人狼物語 三日月国


246 幾星霜のメモワール

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視点:


【鳴】 栄枯 プリシラ

「うわあっ 何何何!?!?
 すご〜い人懐っこいワンちゃんの心の声がする気がする!!」

テレパシー受信。魔女大喜び。
パッションだけで事態を呑み込んでいます。

「ええと……つまり?あたしはお祭りの中で、
 念話能力が使えるようになっているって訳ですね?

 いいじゃない!そういうの大好き!
 大魔女だからフシギにはなんでも首を突っ込まなきゃ」

現在どこかでは両の人差し指をこめかみに当てて、
嬉しそうにうんうんとしている魔女が見られるという。

「心が筒抜けのあなたも勿論大変よ?
 全然素敵だとは思うけど……隠してるみたいだし。

 ああええっと、改めてあたしは……プリシラ!
 これからどこでも話し相手になってね、能力友達さん!」
(=2) backador 2024/01/27(Sat) 2:31:59

【人】 栄枯 プリシラ


街で見たどれよりも美しく、背の高い聖女像を前に、指を口元にあてて何やら思案中。悪戯と礼節を天秤にかけて、後者に傾いたからにはうん、と頷いては諦めた。

それから興味は周囲に移る。
痣持ち。聖女に愛された幸運な者たち。
きっと皆が皆、それぞれ素敵な人々であることに違いない。

「あたしはプリシラって言います!
 ルフトの近郊、森住まいの魔女で……
 薬草やお花を育てて、この辺りで売らせてもらってるわ」

「植物の相談、お店巡りに、呪い占いの話……
 な〜んにでも、誘ってくださいね。
 折角だし、お祭りを機に仲良くなりましょうよ!」

ああ勿論、無理にとは言いませんから!
人懐っこく笑って両手を振っては、きっと周囲の反応が何であろうと満足そうにしていたことだろう。
(11) backador 2024/01/27(Sat) 2:55:09

【鳴】 栄枯 プリシラ

「ふふ!もー、掛けない掛けない。
 でもそーやって揶揄うようならお呪いしちゃうかもな〜?
 テレパシーで勝手に語尾にワンがついちゃうやつとか」

かけなくともやってくれそうだが。適当言ってる。

「図々しい使い魔はいりませ〜ん。
 それにあたしは現代の素敵な魔女なのだから、
 弱みを利用するような真似はしないつもりです!

 どうせ一日三食と暖かい寝床を与えるなら、
 きちんとあなたのことを知って雇うぐらいがいいわ。
 グノウさんってこう……
 家に置いとくと便利そうなのはそうですしね?」

門番としてはとても優れてると思うし、
加えて何故だか頭を過ぎる一家に一台マシーン。
そういうこともあるかと深く考えずにいつつ。

「そういえばお祭りの事知ってるみたいだったけど、
 前の聖女祭りって、どんな感じだったの?

 マジックアイテムが卸されてるのは耳にしてたけど……
 あっ、聖杯の痣が出てるなら一杯御馳走食べられたり!?」
(=4) backador 2024/01/27(Sat) 3:29:11
プリシラは、聖女像に気を取られて投げキッスを完全に見逃していた。
(a1) backador 2024/01/27(Sat) 3:34:05

【人】 栄枯 プリシラ

「あたしの育てた子たちも幾つかお薬になってるって話、
 たま〜にギルドの方から伺ってるわ!

 魔女だしってたまに自分でも調薬を試してみるんだけど、
 薬師の人たちほど上手くいかなくって……
 ちょっと尊敬しちゃう。欲しいものがあったら教えてね」

力になれると思うから。
あるいはもう間接的に助力が出来ていたりして。
示された興味には快く応えていく。

「とはいえ色んな人がいるから頼みごとには困らないかな。
 お祭り期間中は、何があっても何とかなっちゃいそう」
(17) backador 2024/01/27(Sat) 8:12:07

【人】 栄枯 プリシラ

「褒められるのも悪い気はしない、かな!

