人狼物語 三日月国


137 【身内】No one knows【R18】

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プロローグ

【人】 とある書物

────…。
(0) master 2022/03/12(Sat) 18:48:29
村の設定が変更されました。

到着:旅人 J

【人】 旅人 J

 
[純白のドレスの上、纏う白皮の鎧を
 繋ぎ合わせるのは黒いベルト。
 まるで戒めのように
 全身に這わされていた。
 門出の祝福も、追悼も、
 どちらも忘れるべきでないかのように。*]
 
(1) nagaren_rp 2022/03/13(Sun) 1:37:16
到着:反逆の傭兵 ハングドマン

離脱:反逆の傭兵 ハングドマン

到着:商人 ジュダス

【独】 旅人 J

/*
書き途中で寝てしまっ

お、推しが推し顔で降臨してる……はわわ(挙動不審
(-0) nagaren_rp 2022/03/13(Sun) 8:03:15

【人】 旅人 J

 
[その街へ辿り着いた時
 もう、日は傾いていた。

 商いの盛んな、貿易都市。

 モノクロームの装いの女は、
 ペティコートで膨らませた裾と
 腰に携えた刺突剣を揺らし歩く。]
 
(2) nagaren_rp 2022/03/13(Sun) 9:26:53

【人】 旅人 J

 
[母が用意してくれた衣装。
 父が与えてくれた武具。

 両親からの贈り物は、もう増えることがない。

 彼らの喜ぶ顔が見られないのだから、
 婚約者のところへ行くのはやめてしまった。

 どの道、こんな顔では
 歓迎されなかっただろうけれど。
 片側だけ伸ばした前髪の上、
 重苦しいスティールの眼帯が、鈍く光る。]
 
(3) nagaren_rp 2022/03/13(Sun) 9:27:24

【人】 旅人 J

 
[────生家は、嫁入りを目前に襲われた。
 自由と平和を愛す祝日の夜。
 しかし神は、いなかった。

 高価なものは皆奪われた。
 物盗りの犯行だという。
 きっと、そうだった。
 人生で一番、情けなくて堪らないのが、
 対峙した相手の顔を憶えていないことだ。
 恐怖とやらが、記憶を混濁させてしまったらしい。
 父の教えてくれた剣で
 辛うじて自らの命は守れたけれど

 共に逝ってしまった方が
 一層、よかったのかも知れない……。]

 
(4) nagaren_rp 2022/03/13(Sun) 9:28:20

【人】 旅人 J

 
[父が母へ贈り
 母から自分に受け継がれる予定だった
 
青い宝石
のブローチ。

 白銀の羽根が覆う意匠は
 世に一つしかないものだ。
 それだけは、奪還したい。

 家族が笑い合った証。
 指の間からこぼれ落ちていった日常が
 取り戻せるような気がするから。]
 
(5) nagaren_rp 2022/03/13(Sun) 9:28:59

【人】 旅人 J

 
[物も人も情報も行き交う街。

 早速といきたいところだが、
 指先に震えを感知する。]


  ……。


[二日前に野生のベリーを齧ったのが
 最後の食事だった。
 否、三日前? ────どうでも良い。

 日に日に痩せて萎んでいく胸は
 寧ろ邪魔にならなくなって良かった。]
 
(6) nagaren_rp 2022/03/13(Sun) 9:31:18

【人】 旅人 J

 
[補給を兼ねて市場へ向かう。
 ブーツの底で石畳みを叩く。

 嗚呼、人の身体って、面倒だわ。*]
 
(7) nagaren_rp 2022/03/13(Sun) 9:31:32

【独】 旅人 J

/*
元チップ名もそうだけど
ジュダスって何を裏切ってるんですかね(がたがた
商人とか絶対嘘じゃん
いやまったく絶対ではない えーん気になる

推しが推し顔で現れた現実に震えるぷるるるる……
死にそう
お誘い受けて貰えたときすでに一度死んでるけど
我残機あるか????
(-1) nagaren_rp 2022/03/13(Sun) 9:47:02
到着:城門の番人 ウォーレン

【独】 城門の番人 ウォーレン

/*
村たて狼役入村ヨシ!
(-2) ngr_mst 2022/03/13(Sun) 9:59:54
離脱:商人 ジュダス

到着:商人 J

村の設定が変更されました。

【独】 旅人 J

/*
推しが推し顔で再臨してる!!!!
(すぐ秘話で確認)(して心臓爆発)

え、おもしろい。名前あわせてくれたのですか?
ほにゃー。ほわー。
自分のロルで変えさせてしまっただろうか。
でも、色々考えてくださってるようなのが、
めちゃくちゃうれしい。しぬ。

おいウォーレン間に挟まってるやんけ〜
いやでも隣接はきんちょうしすぎるから
かえっていいのかもしれん。。緩衝。。
エピで並ぶんだわ……ほわわわわ(挙動不審)
(-3) nagaren_rp 2022/03/13(Sun) 10:15:21

