんではなさそうなごきげんように何が返ってくるかと思いきや。
ちゃんとあの「やくそく」を見てくれて、なかったことにはしないでくれたのだ。
そればっかりは、どうしても嬉しいと思ってしまう。

「うん…次からはおみやげ入れたらちゃんと言うね…」

もちろん、この返答は間違っているのは分かっているのだが。
やっぱりそうして、しょんぼりとする。

「あの、あのね。
 …カムイさんとおしゃべりできるの嬉しいよ。
 アトリだけが楽しいのは、本当はよくないんだけど。
 人ともグレイとも、こうやってしか…
 なかよくなったこと…なくて…」

もちろん、関わるなと言われたことも初めてで。
こちらを見られなくともめげずに話しかけ、遊ぼうと引っ張り出して、一緒にお昼寝をして、同じものを食べる。
あんまりにも原始的な方法しか知らないのだった。
(-76) NineN 2023/12/02(Sat) 14:09:07

【秘】 愛玩用 アトリ → 飼育用 チャコ

素直にそのまま隣へと座り、解説を聞く。
ひとつひとつにわあ、へえ、そうなんだ!と相槌を打ち、瞳をきらきら輝かせている。

「ん〜…動物園は行ったことあるよ。
 おうちではペットは飼ってなかったから…
 あ!でも、つばめは好き!」

毎年おうちに帰ってきてくれるらしい。
すいすいと風を切る姿を追いかけて、転んだことがあったそうだ。
(-85) NineN 2023/12/02(Sat) 17:19:53

【秘】 愛玩用 アトリ → 観測用 カムイ

「ふたりで楽しくて、仲良くなれたらもっとうれしいよ。
 ……ああ、ううん、でもね。えへへ」

こうして言葉を交わしているだけで、幸せになれてしまう。
なんともこの愛玩用はお得にできているのだ。
ぱっと笑顔になる。

何を問おう、あなたに。
あなたに何をしてあげられるだろう。

「カムイさんの好きなものが知りたい。
 カムイさんがきれいだって思うものが、知りたい。
 アトリは夜お空を見てもきれいだってことしかわかんない。
 カムイさんには、どう見える?」

時刻はまだ夜になっていないから、ゲーム内には青空が広がっているだろう。
この世界の夜空は観測用にとってどんな意味を持つのだろう。
…また興味本位の質問になってしまったような気がした。
(-87) NineN 2023/12/02(Sat) 17:33:25

【秘】 愛玩用 アトリ → 飼育用 チャコ

「動物園とか、水族館も行ったよ!
 …えへへ、ほめてくれてる?ありがとう」

それはまるで本当に家族といった思い出の場所を数える子供のようで、そこに後ろめたさや暗さはない。

「ペンギンっぽい?はじめて言われた〜…
 ウーパールーパーはね、あのね」

ウーパールーパーブラザーズ…という8人対戦用ゲームがあって。
その主人公のぬいぐるみ(抱き枕サイズ)であるそうだ。
(-99) NineN 2023/12/02(Sat) 19:19:52

【人】 愛玩用 アトリ

「監察官、大丈夫…?
 チョコたべよ、げんきになるよ」

顔色の悪さが気にかかる。
チョコまみれのイチゴと監察官の顔を交互に見た。

「ボス…つよいんだよね。
 帰ってきたら入れるように、おふろわかしておこうか?」
(27) NineN 2023/12/02(Sat) 21:59:59

【秘】 愛玩用 アトリ → 教育用 ロベル

「にへへ、ほめられた?
 楽しいならよかった。わがままたくさん言ったから…」

はて、そういえば昨日のおやつのリクエストをまだ伝えてなかったような気もする。

「…うん。みんな違うんだなって。
 アトリは好きなこと、嫌いなグレイもいるんだよね。
 むずかしいや〜」

ぐで…となりそうなところを、頭に載せられた手が人型を保たせた。

「ん。いっぱい思い出つくろうね、ロベルさんも!」

笑顔で綺麗に話が終わるかと思いきや、すこしだけ辺りを見渡し。
耳を貸してほしいとジェスチャーをしてから、あなたが素直にそうしてくれるなら。

「がんばるから、おやつ候補のひとつはプリンがいいな…」


と言った。食い意地。
(-131) NineN 2023/12/03(Sun) 10:18:08

【秘】 愛玩用 アトリ → 観測用 カムイ

隣に並びあなたを見上げる。
いちばん大きなあなたを見上げるとき、愛玩用は空を見るときと似たような感覚を覚える。

遠く光る不動の星を見ているような。
太陽のように目を焼くことも、月のように姿を変えることもなく、揺るぎなくただそこにある。
そう信じたくなる。

「…ふんふん。きれいで、ずっと見ていたくて。
 そっかあ、一緒なんだ」

しあわせ、うれしい、ぽかぽかする。
そういった言葉で表現されるこの気持ちを、どうすればあなたに伝えられるんだろう。
同じものを見て同じ気持ちになれることがこんなに嬉しいのに、どれだけ言葉を尽くしても伝わらないような気がする。
だから。

「ねえ、カムイさん。
 今日ね、みんなが塔のボスを倒しにいくんだって。
 夜ごはん係はごちそう作っておいわいするの。
 …それがおわったら、一緒に星を見るの、したい」

ごちそうを作るときにあたたかい飲み物を作ろう。
こっそり、ふたりぶん。
レジャーシートも持ってきて、枕代わりにクッションを並べて、そうして作り物の星を見る。
作り物のまがいもの、データの姿のふたりで。
(-139) NineN 2023/12/03(Sun) 13:43:13

