人狼物語 三日月国


97 【R18ペア村】Decision【完全RP】

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一日目

村人:1名、囁き狂人:2名、愚狼:1名

【人】 商人 リット

わ、あの人美人だなぁ……。

って、俺、声に出してた?
……うっわ、恥ずかし……。
(0) master 2021/09/27(Mon) 0:00:00
コミット要求:ON


宝石コレクター(村建て人)

サルハドの周辺環境

■西:山
街からも綺麗にその姿が見える「ラバン山脈」は、歩いてもそう距離のない所にあります。
低い場所を繋ぐルートを越えてゆけば、国境越えが可能です。
からりと涼しい街の気候と豊富な湧き水は、この山々が西方からの雨雲を堰き止めているお蔭もあります。
そのため、冬の山越えはかなりの重装備が必要ですし、この時期は雷雨や濃霧に注意が必要でしょう。
雪渓が残り、高山植物が美しく咲き、夜は晴れれば満天の星が見える事から、夏場は辺境までわざわざやってくる物好きな山好きで街は少し賑わいます。
(#0) 2021/09/27(Mon) 0:03:36

宝石コレクター(村建て人)

■南:海
南に下ると直ぐに茶褐色の荒れ地が広がり始めます。
そしていくつかの村を、中継地を、街を越え、やっと海が見えてきます。
国境の街からはかなりの遠方となり、馬車でも数日間の旅となりますが、ほぼ直行の馬車も街では手配ができそうです。
港町「デニズ」も「サルハド」と規模は変わらない地方都市ですが、港からは海の向こうに見える他国へ向かう船が出ています。
(#1) 2021/09/27(Mon) 0:04:00

宝石コレクター(村建て人)

■北:砂漠
北に向かうとやはり荒れ地の後、「チャルビ砂丘」が点々と広がり出します。
そのまま真っ直ぐ北に進めばひたすらに砂の広がる土地へと踏み込んでしまうでしょう。
ただ、その砂漠の縁をなぞるように進めば山々からの水の恩恵はここまで届いており、馬車でいくらかの中継地を通過すれば、海を越えるよりは早く他国へ入ることができます。
ただし、複数の国の国境と接する地域であり、国境の街や中継地での情報収集は欠かさない方がいいでしょう。
(#2) 2021/09/27(Mon) 0:04:23

宝石コレクター(村建て人)

■東:国土中央
東へはやはり、荒れ地を越えていきます。
しかし、馬車路は一番整備されており、荒れ地は段々とオリーブ畑やブドウ畑へ姿を変え、気づけば緑が広がり、複数の村や街を通過していきます。
その先は、この国の首都であり、一番の大都市「グラジア」に繋がっています。
この国の全ての情報や物が集まる都市には、辺境の街から多数の若者や人々が学問や仕事を得るために集まってきます。
王族や多くの貴族もここに住む者が多いです。
(#3) 2021/09/27(Mon) 0:04:40


【独】 金緑石 アレクシア

/*
無事に日付が変更されました。
狼にも就任出来たー。
ちょっとほっとしました。

緑窓使えるといいな。

一応、リットが見惚れたのはアレクシアの予定です。
後で拾います。
(-0) 千早 2021/09/27(Mon) 0:11:42
金緑石 アレクシアは、メモを貼った。
(a0) 千早 2021/09/27(Mon) 0:13:42

金緑石 アレクシアは、メモを貼った。
(a1) 千早 2021/09/27(Mon) 0:14:31

紅柱石 アンドレアスは、メモを貼った。
(a2) 蒼生 2021/09/27(Mon) 0:17:42

【人】 金緑石 アレクシア

―回想―

[少女は、人並みに人間の国には興味があった。
けれど女一人で旅は無理だと言われてしまった。
野盗や、宝石を狙う輩に攫われないとも限らないからと。

旅慣れた従兄がついて来てくれると言ってくれたが、少女はそれに反発した。
彼は過保護だから、きっと遠くまでは連れて行ってはくれない。
少女は海が見たかったのだ。
少女の集落から海までには一か月はかかる。

海とは、故郷の湖よりもずっと大きく、塩辛いのだという。
湖に浮かべる小舟ではなく、見上げる程に大きな船が浮かんでいるのだと。
指先程の陸地が見えるところもあれば、見渡す限り陸地が見当たらない程に水平線が続いているところもあるそうだ。
少女はそれを見たいと思った。だから。

