人狼物語 三日月国


139 【身内】花咲く日、蜜の香りと踊る【RP村】

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襲う対象設定:ニアラサルハグ

【赤】 学生 ニア

ラサルハグ! 今日がお前の命日だ!
hibanagi1896 2022/03/24(Thu) 21:00:00

【赤】 学生 ニア

「……ん。ラサルハグさん、賢者さんだったみたい。
 蜜、ごちそうさまでしたって言っておこうかな」
(*0) hibanagi1896 2022/03/24(Thu) 21:28:06

【秘】 学生 ニア → 異邦人 サルガス

(2022/03/24(Thu) 12:42:30)


「貴方は来る前から知ってたのね、このお祭りのこと。
 少し羨ましい……私も知っていたら、楽しみだっただろうから。
 緊張せずに来れたのかも、なんてね」

ポルクスの売る、美しい蛍火のような銀の灯火。
貴方も見たのなら心がぽかぽかと暖かくなったことだろう。
私もまた買いに行こうかな、と零して。足をふらり揺らした。

「……私が幸せであることを願っている、ってこと?
 それなら、そう。きっとこうしてお話をしていること。
 貴方と花弁を目で追って、他愛無いことで笑い合うこと。
 貴方が笑顔であること……かしら。咄嗟に出てこないけど」
(-12) hibanagi1896 2022/03/24(Thu) 22:03:05

【秘】 学生 ニア → 行商人 テレベルム

(2022/03/24(Thu) 13:23:43)


白いふわふわ達を暫く眺めていた、けれど。
その中でも飛んで行ってしまいそうな子を指で撫ぜる。
聞こえてきた声に、ふと首を傾げたりもしただろう。

「……白いふわふわは、白いふわふわ」

確かにそれ以上でも以下でもないのだけれど。
指先でつつくようにそろりと示し指を伸ばし、ふわふわを楽しむ。
悪戯好きらしいが、さて。どんな悪戯をしてくれるのだろうか。
(-15) hibanagi1896 2022/03/24(Thu) 22:13:01

【秘】 学生 ニア → 行商人 テレベルム

「ふふ。私もふわふわ、大好きです。
 可愛くて、柔らかくて、優しくて、いい匂いがしそうだから。
 
 …………ねぇ、こんにちは。私はニア。
 ふわふわさん達は、お名前はあるのかしら」

貴方の膝元に耳を寄せ、白いふわふわ達にご挨拶。
それに回答があったとしても、無かったとしても。
声が聞こえたとしても、聞こえなかったとしても。
貴方を見上げて、はにかんだような笑みを零すだろう。
(-16) hibanagi1896 2022/03/24(Thu) 22:13:23

【秘】 異邦人 サルガス → 学生 ニア

「来たる楽しみに胸をふくらませることもまた幸福の形ですからね。
 また次の年、そうでなくとも未来、楽しいことに溢れていることでしょう。必要であれば見つけ次第、あなたに伝えに行きましょう。二人で待てば未来はより輝かしいものになるでしょう」

「肯定。見識が正しくて嬉しく思います。
 友好的な関係を築くことが、あなたの幸福につながるとおもったものですから」

 吹く風と舞う花弁を眺める。夏にも秋にも祭りはあるのだろうか。違う風が吹いて、違うものが舞う。同じ人が隣にいれば、それは幸福なことだろうか。

「花を好ましく思いますか、春の花が好きですか?
 季節が廻ればまた別の花も見られることでしょうか」

 そんなとりとめもない会話を形にして。口元をほころばせ、笑みを見せた。
(-18) soto 2022/03/24(Thu) 22:21:57

【秘】 学生 ニア → 物書き ラサルハグ

(2022/03/24(Thu) 18:00:19)


「本当に綺麗でしたね、あの灯火は……。
 ラサルハグさんの言う通り、お星さまのような光でしたから。
 ……夜に見たら、流れ星だと勘違いしてしまうかも」

貴方の詩的な表現がなんだか美しくて、優しくて。
そういえば物書きだと名乗っていただろうか、と思い返した。
さて、貴方が共に茶を楽しんでくれるのならば。
ぱちんと柏手を打ち、華やかな笑みが零れ落ちる。

