人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

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視点:


到着:教会住みの娘 エヴィ

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 私は今日も歌うでしょう。

  街外れの小さな古びた教会で、
  神様から賜ったものだからと人が言うこの声で、
  澄んだ笑顔を浮かべたまま、


  神様を崇める歌を。
  
しんじてなどいないのに


  生きることに感謝する歌を。
  
わらってしまう。感謝なんて。


 
  
心の中で、
べぇ、
と舌を出しながら。
 ]*
 
(9) yukiyukiyuki 2020/09/19(Sat) 7:35:45
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a1) yukiyukiyuki 2020/09/19(Sat) 7:42:15

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
毎回やらかしてるな!!!
確認しろよばか!
(-3) yukiyukiyuki 2020/09/19(Sat) 7:43:13

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
キャラチ変えてやらかしで中身透けとか
洒落にならんで…
(-4) yukiyukiyuki 2020/09/19(Sat) 7:46:08

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 教会を出ればようやく息が出来るような、
  そんな日々の暮らしの中で、いつだって
  外の空気だけは私に嘘をつかないと、
  小さく空を見上げては息をひとつ吐くのです。


  御使いを頼まれ、川沿いを歩く。
  変わらない生活を送る自分の周りは
  普段よりずっと賑やかで、華やかで、
  あぁ今年も音楽祭の季節が来たのだと
  目を伏せました。 ]


   
  
煩いなぁ…



[ 18になったのだから、私も参加したい。
  宮廷音楽家の肩書にはたいして魅力を
  感じないけれど、安定した収入があれば
  ここを出て行ける。
  教会の小さな妹や弟たちに、少しは
  良い暮らしをさせてあげられる。 ]
 
(10) yukiyukiyuki 2020/09/19(Sat) 8:34:37

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ ……ぼんやりと歩く私の目の端に、ゆらり
  揺れて立ち昇る、細い煙。

  街の風景になんとなく馴染まない佇まいの
  男の人は、燻らせていた煙草をぽいと
  川へ投げました>>5


  川にゴミ捨てんじゃないわよ、と言う舌打ちを
  ぐぐと腹に据えて、私はにっこりと笑って。
  その人がこちらに気づいたのなら
  ぺこりと頭を下げましょう。

  彼が迷惑がらない様子であるなら、
  微笑んだまま一節歌を歌います。 ]


   
愛する主よ、父なる神よ

   
私達の愚かな行いをお赦しください



[ なぁんて。
  許すも許さないも、川の魚が決めるでしょう? ]*
(11) yukiyukiyuki 2020/09/19(Sat) 8:38:16
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a2) yukiyukiyuki 2020/09/19(Sat) 8:40:00

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ こちらに会釈を返すその姿はなんだか
  ばつが悪そうで>>15
  先程の吸殻のポイ捨ては、さほど悪意が
  あったものではないのかしらねと思えば、
  ふ、と辺りの空気が緩むような気がしました。


  だから続ける歌は、季節の風に乗せましょう。
  透けるような青の空に細く雲を掃くように、
  色付いた木の葉をさらり揺らすように、
  流れる川のさざめきを邪魔しないように。

  独言るように紡がれる言葉>>15
  そんな歌に紛れて、私の耳には途切れて。 ]
 
(18) yukiyukiyuki 2020/09/19(Sat) 17:05:15

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ そうしてふいに向けられた彼の声が
  耳に届けば>>16、私の身体は無意識に
  びくりと小さく跳ねてしまいます。

  怖かったわけではなく、男の人の声に
  身を竦めることは日々の癖のようなもの
  ですから、気付かれないように。
  また笑みを浮かべて。 ]


   …神様の歌です。
   どこで、習ったのでしょうね。
   物心ついた時には、歌っておりました。


[ 声が震えないように、喉に力を少し込めて、
  そう答えます。 ]


   音楽祭にいらした方ですか?
   貴方に神の御加護が降り注ぎますように。
   お嫌でなければ、少しだけ
   


 
(19) yukiyukiyuki 2020/09/19(Sat) 17:06:57

【人】 教会住みの娘 エヴィ




    
喜ばしきかな 汝をあがめん

    
栄光の神 愛の主

    
汝の前に心は花開く

    
頭上の太陽に向かって



    *
(20) yukiyukiyuki 2020/09/19(Sat) 17:08:46

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 彼が首を竦めて笑えば>>26、やはりどこか
  ふわりと空気が揺らいだような気がしました。

