人狼物語 三日月国


185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】

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奏者 イルムヒルトが参加しました。

【人】 奏者 イルムヒルト

[私が奏でるのは世界を

  或いは、歌姫や踊り子をより輝かせる、灯を]
(24) leaf 2022/11/21(Mon) 16:45:47

【人】 奏者 イルムヒルト

[私のリュートが奏でる音に合わせ、歌姫が唄う>>1
待ち人の女の思いを乗せるには激しいものは似合わない

例えばそう、漣のような穏やかな、
或いは少し物悲しくもある色を帯びさせて


 白磁の指が弦を爪弾く


歌が終われば拍手喝采
海に攫われた恋人を待ち続ける女は幻想となり
1人の可愛らしい歌姫が万雷の拍手を浴びていた

魔法が溶けるように、夜の帳が朝日に引き裂かれるように
そこにはもう、物哀しい余韻はなく
輝く笑顔の娘が観客に笑顔を見せていた>>2]
(25) leaf 2022/11/21(Mon) 16:46:34

【人】 奏者 イルムヒルト

[この場の主役は彼女。私は添え物

それでも無聊を慰める一助にはなり
或いは、このささやかな「美」もまた
この街では認められるものでもあったから

私はこの街で今、奏でられていられるともいう

――しかし
最近、思い悩むこともあるのだ]
(27) leaf 2022/11/21(Mon) 16:49:39

【人】 奏者 イルムヒルト

 ――……。

[私の演奏はどこまで、
人の心を震わせることができているのだろう

  と

添え物故に思い悩むこと、屡々。

歌だけでも良いのではないか?
或いは、踊り子の踊りだけでも良いのでは。

自問自答

この街で演奏できるというコトは
この街に認められているということの証左なのに

未だ私は迷いながらの演奏を行っている
己の心の鏡のようになることもなく、常の
せせらぎのように美しい旋律を、奏でながら]
(28) leaf 2022/11/21(Mon) 16:54:16

【人】 奏者 イルムヒルト

[歌姫の伴奏の後の仕事は、興奮冷めやらぬバーのBGMを奏でるもの

一仕事終わった者らの慰めの優しいものを
或いは、食欲を増すような明るいものを

客足が途切れるまで、リュートの旋律は
「Bar passion」のホールを賑わすことで、ありましょう**]
(29) leaf 2022/11/21(Mon) 16:59:51
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a8) leaf 2022/11/21(Mon) 17:25:19

【人】 奏者 イルムヒルト

― 追想:舞姫と怪盗の邂逅の狭間 ―

[女は、その日もステージの端に座り
次の演目の為にリュートの弦を調整していた。

今日も美しい舞姫の踊りに合わせ、
私の弦は常の音を奏でて。

舞姫がステージを降りる際、”その者”はそこに居た。
舞姫へと、声をかける者は次の演目の主ではなかった
しかし、彼こそが主役であるかのように
舞台へと向かう足取りに迷いはない>>33
まるで舞姫に、答えの1つを「魅」せるかのように。

彼と舞姫の交わした言葉は、遠くからではわからじとも
伴奏をよろしくと告げる彼が次の演者であると私は定め、
黄昏の目を、その男へと向ける]

 ――畏まりました。
   貴方様の世界を魅せてくださりませ。

[事前に知らされぬ演目。
それでも、私は”それ”に合わせることができると自負していた。

私は奏者であり、私は世界
合わせられぬことがあるものか]
(46) leaf 2022/11/21(Mon) 18:02:14

【人】 奏者 イルムヒルト

[歌の内容はわからねど
歌に込められる情念を。余すところなく伝えましょう
1人1人の記憶に残るように

私は影。輝く星々すら包む闇の帳
されど闇がなければ星は日の光の下だけでは輝きもせず

今、この瞬間の主役は、貴方。]
(47) leaf 2022/11/21(Mon) 18:03:01

【秘】 奏者 イルムヒルト → 「怪人」 ファントム

 貴方は何者にも囚われず
 されど、

    誰かの心に痕を残していくのですね。

[ぽろん。と鳴るリュートの音は
常のものよりも少しばかり、憂う音。]
(-20) leaf 2022/11/21(Mon) 18:04:04

【人】 奏者 イルムヒルト

[ステージを降りる彼は
私の伴奏に満足してくれたのかは分からねど
軽やかに降り立ち、消え去る背はきっと
この日の客や、声をかけられた歌姫に

爪痕をつけたのでしょう。*]
(48) leaf 2022/11/21(Mon) 18:04:24

【人】 奏者 イルムヒルト

─ Bar passion ─

[大富豪の噂は耳にしていた。
強い輝きを秘める星々を。眩いものを次々と
探し求め。手に入れていることを>>30
女神に捧げた美はどれ程か。そして得たものはどれ程か。

かの者は英雄ではなく、富豪として名を轟かせ
そして今もなお、飽くることなく原石に手を差し伸べ続けていた
それは歌姫や、舞姫といった
スポットライトの中心人物であったり
或いは、美の極致とも呼べる工芸の品を作る腕であったり