 気を付けないとすぐ枝に引っ掛けたり、
 葉っぱ乗せちゃったりするから、
 あんまり煌びやかなドレスは着られませんけど……」

これでも精一杯おめかししてきました、という意気込み。
怪我したら癒してもらえるし破けたら繕ってもらえそう。
ほんとに至れり尽くせりです。

「ふふ、にしてもあたし達は逃しちゃった子の代わり?
 お食事自体には興味があるなあ、
 通り過ぎただけで良さそうなお店沢山あったし」
(18) backador 2024/01/27(Sat) 8:28:10

【人】 栄枯 プリシラ

>>23 ディルク

「嫌よ、勝てないもの。
 楽しみたかった花に代えられるものなんてないですし」

合わせた両手をお腹の前に降ろして、困ったように笑う。
言葉選びはやはり、少しの冗談色が滲んではいたが。

「……ふふっ、ごめんなさい。本当に代わりを探して声を掛けてたわけじゃないのは分かってますよ。

 だから奢ってもらうのなんて悪いわ!返せるものもないし、どうしてもと言うのならもっといいタイミングにとっておいて頂戴な。食べたい物自体はいくらでもあるんだけど……」

イヤーカフに視線を向けて、それから顔へ。
近づいてきたから目で追っている、その程度の動き。

「ディルクさん、でいいんでしたよね?
 ちょっとしたら行きましょうか。あたしもお腹空いてるしね」
(27) backador 2024/01/27(Sat) 14:05:07

【人】 栄枯 プリシラ

「こういう畏まった場所に集められると、
 何だか変に行動を起こしづらいことありますよね」

でも神官様のお話は済んだしやっぱり大丈夫そう。

「男前と可愛い子から、
 悪魔に動く鎧まで……聖女様も随分多趣味だこと。
 あたしもそうやって色んな人集めてみたいなあ」

「それこそ、いつだってパーティが出来ちゃう!」
(28) backador 2024/01/27(Sat) 14:14:50

【鳴】 栄枯 プリシラ

「あなたって案外荒事が得意じゃないんですか?
 魔女放題、踏み倒すつもりでかかってらっしゃいな」

頑丈さをウリにしているけれど、
根はちょっと柔らかいのかしら(オブラート)。
やるときはやってくれると陰ながら信じています。

「よかった。聖女様の手前、阿漕な商売はできないものね。
 食事は最悪お祭り価格と思えばいいとして、
 掘り出し物のアイテムや武具が割高だったら……
 お財布と相談する回数が増えちゃう。よくないわ。

 えー、ギャップっていうのもあるから、
 乗せてみるだけでも面白くなったりするかもよ。
 買ってきたら試しちゃう。物は試し」

もし似合いそうなものがあれば、
話を思い出して買ってきちゃうかもしれない。
食べたものの話だって聞いてくれるならするつもり。

「ん−、完全にお客さんの気分で来ていまーす。
 その気になれば即興でお店は開けるけど。

 ほら、お祭りの時期だけ咲く花とかあるわけじゃなし、
 あたしの商売は別にいつでもいい気がして」
(=6) backador 2024/01/27(Sat) 14:43:33

【人】 栄枯 プリシラ

「……そういえば痣が出た人ってどう知ってるんだろう。
 探知できる魔法とかがあるんでしょうか?

 あたしね、最初自分でもどこに痣ができたか分からなくて、
 でも在る≠フはなんとなく肌で分かって。
 暫く鏡の前で自分の身体と格闘してたなあ」

結局何処にあったかは定かではない。言い忘れている。

「どうせならただ隠すよりかは綺麗に飾りたいかも。
 傷も印も、全部は冒険の証っ!そう──

 植物を模してるなら何も言うことはないわね!」

聞きつけて描かれたものを見に行こうとしていた。
魔女故に、植物に関する話題に対してはとても耳ざとい。
(62) backador 2024/01/28(Sun) 2:18:12

【人】 栄枯 プリシラ

>>58 ディルク

「ふふっ、待たせちゃいました?ごめんなさいね、
 あたしも見る花は一つに絞れないタイプだから……」

下から覗き込むようにして、小首を傾げる。
やはり軽口じみた言い方はちょっとした線引きとして。

「シチューやコンポートが……って、
 食べるものに至っても中々絞れなかったし。
 
 誰かとのお喋りも、ちゃんとした食事も、
 とっても楽しいから大好きなんですよ。

 ……奔放な女だ〜って思われてないかちょっと心配!」

一人で色々と喋っているだけでもご機嫌そうに。
軟派と知ってむしろそれを愉快がるくらいには呑気で、陽気だ。
(66) backador 2024/01/28(Sun) 2:46:22

【人】 栄枯 プリシラ

>>65 エリー

「と〜っても見たいです!」

食い入るように見に行く。あふれ出る興味津々。

「確かに……花柄だともっとはでやかになるでしょうね。
 でもあたしは蔦と、葉とかだけでも好きよ!
 まるで着ている人こそを花と見立ててるみたいじゃない?

