人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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フランドルは投票を委任しています。

【独】 哀れな役者 フランドル

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襲撃できる気がしねえって言ってたら吊られるのか…
(-7) unforg00 2021/12/15(Wed) 21:08:03

【秘】 羽無し妖精 アイシャ → 哀れな役者 フランドル

「はい、アイシャなのです。
 突然、ごめんなさいなのです。失礼します…なのですよ」

貴方が眉を顰めたのを見て、ああだめだ、と下手くそな笑顔を見せました。
お言葉に甘えて、お部屋に上がらせてもらいます。
ほんの少し、いつもより足取りは重いようで。
それでも、貴方の方をやはり心配そうに見ているでしょう。

「フランドル様も、尋問を……受けることになってしまったの、ですね。
 早くおさまるなら、と思っていたのですけど……なかなか、終わらないものなのです…」
(-21) otomizu 2021/12/15(Wed) 22:46:02

【秘】 哀れな役者 フランドル → 死霊術師 ペトルーシャ

 
「さあ。
 ご同輩や上のご意向は新参者にはわかりかねる。
 確かなのは、
"理解"は求めていない
という事くらいだ」

そう、きっと誰も"理解"など求めていない。
理解されずとも、如何なる手段を用いても賛同させるだけ。
或いは初めから、他人からの理解など求めていない。
"彼ら"の言動にはそのような意図が見えるのだ、どうにも。

「脅迫程度で答えを翻すほど可愛い我が身ではなくてね。
 彼らもきっと、初めから私に信用など無いだろうさ。
 つまりはこちらも君が何をしようと、ではあるが…」

「まあ、善処はしよう。
 彼らの敵が一人でも減るのであれば損は無い。
 何より君を敵に回せば、一人では済まないだろうしね」

もしも、貴方が他の手段で失せ物を取り戻した時。
"無数の死者を操る死霊術師"を敵に回すという事。
それがどれほど厄介な事かはこの蝙蝠もよくよくわかっている。

兎角、契約は成立した。
"卑怯な蝙蝠"と言えど、一度取り決めた事を反故にはしない。
何より、貴方との取引を反故にする理由もこちらには無い。
つまりは"善処はする"のだろう。そして。
(-24) unforg00 2021/12/15(Wed) 23:03:18

【墓】 哀れな役者 フランドル

 
──曰く。

フランドル・スキアーは、折れる事ができない。

切掛一つで忽ちに自らの命を奪う首輪を着けられても。

頭が割れるかと思うほどに思い切り殴り付けられても。

視界がぐらつき崩折れかけた所を強かに蹴り飛ばされても。

前後不覚の中、身体のあちこちが床や壁に叩き付けられても。

その背や腹や手足を骨が軋むほどに踏み躙られても。

皮膚にあかあかと灼けた鉄を押し付けられても。

悪態を吐き続けた末に毒を飲まされ喉を焼かれても。

或いは胸の悪くなるような幻覚を見せられ続けても。

フランドル・スキアーは、折れる事ができない。
(+7) unforg00 2021/12/15(Wed) 23:26:57
フランドルは、もっと死にたくなるような事を知っている。
(c5) unforg00 2021/12/15(Wed) 23:27:08

【墓】 哀れな役者 フランドル

 
フランドル・スキアーは、折れる事ができない。
これはきっと、折れないのではなく、折れる事ができない。

縋る先、生きるよすがのある限り、心折れる事などできやしない。
縋る希望は不確かで、けれど諦める事は誰よりも自分が許さない。
そんな"どっち付かず"の状態では。

最初から、最後まで。
自ら望むものは、剣を捧げる先は、望む居場所はただ一つだけ。
生かすも殺すも、自ら定める事などできやしない。
自分の意思では、生きる事も、死ぬ事もままならない。
(+8) unforg00 2021/12/15(Wed) 23:27:44

【墓】 哀れな役者 フランドル

 
むかしむかし、鳥と獣の戦争があった際に。
コウモリは、獣の味方をしていました。

しかし、鳥に襲われて捕まってしまったコウモリは
「私は翼が有るので、獣ではなく鳥なのです」
と弁明しました。コウモリは鳥の軍勢に寝返りました。

やがて戦争が終わり、鳥と獣は和解しました。

しかし、双方にいい顔をしたコウモリは
鳥からも獣からも嫌われて追われることとなり、
鳥が活動する昼間も、獣が活動する夜中も活動することが出来ず、
その中間の夕暮れ時しか外を活動できなくなったということです。

