人狼物語 三日月国


79 【身内】初めてを溟渤の片隅に【R18】

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視点:


到着: 忽那 潤

【人】 忽那 潤




    今度の週末は……
    美鶴さんの作った飯食べたいわぁ。



[ 付き合って少しした頃。
  会社のデスクでデスクトップとお友達の奴。
  頭の中で考えていたことが
  奴の口から吐き出され、風に乗って
  どこか遠くに行ってしまった。

  可愛い恋人が金土日と泊まってくれるので
  いつも奴が彼女に食事を作る。
  美味しそうに食べてくれるから、
  作ることも苦ではない。
  それに加えて、朝ご飯を勝手に作り
  隣人特権として彼女と食べることもある。

  けれども、彼女が作るものも
  偶に恋しくなってしまうのである。   ]



(12) anzu_kin_ 2021/06/17(Thu) 22:18:46

【人】 忽那 潤



   『忽那、仕事しろ』

    …………

   『おい、忽那ー。週末予定あんのかー』

    あ、週末は予定あるので無理っす。


[ 仲のいい先輩。通称パンケーキ先輩。
  彼女と付き合う前まではよく
  彼のメイドカフェに同伴していた。
  スイーツ目当てであってメイドは全く。

  会社の作り上土日祝は基本休み。
  故によく行っていたのだけれど、
  恋人ができてからは遠慮していた。
  誤解されるのが嫌だったから。

  先輩の声かけのおかげで
  現実に戻ってきてしまったので
  ひとまずは仕事をすることに。   ]*



(13) anzu_kin_ 2021/06/17(Thu) 22:27:43

【人】 忽那 潤




    今度、うち来た時

    最初の日だけでいいから

    晩御飯作ってくれません?



(14) anzu_kin_ 2021/06/17(Thu) 22:29:08
忽那 潤は、メモを貼った。
(a1) anzu_kin_ 2021/06/17(Thu) 22:29:48

【人】 忽那 潤



[ 平日の4日間は彼女がいない生活で、
  煩わしいことだらけしかない。
  たったの4日なのに、月曜日の昼には
  『早く週末になれ』
  そうとしか思わない。
  週の半分近くを一緒に過ごしているから、
  尚更彼女のことが気になっている気さえ。

  彼女からの返事を見て、
  少し眉が下がり笑みが浮かんだ奴は
  仕事の手を止めて返事をしておくことに。 ]



(35) anzu_kin_ 2021/06/18(Fri) 10:18:57

【人】 忽那 潤




     貴女が作ってくれた

     愛情のこもったものが

     食べたいんです。

     だから、上手かどうかなんて

     関係ないですよ。



(36) anzu_kin_ 2021/06/18(Fri) 10:19:53

【人】 忽那 潤



    返信完了。
    ……明後日、作ってくれるかな。


[ 彼女が料理を得意としていないのは
  奴とて重々承知の上でのお願い。
  奴のために彼女が作ってくれた、
  そんな事実だけが欲しいだけ。
  見た目が良くない?味が薄い?
  そんなものは関係ない。
  見た目を良くしようとした事実と、
  奴の気を使って減塩にしようとした事実が
  そこにあるだけなんだろうから。     ]



(37) anzu_kin_ 2021/06/18(Fri) 10:20:35

【人】 忽那 潤



    絶対金曜日は定時。
    仕事を振られても突っぱねてやる。
    美鶴さん、ちゃんと飯食ってるかな。


[ おかん根性というか、
  好きな人の体調がいつも気になる。
  特に線が細い彼女だから尚更。
  線の細さをコンプレックスと
  いつか知ったときには
  毎日一緒に朝食を食べて、
  お弁当まで持たせるようになるだろう。 ]



(38) anzu_kin_ 2021/06/18(Fri) 10:21:30

【人】 忽那 潤



    「忽那くぅん、土曜日空いてるぅ?」
 
     先約あるんで、結構です。
 
    「先約ってキミのせんぱぁい?」

     違いますよ。プライベートの話です。



(39) anzu_kin_ 2021/06/18(Fri) 10:22:57

【人】 忽那 潤



[ 折角週末のために仕事を終わらせていたのに、
  総務の魔女がデスクに来てしまった。
  まだ恋人がいることはパンケーキ先輩以外に
  知る人がいないため、彼が漏らさない限りは
  奴はフリーという認識になっている。
  だから、魔女は飽きることなく
  彼にアプローチをかけてくる。

  ちらりと魔女を見て考えたことは、
  彼女もこれくらいの曲線かどうか。
  別にそこが最重要というわけでもないけど
  やわらかい肌ならいいななんて
  邪なことを考えていた。
  勿論、顔に出すことはなく
  仏頂面で魔女を追い返した。
  というより、他の面子がわらわらと
  魔女に群がってきたため必然的に
  あちらが離れる他なく。         ]



