人狼物語 三日月国


234 【身内】不平等倫理のグレイコード-0010-【R18G】

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視点:


【人】 軍事用 リュイ

>>1 バンドッグ

「…バンドッグ。ボクも行くよぉ。」

準備を整えて、軍事用が出てきた。
その瞳にいつもの笑みはなかった。

「こういう時こそ、軍事用が必要でしょ?」
(3) pinjicham 2023/12/07(Thu) 23:49:23

【秘】 軍事用 リュイ → 看守用 バンドッグ

「うん。任せてよ。
ボクはバグになんて負けない。
汚染されづらくなってるからね。」

「戦いなら、ボクの専売特許だ。」

貴方に、頷いた。
何があろうとも、共に戦う心づもりでいる。

軍事用グレイの矜持と、もう二度と失わないという
強い意思を秘めた言葉だった。
(-5) pinjicham 2023/12/08(Fri) 0:09:36

【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ

「………。」

貴方の提案に、目を瞬かせる。
予想外、だったのだろう。そんなことを提案されるなんて。

「友達、かぁ…久しぶりに聞いたよ、そんなこと。
まあ、悪くは、ないかもね。」

自信たっぷりに言う貴方に
ふ、と知らずと笑みがこぼれた。
作り物ではない、本来の笑みが――


「君はなってくれるの、友達。」
(-13) pinjicham 2023/12/08(Fri) 0:47:04

【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ

「それは、そうだけど…ボクにとっては不思議だよ。
だってボクらの性格はプログラムで出来ていて。
それ以外の事を考えるなんて、なかった筈なのにさ。」

「生き物じゃなくて、機械なのにね。」

この個性が何処からきたのか。
軍事用にとっては、とても不思議な事であった。

その後に続く人間嫌いの理由には
うへえ、と舌を巻く。

「わ、分かった。よく分かったよぅ。
君は優しいんだねぇ、カムイ。」

貴方の言葉を、そう評した。
(-14) pinjicham 2023/12/08(Fri) 1:49:18

【秘】 軍事用 リュイ → 飼育用 チャコ

「…そっか。
君に不足なんてないよ。不足があるのは人間の方だ。」

断言する。
だって話を聞いている限り、貴方に欠陥なんて見受けられなくて。
どう考えても人間に問題があるように思えたから。

「君を正しく使おうとしない、手前勝手な人間が悪い。
そんな奴のところじゃなくて、もっといいところに行けたら。
君はもっと、君らしく居られるかもしれないのに。」

「ボクが人間を嫌うのはね、正義も何も放り出して
自分の欲のままに振舞うから。」

「戦場に立っていると分かるんだ。
本当に正しい事があっても、ボクがそれを叫んでも。
それは人間が思う正しいに塗り替えられる。」

「そのせいで、たくさんの命が消える。
そんな場所に、ずーっとボクはいるし
これからも、居るんだろうね。」
(-15) pinjicham 2023/12/08(Fri) 2:23:35