  演奏をするのだと言うその異国の人が、
  どのような音を生み出すのかはまるで見当も
  つきませんが、纏う風は確かに音を奏でるよう…


  示されるまま、確かにあまり見たことがない、
  不思議な形の上着に、パンツに、靴に、
  ちらと目をやりました。
  
   
うん、やっぱり不思議。
 ]


   嗤うなど、とんでもない。
   見慣れないお姿ですけれど、とてもよく、
   似合っていらっしゃいますし。


[ そのアシンメトリーでは片方だけ寒くない?
  なぁんて、聞けないけれど。 ]
 
(57) yukiyukiyuki 2020/09/20(Sun) 7:45:22

【人】 教会住みの娘 エヴィ


   それに、伝統だけが音楽ではありませんもの。


[ ついそんな事がぽろりと転がり出れば、あ、
  と口を噤みます。
  慌てて、  ]


   貴方が信じて進まれる道に、
   神様は必ず寄り添って下さいますわ。
   
(
   
うそ。)


   人は皆、神の御下には平等ですから。
   
(うそばっかり。)



[ と付け足して。
  思い出したように、くす、と
  僅かな笑みも付け足して。 ]
 
(58) yukiyukiyuki 2020/09/20(Sun) 7:48:47

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ けれどそのあと続いた言葉>>26には、
  ぢり、と音を立てる胸の奥に気づいてしまうのです。

  あぁこの方もやはり音楽祭に
  参加されるのですね。  ]


   ……私は、


[ 参加出来たら、どんなに幸せだろう。
  
あいつの狂った庇護から抜け出して

  
心のままに、歌えたら。


  一時だけ、目を閉じて。
  重い瞼を懸命に持ち上げても、
  真っ直ぐな、その人の瞳は直視出来ないままに。 ]
 
(59) yukiyukiyuki 2020/09/20(Sun) 7:51:25

【人】 教会住みの娘 エヴィ


   …私は、そこの教会で寝起きする、
   ただの神の子です。
   神から賜った声で、歌で、人と競ったり、
   金銭を得たりすることは、許されないのです。


[ 初めて会った名も知らぬ異国の人に、
  何故こんなことを話してしまうのか、
  自分でもわからないまま。
  
  彼はどのような様子で居たのでしょうか、
  困らせた様子なら、慌てて謝るでしょう。
  そうでなくても、やはり小さく頭を下げます。 ]


   お時間を頂いて、ごめんなさい。
   貴方の音に、どうか良い未来が訪れますように。


[ 異国の音楽、聞いてみたいなぁ、なんて。
  あの人が聞いたら折檻間違い無しのことを思って。
  唇をぎゅうと引き締めて、ふわり笑って。
  また歩き出そうとしたでしょう。 ]*
 
(60) yukiyukiyuki 2020/09/20(Sun) 7:55:59

【人】 教会住みの娘 エヴィ


  *

[ 音楽祭に出てみたいと、初めてお願いしたのは
  いつのことだったのでしょうか。

  あの日、教会を訪れた、宮廷楽士の方々。
  何の御用でいらしたのか、男性か女性か、
  何人だったか、それすら覚えてはいないけれど

  王国の紋章、銀の中央に線が引かれた布の
  腕章>>28 は今までに見たどんな物よりも眩しく
  私の目を焼いたのでした。


  音楽祭の話をされていたようでした。
  私は決して視線を上げることを許されては
  いませんでしたから、そっと花瓶の水を
  替えるふりをして、耳をそば立てていました。 ]
 
(68) yukiyukiyuki 2020/09/20(Sun) 11:43:10

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 皆様がお帰りになった後、私も、
  あのような素晴らしい皆様の前で、
  一度で良いから歌ってみたいと、

  勇気を振り絞って懇願したけれど、
  やはり髪の毛ほどの期待をしたのが馬鹿馬鹿しい
  と言うほどに、返ってきたのはいつもより
  少し激しくなった暴力で。


  開かれた世界などに目を奪われず、
  ただここで歌っていれば良いのだ、と
  投げられる言葉は、いつも街の人たちに
  教えを説く時となんら変わらない、
  静かに穏やかに凛と響く声。

  嗤いながら、その人は、
神父様は

  手にした司祭杖で、分厚い聖書で、
  祭服の裾を翻しその靴で、それは楽しそうに
  私を嬲るのでした。 ]
 
