人狼物語 三日月国


246 幾星霜のメモワール

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視点:


【人】 遊蕩 ディルク

掲示前、棒付きのキャンディをまたひとつ口に放り込み指先で弄ぶ。
そこに記された名のひとつ、暫し眺めて背を向ける。

「……声、かけとくんだったな」

きっと今頃、街の人々からの祝福でいっぱいだろうし。
(1) sinorit 2024/02/05(Mon) 21:29:53
ディルクは、噛み砕いたキャンディがいつも以上に甘く感じた。
(a1) sinorit 2024/02/05(Mon) 21:33:11

【人】 遊蕩 ディルク

>>2 プリシラ

棒だけになったものを揺らしながら街を歩いて、
ふと辺りを見回せば貴女の姿が目に入る。

先日は食事のみで終わらせてしまったが。

「………やあ、見目麗しいお嬢さん。
 今は一人?それとも予定あり?」

駆け寄りナンパ、のようなもの。お巫山戯のやり取りの後、
折角だから今日は祭りをご一緒にどうだろうと誘いかけた。
(5) sinorit 2024/02/05(Mon) 23:53:07

【人】 遊蕩 ディルク

>>8 プリシラ

「おや、初対面じゃないなら夢で出会ったとか?」

返答に楽しげに笑い、再び辺りを見やる。
賑わいの中、どこへ向かうのがいいだろうか。

「楽しい予定かは分からないけど、
 出店を回ったり、ショーを見たり。
 適当に回るのはどうかと思ってね」

約束していた件のものでも構わないのだが。
祭りの雰囲気を味わえるのは今だけだろう。

「…良ければ付き合ってくれない?プリシラちゃん」
(11) sinorit 2024/02/06(Tue) 8:56:13

【人】 遊蕩 ディルク

>>13 プリシラ

「縁起の良し悪しで人を選んでる訳じゃないからね。
 それにほら、あの子達は今それどころじゃないって」

その意味合いに何が含まれているかは別として、
それどころではないのは真実だろう。
記されていた名を思い返して、一瞬視線だけがどこかへと。

「……そう来なくっちゃ」
「甘いもの、好き?いつものお店もいいけどさ」

「やっぱり祭りの時に出る屋台とか、
 掘り出し物のある移動式の店とか、
 この時にしか見られないとこ回りたいよね」
(15) sinorit 2024/02/06(Tue) 21:39:14

【人】 遊蕩 ディルク

>>16 プリシラ

楽しめる人間、楽しめない人間がいるのは勿論のこと。
それは最初から、それは何かがきっかけで。
考えることも思うことも多々あるだろうが、時間は有限。

祭りにおいても、祭りの中での誰かとの時間においても、
今この時にしかない楽しみを全力で。

「いいね、広場でパーティとなると人の多さで流されそうだけど。
 集めた人以外もその雰囲気に流されちゃったりして」

それはそれで楽しいのかもしれない。
全力すぎて終わった後は布団に沈んで起き上がれないかもしれないが。

デートプランのお任せには頷き、出店並ぶストリートへ案内するとしよう。
(18) sinorit 2024/02/07(Wed) 20:27:25