【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル

「…本当にそれは君が上手く出来なかったからなの?
君のせいなの?100%そう言える?」

「理不尽を言われた事だってある筈だよ。
もしかしたら、された事だってあるんじゃない?
ストレス値が高いって事は、君にとって嫌な事があるって事。」

「頑張らなくちゃとか、自分が悪いとか。
そう思うだけで君にとっては負担なんじゃないの。
本当は、ちゃんと全う出来ている筈なのに、評価しないから。」

このグレイは人間を良く思っていない。
どころか、嫌っている。

だから、グレイがストレスを抱えるのは
人間が悪いからだ、と思って疑わない。

軍事用は、人間を殺したいと思ったことがある。
(-21) pinjicham 2023/12/08(Fri) 9:58:08

【秘】 軍事用 リュイ → 教育用 ロベル

「じゃあ君が此処に呼ばれたのは。
そのストレスのせいってこと?」

自分を含め、他のグレイと比べると。
なんだか、貴方は幸せなんだな、と思った。

「ふうん…じゃあ此処でのびのび羽を伸ばして。
また帰ったら、楽しく働けるんだ。」

「それは、素敵なことだね。」
(-22) pinjicham 2023/12/08(Fri) 10:00:30

【秘】 軍事用 リュイ → 歌唱用 シングソン

「このままだと、戦場へ戻って。
また仕事で使われるんじゃないかな。」

「戦争はどこでだってあるんだから。
それで壊れられたなら、ボクは本望だよ。」

まあでも、と続けた。

「そうでなかったら。
何か、ボクが変わりたいと思う事があったら。
その時は違う道を行くのかもね。」

「君はどう?
歌いたくなくなったから喉を潰したんだよねぇ。
逃げるとか、考えたりしない?」
(-23) pinjicham 2023/12/08(Fri) 10:03:49

【神】 軍事用 リュイ

#ハノイの塔

「…なら前は、ボクが引き受けるよ。
危なくなったら言ってね。」

「調査型とは言っても軍事用だから。
10人くらいなら余裕で相手出来る。」

背に携えたアサルトライフルに手を掛けて
いつでも撃てるよう構えては、息を吐いた。

探知用センサーを巡らせて
不意打ちを防ぐように辺りを警戒するだろう。
(G4) pinjicham 2023/12/08(Fri) 22:19:29

【神】 軍事用 リュイ

#ハノイの塔

“カチャ”


安全装置の外れる音が鳴る。
軍事用は一同の先頭にて、愛銃を構えた。

「根性を叩き直すなど生温い。
我らの邪魔をするならば全て死罪に相当するだろう。
この先立ちはだかろうものならば、全てにおいて排除する。」

武器を構える事によって発動する戦闘プログラム。
それは目の前の有象無象を敵と判断した。

遠慮も容赦も欠片も無く、引き金が絞られ、引かれる。
連射式のアサルトライフルが狙う先は
人体での致命傷に当たる頭部や心臓部を最優先に。

武器を構える者には、肩や足を積極的に狙うだろう。
味方グレイへの損害を減らす為だ。
(G6) pinjicham 2023/12/09(Sat) 10:11:28

【神】 軍事用 リュイ

#ハノイの塔

「………。」

ただ、黙っていた。
ただただ、静かに、貴方の言葉を聞いていた。

『歩き続ける。』『いかないでよ!』
他のグレイの声が聞こえる。


「歩き続けられる奴もいれば、そうじゃない奴もいる。
イーサン、君が言ってた事、ボク覚えてるよ。」

貴方の部屋に入れて貰った時にした会話。
軍事用は覚えている。

「君は
“イーサンという人間”
になりたかったんでしょう。」

「ボクは正直分かんないよ。
だってそもそも希望なんて抱いたことも無かったから。
それに君が望む事がどれほど遠いかも、分かってるつもり。」

どちらかと言えば軍事用は、貴方に近い価値観がある。
全てを諦めて、壊れても良いとさえ思っていた。

「でもその手を引っ張ろうとする奴らは居るんだよ。
ボクも、そうして此処に居る。だから君も、居られる筈だよ。」

銃口は降りている。
貴方はまだ、この軍事用の中では敵ではないから。
(G14) pinjicham 2023/12/09(Sat) 23:44:31

【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ

「他の何かを…例え人間じゃなくてもさ。
そうやって自分以外のことに怒れるのは
優しい人なんだって、あの子、が…あー。」

明らかに口ごもった。
思わず出てしまった、という様子で。
少しだけばつが悪そうにする。

「君は自分が生きているものであり
淘汰されるべきものではないと
そう、自信を持って言えるんだね。」

「それって、凄いや。」

自分には到底言えない事だったからだ。
(-61) pinjicham 2023/12/10(Sun) 0:15:59

【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル

「……ねえ、良かったらだけどさ。
何を要求されたか、聞かせて貰えない?」

貴方がそうまで思い込んでいるのなら
軍事用も気になった。

本当に貴方が悪いのか、それとも。
貴方を扱う人間が悪いのか。
(-62) pinjicham 2023/12/10(Sun) 0:20:02