 人と衣装は一体になって華やかになるのも、
 服に身体を引き立ててもらうのも……
 どっちも着飾るうえで素敵なことだと思う!」

まあ服飾の話はあまり分かんないんですけどね。
思わず熱が入ってしまったものの、
あくまで素人の一意見としての姿勢をとります。
(67) backador 2024/01/28(Sun) 3:02:12

【鳴】 栄枯 プリシラ

「あはは。なんて虐め甲斐のないワンちゃん。
 ま、あたしは結構荒事が得意な方だから、
 コワイお兄さんが出たら呼んでくれればこっちが向かうわ」

こう見えて腕相撲強いんだから。
一般人範疇の相手ならどうとでもできちゃう。

「ちゃららーん。報酬は喜んでもらえたらそれでいいかな。

 正に今あたし達が奇縁で結ばれてるようなものだし、
 ええ、悔いは残らないようにってのは同感ですっ!
 やりたいこと何でも試しちゃうつもりでいるからね。

 グノウさんも、表立って言いにくいことがあれば、
 遠慮せずこっちに伝えてもらってもいいよ。
 叶えられることも、いくつかあるかもしれないし!」
(=8) backador 2024/01/28(Sun) 7:25:40

【人】 栄枯 プリシラ

>>68 エリー

「あらそうだったの!
 ふふん、そりゃまあ花の魔女ですから……」

こちらもこちらで何だか気分が良さそうに。
だけど続く言葉には少し驚いた様子で目を丸くする。

「繕って頂けるならとっても嬉しいけど、いいの?
 この時期の仕立て屋さんは大変だと思うし、
 あまり無理言っちゃうのはどうなのかな〜って。

 急いで着る予定も、あるわけじゃないですしね」

聖女祭りの最中で何かあるかもしれないが、
そんな軽い気持ちで頼むのも。揺れる心の図。
(70) backador 2024/01/28(Sun) 8:03:11

【人】 栄枯 プリシラ

>>71 ディルク

「そうかもしれませんね!
 あれこれ手を出そうとしているうちに、
 結局最後はちょっとおざなりになっちゃうの。

 きっともっと計画的になるべきなんでしょうけど、
 その計画も上手くいかなかったりするしね」

逃げられちゃったみたいに。悪戯っぽく笑みを深める。
話してる限りでは頗る気が合いそうなものだけど、惜しむらくは好む花≠ェ全く同じものを指してはなさそうなこと。

「そういうことならもう大丈夫、ありがとね。
 流石に食事も忘れて……って訳にはいきませんし。

 ……あーあと、あれなら目移りしていても結構よ?
 花にもつきっきりでお世話しなくちゃ行けない子がいるけど、あたしはそーいうのじゃないですからっ!」

寛容なようでいて、本気で受け取っていないようにも。あなたの考えるように、まして初対面であるからにはそんなものだ。
(73) backador 2024/01/28(Sun) 12:22:03

【人】 栄枯 プリシラ

>>77 エリー

「わ……すごい!そうね、スペシャリストならそれはそう!
 
 あたしも良く知ってる植物くらいはそうできるのに、
 どうしてか思い当たらなかったわ。便利〜!」

森住まいが長いからか、不思議な力がまるでほんの限られただけのモノのように思い込んでた。そんなわけないのに。

それこそフォーマルなドレスに合いそう!
ステンドグラス越しの光に透かして、それから抱きしめる。

「任せて、こんないい物ならきっとすぐにお代以上のお客さんを来させちゃいます。あたし自身も負けてられないな。着飾られる華として恥じないようにしていなくっちゃ」

「ありがとね、エリーさん。
 何かあれば是非、お買い物に行こうと思います」

美人だから、という褒め言葉に気を良くしていたり。
(86) backador 2024/01/28(Sun) 16:39:26

【秘】 遊蕩 ディルク → 栄枯 プリシラ

「…さて、どこがいいかな」

賑わう人々を眺め、いい店はないかと視線を動かす。
食事をしたいとは思いながらも特に食べたいものは思いつかない。
腹に入れば同じだろうとでも考えているのかもしれない。

「好みのものはある?肉に魚、野菜。あとはピザやパスタ」

他にも色々と。好みのものがあればそれにしようと。
視線を貴女に戻して、問いかける。
(-72) sinorit 2024/01/28(Sun) 20:15:15

【鳴】 栄枯 プリシラ

「あっはは、まさか!
 ちょっと遊びに出かけるだけだよ。
 別にお互いに何も本気じゃないでしょうし」

「……それと……もしおませな妖精でばがめをするようなら、
 今からでも強めに引っ叩きに行くけど?」

生活音と思考ってどこまでわかっちゃうのかな?
揶揄されることよりそっちが気になる乙女心。
(=10) backador 2024/01/28(Sun) 23:51:52