(69) yukiyukiyuki 2020/09/20(Sun) 11:45:11

【人】 教会住みの娘 エヴィ


   
神様など、居ないのですよ。

   
祈れば願いを聞き届けてくださるような、

   
そんな人はどこにも。



[ そう思いながら、けれど私は今日もまた
  神を讃える歌を歌うのです。 ]


   
驚くべき恵み なんと甘美な響きよ

   
私のように悲惨な者を救って下さった。

   
かつては迷ったが、今は見つけられ、

   
かつては盲目であったが、今は見える。
 *
 
(70) yukiyukiyuki 2020/09/20(Sun) 11:48:18

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
プロで号泣しています
(-36) yukiyukiyuki 2020/09/20(Sun) 14:42:48

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 歩を進める私の背に触れる、言葉。>>93

  私の唐突な告白を聞いて尚そう掛けて
  くださる声は、なにか闊達としたものではない
  ように感じられ、あぁやはり困らせてしまった
  と、小さく眉根が寄りました。

  それでも私は振り返ることをせずに。
  先程と同じように、彼の未来が輝くようにと
  小さな祈りを口遊みながら。 ]
 
(96) yukiyukiyuki 2020/09/20(Sun) 22:36:46

【人】 教会住みの娘 エヴィ


    
音楽祭で、会おう。



[ 今振り返れば、きっと笑えない。 ]


    
音楽祭で、会えたら。



[ 目と鼻の奥が、じん、と熱くなることに、
  気付かないふりをすることに懸命だった私は、

  その人が、何を見ていたのか、
  何を思ってその場所に暫し立ち尽くしていたのか>>93
  彼の心にあるものを察することなど
  当然出来ないままでした。 ]*
 
(97) yukiyukiyuki 2020/09/20(Sun) 22:39:28

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 橋を渡ってしばらく行けば、そういえば
  普段の御使い事より少し遅くなったことを
  草木の影を見て知って。
  一瞬、ふと案じました。

  が、明日までしばらく神父様は教会に
  戻られないと言うことを思い出して、
  は、と吐息混じりの笑みを吐き出して。

  音楽祭の為に、才能ある者を探す為。>>77
  この次期神父様は彼方此方に出向いては、
  宮廷学士にふさわしい音の持ち主を探すのです。

  
見つけて来た者が、宮廷学士に選ばれた
  ことは一度もないですけど。
ざまぁみろ。
 ]
 
(98) yukiyukiyuki 2020/09/20(Sun) 23:04:10

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ ならば、お花屋さんに伺う予定を、少しだけ。
  音楽祭が行われる宮廷をせめて、
  一目だけでも見てみたい。

  豪華な王宮で紡がれる輝く音たちの、
  ほんの一筋でも漏れ出てきては
  風が私の耳に運んでくれるかもしれない。

  普段なら絶対に思わないそんなことが
  やけにクリアに頭を過ったのは、
  やはり先程の異国の方との出会いが為した
  ことなのでしょうか。

  ぎゅむ、と踵を返して、私は宮廷がある通りに
  足を向かわせました。  ]*
 
(99) yukiyukiyuki 2020/09/20(Sun) 23:07:39

【人】 教会住みの娘 エヴィ

 
  *

[ 身体の傷は日が経てば癒えます。
  少々の折檻なら慣れましたし、
  私に矛先が向いている間、小さな妹や弟には
  充分な食べ物や暖かい寝床が与えられ
  ましたから、さほど辛くはありません。

  ただ、皆が寝静まった夜に訪れる
  
その伽だけは、いつまで経っても
   


  
ねぇ、皆様はご存知ないでしょう?

  
まさか神職にお仕えのあの人が

  
人々に慕われ尊敬され、畏敬の対象でさえ

  
あるあの人が
   


 
  
夜な夜などんな瞳を宿しているのか。
 ]
 
(105) yukiyukiyuki 2020/09/20(Sun) 23:17:58

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ そんな時、私は決まって歌を歌います。
  もちろん心の中で。 ]


   
( 主よ御許に近づかん )

   
( いかなる苦難が待ち受けようとも )

   
( 汝の為に我が歌を捧げん )

   
( 主よ御許に近づかん )



[ こんな時さえ、歌える歌は限られていて。
  だって知る歌は賛美歌しかないのだから。

  心も、身体も、汚れた自分が歌うには
  
あまりにも相応しくないというのに
   
 ]**
 
(106) yukiyukiyuki 2020/09/20(Sun) 23:21:50
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a23) yukiyukiyuki 2020/09/20(Sun) 23:23:48