これは寓話的な末路であり、そして。
どっち付かず、何処にも属さないという事は。
何処にも味方が居ないという事。
自由である事の、そのツケを払う時が、今来ただけだ。
 
(+9) unforg00 2021/12/15(Wed) 23:29:44

【墓】 哀れな役者 フランドル

 
──御布令に名が載った翌日の事。
役者騙りは、そこかしこに乱暴狼藉の名残を残したまま。
つまりは随分と草臥れた様子で酒場に現れて。

「『人生は歩き回る影法師、哀れな役者だ──』」


いつものように、台本を諳んじようとして。
けほ、と空咳を一つ。

「……役者は廃業だ。
 今日び、わざわざ演じなくたって悲劇か喜劇がやってくる。
 ずけずけと、独りでに街は笑顔を取り戻す。
 予定外ではあれど、"怪盗役"も演じ終えた事だしな…」

今日もこの役者騙りは丸腰も丸腰だ。
ふらりと適当な席に着き、テーブルに両肘を預けて。
喉が痛い、だとかぼやいたのち。

「ノアベルト。
 張り紙と共に連れ浚われ消える事になったのは、
 俺ではなく、あんたの方だったな」

未だ姿の見えない誰かに、一言だけ。
この陰は、未だ変わらずここに在る。
(+10) unforg00 2021/12/15(Wed) 23:32:59

【墓】 哀れな役者 フランドル

 
「──ペトルーシャ。
 
"打ち捨てられた灯台の裏、鼠どもの通り道"。

 お望みのものが二つ、そこにあるだろうさ…」

その後に死霊術師の姿を認めれば、もう一つだけ。
気怠げに、簡潔に、確かな"取引"の履行を告げた。

「契約は満了だ。
 また何処ぞへ失せない内に回収する事だな…」
(+11) unforg00 2021/12/15(Wed) 23:33:38

【独】 哀れな役者 フランドル

/*

『人生は歩きまわる影法師、あわれな役者だ、
 舞台の上でおおげさにみえをきっても
 出場が終われば消えてしまう。
 白痴のしゃべる物語だ』

今日のシェイクスピア。それはさておき文章が長すぎんだよダアホ
(-30) unforg00 2021/12/15(Wed) 23:36:07

【墓】 哀れな役者 フランドル

>>11 エアハート

「…………」

差し出されたレモネード。
それを持つ相手を見て物凄く複雑そうな表情をしたのは、
なんか不意に今日見た夢の事を思い出したからだ。

もはや高熱を出した時に見る悪夢みたいな光景だった。

「……お前、…いや、やらかしたんだろうな。
 まあいい、話しておきたい事がある。
 今じゃなくていい、後で少し顔を貸せ」

目の前の男目掛けて飛んできたスプーンと、
大惨事になるテーブルと、聞き覚えのある声。
それはまあ、やはり何とも言えない顔にもなるわけで。

流石にレモネードに罪は無い、ので、受け取っておいた。

基本的に、他人の作った飲食物は受け取らない。
ただ、金銭を支払った上で提供されるものは別。
そして、相棒とも呼ぶべき者の作ったものもまた例外。
それだけのことだ。
(+14) unforg00 2021/12/16(Thu) 0:27:52
フランドルは、俺は何を見せられているんだろう。
(c7) unforg00 2021/12/16(Thu) 0:36:27

