人狼物語 三日月国


129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】

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スピカ:投票委任

スピカ従者 ムルイジ

骨噛:スピカムルイジ

【人】 規律指揮 スピカ

「反撃……。してくれた方が、殺しやすいかもしれません。」
処刑室へと向かい、最初の一言。一面に飾られるようにした武器をまだ迷っている。
(18) axyu 2022/02/18(Fri) 21:51:41

【人】 規律指揮 スピカ

何か武器を使おうかと思ったが、自分もそうしようかと思ったが、何を使えばいいのかわからないまま時は過ぎる。その間何が起こっていたか気に留めないまま。

結局何も持たず歩いて血溜まりのところへと向かう。あなたの、例えばあなたの腕の、傷口に手を伸ばそうとし、ただそのときはまだその腕は少女の力しかなかった。
 
上を見る。ちょうど攻撃を雨が上にもある。

それからは早かった。琥珀の雨を前へ体当りするように避け、そう、そのまま視線もそこそこにあなたへ飛びかかった。それは反射的な動きだけがあり、その力は障壁がないのなら、そして避けないのなら先に伸びていた少女の腕はあなたの骨を容易く折り、更に臓へと達する……だろう。


幸運な『先制攻撃』に、彼女は『反撃』の姿勢のままあなたを傷つけた。
(63) axyu 2022/02/18(Fri) 23:20:56

【秘】 規律指揮 スピカ → 従者 ムルイジ

──彼女は臓器に用はない。ただ、腕を引き抜くときに手を硬く閉じる。折ったあなたの肋の骨を一本引き抜いていった。それ相応の力で。

あなたは一人目の処刑者で、これがスピカのやることだった。手に入れたあとは言われた通りに『する』だけ。
(本当にこの骨をいただく必要があったのか、スピカにはわからないが。)


/*役職開示申し訳ないわね!怪盗骨噛み面相、念話を2つ程頂いていくわ。
(-25) axyu 2022/02/18(Fri) 23:37:17

【妖】 規律指揮 スピカ

ザリザリとなにかの音が聞こえる。 
ザリ、ザリ、ギリ、ギリ。
何かをこすり合わせるような音。

それがやんだあと、しばらくしたあと、一つの声。

「…宜しくお願いします。」
($1) axyu 2022/02/19(Sat) 8:30:58

【妖】 規律指揮 スピカ

通信からしばらく返事はない。

……うん、私。私も崩した話し方のほうがいい?この通信は秘密と聞いただから…。

次に聞こえた声はないしょばなしのよう。何方にせよ通信には筒抜けなのだろうけども。

「楽しい。でも、うーん……」
楽しくなかったのではないのだろうが、首を傾げた。
($3) axyu 2022/02/19(Sat) 11:48:41

【妖】 規律指揮 スピカ

「うん、わかった、はか………………シェルタン様」
「……私も同じようにする。」
早速バレかねない発言をしかけている。本人にそのつもりはなくとも早速隠すのは形式だけになっていることだろう。

「……沢山の人と一緒に一人を殺すのは、ええと……体を少しは動かせたけどあんまり……楽しくない、かも。少ししか動けない」

「あと、武器が何もわからなかった。シェルタン様、武器使える?」
($5) axyu 2022/02/19(Sat) 12:50:34

【妖】 規律指揮 スピカ

「はい、うん、そう。リンチ……より一人と一人のほうがいい。ええと、私とたくさんのほうがもっと体動かせる。」
口調が違う以外もう何も隠せていないが、本人は隠しているつもりである。

「選ばなくてもおかしくなかった?
私、一回使ってみたいとは思っていたけど、よくわからなかった……。ナイフ、人のを投げたりはするけど、握るとどう手を出せばいいかわからなくなるし、銃、教えてもらったことがない……シェルタン様、教えられる?」
誰かには筒抜けの、内緒の話は続いてく。
($7) axyu 2022/02/19(Sat) 15:17:39