「ふふ。良かった、デートのお誘いに乗っていただけて。
 ……なぁんて。冗談です、安心してください。
 無理だけはなさらないでくださいね、ラサルハグさん」

貴方が杖を持っていない方の手に、手を差し伸べようとして。
流石にそこまでは余計な世話か、と。そろり引っ込める。
そうして貴方が先導する道をゆっくりと歩きながら。
幾つもの寄り道をして、喫茶店へと辿り着いただろう。

(-20) hibanagi1896 2022/03/24(Thu) 22:33:58

【秘】 学生 ニア → 物書き ラサルハグ

さて、貴方のお勧めのテラス席へと足を伸ばして。
眺めのいい席を見つければ、貴方へと椅子を引いておこう。
貴方が腰掛けたのを確認すれば、此方もゆるりと腰を下ろして。

流れていく花弁に時折視線を奪われながら、紅茶を一つ注文。
頬を緩やかに撫ぜていく風に目を細め、人々を眺めて。
届いた紅茶に浮いた一片の花弁をスプーンでつついて。

貴方の胸元の小瓶に、そぅと指を伸ばした。
口元には僅かに悪戯っぽい笑み。

「……実は私が蜜の妖精さん、でして。
 誰のを奪ってしまおうか、悩んでいたのですけれど。
 優しく穏やかな貴方の蜜はとても美味しそうですから。
 ───…ラサルハグさんの蜜を頂いても、よろしいですか?」
(-23) hibanagi1896 2022/03/24(Thu) 22:35:48

【秘】 日輪 キンウ → 学生 ニア

花びらを追いかけるのに少し飽きたころに目に留まったので、
ほうっと咲いていたお花に話しかけただけなのです。にゃ。

「ほわー。にゃ。
 情景が思い浮かびますです。にゃ。
 水の町です。にゃ。華やかなここと違って静かでキレイそうです。にゃ」

はい、男の人に奢ってもらいました。にゃ。
と炭酸水を振るとコップの中でぱちぱちと泡が弾けます。にゃ。
見れば炭酸水の中にも花びらが浮いている。

「個々の人たちはこういう花びらみたいに、
 澄んだ水面を放っておけずに華々しさを添えてしまいます。にゃ。
 なので遊びに誘われたら楽しんでほしいのです。にゃ」

ぱし、と空中で花びらをぱんちするとニアの鼻の頭に花びらが乗ります。にゃ。
(-28) reji2323 2022/03/24(Thu) 22:47:45

【秘】 行商人 テレベルム → 学生 ニア

ふわふわ
はあなたの手に揉まれるとコロコロと転がりながら、もてあそばれる。
哀れ、
ふわふわ
はふわふわされるためにあるそうだ。

「……名前、あるのか? つけてやったことはない」

『ないぞ!   たちは  たちだ! それ  でもそれ  でもね !
   の にいて しいことをしてやるんだ! すげーだろ! へへんっ』


「名前は無いみたいだな。
 このふわふわは……・蜜を取ろうとしたり、悪い奴を見つけてはおちょくったり。
 今は、俺を楽しませるために居てくれている」
(-52) toumi_ 2022/03/25(Fri) 20:00:43

【秘】 行商人 テレベルム → 学生 ニア


「ニアも」

髪に顔を寄せ、すりと寄ってくる。
男性というより大型動物のそれと、子供のような好奇心。

白いふわふわ
と同じで良い匂いがする。
 俺の好きな花とお日様の匂いと……?
 多分、ニアの香り、だな」
(-53) toumi_ 2022/03/25(Fri) 20:00:54

【秘】 物書き ラサルハグ → 学生 ニア

「デート……ふふ、私は構わないが。
 私にニア殿ほどの女性は…、勿体無いかな。
 …きっと、多くの人々に妬かれてしまうだろう」

少女の細やかな気遣いに少しばかり申し訳無くすら思ったものの、あらわすべきは謝意だろう。
引かれた椅子に礼を言いついで、そんな事を宣う。
春風が優しく頬を髪を撫で、穏やかな陽光が紅茶を透かす。良い席が取れた。
この店ならばどこであれ、良い席かもしれないが。

