人狼物語 三日月国


246 幾星霜のメモワール

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視点:


【人】 遊蕩 ディルク

ここ数日の繰り返す出来事。
光らない人間の方が少数になればそんな声も出てくるのだろう。

「………光らない人間が不幸みたいにさ」

それにしても教会には何人居たのだろうか。
記された名前達を思い返して記憶を辿る。

「……やっぱ、デートに誘ってて正解だったな〜」

今日は彼女も忙しい一日になるだろう。
あの元気な彼も、さっさと教会から抜け出した彼も。
祝福の中で、あるいは一人。
考えることも、思うことも、多々存在するだろうからこそ。

一層喧騒も増していく街から離れるように、
男は裏通りへと姿を消した。
(0) sinorit 2024/02/08(Thu) 21:11:36

【独】 遊蕩 ディルク

奥へ奥へと進み、人も疎らになる頃、
深くため息を吐き出してキャンディの包みを開く。

「………………」

ベリッと少し乱暴に包みを引き剥がし、キャンディは口の中。
ぐしゃぐしゃに丸めた包みはポケットへと突っ込んで、

「……………………………
ダル、


気安く言葉をかけられるのも、
それに笑顔で「そうだね」「ほんとだよね」と返すのも、
何もかもが面倒で、


帰りたいと願っているはずの心が、
今を楽しんでしまった心が、気持ちの悪い感覚に襲われて、
(-3) sinorit 2024/02/08(Thu) 21:19:54
ディルクは、いつの間にか割れた欠片の味が、分からない。
(a0) sinorit 2024/02/08(Thu) 21:20:52

【秘】 寡黙 エミール → 遊蕩 ディルク

/*
こんばんは。お知らせに上がりました。
私樹木子、いま貴方の後ろにいるの。

というわけで、本日貴方を監視させていただきます。
行動次第で貴方の痣が光るかもしれません。どうぞ行動には十分お気をつけて……。

もし痣が光るのであれば、何か秘話でロールをしてもいいなぁと考えつつ。ご希望などあればいつでもおっしゃってくださいませ。お待ちしております。
(-6) eve_1224 2024/02/08(Thu) 21:32:11

【秘】 遊蕩 ディルク → 寡黙 エミール

/*

HELLO、こんばんは。
こちら鋼鉄人形、差分の通りまだ魂は無いの。

そんな訳で僕を対象に選んだ貴方が恐らく主です。
痣が光らない代わりによろしくお願いします、主様。
主様の意志は今如何でしょうか。

痣が光らないながら恐らく魂が宿るため連絡失礼致しました。
(-16) sinorit 2024/02/08(Thu) 22:35:32
ディルクは、空が上手く見えない。
(a4) sinorit 2024/02/08(Thu) 22:47:21

【秘】 寡黙 エミール → 遊蕩 ディルク

/*
なん……だと……。
とすると……我々、ふたりとも襲撃を跳ね返してしまうため……
二人で生き残ってしまうのでは……?

オオモウ……。
二人で一緒に帰りますか……。

意思……。
帰りたいけど帰りたくないのすごくぐるぐるした状態でして。
あの……帰った先、見た目は子供頭脳は大人のコ◯ン状態になる予定なのですが……どうぞ仲良くしてやってください。えーん。

残してしまうであろう人たちが気がかりと言うことが憂いですが、我々にはどうしようもない……!
(-18) eve_1224 2024/02/08(Thu) 22:55:02

【独】 遊蕩 ディルク

何が祝福だ。何が祭りだ。
男の表情はきっと、そんな心を表していた。

だから、

美しい空を。花びらを。
見上げて、眺めて、楽しむことが、
(-19) sinorit 2024/02/08(Thu) 23:00:42
ディルクは、──出来なかった。
(a6) sinorit 2024/02/08(Thu) 23:00:59

【秘】 遊蕩 ディルク → 寡黙 エミール

/*

ああ、主。元気をお出しください。

僕は今日こそ吊りが来るかと構えていましたが来ませんでした。
かなり二人で生き残る濃厚かもしれません。
襲撃を跳ね返す以前に無魂のまま普通に生きていました。

ぐるぐる状態……。
こちら無魂人形であったため、帰りたいとは考えている。
しかし魂がない、心の行き先がない故にさまようように答えに迷う。
何もかも流されるように生きて、意思をここぞと持てない。
そのような状態でした。(アクション)

もしも2人で帰るようであれば仲良くしましょう。
大丈夫、次男だから何とでもなる。

心をここに残さないために必要以上の関係がありませんので、
僕は主様の御心のままに。全力で尽くします。
(-20) sinorit 2024/02/08(Thu) 23:11:03

【秘】 寡黙 エミール → 遊蕩 ディルク

/*
こちらも帰るために何にも固執しないで生きようとしてた人間です、奇遇ですね。
ジョブも似てますね、似た者同士です。
いや……最後にそれなりにこの世界にも愛着が湧いてたのだと自覚してしまったところなのですが……。

さて。それでしたら、最終日。
折角主になるのでしたら、秘話にて心通わせられたらと。
その前に少し絡みに行っても良いですね。

まだ最後の吊りがわからないので、二人生き残る説濃厚と考えてますが確定ではないですが……。
とはいえこうなればアンジュさんが襲撃役職なのは確実。
日程を考えると……とはなりますしね。
最終日まで痣の光らない者同士、どうぞよろしくお願いします。
(-22) eve_1224 2024/02/08(Thu) 23:31:22

【秘】 遊蕩 ディルク → 寡黙 エミール

/*

主様はもしかしてもう1人の僕でしたか?

