人狼物語 三日月国


246 幾星霜のメモワール

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【影】 薄荷 アンジュ

エミール! いざや恩讐の碧落に絶えよ!
eiya 2024/02/11(Sun) 21:00:00

【人】 薄荷 アンジュ

今日は一人だけらしい……。
一つ頷いてから、未だ一切光る様子のない己の身体をしげしげと眺めていた。
周囲の残念そうな声、次は行けるという根拠のない激励。
様々なものを受けながら、己は苦笑いを浮かべて民衆たちの言葉を受けていた。
(2) eiya 2024/02/11(Sun) 22:18:12

【神】 薄荷 アンジュ

「……祈り続けていれば祝福は得られるのでしょうか。
 あるいは私にはそれを得る権利がないのでしょうか。
 祈り続けても、何も変わらないのですから。
 
 私には分かりません。このまま光らなくとも、きっと影響はないのですけど」

何となく、周囲からの視線が痛く感じた。
冬の花で作った花のアクセを、ぎゅっと握りしめる。
(G3) eiya 2024/02/11(Sun) 23:08:17

【神】 薄荷 アンジュ

>>G5 ディルグ

未だ未熟な見た目であろうと、女であろうと。
聖女様にとって人は平等であるのだろう。だからこれは公平なくじ引きなのだと。
そう思う他にやれることはない。

「えっと、ディルクさん……でしたか」

はたと見上げた先には彼がいて、その手には一輪の花を持っていた。
己に差し出されたそれをおずおずと受け取る。

「ふへ……すみません、ありがとうございます。とても綺麗で、良い花ですね」

力を込めて壊れそうになったそれを握るの後ろ手に、あなたから貰ったそれを口元に近づける。
どこか恥ずかしさを隠すかのようにしながら、上目遣いで見上げる。
(G6) eiya 2024/02/12(Mon) 1:01:35

【神】 薄荷 アンジュ

>>G7 ディルク

己の髪色に似た花を一瞥してから、あなたをまた見上げる。

「そう、ですか。でもとても綺麗な花ですから……大事に取っておきます。防腐や下処理をすれば長く持ちますから」

あなたには必要のないものだろうけど、こうして受け取ったのも何かの緣だ。

「その、はい。聖女様を称える記念品として作ってみまして。
 売り物でもあるんですけど……えへへ、壊しちゃうところでした」

再度、後ろ手にやっていたそれを見せた。雪の結晶のような形の花をベースに作られた、小さなペンダントらしい。
(G8) eiya 2024/02/12(Mon) 1:36:34

【神】 薄荷 アンジュ

>>G9 ディルク
「あ、ありがとうございます。そういうことを言われるのあんまり慣れてないので……嬉しいです、ふへへ……。
 でもきっと、この子はこのままでみていられる形の方が……私が見える形になっているのが、良い気がするので」

自分が作った花のアクセのように、同じように髪飾りにもできるとは思うけど。

「え、あ……も、勿論です。手製のものですが、それでもよろしければ」

すっとあなたにペンダントを差し出す。
提示した値段は普通にペンダントを買うよりもずっと安く、子供でも頑張れば買える程度のものだった。
(G10) eiya 2024/02/12(Mon) 12:02:16

【人】 薄荷 アンジュ

>>+6 カリナ
「おぉ、本当ですか。色々と自分を変えたり彩ったりするの、ちょっと楽しいかもって思ってきているんです」

己の長い髪も幾らでもアレンジしようはある。試してみるのも楽しそうですと続けながら歩いていく。
袋の中身のそれを受け取り、香ばしい匂いのするクリームパンを手にもぐもぐと食べ歩く。
周囲の屋台や香しいにおいのするものにつられて、我慢できずにちょいちょいと屋台を巡って食べ歩きできるものを買っては食べる等していた。

「そう、ですか。
 ここではないどこかで……お店をですか。
 ……会えなくなるわけじゃあ、ないんですよね。またひょっこり顔を合わせる機会もあると、嬉しいですが。
 その、憑き物が落ちた……みたいなお顔をされている気がして」

