人狼物語 三日月国


177 【誰歓RP】bAroQueチップで遊ぶ村【月見】

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視点:


控井が参加しました。

【人】 控井

 
  
碧 常 長 雲
 
  
海 娥 河 母

  
青 応 漸 屏

  
天 悔 落 風
      
[君は後悔しているだろうか。

  
夜 偸 暁 燭
       
しているとすればそれは、
 
  
夜 霊 星 影
       
一人月へと行ってしまったことか。

  
心 薬 沈 深
       
将又……己が儚い運命か。]

 
(26) Altorose 2022/09/29(Thu) 20:48:55

【人】 控井

 
[失うことが確定しているものを大切にすることは、

             幸せな事だろうか。
             或いは、悲しい事なのだろうか。]
 
(27) Altorose 2022/09/29(Thu) 20:49:55

【人】 控井

 
 
 
正直に言ってしまえば、私はとても後悔した。

 
 
(28) Altorose 2022/09/29(Thu) 20:50:23

【人】 控井

 
[秋霖の 銀糸見つめる かんばせに――――……。>>n0

 私が秋雨を見る君に、思いを馳せたのは束の間の幸せ。
 家族が三人、欠けることなく揃った僅かな時間。
             誰かが欠けなくてはいけない事が、
             この時には既に確定していた。


 そんな、悲しい事実さえ知らずに、
 無上の幸福が待っていると信じて疑わなかった。
 もう一度、あの時に戻れたら……。
 詮無い妄想だが、胸が痛む。
 今の私はどちらも選べない、全くもって優柔不断な男だ。]

 
(29) Altorose 2022/09/29(Thu) 20:51:10

【独】 控井

 
 
 
            私が欠けるという選択肢がない事が、
            この話の最も残酷な所である。

 
(-6) Altorose 2022/09/29(Thu) 20:51:34

【人】 控井

 
[ざぁざぁと、雨がしとど流れていく。
 ここ数日はずっとこんな有様だが、
 これもまた秋の風物詩の一つと言えよう。
 観月祭の日には、雨もあがるらしい。


              
毎年、君と見上げた月。

              
毎年、彼女と見上げた月。


 
今年からは一人で見上げる。寂しい月見になりそうだ。**]

 
(30) Altorose 2022/09/29(Thu) 20:52:38

【独】 控井

/*
一席頂きます。Altoroseと申します。
皆様どうぞ宜しくお願い致します。

花見から月見へ。
皆様の物語も、とっても楽しみにしております。
(-7) Altorose 2022/09/29(Thu) 21:01:18
控井は、メモを貼った。
(a5) Altorose 2022/09/29(Thu) 21:08:08

控井は、メモを貼った。
(a6) Altorose 2022/09/29(Thu) 21:10:12

【人】 控井

 
[最愛の人の名前の、一字を減らして"神楽"。控井神楽。
 私がつけた、娘の名前がそれだった。
 失意のどん底で喪ったものを、どうにか現実に留めたくて、
            出来るだけ君の名を残した名前を、
            二番目に愛する女性へ贈った。


 男手一つで女の子を育てるのは楽じゃない。
 異性相手では、配慮が行き届き過ぎても、
 それはそれでよろしくないのだろう。
 ここぞとばかりに、実家を……母を頼った。
 娘を愛する気持ちはあれど、
 
誰よりも愛していたのは君だったから、

 悲しみを紛らわせるように、遮二無二働いた。
 彼女には、きっと寂しい思いを
 沢山させてしまったのだと思う。]

 
(56) Altorose 2022/09/30(Fri) 23:59:44

【人】 控井

 
[そんな彼女も、もうここにはいない。
 私が初めて贈った兎のぬいぐるみ、
    
……確か彼女は"じゃっく"と名付けたのだったかな?

 彼だけは変わらず、ここに残されている。
 このぬいぐるみは、私の勤め先で作られたもの。
 だから私としても、思い入れが強い。

 取り残された男同士、明日は共に月見に行こうか。
 幼い時分は彼がいないと眠れないなんて言っていたのに、
 随分と薄情な事だね。
なんて言ったら怒られてしまうかな。]

 
(57) Altorose 2022/10/01(Sat) 0:00:21

【人】 控井

 
  
忘 千 侘 今 わ

  
ら 種 し 日 が

  
れ の さ か 袂

  
ぬ 数 の は  

  
べ も   け  
  
[私たちの大切なお姫様は、

  
し     れ  
   
遂にお嫁に行ったよ。

        
     
君にも立派な花嫁姿を見せたかったな。]

 
(58) Altorose 2022/10/01(Sat) 0:00:52

【人】 控井

 
[最初は君のいない世界で生きていたって仕方がない……。

 なんて本気で思うくらい、悲しみに暮れていたというのに。
 女の子はいつの間にか、女性となって羽搏いていくんだね。
 気付いた時には、良人となる彼を紹介されて、
 結婚できる年齢になった途端、この家から巣立っていった。

 自分が大人になるまでは、
 随分と長い道のりだったように思うのだけれど、
 娘の成長は光陰矢の如しと言わんばかりの目まぐるしさ。
 目を閉じればまだ少女だった
 ……何なら赤子だった彼女の姿が浮かぶ。]

 
(59) Altorose 2022/10/01(Sat) 0:01:35

【人】 控井

 
[彼女はとても敏い子で、
 私の心の機微も察してくれていたように思う。
 親だというのに、気を遣わせてばかりだったんじゃないかな?
 「お父様、今まで育ててくれて、有難う御座いました」
 と言われた時は、
 こちらが百倍にして、その言葉を返したくて、
 でも情けない事に言葉は出ずに、涙だけが零れた。


 私の娘にしては出来過ぎていたけれど、
 君の娘には相応しい、本当に素敵な女性に育ってくれた。]
 
(60) Altorose 2022/10/01(Sat) 0:02:21

【人】 控井

 
[一人になったこの家には、未だに慣れない。
 そんなに広い家でもないのに、
 一人欠けただけでこんなに静かになってしまった。
 今でもつい彼女に話しかけようとしてしまう事がある。
 恥ずかしいから、これは誰にも内緒の話だけれどね。
   
じゃっく、彼女が帰ってきても、口外してはいけないよ?



 君と一緒になってからは、毎年一緒に月を見上げたね。
 彼女が生まれてきてくれた後は、毎年一緒に月を見上げたよ。


 遂に一人で月を見上げる時が来てしまった。
                 
……本当に寂しいな。**]

 
(61) Altorose 2022/10/01(Sat) 0:03:09
控井は、メモを貼った。
(a10) Altorose 2022/10/01(Sat) 0:16:15

【独】 控井

/*
更新今日だった……。
2日の8時だと思ってた。
あんなに親切に書いて下さってるのに、
更新日をいつも勘違いしている。
休日だし、ハイペースに頑張らなくては。

皆様の物語、読み応えあるなぁ。
本編入りがとても楽しみです。
(-19) Altorose 2022/10/01(Sat) 0:35:18