【妖】 規律指揮 スピカ

「……向こうとは、処刑される?反撃していいなら。久しぶりだし、運動になるかも。」
ルールに伴ったそれは悪ではなく、そしてそれを悪くない提案だとかんじる。尚、完全に名前までてるのにまた口調を変えたままである。なんで内緒話してるのかわかっているのだろうか。

「銃、誰にも教えてもらえなかったから、教えてくれると嬉しいです……嬉しい。」
基本的すら理解していないので、少し楽しみそうに通信の向こうで頷いた。
($9) axyu 2022/02/19(Sat) 17:52:39

【秘】 規律指揮 スピカ → 白昼夢 アルレシャ

こんこんこん。あなたの無礼講の部屋で、ドアを叩く音がする。それからやっと気づいたのか、チャイムを鳴らした音がする。

あなたの時間が空いていて、出るのなら先日のお話通り、少女がお茶をしにやってきたようだ。

迎えないのなら暫く外で待って、でもちゃんといないと理解してどこかに行くだろう。
(-159) axyu 2022/02/19(Sat) 18:12:10

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 規律指揮 スピカ

これは最初の
処刑
が終わった後のどこかの時間。
廊下ででも君とすれ違ったなら、コレは気紛れに声を掛けただろう。

「やぁ、スピカ。ご機嫌いかが?」

君が無視して通り過ぎても、コレは一切気にしないだろう。

/*
ノープラン秘話ですわ!良かったら構って下さいまし!
(-163) shingetsusou 2022/02/19(Sat) 18:41:53

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 規律指揮 スピカ

こんこん、というノックで来客に気付きはした。
けれどチャイムが鳴ってから、漸く返事を。

「誰かな。ちょっと待っててね」

扉の前まで来るより先にそんなことを言って。
そして数分もしないうちに扉が開くだろう。

「あぁ、スピカ。いらっしゃい、お茶をしにきたんだね?」

来訪の理由は顔を見れば分かった。
すぐに貴方を部屋の中に招き入れるだろう。
部屋の中は常と変わらず、温室めいた花に囲まれた空間と、テーブルとティーセット、自分のための椅子と、そして来客のための椅子。
顔を見てから来訪の理由を知ったにも関わらず、全てがもう用意されている。
(-166) rustyhoney 2022/02/19(Sat) 19:05:01

【秘】 規律指揮 スピカ → 憐憫聖贖 ナフ

「はい、元気です。ごきげんです。」
少女はあなたの声に立ち止まると、御機嫌如何?に教科書のようなテンプレ返しをする。とはいえ、処刑の様子やその後の様子を見るに、調子が悪いことはなさそうだ。

「そちらはご機嫌いかがですか?」
そして同じ文章を、オウムのように返すのだ。その方が変だと思われない、と思っている。

/*ありがとう大歓迎よノープラン秘話、私も繋げられるように頑張るわ!
(-176) axyu 2022/02/19(Sat) 19:59:55

【秘】 規律指揮 スピカ → 白昼夢 アルレシャ

「はい、待ちます。」
それが部屋の中に伝わったかは定かでないが、彼女はイイコに扉の前でじっと待っているだろう。ドアが開けられて、あなたよりも小柄な少女が扉の前で姿勢を正している。

「はい、お茶をしにきました。…… 
……お茶会、先に用意してくれたのですか?」

すべてが用意されているのに彼女は気づいたが、そこに大きな違和感を持つことはなかった。それはただ自分が来たときのために用意してくれたのだと。そう思うのが彼女の中では自然だった。
(-182) axyu 2022/02/19(Sat) 20:13:09