【人】 商人 J

[ 長い年月を経てこの街は大きく発展した。
街道は北と南と西に延び、太陽が上る街の東には広大な海原が広がっている。即ち、全ての方角から人と物が流れ込むのだ。
そんな街は、歴史によると小さなバザーから始まったというが、今や大陸でも屈指の経済規模を有している。

─── 貿易都市

或いは、自由都市と呼ばれる街。
ここには封建的な領主は存在せず、商人たちの寄り合い、つまり商人ギルドであるが、数年置きに選出されるギルドの代表が市長≠ニ呼ばれ、ギルドが実質的な統治機構となっていた。
ギルドの法が街の法であり、もちろん警察機構や裁判所などもあった。
軍事力は商人たちの私兵や傭兵に頼っていたが、この街を取り巻く政情は各国の絶妙なバランスの上に保たれ、確かな平和を維持していた。]
(8) JohnDoe 2022/03/13(Sun) 10:47:53

【人】 商人 J

[ そんな貿易都市の片隅。
治安のあまり良くない区画のその片隅に男は居た。

ケリオス商会のジュダス。
それが男が公の場で名乗る名だった。

取るに足らない小さな商会。
ギルドの末席にあり、収める組合費も小さく受ける恩恵もまた小さい。
扱う商品も何処にでもあるようなものばかり、使い捨ての武器であったり道具であったり、作りの粗末な日常品であったり。

それにしては商会の代表である男の身なりは、ギルドの上座に位置する商人たちと遜色のないものであった。]
(9) JohnDoe 2022/03/13(Sun) 10:48:23

【人】 商人 J

[ 繁栄という光の裏には澱んだ影がある。
ギルドの法、ギルドの目が届かぬ場所に、街の片隅に、色濃い影が落ちている。

所謂、闇商人。
物も人も情報も、明るい表通りを歩くだけでは手に入らないもの。
それらを扱う者たちはそう呼ばれていた。
彼らはギルドの締め付けを掻い潜り、しかしてギルドもまた本気で彼らを取り締まろうとはしないまま。

必要なのだ。
彼らのような存在もまた。
混沌であるよりも、悪であることの方が有益であるのだ。

ケリオス商会もまた、闇商人のひとつであった。]
(10) JohnDoe 2022/03/13(Sun) 10:48:43

【人】 商人 J

[ 金属の仕込まれたブーツの底が市場の石畳を叩く。
燻んだ銀というよりも灰色の髪、襟の高い黒い衣服に身を包んだ男は、色の濃い眼鏡をかけておりその奥の瞳を窺い知ることはできない。

薄い笑みを浮かべながら男は歩いていた。
それは別に面白い何かがあるわけではなく、そうしていることが男の常であった。

市場にはよく足を運ぶ。
それは市場の動向を知るためであり、商品≠フ仕入れのためでもあった。]*
(11) JohnDoe 2022/03/13(Sun) 10:49:05

【独】 旅人 J

/*
野生のプロ……好……
(-4) nagaren_rp 2022/03/13(Sun) 10:56:44

【人】 旅人 J

 
[西端の領地を旅立ち、陸の上を進んできた。
 銀行においていた財産から召使い達に退職金を出し
 残ったぶんをすり減らしながら生きている。]
 
(12) nagaren_rp 2022/03/13(Sun) 13:22:26

【人】 旅人 J

 
[────盗品を扱う者を教えて欲しい。
 そんな風、馬鹿正直に訊ねて叶うわけがないのは
 如何に世間を知らぬ女でも予想ができた。

 迂闊に手を伸ばせば警戒されるだろう。

 立ち寄る街では
 闇屋の方から近づいてくれるよう
 良い客、良い金蔓を演じるよう心掛けた。
 出処を問わず金に糸目を付けぬような客を。

 それで随分懐は軽くなったが
 狙いの品が流れ着いたかも知れないという
 雲を掴むような情報を得て此処に居る。

 資金が尽きる時が、この旅のタイムリミットだ。
 効率がいいのかわからない方法は、
 改めるべきなのかも知れない。]
 
(13) nagaren_rp 2022/03/13(Sun) 13:23:07

【人】 旅人 J

 
[表通りの市場は
 都市の規模に相応しい賑わいを見せていた。
 明るく活気のある場所に身を置くと女は、
 自分だけが別の空間にいるような錯覚をおぼえる。
 見えているもの全て、作り物のように思えてならない。
 或いは自分だけが不出来な我楽多なのかと
 人形のように整った冷たい表情の裏で考える。]


  美しい装飾品を扱う店をご存じないかしら
  きれいなものには目がなくて
  ここには暫く留まるつもりだから
  良いお店を思い出した時は教えに来て頂戴


[紙袋に詰めて貰った果実への対価としては過剰な
 金貨を押し付けて品を受け取る。
 足掛かりの足掛かり。
 虱を潰す作業の一手目として。
 まるで蜘蛛の巣を張り巡らせるように
 真白な羽毛の髪の異邦人は彷徨きだした。*]
 
(14) nagaren_rp 2022/03/13(Sun) 13:24:02