人狼物語 三日月国


42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18

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一日目

村人:3名、共鳴者:2名、霊感少年:2名、囁き狂人:2名、黙狼:1名、童子龍:2名

【人】 万葉集 第七巻 一三六五番



  
我が恋は、あの娘の家の萩の花

     実を結んでこそ、いっそう恋しくなるものだ
(0) master 2020/09/12(Sat) 7:00:00
コミット要求:ON

【独】 マリィ  

/*
無事に就任した!!!!
三└(┐卍 ՞ਊ ՞)卍ドゥルルルルル
(-0) シュレッダー 2020/09/12(Sat) 7:05:17

【独】 空腹な迷い人 レックス

/*
でゅーーすくん優しい(ほろり)
(-1) kasuga_2jp 2020/09/12(Sat) 9:40:18

【人】 空腹な迷い人 レックス

[ 眠る前、やる気の無さそうな店員さんは
 戻りたいところを描いてドアを開ければ、
 元のところに帰れると言ってくれた。

 だから、今は、少しだけ。
 カウンター近くのソファで丸まって、眠る。

 微かに気配が動いて、柔らかな布の感触が自分を覆った。
 
  
あぁ、温かい


 あの子たちと過ごした日々を思い出して、
 苦悶の表情は、少しだけ和らぐ。

 夢の中で、歌が聞こえた気がした。
 旅人が、無事に帰れるようにと願う歌が
 
       
オニ

 見ず知らずの人間に、願ってくれる、その心が嬉しい

  
夢かな? 夢でもいいや

 
 すやすやと、眠る。
 その夢は、とても幸せな夢だった。**]
(1) kasuga_2jp 2020/09/12(Sat) 10:04:49
空腹な迷い人 レックスは、メモを貼った。
(a0) kasuga_2jp 2020/09/12(Sat) 10:06:20

【独】 ミズナギ

/*
助手と科学者、メモ見た時もチラッと思ったけど私の知ってるPLさんだったりしないか??(簡易メモの雰囲気が
(-2) ツナ 2020/09/12(Sat) 12:38:31
環 由人は、メモを貼った。
(a1) ななと 2020/09/12(Sat) 14:14:51

環 由人は、メモを貼った。
(a2) ななと 2020/09/12(Sat) 14:15:11

【人】 マリィ  


  本当は、太ったっていいの。
  明日のことなんか何も考えないで
  この夜と朝の狭間に
  二人でずっと囚われていたい。


 例えあなたにそう言ったって、太陽は登る。
 「普通」の人達の、日常のための時間になる。

 星なんか見えない、美しい濃紺の空が
 じわじわ悪趣味なペールブルーに変わっていって
 やがて、眩しい太陽が端から顔を出す。
                    ]
(2) シュレッダー 2020/09/12(Sat) 14:26:14

【人】 マリィ  

[アタシはあなたに一度だって
 「美味しい」なんて言ったことは無い。

 でも、知ってる?
 冷蔵庫に取ってある唐揚げとかコロッケは
 お店の子達にすごく人気なの。
 コンビニでロールパンを買ってきて
 あなたが余り物と呼ぶこれを、挟んで食べてる。
 台風の日にコロッケが売り切れた時なんか
 そりゃあもうテンションだだ下がり。

 逆に揚げ物が多めに余った日のこと
 お店の子は「パーリナイの日」
 って勝手に呼んでる。


 ……時々アタシが持ち帰ってくる
 ちょっと良いフルーツの秘密は、そういうこと。]
(3) シュレッダー 2020/09/12(Sat) 14:26:40

【人】 マリィ  

[いつもの問いかけにいつもの答え>>0:115
 すっかりメイクも落として
 ただの男になったアタシは、
 眠りに落ちるまでの間だけ
 何もかも忘れられる。


 とっくに読まなくなって
 ソファの下に挟まっていた
 物件情報雑誌とか、
 今日空にしたグラスの個数。

 乱暴に組み敷かれた時の記憶。
 客の無神経な言葉に、愛想笑いを返した苦い味。]
(4) シュレッダー 2020/09/12(Sat) 14:29:14

【人】 橋本 雅治  


[今だけ全部忘れてしまって……
 腕の中の温もりを、ただ抱きしめるだけ。

 そうして、俺の一日は終わる。]
 
(5) シュレッダー 2020/09/12(Sat) 14:30:55

【人】 マリィ  

[けど、この生活の終わりは
 ある日突然にやってくるの─────]


  ……シェアハウス?