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 規律指揮 スピカ

「ふ、ふ。それは何より。」

言語学習の定型文全くそのままの返答に、可笑しそうに笑声を漏らす。
廊下の壁にでも寄りかかり、もう少し言葉を交わそうかという姿勢を示しながら。

「昨日は思考がこんがらがってたでしょ?少し整理できた?」
(-189) shingetsusou 2022/02/19(Sat) 20:41:26

【秘】 規律指揮 スピカ → 憐憫聖贖 ナフ

「……昨日……。」
昨日、何があったか思い出す。それからその整理ができたか考える。

「……できてません。難しい話をしていました……。」
答えはその後に出た。

「ええと、私は悪いことはだめだと思います。悪い人は消えますと思っていました。でも違うのは、最近わかりました。ここに来てから……でも、難しい話わからないからいつも、考えるのをやめてしまいます。」
自分のしたい話をしている、自分の整理のためにも。
ただし目の前のあなたにはわからない事情もあるかもしれない。聞いてみたら答えるのだろう。
(-193) axyu 2022/02/19(Sat) 21:03:59

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 規律指揮 スピカ

散らかる君の言葉を、穏やかに微笑んで聞いているだろう。

「一人で頭の中で考えていて迷路になってしまう時は、
 誰かを相手に話をするのもきっといいことだ。」

会話用に用意された近くの空き部屋にでも、君を誘ってみようか。
躊躇うならばここで立ち話のままでも構わない。
どちらにせよ、君の中で絡まっているものを誘うように言葉は与えられる。

「そうだね、わかってると思える部分から最初は再確認するといい。
かつての君
は、何を思ってた?」
(-199) shingetsusou 2022/02/19(Sat) 21:20:53

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 規律指揮 スピカ

「うん、用意したよ。お茶も、もうすぐ出来るから座って」

貴方の認識が間違っていようと、それで何の問題もないなら訂正はしない。しれっと、当たり前のように貴方を椅子まで誘導した。

「……お茶菓子はいる?」

そう貴方に聞くのは初めてのはずだ。
貴方がお茶を飲むのにすら手間取っていたので、そこにお菓子まで出すのは難しいと過去には判断した。
しかし、無礼講の数日の様子を見、今ならお菓子があってもいいのではないかと思ったのだ。
(-213) rustyhoney 2022/02/19(Sat) 21:58:38

【妖】 規律指揮 スピカ

「やってみようかと思います。ええと、自分の名前を送信すればいいのですよね?昨日、人に委任してしまったので……」
やり方を確認する。次の処刑はたくさん体を動かせると思うとすこし、ワクワクしてくる。

「もしかして、イベントと同じように、綺麗な服に着替えて参加してもいいですか?たくさん写真取って欲しいです。」
このワクワクようだ。

「はい、トレーニングルームに行きますか?今でなくともいいですか?」
そうと決まれば処刑前にできておきたい。できるかはわからないけど。気が早い。
($11) axyu 2022/02/19(Sat) 22:10:39

【秘】 規律指揮 スピカ → 憐憫聖贖 ナフ

「はい。……お話していいですか?」
ためらうことも、疑うこともない。この少女は基本的に素直だ。

「はい、最初は……最初は、何も考えていませんでした。記憶にあるのは、ええと、私が、怒られていた……と思います。よく怒られていました。」

かつての範囲を取り違え、身の上話から始まってしまった。

「ええと……シトゥラ様にあまり言ってはいけないといわれたのですが、私はわかることが、あんまりわからないようで、ええとよく喧嘩をしていました。」
ようは馬鹿だといわれてきたいうことだ。これまで彼女と知り合ってきたのなら、もうそれがあながち間違いでもないことに気づいているのかもしれないが。

「それで……次は、博士が私を研究所に連れて行って、悪い人は世界をええと、ガン、病気にすると、壊すといっていました。私はええと、考えたとき……捨てられているごみや、ええと、いじめられている人や、壊されている建物や、それが、確かええと、
私もいやだと思いました。
博士はええと、そうすると私をヒーローと言いました。」
『博士』というのは首謀者とされる人物の、スピカからの呼び名。数十年は一緒に暮らしていたとされる、影響の深い人物。
きっと影響されていたのだろうか。それとも素質があったのだろうか。かつてヒーローと呼ばれた少女は続ける。

