人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

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視点:


【秘】 技術指揮 シトゥラ → 巫女 ユピテル

「……ああ、違くない。
 ユピテルの神様がここにいなくて助かった。
 今すぐにでも天罰とやらが下されていたかもしれない」

この環境はあまりに不可思議で心地よくて、そして具合が悪い。
管理されてる一つの駒に過ぎないような。
客人としてもてなされているにしては、『自由』すぎて『不自由』と感じてしまうのだ。

「俺以外にこの屋敷には、
ヒトゴロシ
がいる。
 せいぜい殺されないように気をつけて。
 そして、俺がユピテルの触れてはいけない琴線に触れたら。
 その時は改めてよろしく願おうかな」
(-5) toumi_ 2021/10/19(Tue) 21:03:58

【秘】 浮遊想 テラ → 技術指揮 シトゥラ

 

「 
聞こえてるの? そっか
 」
 

ナニカ は、
息を吐きました
 
どういう心境からかは、わかりませんでした。
(-39) Vellky 2021/10/19(Tue) 23:57:51

【秘】 浮遊想 テラ → 技術指揮 シトゥラ

「 
誰。誰、誰なぁ? 誰だろう。

  
……死神じゃないのは、言えるかな?

  
誰かを死に導いたことなんて、ありませんから
 」

声のする方と、気配のする方は一致します。
ふわふわ、ナニカ は浮いている。

「 
椅子? ……いつの話かなぁ。

  
結構、多分、何回も、何回も、何回も、やりましたから
 」

「 
──は、ずっといたんですよ?
       
でも、今のこれって、初めてじゃないか。

 
何かが起きている、って思ったのさ  
 でも、何かが何かなんて、わからないから
 」

「 
誰か、何か、わからないかなぁ。って  

わからなくてよかったんだけど、ああ、 

聞こえちゃってるん、だぁ……?
 」

「 
だから、用事ってあるようでないんですよ、シトゥラちゃん
 」

「 
でもそうだなぁ、このよく分からない誰かのこと、どう思ってる?

  
どういうふうに見ていましたか。聞きたいこととかってありましたか?

  
死神じゃなかったらなんだと思ってた? 何がしたいように見えてた?
 」


ナニカ は、喋り出すと結構やかましい。
(-41) Vellky 2021/10/19(Tue) 23:59:30

【見】 技術指揮 シトゥラ


>>2:@5 2日目トラヴィス

「機嫌を損ねているように見えましたか?
 随分お気楽な頭をしていますね、冗談は綺麗な顔だけにしてください」

あなたの提案は彼の言葉でイエスと答えられた。
アップルパイ、作りましょうか。味見は"明日"にでも。

「それでも、あなたの自室は飾り付けに行きましょうか。
 準備が――必要かも知れません。時間が出来たら伺います。
 是非、その時は寝ぼけていないと嬉しいですね」

気にしている? この自分が。
思いのほか、素直に言葉が出てこず話すことも出来なかった。
暫くその時間を楽しみ、シトゥラは貴方に声をかけずまた何処かへと消えていただろう。
(@2) toumi_ 2021/10/20(Wed) 1:10:49

【見】 技術指揮 シトゥラ

三日目。
また今日がやってきました。
人が消える度に一日を数えるのはやはり都合が良いです。

この日に用意をしたのはカスタードとクリームがたっぷり入った
アップルパイ[ガレット・デ・ロワ]
だった。
何処かの国の料理で公現祭と言われる、紙にも等しい方が産まれた祭りに作られるケーキをまねして紙で作った王冠を飾った。
6等分にわけられたそれの中に一つだけ、人形が入っている。
その人形が入ってる一切れを食べることができた人は一年中幸運が訪れるそうだ。

二つパイを作って、一つはご自由にどうぞと置き手紙をしておいた。

/*[fortune]で50以上がでたら、人形が一つはいっているよ。きっといいことがおこるかも☆(先着1名)
(@4) toumi_ 2021/10/20(Wed) 1:25:49