[お客さん切り出された話に
 アタシはつけまつげを盛った瞳をぱちくりさせる。
 LGBT向け不動産の営業マンだという彼は
 こくりと頷くと、カウンターの上に
 ばさりと資料を広げてみせる。]


  「ゲイセクシュアルだというだけで
   入居を断られるケースって多くって
   うちで扱ってるのはそういう方に特化した
   ジェンダーフレンドリー物件なんです」


[カタカナ語の多い彼の言うことには
 シェアハウス用の物件にゲイを集めて
 雑な言い方すれば、「ゲイ同士よろしくやれ」
 って感じな家らしい。
 近くに幼稚園や学校もないし
 新しい住宅街だから干渉してくるご近所もいない。]
(6) シュレッダー 2020/09/12(Sat) 14:31:47

【人】 マリィ  



  「……どう?いい情報でしょ」


[営業マンを連れてきてくれた、
 膝に落書きしたみたいなのっぺりしたブスは
 そう得意げに笑ってみせた。

 アタシの鉄板ネタを真剣に捉えて
 真面目に解決策を出してくれた子を
 邪険にするわけにもいかなくて
 アタシは曖昧に微笑んでみせるの。
 アタシの今の居候について知っている
 お店の子達は、何か言いたそうな顔で
 じっと此方を見ていたけれど、
 結局、何も言えやしない。]


  ……そうね、橋の下で暮らすより
  安全そうな物件ね。
  ありがとう、考えとくわ。


[営業マンの名刺と、間取り図内覧写真その他諸々
 茶封筒に仕舞って─────それっきり。]
(7) シュレッダー 2020/09/12(Sat) 14:32:20

【人】 マリィ  

[次の物件が見つかるまで。
 だけど、帰ればご飯があって
 朝でも夜でも無い昏い時間を分かつ人がいる
 ……それよりいい物件なんか、ない。


 結局、シェアハウスの情報の詰まった茶封筒は
 本棚の片隅に隠したまんま、二週間。
 アタシは今日も由人の「余り物」を食べる。]
(8) シュレッダー 2020/09/12(Sat) 14:32:43

【人】 マリィ  

[そんな罰当たりなオカマにも
 今日はひとついい事があったの。

 お店が休みだったから、ふらふらと
 近所の商店街を歩いていたんだけど
 たまたま福引で一等当てちゃったのよ!
 (福引ってポケットティッシュ交換所じゃないのね)


 「北海道ペア旅行券2泊3日」


 喜び勇んで本屋に駆け込んで
 ガイドブックまで買っちゃった。
 お互い休みなのって、年末年始くらいだし
 冬の北海道は死ぬほど寒いかもしれないけど。]
(9) シュレッダー 2020/09/12(Sat) 14:33:11

【人】 マリィ  

[でも、もし一緒に旅行に行けたなら────

 二人で「普通」に観光名所巡ったり
 こっちじゃ食べられないようなものに
 舌鼓を打ったり……

 冬の北海道なのに「寒いね」なんて言って
 手とか、繋いじゃったりして……

 アタシ達を誰も知らない場所で
 二人「普通」にデート出来るなら

 それってとっても最高だと思わない?]*
(10) シュレッダー 2020/09/12(Sat) 14:33:41
マリィ  は、メモを貼った。
(a3) シュレッダー 2020/09/12(Sat) 14:37:11