「……気配りの良く出来るお嬢さんだ。
 …良き縁に、善く育まれているものだろうか。
 そう簡単に得られる技能では…ないと。感心してしまうな」

年の頃にして品の良い振る舞いをするように見える。
こちらはこちらで我ながら年寄り臭い発言だと思うが。

そんな折、少女の囁きが年相応に楽しそうなものだから。
きょとんと一度、瞬きをして。

(-73) zipkun 2022/03/26(Sat) 0:31:06

【秘】 物書き ラサルハグ → 学生 ニア

首飾りは持ち主の手でそっと外されて、

「……そう言われては、断り難いが…
 これは陣営戦だったように思う。すると…、
 …タダで差し上げるのも、同じ陣営の参加者に少し悪いか」

テーブルの上、少女と男の間に置かれた。
そのままゆったりと行儀悪く頬杖をついて、目を細める。

「…では、私が目を離している隙に。
 貴公がこれを取る事が出来たら…、差し上げようか。
 …赤子の手を捻るように、とまではいくまいよ」
(-74) zipkun 2022/03/26(Sat) 0:31:47

【赤】 学生 ニア

/* そっか。味方からも奪えちゃうんだ。
  それはそれでちょっぴり楽しそうだけれど。
  私も勝負事は勝ちたいから、今回は我慢、かな。
(*6) hibanagi1896 2022/03/26(Sat) 1:40:10
ニアは、黒髪に付いた一片の花弁を摘んで、優しく吹き遊んだ。
(a5) hibanagi1896 2022/03/26(Sat) 1:41:30

【秘】 学生 ニア → 日輪 キンウ

貴方の綻ぶような笑みも、まるで花のよう。
こんなところにも咲いていたのね、なんて笑みを深めて。

「えぇ、本当に綺麗だったの。貴方にも見せてあげたいくらい。
 水面に映る花々が、水面に霞む星月が、光を伴っている姿を」

ぱちん、ぱちん。弾ける泡が瞳に映り、瞬きを二度、三度。
コップの中の炭酸水がしゅわしゅわと音を立てるのを聞けば。
ちょっぴり飲みたくなってしまったから、後で探してみよう。

「澄んだ水面を放っておけない、かぁ……。
 ふふ、それなら私も炭酸水みたいにはしゃいで───…ん、」

鼻先に落ちた花弁を指先で摘んで、ふわり空に逃がそう。
風と舞い踊るように遊ぶ花弁を見送って、貴方に視線を戻す。

「……お名前。キンウ、だったかしら。
 ありがとう、こうして気に掛けてくれて」
(-78) hibanagi1896 2022/03/26(Sat) 2:04:25

【秘】 学生 ニア → 行商人 テレベルム

白いふわふわ達を指先でつつきながら、触り心地を確かめる。
どのふわふわもふわふわしているのだけれど、折角ならば。
個々を識別できたらなぁ、なんて思うのだ。

「……みんな、お名前ないんだ。
 ふふ、すごいね。本当にイタズラっ子だ」

白いふわふわ達に語り掛けるように声を掛ける。
蜜を取る、なんて言葉には胸元をそぅと確認したりして。
変わらず胸元にころんと転がるそれに安堵の息を吐いた。
何より今は貴方を楽しませる為に存在しているのならば。
根はとても素直で可愛らしい子たちなのだろうと結論付けた。
(-79) hibanagi1896 2022/03/26(Sat) 2:31:31

【秘】 学生 ニア → 行商人 テレベルム

「……ひゃ、」

さて、貴方の顔が髪に寄れば、間の抜けた声を上げてしまう。
擽ったそうな顔で暫く俯いていたけれど、はくはくと口を開いて。

「な、んだか。恥ずかしい……です。
 私の匂い……へ、変じゃないなら良かった、です、けど」

結わった黒髪の一房を摘んで鼻先に寄せ、すんと香りを確かめる。
自分ではわからぬけれど、きっと『ニアの香り』がするのだろう。
良い匂いなのであれば幸い。だけれど、少しばかり悔しくて。
(-80) hibanagi1896 2022/03/26(Sat) 2:31:55