【見】 技術指揮 シトゥラ

>>プルー トラヴィス

上記の説明>>@3を何度でもあなた達に丁寧にした。
いつか館に来た人からの知識だった。
そしてどれを食べるのかを選ばせるのもしてやるだろう。

「トラヴィス、ちゃんと今日も作ってきましたよ。
 味は保証しますので、あとは少し遊びましょう」

綺麗に磨かれた皿に、フォーク。
二人のために用意してきた紅茶を入れてパーティーというよrはお茶会のようだ。

「プルー。一緒にアップルパイを食べるぞ。
 余所のパーティーでカボチャが売り切れだ。
 俺たちはこっちでさわごうじゃないか。
 このパイには当たりがある。
 トラヴィスにとられないように運を掴んでくれ」

/*[fortune]を1回ふって一番高い出目が出た人間が当たりと言うことで。
お二人ともよろしくお願いいたします。


シトゥラの運勢→87
(@5) toumi_ 2021/10/20(Wed) 1:28:56

【見】 技術指揮 シトゥラ

>>@5

ここのアンカー >>@4ですね。コピペミスりました。
(@6) toumi_ 2021/10/20(Wed) 1:31:26

【秘】 技術指揮 シトゥラ → くるみ割り人形 トラヴィス

きっとこれは三日目のいつか。
貴方が部屋に居るときその扉がノックされた。
いなければ、声をかけられた。

「――トラヴィス。話があるんです」

やはり随分と、積極的に見える。
あなたが誰かと居るのならば時間をあけ、そしているのであればそのまま待っていただろう。
(-67) toumi_ 2021/10/20(Wed) 1:35:07
シトゥラは、その日、中々来なかったチャンドラを探していた。
(t2) toumi_ 2021/10/20(Wed) 1:35:51

シトゥラは、俺の運勢、中々強かったと思っていたのに………
(t4) toumi_ 2021/10/20(Wed) 1:40:46

【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → 技術指揮 シトゥラ



「───と、君か。」


3日目のいつかの時間帯。トラヴィスの客室。
ドアが開かれる。
まるで他にも出入りがあるような口振りだ。

「昨日からそう、言っていたね。
 ちゃんと覚えているよ……さ、入って。」

少しだけ意外そうに感じつつも
これまで通りと変わらず、貴方を部屋へすんなり招き入れた。

天蓋付きの大きなベッドと、広い机を視線で示して
どちらに座るかと、言外に尋ねた。
(-71) osatou 2021/10/20(Wed) 1:51:28

【秘】 技術指揮 シトゥラ → 浮遊想 テラ

「今までもそうやって話していたのか?
 それならば、目が悪かったか。
 それならば、耳が悪かったか。
 はたまたそれでもないか、だ」

罪悪感はない、だが随分退屈そうに感じた。
それは寂しいだの、悲しいだのに繋がるのであれば酷い話だ。
助けてやる義理もないが、気にする程度には耳に入ってしまった。
眩しい夜の部屋出目を閉じる。

「あなたが、君が、お前が変わって感じられるようになったのか。
 この館が変わったのか。
 俺が変わったのかは知らない。

 何がしたいかなら、名前を読んでほしそうに見えた。
 あいにく聞こえないし、姿形は見えない。
 もう少し、世界か何かが変わらないと認識ができないようだな」
(-72) toumi_ 2021/10/20(Wed) 1:53:18

【見】 技術指揮 シトゥラ

>>@9 >>@10 ガレット・デ・ロワ

「すぐにわかる、陶器の人形があって―――」

「今噛んだやつだ」


めちゃくちゃよくわかっちゃった。

「一年の幸運はプルーの手元に。
 おめでとう、当たらなくて残念だけど祝ってやらないとな。
 それと仕事はお疲れ様、それ以外は人形ははいってないから好きなだけ食べてくれ」
(@11) toumi_ 2021/10/20(Wed) 1:57:25