「ええと、博士が悪い人を消して、私に悪い人を消す力をくれたのです。だから、悪い人を博士のところに連れて行くと、そうすれば、世界は奇麗になれると思いました。……かつては。」
それがここに来るまでの考えだ、といったん話を切った。伝わっているだろうか、と不安げに首をかしげる。
(-228) axyu 2022/02/19(Sat) 22:38:25

【秘】 規律指揮 スピカ → 白昼夢 アルレシャ

「はい。」
誘導されればおとなしく座った。やはりこの空間はなれないのだろうか、そわそわとあたりを見回しているが、それでも認識の違いに気づくことなどない。

「お菓子も出るのですか?ええと、おいしいお菓子、食べたいです。」
お茶しか出ないと思っていた彼女は少し硬い表情のまま、しかしわかりやすく目を輝かせる。

「どんなお菓子が出るのですか?」
そわそわがちょっとだけ、加速している。
(-230) axyu 2022/02/19(Sat) 22:42:25

【人】 規律指揮 スピカ

今日はどこに人が集まっているのだろうか、音のするほうへと吸い寄せられている。しかしその道中少女は急にはっとして、広場へと引き返していった。


……お菓子を頼んでなかったのだ。
チョコチップマフィンvilを頼んだら恐らく今度こそ音がするであろうトレーニングルームへと向かうだろう。
(108) axyu 2022/02/19(Sat) 22:47:34
スピカは、チョコチップマフィン両手に観戦。
(a91) axyu 2022/02/19(Sat) 22:48:10

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 規律指揮 スピカ

そわそわの様子を見て、この空間は落ち着かないだろうかと一瞬思ったものの。
目を輝かせる様やそわそわ加速を確認し、問題なさそうだなと笑った。

「無礼講だからねぇ、何でも頼めると思うよ。
どんなのがいい?何が好きかな……」

聞いてから、よく知らないかもしれないものを選ばせるのは酷だろうかと思い直し。

「スピカはドレスに喜んでたね、そういえば。
見た目が綺麗なものは好き?」
(-233) rustyhoney 2022/02/19(Sat) 22:50:04

【秘】 規律指揮 スピカ → 白昼夢 アルレシャ

「好きなもの……ええと、たくさん好きです。ええと……名前、忘れるのですけど、いろんな色のサクサクした、丸いお菓子とか、あとは、あとは……。」
好きなお菓子については、頼みすぎるほどには目移りしていたがあなたの推定通り、知っているものが少ない。ちなみに挙げられたのはマカロン。
あまり満足してお菓子などを食べる生活をしてなかったのも。そのお茶会の仕草からあなたは読み取れてもいたのだろうか。

「はい、きれいなものがいいです、汚れた壁とか、捨てられた空き缶とか、ケガした人よりも、きらきらしたお洋服、空とか、お城とかが好きです。私のものではないですが、テレビで見ました。そういうテレビが好きでした。ここではあまり、テレビはないですが。」
囚人部屋にはないのだろう。当然のことではあるのだが。

「アルレシャ様も好きですか?」
この部屋にはそういうものが多い、カップもきらきらして素敵だ。
スピカはそう感じている。
(-236) axyu 2022/02/19(Sat) 23:03:41

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 規律指揮 スピカ

「色んな色の、丸くてさくさくした……さくさくならアイシングクッキーを思い浮かべるけど、丸いんだろう?じゃあマカロンかな…間にクリーム挟んである?」
忘れる程度に馴染みのない、お菓子の名前。たくさんは挙げられることのないそれら。
ふむ、と一度納得したように頷いて、端末を操作した。もう少し待てばお菓子が届けられるはずだ。

「……そうだなぁ。憧れはするね。そんなものに囲まれて過ごせていたらどんなにいいだろう」

貴方は、この言い回しのおかしさに気付けるのだろうか。
現にここには花がたくさん見え、カップもポットも綺麗に磨かれている。真っ白なテーブルと椅子は装飾彫りがあしらわれている。きっと貴方が好むようなものなのではなかろうか。
どんなにいいだろう、と空想のように言う。過ごせていたら、と過去形にした。