【秘】 学生 ニア → 行商人 テレベルム

貴方の流れる髪に鼻先を寄せれば。
甘い花の香りと、優しいお日様と……貴方か、白いふわふわか。
どこか暖かい匂いをいっぱいに吸い込んで目を瞑る。

きっと。この香りに包まれてお昼寝するのは気持ち良いだろう。
そんな想いを吹き払うように流れた春風は、ゆるり薫った。
(-81) hibanagi1896 2022/03/26(Sat) 2:32:22

【秘】 学生 ニア → 物書き ラサルハグ

「……ふふ、デートなんて本気で言ってしまったら。
 私こそ妬かれて怒られてしまいそう……なんて。
 ラサルハグさんは皆さんのアイドルのような存在ですし。
 既に誰かに想いを寄せられているかもしれませんし、ね?」

離れた場所から眺めているだけでも、貴方の周りはいつも賑やか。
華やかな花々や、妖精のように愛らしい女性に囲まれていて。
だからこそ、少しばかり誘うのも躊躇われたのだけれど……。
なんて。そんな言葉は紅茶と共に飲み下してしまおう。

「……ふふ、お褒めに預かり光栄です。
 スマートなエスコートが出来ていたらいいな」

誘った側としては、貴方に不快な思いをさせたくなくて。
それ以上に共に居て楽しかったと思ってもらえるように。
ついでに悪戯が上手くいくように、なんて下心が混じっていて。

年相応、よりかは少しばかり落ち着いた様子の貴方の言葉には、
多少なりとも面映ゆい気持ちにもなっただろう。

(-93) hibanagi1896 2022/03/26(Sat) 15:12:26

【秘】 学生 ニア → 物書き ラサルハグ

さて。貴方が外した首飾りに視線を向け、再度顔を上げてみれば。
どこか余裕を感じる貴方の様子に、此方もゆるり頬が緩んだ。
両手指を組み、その上に顎を置いて。真正面から貴方を見つめる。
どうしたものか。暫しの思案の間に、花弁が一片傍に落ちた。

「……頬杖をついていたら、動きが鈍くなってしまいませんか」

冗談めかして囁けば、解いた指を滑らせて。
貴方との間に置かれた、卓上の小瓶に手を伸ばす。
本気で取ろうとは思っていない、緩やかな動きだ。

貴方の言葉からすれば容易に取れるものでもないだろう。
小瓶に貴方の手が被されば、素直に手を引くつもりだ。
(-94) hibanagi1896 2022/03/26(Sat) 15:13:36

【秘】 物書き ラサルハグ → 学生 ニア

「アイドル」

信仰の対象、偶像。否。言わんとする意味は解る。
とはいえ思い当たる節は無く、少女の言い分に首をひねった。

「……数日前に訪れたばかりの者が…そんな身分なら。
 私がどうこうではなく…、この街の…
 この祭りを好く人々が、…人懐っこいのだろうな」

実際、人々の歓迎はあたたかく手厚い。
無論この少女も例に漏れず。出来るものならその親切に報いたいのだが、具体的に何をと思いつかないでいる。

この平穏を享受して、こうしてたのしく過ごすことが、
ひいては恩返しに繋がると良いのだが。
あまり発想が無くて、全くこれだから。

(-96) zipkun 2022/03/26(Sat) 16:17:37

【秘】 物書き ラサルハグ → 学生 ニア

幾らも距離近く見つめ合う形になって、少女の瞳を前に、
機嫌の良い猫の様に目を細める。

そっと伸ばされた細い手指に、
大人の男の手をおなじく緩やかに伸ばし、
ダンスの誘いよろしく添えるように取って。

「…そうかもしれないな。だから、…」

今度こそにっこり笑って、囁いた。

「…うっかり盗られてしまう事も、あるだろうさ」

このお茶会が終わるまでに、少女の悪戯は成功するだろう。
戯れにあきれるように、花弁は風に乗って去っていく。
(-97) zipkun 2022/03/26(Sat) 16:18:02

【独】 学生 ニア

/*
ラサルハグ氏、強すぎんか??????????
でも狂ったら危ないのはわかってるので深呼吸しておきます
たくさん一緒に遊んでくれ 助かる
(-99) hibanagi1896 2022/03/26(Sat) 17:18:13

