人狼物語 三日月国


5 光と闇の幻影月蝕〜Phantom lunar eclipse〜

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極夜の季。異形の刃が朱に染まれば、月の女神が蒼ざめる。
地上の民は怯え、惑い、鋭き刃に蹂躙される。
女神はただただ無力を嘆き、涙を零すのみ。

――三日月国の伝承

【人】 謎の少女 ネリー

セカイには光の眷属が居た
セカイには闇の眷属が居た

これは、それらが織りなす
――光と闇の幻影月蝕
(0) master 2018/12/09(Sun) 20:18:19
村の設定が変更されました。

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
葵 2018/12/09(Sun) 23:01:22

夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》が参加しました。

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》

―― 月蝕機関《マトリクス・ムーン》計測室 ――




      「がっしゃーん!」




(1) fortmorst 2018/12/09(Sun) 23:03:28

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》



「……わわっ! ごめんなさい師匠!
 大事な世界《ヨル》を割ってしまいました!」

『気にせずともよいわ。もうほぼ滅びとったからな』


「そ、そうなんですか……? それならいいんですけどぉ……」

(2) fortmorst 2018/12/09(Sun) 23:04:30
村の設定が変更されました。

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》


『お前に任せたいのはこの世界《ヨル》。
 滅びの前兆が出ておる』


「うわあ……こんなにキレイな色をしているのに、
 滅びちゃうんですか?」

『綺麗ゆえにだ。滅びの兆しはいつだって美しい。
 ……もちろん任せると言っても、この世界に降りてはならん』
(3) fortmorst 2018/12/09(Sun) 23:05:22

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》

「えっ、……今回も、
 直接世界に降りてはいけないんですか?」

『既に十数名の月詠人《オブザーバー》が調査に降り立っておる。
 お前はただ観察するだけで良い』


「まだ……わたしにはダメなんですか?
 今まで(9776)1d10000回も視ているだけだったのに。
 月蝕機関《マトリクス・ムーン》の月詠人《オブザーバー》の中でも、
 わたしの観測経験は指折りだと思うのですが……」

『ダメだ。数ある弟子の中でも、お前は格別の劣等生で■■の■。
 世界に干渉するなどありえない』
(4) fortmorst 2018/12/09(Sun) 23:07:14

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》



「そんなあ、師匠、ひどいです……。
 この世界《ヨル》、こんなにキレイなのに……」

『黙って視ておるんだな。
 ふん、お前なぞ降りては、
 どんな騒動を起こすか分かったもんじゃない』

 
 
(5) fortmorst 2018/12/09(Sun) 23:07:58

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》



 ――っと、あなたは言っていましたね? 師匠。


[わたしはにっこり笑って、「それ」に話しかけます。
 これまではすべて、
 わたしの一人芝居――手を入れて動かす人形の劇。
 数分前までの出来事を振り返った幕間劇というやつです!]
(6) fortmorst 2018/12/09(Sun) 23:08:24

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》


 でもごめんなさい、
 この美しい世界を、
 わたしは■■たくなってしまいましたから☆
 水晶玉から見届けるだけなんて、もうたくさんなんです!

[とびっきりおいしそうな料理を前にしたように、
 両手を合わせて、頬を赤らめます]
 
(7) fortmorst 2018/12/09(Sun) 23:09:06

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》



 
だ・か・ら!
 あなたひとりくらい、
 
ッちゃってもかまいませんよねっ☆

[笑う先にはお師匠様。
 その、首。
 そう、首だけが机の上に乗っています!
 後の身体はキレイさっぱりお掃除しましたから、
 感謝してほしいくらいですよね!]
 
(8) fortmorst 2018/12/09(Sun) 23:09:40

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》

[そうして、この美しい水晶玉の前に立ちます。
 虹色に輝くシャボン玉みたいにキレイで、儚い世界。
 心臓がすっごくドキドキしてます。
 なんてったって初降下《ファースト・フライト》!
 でもでも、このわくわくは誰にも止められません☆
 大きな黒いマントをばさあっと羽織って、準備万端です!]


 それではっ☆
 夜のみなしご、千夜一夜《ミルフィーユ》、


 行ってきまぁす!!


[水晶玉を頭上に掲げれば、あら不思議、
 その虹色の光にわたしは吸い込まれていくのでした!*]
(9) fortmorst 2018/12/09(Sun) 23:10:17
(a0) fortmorst 2018/12/09(Sun) 23:12:09

【独】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》

/*
本日のイメソン
https://www.youtube.com...

共闘したいから村側希望なんだけど、
こいつ自身は赤っぽいよなあ……で迷っている
(-0) fortmorst 2018/12/09(Sun) 23:18:41
“委員長” アナベルが参加しました。

【人】 “委員長” アナベル

― 聖・フェニックス・スター学園 ―

[とある地にある学園。

その学園は表向きは普通の学び舎であった。
特徴と言えば、普通の学園よりも設備が良いと言うことぐらいか。

特に、門扉や周囲の塀は大変頑丈で。
一説によれば、かっては軍の施設だったとか。
或いは、貴族の屋敷をそのまま寄付されたとも噂されている。

……尤も、真相はそんな理由では無い。
裏では異能者のコミュニティとしての施設。

そう言う面で見れば、学園と言うのは実に体裁が整っているのだ。
社会とある程度の接点を持ちつつも。
此方側の都合で、関わりを調整も出来るのだから。]
(10) 葵 2018/12/09(Sun) 23:18:52

【人】 “委員長” アナベル

[その点から見れば。
大変頑丈な外観は、要するに有事の際はそのまま要塞になると言う事で。

普通の学園よりも遥かに恵まれた書庫も。
或いは研究施設も。
本当に大事なモノを隠すためのものだった。
先人曰く、木を隠すならば森の中。]
(11) 葵 2018/12/09(Sun) 23:19:17