【独】 かみさま 尊龍

/*
ちょっとアンカ拾えるかテストさせてね。
>>0:L1
(-3) ゆき@青葱帯 2020/09/12(Sat) 14:51:54

【独】 科学者 アーニャ

/*
マリィちゃんかっっっっわ!!!!
(-4) nagaren 2020/09/12(Sat) 16:01:30

【人】 空腹な鬼 レックス

― 幸せな夢の中 ―
[ 温かい毛布に包まれて
 温かい願いに包まれて

 異形の鬼は、すやすやと眠る。

 疲労と空腹の中、少し苦し気に、だけど安らかに

 大切なあの子と出会った頃の夢を見る。]
(11) kasuga_2jp 2020/09/12(Sat) 16:03:29

【人】 空腹な鬼 レックス

 
  ……お腹が空いたな、やっぱり無理だよ

      
バケモノ

  僕らは、異形の鬼だから、人を喰うことを止められないよ

[ お腹が空いて、たまに
 寝静まった家に忍び込んでは、少しだけ生気を分けてもらう。

 それでは、足りなくて、あの子から生気を分けてもらう。
 それでも、足りなくて、僕は泣きそうな声を零した。

 生気も吸い過ぎれば、相手は死んでしまうから
 あまりたくさん吸う訳にもいかない。

 1日に大人数の生気を吸えば、怪しまれるし
 吸った生気から得る色々な想いが入り混じって、
 悪酔いしてしまうから、食事は一度に少しずつしかできない。

 だから、いつも空腹だった。
 あの子たちに出会う前は、好きなだけ貪ってから、
 いつも腹は満たされていたから、余計に辛い。]
(12) kasuga_2jp 2020/09/12(Sat) 16:03:31

【人】 空腹な鬼 レックス

 
  『ダメだよ、レックス……君ならできるよ』


[ 黒い瞳がじっとこちらを見つめてくる。
 そんな君からも、すごく美味しそうな匂いがする。

  人と鬼が共存するなんて、どうせ無理だよ
  自分のように我慢ができない鬼ばかりなんだから


 そんな言葉を言おうと、口を開けば、
 ぎゅうと抱きしめられた。]

  『だって君……人を食べている時、泣いてたから
   泣きながら、謝ってたから……君なら、できるよ』


[ どきりとした。
 薄紫の瞳を大きく見開いて、焦る。

 いつ見られたのだろう。
 この子の前で、人を喰ったことはなかったはずなのに

 しかも、泣いていたことまで、知られているなんて
 恥ずかしくて、頬が熱くなるのを感じた。]
(13) kasuga_2jp 2020/09/12(Sat) 16:03:33

【人】 空腹な鬼 レックス

 
  どう……して、……?

  『マフテさんが教えてくれた』


[ あの白鬼め、余計なことを。
 歳で言えば、あちらの方が上だし、能力的にもあちらが上。
 抗議をしても受け入れられないだろうな。

 ぐぬぬ、と内心、悔しげに呻いていれば、
 慰めるように頭を撫でられる――僕の方がずっと年上なのに]

  泣い謝っても、僕は人間を喰ったこと、
  喰いたいと思ってることは変わらないよ

  この先もきっと、変わらないよ
  今は、ちょっと物珍しくて、君たちに付き合ってるだけ

[ 恥ずかしくて染めた頬を隠すように、
 ――本当は信じたい気持ちも


 柔らかい女の子の身体を抱きしめ返した。]
(14) kasuga_2jp 2020/09/12(Sat) 16:03:36

【人】 空腹な鬼 レックス

 
  あぁ、……お腹が空いたなァ

[ チカチカと、瞳に紅を滲ませながら、溜息混じりに呟いた]

  『どうしても、辛いなら……僕の血をあげる』


[ 差し出すように晒される白い首筋。
 ごくり、と喉を鳴らした。]