【墓】 哀れな役者 フランドル

>>+15 ノアベルト

は?
いやいけずも何も無いだろう
 俺からあんたに話す事は特に無いし…」

あの時また会いに来ると言ったのはそっちだし、
そもそもあの悪夢にはこいつも居たが…みたいな顔をしている。
心当たりは、あるため。

そもそもあの悪夢にはこいつも居たが……


言った。
(+17) unforg00 2021/12/16(Thu) 0:47:25

【墓】 哀れな役者 フランドル

>>13 エアハート

「非があるんだろう実際に。
 レモネードに罪は無い、お前に罪がある」

当然の如く抗議はにべもなく、ばっさりと。
普通のレモネード以外の何だと思ってると思ったんだ。
そんな気持ちはまあ置いておいた。

「……いや、
ちゃんと清算しろよ。

 飲み終わるまでは待ってやるから…」

言外に雑に片付けるなと言っている。
助け舟は期待できそうにないですね。
(+18) unforg00 2021/12/16(Thu) 1:01:27

【墓】 哀れな役者 フランドル

>>15

きっと視界の外からの、『怪盗』への感謝の言葉。
灯屋の声に一度そちらへ視線を遣って。

役を終えた元役者は、何も言う事はなかった。

が、自分個人に勧められたなら…
チキン……まだいっぱい……これ、チキン?
鳥なら……チキン?そうかな…そうかも…
(+20) unforg00 2021/12/16(Thu) 1:14:38
フランドルは、喉が痛いのはもう今更だからチキン食べる。
(c10) unforg00 2021/12/16(Thu) 1:14:49

【独】 哀れな役者 フランドル

/*
ここまでの反動でどんどん変になっていっています。
許してくれ。反動がすごいんだ。
(-36) unforg00 2021/12/16(Thu) 1:15:40

【墓】 哀れな役者 フランドル

>>+19 ノアベルト

「生憎と俺は不器用な生き方しかできないらしい。
 或いは、ブレるほどに
 他に目を向けるような余裕も無いだけか」

曲がらないのか、曲げられないのかは定かではなく。

趣味が悪い、という言葉にはほんの少し眉を顰めて。
けれど特にそれ以上突っ掛かるような事はしなかった。
この世は趣味の良い人間の方がずっと少ない。
(+22) unforg00 2021/12/16(Thu) 1:25:49

【墓】 哀れな役者 フランドル

>>19 レイ

そうか……


力強い肯定を受けたので、これはチキンらしい。
とにもかくにも、チキンはチキンらしい。
路地裏育ちには細かい品種による肉の違いがわからぬ。
つまり結局これは鳥だからチキンなのだ。

「……まあ、何人かは尋問を受けたわけだからな。
 口答えしてやったら随分手厚く饗されたよ」

何気ない疑問には、誰に言うでもない呟きだけを零して。

まだ温かいレモネードの嵩をちびちびと減らしながら、
のろのろとチキンだのシチューだのつつく。
ご機嫌な夕食だ…喉さえ痛めていなければ。
(+24) unforg00 2021/12/16(Thu) 1:49:36
フランドルは、踵を返す死霊術師の背を見送った。有意義な取引である事を願う。
(c15) unforg00 2021/12/16(Thu) 1:55:57

【墓】 哀れな役者 フランドル

 
「消毒ついでに酒でも飲んでろだとか
 そういう事を言われなくて正直ほっとした。
 自分で自分を痛め付ける趣味は無いんだ俺は」

役者は廃業で正解だ。
きっとこのご時世では三文芝居は流行りもしない。
生きていれば、喜劇も悲劇も勝手に舞い込んで来るのだから。

「一度尋問を受けてしまえばもう尋問に怯える必要は無い。
 気楽なもんだな…下手な事さえしなければ。」

かつん、首元の枷を爪の先で叩く音。
元役者は、それが何であるかをよく知っている。
(+25) unforg00 2021/12/16(Thu) 2:03:19

【墓】 哀れな役者 フランドル

>>23 レイ

「嫌がるからか、単に煩かったのか。
 あの手合いのことだ、両方かもしれないな。
 …どうせ大人しくしていても温情なんか掛けられないんだ
 なら、暴れてやった方が気分が良い」

それで負う痛手と見合うかは諸説あるものの。
結局は大人しく痛め付けられるという事が
どうにも我慢ならない人種なのだ、これは。
大人しくしていれば、と期待ができないだけかもしれないが。

「…………」

それから、ころり。
目の前に転がった飴を見て、少し考える。

他人は、信用できない。
けれど、ある程度腹の底を見せ合った相手なら?
未だ距離感は一定を保ち、けれど他人とも言い難い。
これは、互いの目的や意図に対する信用とそう変わらないのではないか。


…ほんの少し考えたのち、飴は受け取る事にした。
(+27) unforg00 2021/12/16(Thu) 2:59:50
フランドルは、気まぐれなやつだ、とぼやいた。
(c17) unforg00 2021/12/16(Thu) 3:03:17