【秘】 技術指揮 シトゥラ → くるみ割り人形 トラヴィス

自然とベッドの方に向かって、着ていた白衣を適当な場所にかけておいた。
誘っているつもりなどもない。
ただ、長居するつもりで来たように見える。


「トラヴィス、単刀直入に聞きます。
 ―――キエと、なにがあったんですか」

「彼以外ですか? そんなに長く、理由は理由は」


ベッドに腰をかけて、ただ質問をしているだけ。
瞳が見えない彼からは上手く感情が読み取れなかっただろう。
(-74) toumi_ 2021/10/20(Wed) 2:00:57

【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → 技術指揮 シトゥラ


ベッドへ向かうまでは良かった。
見慣れた貴方の行動であったから。
続いて隣へ向かおうとして、

───そうして吐かれた言葉に、ぴたりと動きを止めた。


「………キエと、何だい?
 君が心配するような事は何も無いよ。
 どうしてそんな質問を?」

事実として、この館へ人が増えてから
貴方がこの部屋へ誘われる機会はかなり減っただろう。
そうしてキエが頻繁に立ち入る様子も。

歩みを変えて、椅子を引っ張り
貴方の正面へ腰を下ろした。
(-77) osatou 2021/10/20(Wed) 2:12:21

【見】 技術指揮 シトゥラ

>>@13 ガレット・デ・ロワ

「……ちなみに二人は幸運が手に入ったら。
 何か願うことでもありますか?」

もさもさと、パイをこぼさないように食む。
紅茶も、自分手入れたものだ。
味はとても合うものですぐにカップは空になった。
視線は一度他所にやられたが、そのまま話を続けることにした。

「正直、……長く居ると随分感覚が麻痺するから聞いておきたくて」
(@14) toumi_ 2021/10/20(Wed) 2:25:11
シトゥラは、トラヴィスに、最近料理しかしてないですからねと返した
(t8) toumi_ 2021/10/20(Wed) 2:25:48

【秘】 技術指揮 シトゥラ → くるみ割り人形 トラヴィス

「心配するようなことでもないのなら、
 教えてくれてもいいですよね。
 ああ、だけどまた質問が増えました」


前髪を揺らして。


「俺が心配することってなんですか?」


一瞬宝石のような翠の瞳をのぞかせて。


「俺は、あなたの何を心配しているのでしょう、
 ――――教えていただけませんか」


小首を傾げた、視線はきっと合っている
(-80) toumi_ 2021/10/20(Wed) 2:32:34

【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → 技術指揮 シトゥラ


饒舌な男にしては珍しく、言葉を詰まらせた。
ちらりと光る、綺麗な翡翠の色。それが酷く懐かしく感じて
一度だけたじろぎ、それからふ、と息を吐く。

「それは……………、
 いや、そうだな、君が私を心配する事などないか。
 訂正するべきだな、『何も無いよ』と。」

自分は貴方へ重い感情を向けているが
貴方もそうだとは限らない。寂しげに視線を逸らした。

「また、君の機嫌を損ねさせてしまったかい?」

男は、貴方が自分へと向ける感情を知らない。
故に想像して、『貴方から好かれていない』と推測した。
そもそも自分だって、素直な言葉を伝えた事はないくせに。
(-83) osatou 2021/10/20(Wed) 2:48:02

【秘】 巫女 ユピテル → 技術指揮 シトゥラ

 
「ふふ。W天罰Wではないわね。
私が神の目を借りて勝手に行うからW私刑W?
いずれにしても別に人殺しが好きな訳ではない。
余程の事がない限りはしないよ。後が面倒だし」