【人】 栄枯 プリシラ

>>90 エリー

「そうですねえ。大抵は法が守ってくれるとはいえ、
 イヤ〜な圧力をかけられること間違いなし。

 でも、能力にしろ見た目にしろ……並大抵のナンパについては心配いらないわ。こう見えて結構腕力強いんです、あたし!」

ましてや今は丁重に扱われるべき痣持ち。
下手なことをする人なんてそうそう居るはずもない。

「……とは言ったものの、街に慣れてないのはそうで……
 まっ、流石に迷っちゃうまではないと思うから、
 やっぱりお手を煩わせる訳にはいかないかな。

 代わりに、と言ってはアレですけど、
 何かオススメの屋台や場所があったら教えてくれませんか?」

到着してから程なくして神官様に呼ばれたものだから、
腹拵えすらもまだ済ませていない。一大事。
また地図なり方角なりを指して適当に示してくれれば、
早速後でひとつひとつ巡ってみるつもりだ。

「このストールを身につけて目一杯街を回るんですからね!
 それが済んだら確認も兼ねて、仕立て屋さんに遊びに行くわ」
(106) backador 2024/01/29(Mon) 6:11:56

【秘】 栄枯 プリシラ → 遊蕩 ディルク

「どうせなら近くにゆっくりできる所があるといいわね。

 座れる、とまではいかなくとも、
 料理と談笑を楽しめる余裕がなかったら、
 一緒に出てきた意味が無くなっちゃいますから」

食事そのものよりも、思い出を大切にするかのような物言い。
この魔女とて、美味しければ何でもいい程度のものだ。

「大体は好きですよ?あまり熱量カロリーの多い物は食べないけど、
 苦手というよりかは、体型を気にしちゃうだけだし」

質問に対する答えからもそれが窺えるだろう。
飾らない言葉、自然な表情で答えて、見合わせて。

「でもこのまま決まらないのは困りますよね。
 聖女様の手前、寒いし温かい煮込み料理がいいかな……

 広場の近くに、大鍋を焼べてる屋台があってね?
 スープのいい香りを漂わせてたの。
 ついライ麦のパンと合いそうだなあ、なんて考えてた」
(-83) backador 2024/01/29(Mon) 6:43:48

【鳴】 栄枯 プリシラ

「滅多な冗談言うものじゃありません!
 びっくりしちゃったでしょ〜?
 魔女のプライベートは素敵な秘密が多いんですよ」

まるで春麗かな調子。
それでも萎凋の力を扱う魔女となれば、
寒気を送り込むことなど容易い。のかもしれない。

「えっ、分解されちゃうの?
 野暮用で古代文明や遺跡のこと学んでるとはいえ、
 例えばオートマタとかのことはちんぷんかんぷんよ?」

単純な仕組みだといいけど。
専門は植物なのに何だか金属っぽい頼み事が舞い込むこと。
(=12) backador 2024/01/29(Mon) 6:52:59

【秘】 遊蕩 ディルク → 栄枯 プリシラ

「ああ、そうだね。せっかくの機会なんだ。
 どちらも楽しんでいきたいし」

思う心は同じでも、その意味合いが同じものかは先までと同様に。

「……女の子って努力家さんだよね。
 僕はカロリーとかそういうの気にせず食べてしまうからさ、
 気遣って可愛く、美しくいようとするの凄いなって」

流石に身なりに気を使っていない訳ではないが、
しかし気を使いすぎている訳でもない。
適当に美味しいものを食べて適度な状態を維持している程度。

「…へぇ、寒い日には丁度いいな。
 あまりそうしたことに詳しくないし助かるよ」

拘りがなくても話を聞いているうちに食べたくもなってきた。
早速向かおうかと、その店への案内をお願いする。
(-85) sinorit 2024/01/29(Mon) 12:06:36

【秘】 栄枯 プリシラ → 遊蕩 ディルク

「あはは、褒めてくれてありがとう。
 でもあんまり女の子で括るものじゃないですよ?
 あたしを花とするとして、“花”って名前ではないから」

勿論可愛い女の子は皆努力しているのだろうし、
それを認める言葉がもらえること自体はいいことだけど。

「魔女を捕まえて、夢中になってくれるなら、
 名前くらいは呼んでくれなくっちゃ。ね、ディルクさん」

こっちはそうしてるから、なんて言い訳じみた真似。

「きっと寒い日だから敢えて作ってくれてるんでしょう。
 あたしが知ってたのはたまたまよ、たまたま」

ついてきてと言わんばかりに、度々振り返りながら先導する。
行き交う人たちの間を抜けて、言葉通り広場の片隅、
大鍋のある屋台に辿り着く。

「そう、これ……根菜に、豆?色々と具沢山みたい」

「……さっきは奢らなくていいとは言ったけど、
 代わりにあなたのことも何か教えて貰えたら嬉しいな。
 無理強いしたい訳じゃないから、駄目なら駄目で!」
(-95) backador 2024/01/29(Mon) 15:59:41