【独】 哀れな役者 フランドル

 
「猫を自称するだけあってということか?」

これは誰にも聞こえない程度のぼやき。
聞こえるように言ったら、引っ叩かれそうなので。
(-48) unforg00 2021/12/16(Thu) 3:04:26

【秘】 哀れな役者 フランドル → 灯屋 レイ

「同情や仲間意識は仕事には持ち込まない。
 持ち込まない、が…
 周りが馬鹿な事をしているとわかっていて、
 それに付き合ってやるほどお優しくもないのさ」

きっと、革命勢力にも、そして政府にも与さないからこそ。
内部を中立的な立場から俯瞰し、そう感じるのだろう。
この先に待ち受ける結末は、彼らの望みに適うものではないと。

曲がらぬ刃は、曲がれぬ刃は、時に無慈悲な程に。

「…"ホド"の事は、こっちでどうにかする
 精神操作にはある程度理解がある。それで駄目なら…
 その時は、一発ブン殴ってやるだけだとも。」

つまり、叩いて直す。
人を何だと思っているのか。
とはいえ痛みのショックは実際結構利くものだ。そうらしい。

「こっちとしては問題は"野良猫"の方だ。
 あれもまた、行き場を失ったものの一つだ。
 上にも下にも、何処にも自分の居場所が無い。
 どうにもそんなこの街を嫌っているらしい。
 …君もこの街を憂いているのなら、丁度いいかもしれないな」

もしかすると、わかり合えるかもしれない。

それだけを告げて、今は未だ役者を騙る者は席を立つ。
随分と長話になってしまった。夜は随分更けているに違いない。
引き留めなければそのまま踵を返し、その場を後にするだろう。
(-58) unforg00 2021/12/16(Thu) 3:43:02

【秘】 哀れな役者 フランドル → 羽無し妖精 アイシャ


「なに、気にする事はない。とはいえこちらも…
 茶の一つも出せない有り様だが、まあ勘弁してくれたまえ」

せっかく作った笑顔を無下にはしない。
痛々しい有り様に眉を顰めたのも束の間の事。
貴方を部屋へと通せば、テーブルの傍に椅子を適当に並べた。

最近この街に来たばかりなのか、部屋に物は少ない。
テーブルの上には、黄色のラナンキュラス。
あの日貴方から受け取った花は、今もそこにある。
(-66) unforg00 2021/12/16(Thu) 5:08:51

【秘】 哀れな役者 フランドル → 羽無し妖精 アイシャ


そして貴方が気掛かりを零せば、一つ声の調子を下げて。
 
「──
私があの二人を告発していれば。

 きっとこれも、すぐに終わったのだろうけどね。」

とはいえそう不穏なものでもない。
喩えるなら、そう、内緒話でもするような。

「というのはまあ、意地悪な話なのだろうなあ。

 これを早く終わらせる手段は幾つかあれどもさ。
 どうにも、何も犠牲にせず、とは行かないものだ。
 きっと何れも、君達の望む幕引きには至らないのだろうな」

とはいえこれは、まったくよそ者としての見解であり。
ともすれば、幾ら貴方とて、場合によっては。
他者を犠牲にしてでも、結論を急ぐのだろうか、とも。
まあ、まあ、考えないわけでもないのだ。
(-67) unforg00 2021/12/16(Thu) 5:10:05

【秘】 哀れな役者 フランドル → 残氷 の エアハート

 
"蝙蝠"が政府に連行される少し前の事。

極力足のつかないような形で、貴方の元に一つの報せが届いた。

曰く、"骸糾問"の死霊術師と取引を行った、と。
彼女が此方に求めたものは、奪われた装備品の奪還。
先方の提示するものは、革命勢力への部分的協力。
そして──貴方個人に向けたものが一つ。
〈焔喰らい〉の情報提供。


何よりの対価は、彼女が敵に回らない事ではあるものの。
もしも何らかの助力を求めるなら、彼女を尋ねるといい、という旨。

目を通し終え、再び封をすれば
書かれていた内容は幻のように消えてしまう。
そんな封書だった。
(-68) unforg00 2021/12/16(Thu) 5:48:31