  君はずるいな……

[ その首筋に、軽く唇を押し当てて、小さく笑った。
 彼女の血を口にしてしまったら、
 もう後戻りはできない気がする。

 いや、この場合は、進めなくなると言った方がいいかな。
 この子たちと一緒に歩めなくなる気がする。

 だから、僕はただ笑って
 空腹のまま、しばらく彼女を抱きしめていた。*]
(15) kasuga_2jp 2020/09/12(Sat) 16:03:39

【人】 空腹な鬼 レックス

― 現在:漫画喫茶にて ―
[ 浅い眠りから、ゆっくりと目覚める。
 夢見が悪くなかったのは、温かな毛布のおかげが、
 それとも、無事を願ってくれた想いのおかげか。

 目をごしごしとこすりながら、のそりと起き上がった]

  ――――お腹が空いた

[ 相変わらずの第一声だった**]
(16) kasuga_2jp 2020/09/12(Sat) 16:03:42

【雲】 かみさま 尊龍

―― むかしむかしのおもいで ――
[お菊、お菊、可愛い私の巫女。

 遠く昔、まだ私の神の力がもっと強かった頃。
 この里に私の神社があった頃。
 お前は甲斐甲斐しく私に尽くしてくれたね。

 時に星を詠み、時に雨を乞い、時に美しい祝詞を捧ぐ。

 でも、そんなお前とも最期の時だ。
 人間の生というのはなんと短いものだろうね。
 最期だというのに――、
 ああ、とても幸せそうな顔でお前は笑う]


 大丈夫だよ、お菊。私の可愛い子。
 眠りにつくまでそばにいよう。


[最期のその身に寄り添い頭を撫でよう。
 お菊の霊力なら私の姿もよく見えように]
(D0) ゆき@青葱帯 2020/09/12(Sat) 16:46:14

【雲】 かみさま 尊龍

 
 
 ……――――、うん……?
 今、なんと言ったかな?


[今わの際のお菊が何か言った気がしたが。
 よく聞こえずに首を傾げる。
 もう口を動かす事すらままならぬのだろう。
 
 せめてその動かぬ指先に手を触れよう。
 薄っすらと開く瞳に己の姿を映そう。
 そうして、次の言葉は聞き洩らす事がないように]


 ……ふふっ、お菊は心配性だな。


[よりにもよって、己ではなく神の心配とは!
 本当に面白い娘だと思った。
 だからこその、神に仕える巫女なのだとも]
(D1) ゆき@青葱帯 2020/09/12(Sat) 16:47:05

【雲】 かみさま 尊龍

[だからこそ、
 だからこそ、

 愛おしく、別れが惜しいと強く思った。
 
他の人間への普遍の庇護と慈愛とはまた違う。

 ”それ”がなんの想いか、よく分からなかったが]
(D2) ゆき@青葱帯 2020/09/12(Sat) 16:47:26

【雲】 かみさま 尊龍

[花を咲かせましょうと、お菊は言った。
 黄色くて愛らしい花を。
 自分の名前と同じ可憐な花を。
 私の周りに咲かせてくれるのだと言うのだ。

 きゅっとお菊の手を握り、最期の別れを]


 ありがとう、お菊。お前の事は忘れないよ。
 輪廻が巡ればまた会う日も来るかもしれない。
 
 姿形が変わろうと、
 私はお前の魂の輝きを覚えているよ。
 そうしてお前をきっと見守り続けていよう。


[いつか巡り合うその時まで、しばしの別れ。
 私は変わらずここにいよう。
 お前が咲かせた野菊と共に――。*]
(D3) ゆき@青葱帯 2020/09/12(Sat) 16:48:01

【秘】 かみさま 尊龍 →   月森 瑛莉咲

[お菊の今際の際に囁く言の葉]


 もし、お前が生まれ変わりまたここに辿り着けたなら。
 ――その時は私の嫁にしてやらん事もない。


[これでも私はかの偉大な九頭龍大神様の小間使いなのだ。
 神の眷属の嫁とはすごい事なのだぞ、と。

 
初めて芽生えた想いは淡く。

 優しく優しく、お菊の小指に小指を絡めて約束を。*]
(-5) ゆき@青葱帯 2020/09/12(Sat) 16:48:33