(40) anzu_kin_ 2021/06/18(Fri) 10:23:33

【人】 忽那 潤



    スーツに香水の匂い移った…
    先輩ファブないっすか。


[ はぁ、とため息をついて
  スプレーを借りれば
  気持ちをリフレッシュするついでに
  大量に空間とスーツに振りまいた。

  遠回しに、近くにきたついでみたいなノリで
  会いに来るなと伝えたくて。
  周りの反応はまぁまぁだったけれど。   ]*



(41) anzu_kin_ 2021/06/18(Fri) 10:23:55

【人】 忽那 潤



[ 彼女はよく奴に何でも出来てすごい、なんて
  褒め言葉をくれるけれど、
  彼女にダメなところを見せたくないただの見栄。

  完璧なんかではなくて、
  そう見せたい気持ちが強くなっている。
  多分それは、結婚を考えている仲なら
  壁になっていることも、分かっている。    ]


    美鶴さん今夜何食べるんやろ。


[ 返事を見て、頑張ります、と返した。
  今日も残業をして定時に上がるための
  下準備を進めているので
  彼女と帰宅が被ることはない。
  というより、定時で上がるために
  他の日にひどく残業する他ないのは
  どうにかならないかと、
  最近後輩に仕事を譲ろうか、なんて
  少し考えてもいるけれど、微妙なところ。  ]



(57) anzu_kin_ 2021/06/18(Fri) 17:25:15

【人】 忽那 潤



     待ってます。



[ 数時間後、帰宅した時に
  彼女の家の前で小さくつぶやいて
  週末を今か今かと待つことにした。
  昼を飛ばして夕食を食べたなんて知ったら
  絶対にお弁当を渡しているけれど
  まだそれに気づくことはなかった。 ]



(58) anzu_kin_ 2021/06/18(Fri) 17:26:15

【人】 忽那 潤

──あっという間の週末



[ 定時どころか残業の分1時間だけ早く帰った。
  
仕事は押し付けてきた。

  だから彼女が遊びにきてくれる頃には
  私服に着替えていた。
  だから、すぐに声がしたなら
  扉を開けて満面の笑みで彼女を迎える。

  定時?と聞かれると、
  ちょっと早めに帰ってきた、と
  返してみて彼女の反応を見ようと
  そちらを振り返れば珍しく、
  とても珍しく彼女の方から抱きついてくれた。 ]



(59) anzu_kin_ 2021/06/18(Fri) 17:27:09

【人】 忽那 潤



     美鶴さん……?


[ 珍しいことだったのもあり、
  一瞬反応が遅れてしまったけれど、
  彼女のことを優しく抱きしめ返し
  お仕事お疲れ様、なんて
  囁いて頭部に軽く口づけを落とした。
  四日ぶりくらいに会っただけなのに、
  久しぶりな感じがしてしまい
  暫くその場から動かなかったかもしれない。 ]*



(60) anzu_kin_ 2021/06/18(Fri) 17:27:49

【人】 忽那 潤



    めっちゃ頑張った……
    美鶴さんにそう言ってもらえて
    頑張った甲斐があった…



[ 外が寒かった名残が彼女を抱きしめて
  少しだけ感じられたけれど、
  すぐに温められた気がする。
  離れると、無理とか…と聞かれてしまう。

  奴は首をゆっくり横に振って否定をする。 ]



(71) anzu_kin_ 2021/06/18(Fri) 23:33:36

【人】 忽那 潤



   無理してないよ。適当にしてきた。
   なんか今日は早めに帰りたくて
   残業してた分を1時間早めたくらい。


[ 彼女の荷物を受け取って、
  ゆっくりしてて、と言われれば
  お言葉に甘えて、と
  広げたベッドの上に寝転んだ。
  何を作るのかはわからないけれど、
  見ていたら緊張してしまうかもと
  あまり直視はせずに、偶にだけ
  ちらりちらりと気にする視線を送る。 ]



(72) anzu_kin_ 2021/06/18(Fri) 23:34:18

【人】 忽那 潤



     なんか、必要なものあったら
     遠慮なく聞いてな。


[ 調味料の場所とか、わからないことがあると
  なんとなく感じてそう声をかけた。
  それからは、寝転んで本を読もうと広げ
  段々と瞼が落ちては開いてを繰り返す。   ]*



(73) anzu_kin_ 2021/06/18(Fri) 23:34:38

【人】 忽那 潤



   月木頑張ってるだけ。

   ……仕事は、誰かに任せる。
   無理はそんなにしてないから、安心して?


[ なんて言って、彼女が何を作っているか
  匂いだけで想像することにした。
  少しケチャップの香りがするけれど
  その他は特にわからなくて。

  彼女は一度集中するとあまり話さないので
  それこそ、眠気の方が強くなっていく。
  彼女のことを信頼しているからこその
  眠気だからあまり抗うことはせず。    ]



(80) anzu_kin_ 2021/06/19(Sat) 23:52:11

【人】 忽那 潤



     ん、………


[ 彼女の声が近くに聞こえれば、
  ゆっくりと体を起こしてテーブルのお皿に
  視線が行き、あるものがないことに気づいた。 ]



(81) anzu_kin_ 2021/06/19(Sat) 23:52:54

【人】 忽那 潤




     ケチャップは?



[ 見た目のことはあまり気にしないけれど
  ケチャップがのっていないことが
  少しだけ気になってしまった。     ]*



(82) anzu_kin_ 2021/06/19(Sat) 23:53:27