【秘】 愛玩用 アトリ → 軍事用 リュイ

「ありがとう、リュイさ わっ…
 へへ〜…」

撫でられて嬉しそうに目を細める。
それはもう、小動物が心地よさそうに身を任せるのに似て。
あなたがそんなことを思っているとは、露知らず。

「すきな色?
 白も水色も好きだけど…
 ううん。白かなあ」

雲の色、卵の殻の色、洗い立てのシーツの色。
服も大抵真っ白みたいなものなので納得いくだろう。
それはそれとしてはてなが飛んだ。
(-154) NineN 2023/12/03(Sun) 21:45:44

【秘】 愛玩用 アトリ → 飼育用 チャコ

「あるんです…」

あるらしい。
家具屋にゲーム機なんかがあれば、この世界でもみんなで楽しむことができるのだろうけれど。

「は〜、なるほど。
 …泳ぎやすいんだ?この服。
 試してみたいけど、ここにはプールないもんね」

現実でも着衣水泳ができる場所は限られている。
持ち主にねだれば実現可能か微妙なところだろう。

「………帰りたいけど、まだ帰りたくない、かな。
 とうさんとかあさんに聞きたいことがあって。
 その聞き方を思いつくまでは、まだ」

言葉を濁したあたり、その「聞きたいこと」が愛玩用がこの塔に召集された原因とみて間違いないだろう。
(-156) NineN 2023/12/03(Sun) 21:56:42

【秘】 愛玩用 アトリ → 観測用 カムイ

「わっ ごめんなさい…」

たしかにおねだりとしてはかなり図々しい方であって。
もしこの愛玩用に耳と尻尾があればぺたりと伏せられていただろう。

それでもあなたの言葉をよくよく咀嚼して一度飲み込んでみると、その中身は常識と労わりに満ちているように思えてしまって仕方ない。
それはまるで、人間の子どもさながらの無思慮によって。

「はあい。
 今日はみんなでお祝いだもん、
 ちょっとくらい夜更かししても怒られないよね」

勝手に準備をしておこう。
そうして勝手にここに来よう。
つまり、愛玩用はそう返した。
(-158) NineN 2023/12/03(Sun) 22:23:45
アトリは、読んだことのある本の中の「ごちそう」を数えている。
(a24) NineN 2023/12/03(Sun) 23:26:19

【人】 愛玩用 アトリ

「え?え?アトリのリクエストでいいの?
 じゃあ…ラザニア!おっきいのをみーんなでわけるの!」

本来は塔に出向くグレイたちのリクエストを聞くべきなんだろうが、聞かれると答えてしまう。
なんだかんだ手間のかかる料理のため、早めに聞いておいたのは正解だったのだろう。
お手伝いはします。
(42) NineN 2023/12/04(Mon) 0:31:42

【秘】 愛玩用 アトリ → 観測用 カムイ

そこからの会話は2人しか知らないこと。
雑談もそこそこに、愛玩用はごちそう作りの手伝いに階下のキッチンへと駆けていった。
小言のひとつひとつにああしよう、こうしようなんて空想を膨らませながら。

夜。
祝いの席を楽しんでから抜け出してきた愛玩用は、ピクニックバスケットを持ってやってきた。
魔法瓶に入れた紅茶と砂糖、カップもふたりぶん。
寒くないようにブランケットも念の為ふたりぶん。

「こんばんは、カムイさん。
 遅くなっちゃった…」

よいしょ、と荷物を置いて。
あなたの隣に立って夜空を見上げた。
(-171) NineN 2023/12/04(Mon) 0:51:20

【秘】 愛玩用 アトリ → 観測用 カムイ

「ごきげんよう…いい夜だね?」

なにかの本で読んだとき、夜にはこう付け加えていた気がする。
言葉以上の意味を持たない。

「このまま起きてると絶対眠くなっちゃうから、
 紅茶持ってきたの。あと寒くないようにブランケット!」

カフェインを摂取したところでグレイにどのように覚醒作用があるのかは不明だが、厨房から黍砂糖も少々拝借してきた。
大判のブランケットでまず自分をぐるぐる巻きにして、見た目はともかくあたたかかそうな姿の愛玩用の出来上がり。

そのまましゃがみこんで、魔法瓶から紅茶を淹れる。

「カムイさんは?おさとう入れる?」

アトリの分は甘くしちゃお。
夜の観測にカフェインはつきもので、飲まなくとも手の暖を取るには一番効率的だ。そういう言い訳を用意してきている。
(-183) NineN 2023/12/04(Mon) 18:17:26

【秘】 愛玩用 アトリ → 観測用 カムイ

定型文としての応答。
本当にそう思っていても、そうでなくとも、
そのかたちを踏んだことに意味がある。

「ちょっとでも時間は長いほうがいいから〜。
 いい特別は長いほうがうれしいでしょ?」

なんて言葉を返して、むふふと笑う。
褒められるとすぐうれしくなるのはやっぱりお得。

「はあい!
 …すわってのむ?」

匙でくるくるとかき混ぜれば、砂糖がしっかりと溶けたことを確認して、ほんのり甘みの付いた紅茶を差し出して。
屋上の片隅にあるベンチを指した。
熱い物を飲むときはしっかりと安定する場所で飲みましょう…という教えに忠実。
(-193) NineN 2023/12/04(Mon) 21:39:24