【人】 “委員長” アナベル

――始まろうとしているわ。

[校舎の隅。

一人、天を見上げる少女。
“委員会”の一員たる彼女は識っていた。

これから起こる――月蝕。

それが果たしてセカイに何を齎そうとしているのかを。
周囲にはいつの間にか。
異能者の気配が立ち込めていた。

そんな中、彼女は皆に笑いかける。]
(12) 葵 2018/12/09(Sun) 23:21:02
まつろわぬ白の神子 マシロが参加しました。

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

[――…その日、地上から一つの山が消えた。

『霊峰・富嶽』
かつて神が御座すとされた、日の本で一番高き山]
(13) yuno 2018/12/09(Sun) 23:22:20

【人】 “委員長” アナベル

全ては手筈通りに。

[その場に姿を現しているのは彼女だけなのだが。
言葉はしっかりと届いている事は明らかだった。

だから彼女は続けて告げる。]

行ってらっしゃい。
貴方達に闇の祝福を。

[彼女の言葉に呼応するように。

周囲に居た気配は次々とその場を去って行く。
一つの言葉を残しながら。]
(14) 葵 2018/12/09(Sun) 23:22:42

【人】 “委員長” アナベル

『world is tenebrae luna(闇の月こそセカイ)』
(15) 葵 2018/12/09(Sun) 23:23:07

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

―― 神喰一式村・火鳥神理教本部 ――

[かつて日の本に降り立った神子によって設立され、
現在、その信者数は数十万とも数百万とも呼ばれる
日の本の一大宗教団体『火鳥神理教』。

その本部があるのが、
富嶽の裾野に位置する神喰一式村。
ほんの数日前まで教祖や幹部たちと
共に数千人の信者たちが暮らしていたその村は、
今は人ひとりいない死と灰の里と化した。

この村ばかりではない。
富嶽近郊に位置していた数多の市町村及び、
そこに暮らしていた数十万の人々は一斉に
富嶽の山体崩壊に巻き込まれ、火砕流と土砂、
そして天から降り注がれた灰に飲み込まれていった]
(16) yuno 2018/12/09(Sun) 23:23:13

【人】 “委員長” アナベル

さーて、私は。
普段の生活に戻るとしましょうか。

[今はまだ。
此方の生活だって悪くは無いのだ。

授業をさぼりがちな図書委員長。
今はまだ、その仮面を被ったままで。*]
(17) 葵 2018/12/09(Sun) 23:23:38

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

[そんな死と灰に覆われた教団本部の建物内部。
教祖と幹部のみが立ち入ることを許された、その場所に
一人の少女が佇んでいた。

否、佇むという表現は正確ではない。

ごく薄い単衣のみを纏ったまま、
彼女は宙にその華奢な体躯を浮かびあがらせていた]

 ……ごめんね、教祖《おとうさま》。

[しょんぼり、叱られた子供のような顔をして、
少女はかつて教祖と呼ばれた老人の骸に手を添える。
既にこと切れて枯れ木のように朽ちていた老人の身体は、
瞬く間にぼろぼろと地面に落ちて灰と化した。
床に転がる幹部たちの亡骸も同様。]
(18) yuno 2018/12/09(Sun) 23:25:37

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

 
 ……でも、あなたたちがいけないのよ?
 自分たちが何を『神』として祀り上げていたのか。
 それを知ろうともしなかったのだから。

[呟く声に応える者はいない。
否、そんな者は最初からいなかったのだ。
此岸に生まれ落ちたその瞬間から、
少女の声に耳を傾ける者など、この世界には存在しなかった。

……たった一人を、除いては
]
(19) yuno 2018/12/09(Sun) 23:27:05
“委員長” アナベルは、メモを貼った。
(a1) 葵 2018/12/09(Sun) 23:28:07

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ


 でも、最後に素敵な贈り物《プレゼント》を貰ったわ。
 おじいさまたちったら、こんな可愛い身体を、
 生贄に用意してくれたのだもの。

[ふわふわと地面から浮きながら
薄衣の裾を掴んでくるり、身体を回す。
床に転がる躯や灰がなければ、
愛らしい少女がはしゃぐ、
なんとも微笑ましい風景だったに違いない。

元は自分に用意されたものではない。
教団関係者たちが『神』と呼び崇めていた者のために
用意された生贄の少女。

教団の信者の娘か、或いは何処かから攫ってきたのか。
此方としてはどうでもいいけれど、
――幽かに『力』のようなものを感じる。
精々、利用させてもらうとしよう]
(20) yuno 2018/12/09(Sun) 23:28:15

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ


 さよなら、おとうさま。

 そしてさようなら、
 わたしが生まれ育った牢獄《ふるさと》。

[教団本部の建物を出て。
ふと、空を見上げた。

見上げた先に在ったのは
かつて『霊峰・富嶽』と呼ばれたもの。
その名残のみが、ただ、ただそこに佇んでいた。

かつて日の本の内と外の民とを魅了した、
白雪を纏う美しい霊峰はもはや此処にはなく。
崩壊によって山肌の大半は失われ、無残な爪痕ばかりが目立つ。

その上空に―――月は、視えない]
(21) yuno 2018/12/09(Sun) 23:29:09

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ


  ――さぁ、いきましょうか。

  あの空に輝く月が視えるところへ。
  わたしの運命が至る場所へ。

[たとえそれが、
三千世界を越えたその先に在るとしても。
わたしはきっとそこに辿り着く。

それが、わたしの運命《さだめ》であり、
生まれてきた理由《わけ》であるならば。]**
(22) yuno 2018/12/09(Sun) 23:29:34