広間で見かけて談笑している巫女と、
どうにも言い方がやや杜撰、もとい投げ槍めいています。

「──え、ほんとに?」


神隠し、と曖昧な話は聞きましたが、
明確に殺人者がいると聞いたのはこの時は初めてでした。
無論可能性は考えていましたが、溜息をついて礼を言います。

「ご忠告ありがとう。……私は別に正直、
この館で殺されてもどちらでもいいんだけどね。

ただ、私が死ぬと困るとか嫌がる人がいるなら〜
或いは、
嫌いな奴に殺されるのは気に食わない
って感じ。
琴線が被っちゃったらその時は改めて対戦よろしく頼むわ〜」
(-84) poru 2021/10/20(Wed) 2:55:13

【秘】 技術指揮 シトゥラ → くるみ割り人形 トラヴィス


「何もないなら、どうして忘れるんですか」

「誰かにうつつを抜かして、
 俺たちのことをないがしろにする日が増えますか」

「責めているように聞こえるのなら、そうかもしれませんね。
 俺は超えて欲しくない何かを奪われたような気がして仕方ありません」

独占欲というには苦くて。
好いてると素直に言うには、この世界は不安定すぎた。
あなたとの"明日"を確約できないこの館で何を望めばいいのでしょう。

「言ってくれないと言うことは、随分と自信がないんですね。
 あなたらしくもない、俺を隣に置いてくれると思ったのに」


「いつ、いなくなってしまうんでしょうね?」
(-87) toumi_ 2021/10/20(Wed) 3:59:30

【見】 技術指揮 シトゥラ

>>@15 ガレット・デ・ロワ

「望み」

ここで叶うことのなさそうな。
わざわざ願わなければいけないものなんて。

「俺達が無事であることかな」

何から、とでもなく。
何が無事でないかも言わず。
ただ漠然と、誰かの尺度で無事でいられたらそれでいい。

「……なにかに害されたくはないよ。
 プルーの暴れん坊で十分」
(@16) toumi_ 2021/10/20(Wed) 5:17:13

【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → 技術指揮 シトゥラ


「……まるで愛の告白みたいだよ?」

音もなく、微笑む。
ゆるりと口元へ弧を描かせて。

「嗚呼、うん、責められているように感じるね。
 きっと私の中に……そう、罪悪感が少なからずあるんだろう。
 気紛れな君に、そこまで言わせたんだ。……分かったよ。
 格好悪いから、本当に話したくはないけれど
 君のことは、『無関係の他人』とは言い難いしね。」

貴方の隣、ベッドの上へと移動して、
膝へおいでと、いつものように貴方の腰へ手を回す。

「初めて人に話す。
 拙い戯曲だけれど……聞いてくれるね?」

(-99) osatou 2021/10/20(Wed) 8:46:51

【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → 技術指揮 シトゥラ


「私が眠る時。
 いつだってシトゥラかプルーを側に置くだろう。
 見当たらなければ、適当な誰かを呼んだ。」

曰く、貴方を──貴方以外だとしても抱いて、貴方或いは貴方意外が眠った後。
男が長く眠れた事は無いらしい。

過去に大切な人を失ったこと、
瞳を閉じれば悪夢を見ること、
それらを辿々しく、小さな声で紡いでいく。

「……嗚呼、勿論、
 君達を彼の『代わり』にした事はないよ。
 彼の代役なんて誰にも務まらないからね。」

その眼差しにある感情は、
尊敬、敬愛、それから少しの後悔。

「キエは、私をよく眠らせてくれるだけだよ。
 キエにしか出来ない方法でね……だから側に置いている。
 そんなところかな、真実は。」

簡潔に、短く、そう事実を述べた。
他に貴方が聞きたい部分があるならば
男はきっと貴方に話すだろう。
(-100) osatou 2021/10/20(Wed) 8:47:45

【秘】 浮遊想 テラ → 技術指揮 シトゥラ

「 
名前ぇ? ──って言っても、わからないだろ?