故に、今ここで輝きを放った原石ではなく
その路傍の星影に声をかけたことに
女は最後の一小節を奏で終えた後、顔を挙げて男を見た>>41

可能性を信じるのか。と男は問う
未だ相まみえぬ何かを探し求めているのだと、探究者は言う

歌姫に劣る女の演奏という名の”美”
それの可能性を信じるかと男は先回りして尋ねる。
女の答えは決まっていた]
(53) leaf 2022/11/21(Mon) 18:26:36

【人】 奏者 イルムヒルト

 ―――私には、可能性「しか」ないのですから。
    信じるも何も
    其処に在るのが当たり前でございましょう。

    あとはそこに至るまでの何かを
    掴むだけに。ございますれば。
 
 今宵の時間を貴方様が買われるのなら。
 歌姫も、舞姫も今はおらじ。なれば

 私の世界を。貴方に。

[リュートの弦を数度調節した後

ぴぃ、ん。と一度、爪弾けば
弾き始めたのは


演者の世界を、情念を、情動を
伝えるためであった音が、今は1人だけへと注がれる

癒しの時間よりも、狂おしい奔流を
飢える者を癒すには、腹八分で足りはせぬ
底知れぬを求める貴方の内を見せよと
叩きつけるような演奏を。貴方に

爪弾く姿は嗚呼、究極のエゴイスト。]
(54) leaf 2022/11/21(Mon) 18:27:07

【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン

[歌姫や舞姫の影に
或いは店の背景へと徹している女が、
一度だけ見せる刃の切っ先。
命のやり取りにも似たその一撃は

男の喉元に食らいつき、引き裂くような
を]
(-21) leaf 2022/11/21(Mon) 18:27:51

【人】 奏者 イルムヒルト

[―― 白魚の指が自発的に弾くのは1つだけ。
残りは、リクエストにお答えしましょうと

もしもリクエストはないのであれば。
私が次に演じるものは、穏やかな波間を。
或いは柔らかな木漏れ日の様な演奏を。*]
(55) leaf 2022/11/21(Mon) 18:28:07

【独】 奏者 イルムヒルト

/*
悩んでます><は好感度が高くないと見せない
そんなイルムヒルトさんです
(-22) leaf 2022/11/21(Mon) 18:29:08
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a14) leaf 2022/11/21(Mon) 18:31:52

【独】 奏者 イルムヒルト

/*
富豪様と踊り子様のきゃっきゃうふふがみたいです。
絶対甘とろ可愛い。
(-23) leaf 2022/11/21(Mon) 18:49:49

【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト

[男が見つめる。
女を確かにその視界に入れて。
値踏みする目では無い。
それは、獲物の隙を窺う狩人の目だ。


その
は確かに男の首元に食らいつき引き裂いた。


だが男の首は落ちない。
引き裂かれた喉から滴るものは
命の音
ではなかった。]
(-24) F6 2022/11/21(Mon) 19:13:13

【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト

[男は目に力を込めた。
それは文字通り瞬きの間に女の首元へ刃として叩きつけられる。

その一瞬はは星のきらめきの如く。

それは確かに『美』と呼べる刹那の閃光だった。]
(-25) F6 2022/11/21(Mon) 19:15:30

【人】 奏者 イルムヒルト

─ Bar passion ─

[男は足りぬ、と確かに言うた
私の音に、そうつぶやく声は確かに聞こえた>>62

音と音の隙間を縫うように紡がれた言の葉は
今の私には、未だ未完を悩む己の傷に沁みるもの

まだ足りぬという
――それを理解っているのは自分自身が、一番。

だからこそ、何か足りぬというた男の
審美眼は確かであった>>63]
(69) leaf 2022/11/21(Mon) 19:28:53

【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン

[隙を伺うような眼差しは確かにもののふの
或いは狩人の目であった

――その眼差しに黄昏を向けて
女は喉元に音を食らわせるものの
零れた音もまた、確かに女のざらつく部分を撫でてゆく

それは。突如の一閃に
奏でる手は留まることはなけれども
演奏の合間に零さぬ吐息1つが唇から漏れて
それは感嘆。
その狂おしい程の執着の1つの果てを
間近で見たことによる、ざらつく何かへ刺さる疼き

嗚、このように研ぎ澄まされたものも1つの解
それがあなた狩人の、美であるならば
獲物の答えは、何であろう]
(-28) leaf 2022/11/21(Mon) 19:30:05

【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン

[きっと、私は未だ知らぬのだろう
こうありたいはあれども、それに至るまでの過程を
執着も、情動も、情念も
――心と体を己自身が震わせる体験が
経験が、なかったが故に

未だ完成されぬ”美”は
今のままでは審美眼の肥えた男の耳にもまた
正しく、完成されぬように映るであろう
それはどこか口惜しく
]
(-29) leaf 2022/11/21(Mon) 19:31:04