【秘】 行商人 テレベルム → 学生 ニア

「今日暖かい日差しだ、今寝ても誰も咎めない」

だが、と、続けるテレベルムの瞳は穏やかで。
水晶の奥に秘められている人間としての本質が、まるで無色透明に溶かされているかのよう。
恥ずかしげもなく、どことなく嬉しそうな無表情はそのまま身を寄せて不敵に呟く。


白いふわふわの声は遠退いた。
幻のようで、はっきりと聞こえた何かの声。
それは再び静かに響くテレベレムの声に打ち消され霧散した。

「今だけは、その蜜も、ニアも。
 誰にも盗まれないように俺が見張ってよう」

昼間にやって来るものならば、己がとっちめてやろうと。

機嫌よくしばらく話せば風が冷たくなってくる。
遅くならないうちに、あなたへと手を差し伸べ無表情は微笑んだ。
(-100) toumi_ 2022/03/26(Sat) 17:18:28

【独】 学生 ニア

/*
ア゙ァ゙?!
テレベルム氏も強火だな なんだこの村
あちこちの村に手を出してる為のんびりやろうと思ってたのに
すげぇな 怖いな 好きになっちまうよこんなの
(-101) hibanagi1896 2022/03/26(Sat) 17:47:22

【秘】 学生 ニア → 物書き ラサルハグ

この街の人々が人懐っこいというのには同意を表した。
越してきてから日は経たぬけれど、明るく迎え入れてくれる。
その優しさに甘え、貴方にも甘えて。
少女は祭りを大いに楽しんでいた。

そして恩を返すというのならばこの少女もそうだ。
貴方に声を掛けられ、こうして遊びに興じてもらっている。
それならば。貴方が何か注文するものくらいは、こちらで持とう。

(-103) hibanagi1896 2022/03/26(Sat) 18:16:56

【秘】 学生 ニア → 物書き ラサルハグ

ゆるり翠の瞳が細まるのを見つめ、少女も楽し気に首を傾ぐ。
触れようと思った小瓶。実際に触れたのは貴方の体温。

「……ふふ、案外難しいですね」

取られた手を見つめ、どうしたものかと微笑んで。
自身のものより少しばかり大きく筋張った手をやわく握る。
あぁ、貴方こそイタズラ好きの妖精さんのよう、なんて。



一進一退の攻防の末、甘やかされた結果として。
貴方の小瓶を手に取ることに成功すれば、得た小瓶に唇を寄せる。

「……蜜、ごちそうさまです、ラサルハグさん」

茶器に零れ落ちる花弁、その道を目で辿れば紅に染まる空。
良い時間だ。貴方をこれ以上拘束するわけにもいくまい。
そろり席から立ち上がり、伝票と貴方に手を伸ばす。

さて、どちらも手に取れただろうか。
どういう結果になろうとも少女は満足そうだ。
きっと貴方との別れ際まで、笑みを湛えていただろう。
(-104) hibanagi1896 2022/03/26(Sat) 18:17:09

【秘】 学生 ニア → 行商人 テレベルム

「…………!」

暖かい日差しで、昼寝には最適。
まるで思考を読まれたような言葉に一拍置いて。
ふ、と静かに笑みを零した。全く、どこまでも優しい人だ。
(-107) hibanagi1896 2022/03/26(Sat) 18:40:52

【秘】 学生 ニア → 行商人 テレベルム

「……確かに日差しも暖かいですし。
 風も緩やかで……この中で眠ったら気持ち良いでしょうね」

貴方の声に、瞳の奥に。『何か』が隠れている気がして。
それを探ろうと、貴方の瞳をじっと見つめている間に。
いつの間にか、白いふわふわ達の声も聞こえなくなっていた。

さて、貴方の声に我に返れば、瞬きを一つ、二つ。
盗まれぬように、なんて言葉に微かに笑みをも零しただろう。
蜜だけでなく、自身をも守ってもらえるのならば。
差し出された手を見つめ、間を流れていく花弁を見送って。
そろり、指先から重ねた手を握り、貴方に身を寄せ目を瞑った。
(-108) hibanagi1896 2022/03/26(Sat) 18:41:10