  
──だって、──をなんて言ってるのか、わからないんだ
 」


“──”は空っぽの音。
それでも多分、それは音。

「 
ああでも、そうだな
 
それは、呼んでほしいのかも
うん
 」

「 
……今までも、こうして話していましたよ。

  
おかえりぃって言って、勝手に相槌を打ったり

  
打たなかったりして、それでどこかに行くのさ
 」


「 
誰も何も、どこも。悪くなんてなかったよ。
  
──は、そう思ってる
 」

ナニカ は、
眉尻を下げた

「 
うん、話せてよかった。
ありがとう
  

「 
なんだか──だけ貰い物をしちゃった気分。それは申し訳ないな 

  
お返しに出来そうなことって何か思いつくかい、シトゥラちゃん?


スイー 気配があなたに近寄ります。
(-187) Vellky 2021/10/20(Wed) 20:15:18

【秘】 技術指揮 シトゥラ → くるみ割り人形 トラヴィス

「眠らせてくれるから……」

「それだから、あなたはあなたの時間を与えるんですね」

「よくわかりました」

膝に滑り込むように体を寄せて、自分からあなたに体重をかける。
そのまま長く見つめて口づけをすれば苦しそうな声を漏らした。

「だったら、
あなたが死んでしまえばいいじゃないですか


「その大切な人のもとへ向かえばいいですよね」

支離滅裂なことを言っている自覚はあった。
あなたにその誰かよりも大切なことはいくらでもあるのだろう。
けれど、その会えない日々で眠れずに過ごすのならば。
その人の場所へと向う以上に望むことはないのではないだろうか。

「愛の告白をすれば、この時間は保たれることになりますか?」

「俺はあなたとい続けることができるんですか」

「……この時間が脅かされたこの瞬間からもう変わりました。
 これからキエ以外にもあなたに何かを与える人が来る。
 あなたを眠らせて、癒やしを与え続けられる人が来る。

 それを、俺は祝福なんて、できません」

どの口が言うのだろう、何もかも感情を伝えてこなかったものが。
たったひとつのきっかけで惨めに手を伸ばすことになるなんて。
(-235) toumi_ 2021/10/21(Thu) 2:57:33

【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → 技術指揮 シトゥラ


試したさ。


貴方の口付けを受け入れて、膝上にある貴方の腰を抱いた。

「───未練がましいもので、死ねなかった。
 彼が死んだと決まった訳でもないからね。
 たっぷりと後悔をしたところで、気が付けばこの館に居た。
 ……はは、そう言うなら、君が私の人生を終わらせて殺しておくれよ。」

冗談、と小さく笑ってみせて、
それでもその瞳は真剣であった。

壊れることも、狂うことも、死ぬことだって出来ない哀れな男が、そこに居る。



「……シトゥラ」

「君は私を好いてくれているんだね。
 心から嬉しいよ、君の想いは確かに信じられる。
 けれどね、いけないよ。
 私のような悪い男に、そんな言葉を吐いては。」

そっと頭を撫でて、
優しく頬へ唇を落とす。

その口付けに込められた意味は、親愛だ。
(-258) osatou 2021/10/21(Thu) 14:20:00

【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → 技術指揮 シトゥラ


「これ以上は……怖いんだ。
 君を求めれば、君を失う恐怖が深く付き纏う。
 今よりも、君に執着してしまう。」

示した境界線を、決して超えてくれるなと。


「─────臆病で、ごめんね。」


貴方を抱いているこの手は、容易く解ける程の力加減だ。

「君達を慈しむ気持ちに変わりはないよ。
 先日は──久々に眠れたから、本当に悪かったね。
 普段はずっと、君達の事ばかり考えているものだから……慢心してしまったよ。」

瞳を細める。
ひとときでも貴方達を忘れたのだと、
言っていることには気付かずに。

「君と──ううん、君とここに居続けるよ。
 君に与えられたものだって、失わせない。
 約束しよう、シトゥラ。」
(-259) osatou 2021/10/21(Thu) 14:20:40