あの時取り乱していたあなたは、どことなく穏やかで。
あまり見る機会はなかった笑顔がはっきりと、目の前で向けられていて。友達同士ではあるけれど、少し見慣れない。

「こう言って良いのかは分からないんですけど。
 ……少しだけ安心しています。良かったって思っています。心の底から、私は安堵しました。
 カリナさんが望んでいたことではなかったと思います、けど」

少し俯き加減に、どこか申し訳なさそうに上目遣いであなたを見る。
(8) eiya 2024/02/13(Tue) 1:04:18

【神】 薄荷 アンジュ

>>G11 >>G12 ディルク
「どうなんでしょう。私……子供っぽいですから。可愛がられてる感覚なのかなって」

ふへへ、と笑いながら困った顔を浮かべる。
己の手から離れたペンダント。あなたからの言葉にまた嬉しそうにはにかむ。

「ありがとうございます。そう言って頂けると作った甲斐があります」

対価として貰ったお金と、二つの棒付きキャンディーに、あなたとそれをまた見比べながら受け取る。

「……楽しむ。私も……楽しんで良いんだ」

続けてあなたに差し出されたのは招待状だった。あなたから渡されたそれを両手で受け取る。

「……ありがとうございます。行ってみますね」

光らずとも、確かに刻まれた痣はここにある。
あなたの励ます声に顔を上げて、また一度深々と頭を下げた。
(G13) eiya 2024/02/13(Tue) 1:13:40

【神】 薄荷 アンジュ

>>G12 >>G13 ディルク

「お買い上げありがとうございます。
 ディルクさん、またの御贔屓を!」

あなたに貰った飴の一つを咥えながら、あなたに背を向ける。
その姿は子供らしく、己は広場の方へと向かうのだ。
(G14) eiya 2024/02/13(Tue) 1:14:56

【人】 薄荷 アンジュ

>>+8 >>+9 カリナ

「ふへへ……ありがとうございます。そう言って頂けて……。
 カリナさんも身に着けましょうよ。きっと似合いますから」

何となくぎこちなかった雰囲気が和らいだ気がして、肩を撫でおろす。
一人の未熟な人間であると同時に己は一端ながら商人だ。多少意固地になったり頭でっかちになることはあるけど。
あなたは思いつめすぎたり抱え込み過ぎるきらいがあるけれど、そんなあなたに何かしてやれることはないかと常々思う。
良くも悪くも、己の根底にあるのは他者を思う事、というのは変わりない。

「ん……はい」

不満はある。それは当然の主張だろう。
だからこそ言いづらかったり、察するものがあったりするのだから。
あなたに手を引かれて、ベンチに座ってあなたと隣り合う。
目線を合わせるのはやっぱりどこか子ども扱いされている気がするけど、それが面と向かってきちんと話したいという意思表示であることは理解している。

(12) eiya 2024/02/14(Wed) 14:36:36

【人】 薄荷 アンジュ

>>+8 >>+9 カリナ

「……」

そうなれば良かったという理由は、以前あなたが教えてくれたことを想起しながら頷いて返す。
恐る恐る言葉を選びながらもしっかりと語りかける言葉を、一言一句逃さぬように耳を傾ける。

「それは……なるほど」

あなたの言葉に頷く。あなたが以前話してくれたことと照応しながら、その言葉で大筋の話は理解できた。
つまりはそういうことなのだろう。

「すごく大事な人……なんですね、そのお方のこと。それなのに……いえ」

ふるふると首を横に振りながら。

「気になさらないでください。心配していたのは私の勝手なお節介みたいなものですから。
 私……なんかで良ければ、それは勿論。色々と、まだ心配なことはありますし。
 私はカリナさんの傍にいます。こうして励ましたりすることしか、きっとできないですけど」

あなたの手を取って、柔らかく包むように両手で握りしめた。
(13) eiya 2024/02/14(Wed) 14:37:04