「看守は部屋にテレビ置いてる人もいるな。テレビがある休憩室もあるし。
流石に囚人の独房には置いてやれないけど……そうだな、手伝いを頑張ったら本くらいは貰えるかもしれないよ。写真がたくさんの」
(-240) rustyhoney 2022/02/19(Sat) 23:18:23

【秘】 規律指揮 スピカ → 白昼夢 アルレシャ

「挟んでありました、すごい、分かるのですね。伝わってよかったです。」
クリームの有無にウンウンと頷く。そう、そうなのだ。クリームが挟んであった。

カップのお茶を片手で慣れずに持ちながら、持ち続けているとお菓子が食べられない。お菓子、カップ、マカロンと片手が交互に動く。

「はい、憧れています、だからこの部屋も私、とても好きで……?」
首を傾げた。ここには綺麗なものがたくさんあるのに何故この部屋もいいのにないように扱うのだろう?
そんな何かの違和感を感じるが、言葉に表せない。私が間違えているだけかもしれない、
彼女の人生、その結果だったときの方が多いので、
考え込むように黙る。

「アルレシャ様はこの部屋嫌いですか?」
ちょっとずれた質問。眉をひそめて考え事をしながら。

「本、難しい本は読めません、頑張ったら読めるような本がいいです。頑張ってます。もらえますか?休憩室もいいですね。」
たまに手伝いもしているようだ。
実際彼女がパトロールもどきをすると治安はよくなるため役には立っているのだが、そうじゃないときも首を突っ込んで騒ぎを大きくしているのでイーブン。でもお茶会に誘われる余裕があるほどには迷惑な囚人ではないのだろう。
(-243) axyu 2022/02/19(Sat) 23:34:41

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 規律指揮 スピカ

「あぁ、合ってた。マカロンが好きな子が他にもいたから、思い出しやすくてね」
慌ただしい手の動きについ笑い、ゆっくりでいいよと声をかける。
自分も、ピンク色のマカロンをひとつ手に取り、のんびりと齧った。

「うん?……あぁ、嫌いじゃないよ勿論。いい部屋だろう?」
嫌いなのかにまず返事。貴方が好きだと言ってくれるなら尚更だ。
それから、さっき何かを考えていたな、と振り返る。

「……うまく言葉にならなくても、全部ゆっくり聞くからね。
話してみてくれない?何を考えていたの、今」

「文字があんまりない、写真集とかがいいかな。綺麗な風景とか、そういう。……無礼講が終わったら、スピカのとこのエリア担当にちょっとお話でもしてみる?」
手伝いポイントがどのくらいあるかもわからないので、まずは聞いてみるところから。本なんて娯楽品は、ちょっとやそっとじゃ難しいかもしれないが。
(-253) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 0:27:38

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 規律指揮 スピカ

君が従ってくれたならば、部屋のやわらかいソファセットへ君を誘導してから、コレは斜めの別の席に身を沈めたろう。
長くなりそうな話をゆっくり全部聞くつもりで、行儀悪く足を組む。

最初の、一番最初から語り出す様子を、好ましそうに聞いている。
声を挟むことは無く、時々ゆっくりと頷き、君の言葉を理解していると示しながら。
言葉が途切れたり、迷った様子を見せたなら、安心させるように微笑んで続きをゆっくりと待っただろう。

それは懺悔室のように静かで穏やかな空気だったろうか。
普段自由気儘に同僚を揶揄ったり、他者を煽る姿を見せていた筈だし、
或いはコレが『囚人を弄ぶ』噂を知っていたのならば、随分とかけ離れているように見えるかもしれないね。


やがて君の語りの、ひとつの時代が終わったようならば。

「その頃、そう思っていた。それは揺るぎない事実だ。
 それを否定しようとする必要はない。

 だけど"そう思う"がどこかで揺らいだんだろう?
 それは一体いつだったろう?」

そこまでの語りを受け入れ、その先を促す。
(-265) shingetsusou 2022/02/20(Sun) 0:56:24