【秘】 哀れな役者 フランドル → 埃運び オーウェン

 
"蝙蝠"が政府に連行される少し前の事。

極力足のつかないような形で、貴方の元に一つの報せが届いた。

曰く、"骸糾問"の死霊術師と取引を行った、と。
彼女が此方に求めたものは、奪われた装備品の奪還。
先方の提示するものは、革命勢力への部分的協力。

何よりの対価は、彼女が敵に回らない事ではあるものの。
もしも何らかの助力を求めるなら、彼女を尋ねるといい、という旨。

目を通し終え、再び封をすれば
書かれていた内容は幻のように消えてしまう。
そんな封書だった。
(-69) unforg00 2021/12/16(Thu) 5:49:13

【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハート

 
──そして、酒場での一幕を終えた後。

前言の通り、役者騙りの騎士は貴方を連れて。
一先ず何れかの宿の部屋にでも向かったんだろう。
きっと、それなりに込み入った話になるはずだから。

「…それで。
 俺は言った通り、こうして戻って来たわけだ
 あの時お前に預けたものは返す気になれそうか?」

預けたもの、つまりは二つの自身の得物。
随分と念入りに痛め付けられたらしい様子を見るに、
案の定、尋問中は大人しくなどしていなかったらしいが。
それでも"貴方の剣"が心折られてなどいない事は明白だ。

当たり前の事だ。
あれよりも、もっと目の眩むような絶望を知っている。
それさえも上回るような"よすが"を知っている。
だからフランドル・スキアーは、決して心折れる事はない。
貴方以外の、誰に折れるはずもない。
(-70) unforg00 2021/12/16(Thu) 7:32:42

【秘】 残氷 の エアハート → 残影の フランドル

 
〈焔喰らい〉の情報提供、の文面に思わず目を細めた。
ペトルーシャに初めて声を掛けたのも、
彼女のその布衣の能力が気になったから。

……エアハートは、生命力を魔力に変えたり、
原動力にするマジックアイテムをとにかく探していた。
その事は周囲も知っているから聞き込みでも知れただろう。

何の為にそれを求めるのか、それは知る人はいなかったが。
貴方ならもう薄々と察しがつくかも知れない。

……何らかの方法で、それらを使い、
あなたから貴族の血を失わせる為だと。
或いは、全面戦争でも行う予定だったのかもしれない。
エアハートは生命力に長ける。それだけ集まれば、不意打ちで貴族の数人程度、暗殺はできたかもしれないから。
(-81) poru 2021/12/16(Thu) 14:40:32

【秘】 残氷 の エアハート → 残影の フランドル

 
「勿論ですよ。
 そもそも預かる様な事態になってほしくもなかったし。
 今私がこれを奪い続けていて何になるんですか」

言いながら、預けたままの状態の剣と杖を、
部屋に来る前に持ち出してきたのだろう。返却する。

「……また随分とやられたみたいですね。
 なんか声というか喉がやられてません?
 まあどういう事されたかは……想像つかなくも無いので。
 レモネードなんて気休めでしょうが、今日は休んで」

特別な緊張感はない。否、最低限は持っている。
スプーンが飛んできたら今度こそは受け止められるが、
その程度だ。人格が分たれてようと信頼は変わらない。
(-82) poru 2021/12/16(Thu) 14:46:06

【独】 残影の フランドル

/*
こいつの人の行動に対する不信と信用のロジック、
どうなってんだろうな…と思ったけど(PCに理解の無いPL)
多分無償の善意を信じないんだろうな…

理由と意図が明らかであるかビジネスライクな関係ならOK、
そうでなくとも信じるのはエアハートだけ……なん…やろな…
(-83) unforg00 2021/12/16(Thu) 15:26:02

【秘】 残影の フランドル → 残氷 の エアハート

 
「気が変わったんじゃないかと心配でな」

本気か冗談かは定かではないが。
ともあれそんな軽口と共に、
返却されたものをあるべき場所へと戻した。
やはりこれがちょうどいい重さだ。身軽すぎても落ち着かない。

特に何か細工をされていると疑う事もない。
感情以外にこれを奪い続ける理由が無いのも事実だ。

「そうしたいのは山々なんだがな。
 生憎と休んでばかりも居られないらしい。
 "卑怯な蝙蝠"は仕事が多いんだ、それに…」

「…ああ、そうだ」
(-84) unforg00 2021/12/16(Thu) 17:09:16