【秘】 遊蕩 ディルク → 栄枯 プリシラ

「…………」「……素晴らしい程に正論だね」

言い訳の余地もないと男は肩を竦めた。
決して名を覚えていないという訳ではないのだが、
名を呼ばなかった事実は確かに。

「うーん。参ったね、本気になっちゃいそうだ。
 …プリシラちゃん、で良かったよね」

初対面である中で、本気か冗談かも分からない言葉。
吐き出し、先導する貴女の背を追いかける。
花というより蝶を追う気分だと男は考えた。


「こうした屋台って具は少ないイメージだけど」

ここはそうでもないみたい。
周囲に漂う香りは食欲を誘うようだ。

「……ん、僕のこと?別に構わないけど、何かか。
 それって例えば僕の持ってる能力だとかどう暮らしてるかとか、
 そういうものでいいのかな」

軽い関係ばかりで問われることは少なかったために少し悩んでしまう。
とりあえず、先に席に着こうかと促しておこう。
(-99) sinorit 2024/01/29(Mon) 21:15:28

【人】 栄枯 プリシラ

>>110 エリー

「ふふ、勝手ならお好きに。
 絶対に大丈夫なんてことはないから、
 油断しないでいるってのは大事なことよね!」

自分に身に関わることだというのになんとまあ呑気な。
冒険者、まして魔女というならばどうしても身の危険について疎くなってしまうものなのかもしれない。

「好きかあ……辛い物も甘い物も気になるし、
 でも美味しければ好きってのは提案する側は困りますよね。
 あまり重くないものがいいってくらいかなあ、
 折角の聖女祭り、色々あれこれ食べてみたいです」

お祭り気分、ある程度は免罪符になるとはいえ、
太っちゃうのもできれば避けたい。
意見を交えながら教えてもらったお店を記憶。

「服を汚したり破いちゃったりしない自信はあんまりないから、もしその時になったらお願いしますね……」

元よりそそっかしいタイプな自覚はあるもので。
服を気兼ねすることなく遊びまわれるのは有難いことである。
(115) backador 2024/01/30(Tue) 10:29:15

【秘】 栄枯 プリシラ → 遊蕩 ディルク

「聞こえのいい言葉ばかりが、
 仲良くなるために必要だとは思わないもの」

「ええ、あたしは森の魔女プリシラ。
 花が可愛く美しく保とうとするのは、
 名前を覚えてもらいたいから……なんてね!」

一歩引きつつも、決して突き放すものではなく、
仲を深めたいという言葉にひとつの嘘もない。

蝶は花を育て、外敵から身を守るために自然へ溶け込む。
この魔女をそう表すならば、言い得て妙かもしれない。

「都市のお祭りともあれば、
 作ってる人にけちが付く真似はできないんでしょう。
 たまにあるわよね、ちょっと質素なの」

同じくそうじゃないみたいね、と頷き。
お行儀よく席について、考え通りスープとパンを頼む。

「そうそう、そういうの。
 街と離れたところに住んで、本や草木に囲まれて生活してるから、何を聞くにも新鮮なことがいっぱいで……

 見た所は少なくとも力自慢の戦士って訳じゃなさそうね。
 見かけによらないかもしれないけど」
(-121) backador 2024/01/30(Tue) 10:53:32

【鳴】 栄枯 プリシラ

「ないない、詩人の唄の聞きすぎですよ。
 テレパシーができるからといって、
 相手が秘密を守る保証なんてないじゃない。

 お花に内緒話する方がよっぽどいいわ!
 或いは、もっと好感度が上がったらどうかしら」

今はあからさまにノーチャンらしい。
秘め事、お呪い。魔女がそういった類に強いのは違いなく、
頗る呑気そうに見えて、魔女の自称は伊達じゃない。

もしかしてもう荒事に巻き込まれてる?

 ……生き物ならまだ手に負えるかもですけど、
 人間がバラバラになったとき必要なのは、
 魔女の手じゃなくて聖職者たちの祈りだと思うわ」

蘇生にしろ葬送にしろ、だ。

「間に合うならすぐ向かうけど、大丈夫かな。
 できればあまり無茶しないでほしいのだけれど……」
(=14) backador 2024/01/30(Tue) 11:03:50