【人】 奏者 イルムヒルト

[情景を奏でるリュートの旋律は無聊の慰めにはなれども
己自身の美としては未完成。

それは自分が誰よりも、理解している
置かれた金貨分の価値。それは今の私にあるのだろうか

それに贖うに相応しきはどうすればと
暗中模索は、未だ。

爪弾く音には一切それは現れねども
憂う眼差しに、だけは*]
(70) leaf 2022/11/21(Mon) 19:31:25

【人】 奏者 イルムヒルト

― 怪人との邂逅後:踊り子の娘と ―

 リリー。

[あの怪人がリリーへと何か声をかけ
そして歌を奏でて姿を消したそのあとに
演奏を終え、私は彼女に声をかける

いつも私の演奏を買ってくれてか
縁が重なる際には依頼をしてくれる彼女が
常とは少しだけ、違うように見えたのもあって

声をかけた貴女の心に
確かにあの怪人は爪痕を残したのでしょう>>67

何時も神秘的な中に花開く美しさを見せる貴女は
あの青年が唄った前後で、どこか雰囲気が違うよう]

 今日も素敵だったわ。
 ……でも、そうね。

 今日はどこか、普段よりも
 楽しそうね。

[と、声をかけて談笑する程度には
貴女のことを親しく思っている、私で。
そしてこの娘の”美”の成功を祈る1人でも、ありました。*]
(71) leaf 2022/11/21(Mon) 19:37:58

【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト

[男の言葉は女の耳にしか届かない。
如何なる技か。リュートの音に混じる様にして、それを奏でる女の耳にのみ聞こえる言葉。]


 胸が張り裂けそうなほど泣いたことは?

 死すら甘いと思えるほどの絶望を感じたことは?
 
 ないであろう?


[もしも『美』が人の魂を揺さぶろうとするのならば、己の魂がもっと深く強く美しくあらねばならない。]


 狂おしいほど愛した男は?

 心が千切れそうなほど憎んだ相手はいるか?

 いないであろう?


[男は嘲りを滲ませながら女の耳の奥へと言葉を響かせる。]
(-31) F6 2022/11/21(Mon) 20:03:42

【独】 奏者 イルムヒルト

/*
カイジ状態……!>>82
ざわ……ざわ……
(-32) leaf 2022/11/21(Mon) 20:06:52

【人】 奏者 イルムヒルト

─ Bar passion ─

[挑発めいた金貨は明らかに今の私と釣り合わぬ。
理解していて贖えるものなら贖えと
無言で告げる男は、私に何を見ているのだろうか>>81

技はあれど未だ美に至らず
故に、それはどこまでも未完成。
曲を1つ、また1つ奏でるたびに鳴る金貨の音

されどその重さに屈することだけは、女はしなかった。]
(88) leaf 2022/11/21(Mon) 20:25:11

【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン

[己の奏でる音の合間に
或いは、隙間を縫うようにしてはっきりと届く男の言葉
それは己の柔らかな部分を掻き毟るに相応しいもの。

 ああ、その通りなのだ。

胸が張り裂ける程に泣き濡れる慟哭も
死よりもなお、深い絶望も
狂おしい程に愛した男も
心を切り裂いても足りぬ程に憎んだ相手も

私には何もない。

いないというのは正鵠を得ている
嘲る音も確りと耳に届くはどのような絡繰りかはわからねど
震えるのは唇だけ。演奏だけは変わらぬ凪
されど――  一瞬だけ

いないのだろうと揶揄する男に向けた眼差しは
それを得たことがあるのであろう男へ向ける嫉妬のような
或いは憤怒のようなものの、色

それは僅かに、凪いだ旋律に色を宿らせる
感情という名の
――美への片鱗を

いうなれば、未だ染まらぬ水面に男が垂らす一滴に反応する
私の、可能性
もっと注がれれば色を変えてしまいそうなそれを]
(-34) leaf 2022/11/21(Mon) 20:25:33

【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン

[男の声に変わる”音”を
刹那にさせるか、それともその片鱗に可能性を感じるか

自ら磨こうとする戯れを感じるか
或いは、それが羽虫の如く足掻いて見つけようとするのを
楽しむのかはしらねども

今奏でる曲の後半の。それだけは
穏やかなものではない。

ヨハネの首を求めた女の如くに。
確かに”サロメ”鮮烈な色を持つ女だった。]
(-35) leaf 2022/11/21(Mon) 20:25:53

【人】 奏者 イルムヒルト

[少しだけ、曲調が変わる。
其の1曲の後半だけ。少しだけ普段と違うもの
己の中に新たに芽生えた憤怒を。或いは――……

混ぜたのは確かに魂をもかき乱す、音*]
(89) leaf 2022/11/21(Mon) 20:26:24

【独】 奏者 イルムヒルト

/*
どうしよ、イルムさんがダメ女すぎて
どうも誰ともえっちぃことせずに祭りが終わりそうですぼすけて
(-36) leaf 2022/11/21(Mon) 20:29:12