全てをNPCだと思い名を呼ばないことで愛着を捨てていましたが、
1人から名前を呼ばないことを指摘されまして。
結果心が少し、例え一時の縁でありながらもこちらの世界に傾きました。
そうした存在がもう1人いるのも原因ですね。

さておき、主様とのお話歓迎です。
ここまでお話0ですが、心が似ているようであれば接点はいくらでも。
人のいない場所、少ない場所に隠れましたが引っ張り出せますので。

最後の吊りに関しましてはどうでしょう。
ここで急にどちらかに向いた時の感情は言い表せません。
心が裂けてしまいます、何とか助かることを願います。

それでは、こちらこそどうぞよろしくお願い致します。
(-24) sinorit 2024/02/08(Thu) 23:56:52

【秘】 寡黙 エミール → 遊蕩 ディルク

/*
あなたこそもう一人の俺ですか?

名前を呼ばない……実はこちらもそうでして。
表でも会話している既知のファリエさんすら、実は一度も呼んでない。
まぁ、どうしても呼ぶ必要があったときは呼んでいたかもしれませんがこの村内では……。

何にも固執しないようにするために、必要以上に名前を呼んだり、関わらないようにしていたのでした……。
(-30) eve_1224 2024/02/09(Fri) 0:28:49

【人】 遊蕩 ディルク

>>3 エミール

裏通り、影の落ちるその場所で。
男は酷く退屈そうに、酷く億劫そうに表情を歪めている、
…訳ではなく、
いつも通り
の表情で気配ある方へ視線を向ける。

──同時、無数のもまた、そちらへ。

「……………………ああ」
「"痣持ち"の一人、それで」

光ってないお仲間さんだ。
薄暗い影に隠れ、首をかくりと傾ける。

「僕に、何か用?」
「もしかしてデートの誘い?……はないか」
(4) sinorit 2024/02/09(Fri) 1:13:28

【秘】 遊蕩 ディルク → 寡黙 エミール

/*

本当にもう1人の僕かもしれません。

心を置いてしまうと戻りづらいですからね。
それでも人の心があるからこそ迷ってしまうものですが。
遊び歩くのも特定の誰かを作らないためでした。

共通点が多く面白いですね。
こちらにおいては生き方が下手な人間かもしれません。


表でもどうぞよろしくお願い致します。
(-35) sinorit 2024/02/09(Fri) 1:19:48

【人】 遊蕩 ディルク

>>5 エミール

小動物の威嚇する声。
耳に届けばふと笑い、胸元の笛を引き寄せる。
人の耳には凡そ届かない音が響き、蟲達はざわめきを止めた。

かさかさと、どこからともなくやってきて。
どこへともなく消えていく。

「…路地裏に用があるっていうよりは、そうだな。
 まるで光らないことを憐れむ視線が面倒でね」

視線跳ね除けいつも通りに振る舞えばいいとして、
それでも面倒なものは面倒だ。
棒付きのキャンディを新たに取り出し口に含んで、転がす。

「男2人の遊びデートってのは華やかさが足りないけど。
 僕としては大歓迎、……どうせ暇だからね」

光っていない人間も残り少ない。
いっそ残された人間で広場でパーティも悪くないかも。
祝福されない人間も、決して不幸ではないのだと。
(6) sinorit 2024/02/09(Fri) 8:55:41

【人】 遊蕩 ディルク

>>7 エミール

「あ、今僕に対して偏見持ってたでしょ」

表情で分かると言いながら気にはしていなさそう。
からかいでもするような軽い口調だ。慣れているのだろう。

「僕も人間だからね、面倒なものは面倒。
 そりゃ賑やかなのは嫌いじゃないけどさ。
 別に人の中心に立って注目を浴びたい訳じゃないって」

楽しく気ままにやりたいように、なりたいように。
許される範囲でふらふらと生きていきたいだけ。

「…高台か、いいね。足りない華やかさが追加されるかも。
 見せつけるのも悪くないけど今はその気分じゃないかな」

そうと決まれば向かおうかと、影から出て貴方の近くに。
…今なら、向かう途中空に舞う花びらは見られるだろうか。

あの魔女は今、何を思うのだろう。
(8) sinorit 2024/02/09(Fri) 22:28:46

【人】 遊蕩 ディルク

>>10 エミール

正直すぎるのは玉に瑕だが、正直者は好ましい。
寧ろそう見えているなら結構結構。
評価もイメージも何ら間違いではない。
今回はたまたま、こうであっただけだ。

「……おー、指摘しちゃう?いいけどね」
「笑顔って心からじゃなくても出来るもんだよ。
 そりゃ楽しい時はちゃんと笑ってるけど」

よく見てるんだなという印象。
しかしここで長話もなんだから、それじゃあ向かおう高台へ。

向かう途中は適当な話を続けただろう。
例えば、今日は何を食べたか。例えば、昨日は何を食べたか。
そもそも食欲あった?よく寝れた?行き道で何か買ってく?

その程度の、適当な話。


高台周囲は街とは異なり静かで、
逃避成功だねと男は笑って街を見下ろしていた。
(11) sinorit 2024/02/10(Sat) 6:04:56

【人】 遊蕩 ディルク

>>13 エミール

問われて視線は街から貴方。
手にした飲み物は未だ口を付けずに。

「…んー、イメージ通りのこととか」

適当に人を誘って食事したり、
適当に人を誘ってデートしたり。
別に女の子に限らず今のように男でも。

「あとは冒険もそう。ソロで暇つぶしにね。
 体を動かすにも丁度いいからさ」

「そっちはどうなの?普段ここに来ないって言うけど」

それじゃあどこに、どのように。
名前以外は知らないばかりで、問いが浮かぶ。
最も、興味というよりは話のネタとして。
(14) sinorit 2024/02/10(Sat) 23:05:14