少女は書置きを残して夜にこっそりと集落を出た。
──こう見えて少女にはお転婆なところがあった。]
(1) 千早 2021/09/27(Mon) 20:28:29

【鳴】 金緑石 アレクシア

親愛なる家族へ

一人で旅立つ事を許して欲しいとは言いません。
必ず、成熟期になったら帰ってきます。

だから、待っていて下さい。

     アレクシア
(=0) 千早 2021/09/27(Mon) 20:28:54

【人】 金緑石 アレクシア

[少女は幸運だった。
集落を出た翌日に旅芸人の一座と出会い、少女はそれについて馬車の出る街まで行く事が出来たのだ。
少女は彼らに旅のコツを教わった。
掏りに遭わないように財布は肌身離さずにいる事。
同じ方向へ向かう行商人について行くか、馬車を利用する事。
彼らと別れるまで、少女は楽しい旅を過ごす事が出来た。

けれどそこからは順調とは言えなかった。
思うように同行者を見つけられず、無理をして歩いた所為もあるだろう。
少女は荒れ地で足を痛めてしまい、思うように進めなくなってしまった。]
(2) 千早 2021/09/27(Mon) 20:29:55

【人】 金緑石 アレクシア

[難儀していたところに声を掛けてくれたのが彼だった。
少々魔法が使えるとはいえ、それは生活を便利にする程度のもの。
あのまま何日も過ごしていたなら野党に襲われるか、獣の餌食になってもおかしくはなかった。

青年は足の手当てをしながら海を見に旅に出たという少女の話を聞いてくれた。
そうして海を見たいのなら、と自分の故郷まで馬に乗せて連れていってくれ、好きなだけ此処にいていいと言って知り合いの貸し家まで融通してくれたのだ。

そこまでして貰ってはと恐縮したが、困っている人には手を差し伸べるのが家訓なのだという。
回り回って自分が助けられることもあるのだからと。]
(3) 千早 2021/09/27(Mon) 20:35:39

【鳴】 金緑石 アレクシア

”もしかしたら、君に助けられる事もあるかもしれないしね。
アレクシア。”

[彼はそう言って歯を見せて笑った。]
(=1) 千早 2021/09/27(Mon) 20:36:45

【人】 金緑石 アレクシア

[そうして少女の足の調子が戻ると、馬で海に連れて行ってくれた。
念願の海を見る事が出来て、感動で動けないままの少女に、彼は気が済むまで傍についていてくれた。


住民達ともそれなりに打ち解けたが、少女は自分の正体について話す事はなかった。
自分が人間ではないなどと、滅多な事で言うべきではない。
周囲の視線が変わってしまうのが恐ろしかった。

彼の住む国では、女性は髪を隠す風習があったのが幸いした。
珍しい多色の髪はどうしても目立ってしまうから。]
(4) 千早 2021/09/27(Mon) 20:37:17

【人】 金緑石 アレクシア

[海に向かった時、隠していた髪を彼には見られてしまっていた。
ターコイズグリーンからバイオレットに移りゆく多色の髪を見て、彼は綺麗だと笑顔で褒めてくれた。
頬に熱が集まって、黙って俯いてしまった事を覚えている。
彼は慌てて弁解したけれど、とても嬉しかった。

青年は行商の旅から戻ってくるたびに少女にも土産を持ってきてくれた。
優しくしてくれる青年に対しての想いは段々と膨らんでいった。]
(5) 千早 2021/09/27(Mon) 20:38:26

【人】 金緑石 アレクシア

[彼とずっと一緒にいたいと思った。

けれど、何れは戻らなければならない事も分かっていた。
少女には彼と同じ時は生きられないのだから。*]
(6) 千早 2021/09/27(Mon) 20:38:54

【鳴】 金緑石 アレクシア

帰りたくない。

……けれど、
     帰らなければいけない。
(=2) 千早 2021/09/27(Mon) 20:39:25

【人】 金緑石 アレクシア

[せめて想い人に一目会って、想いを告げる事でも出来ないかと思ったが、彼は丁度街から離れていた。
商人である彼は一年の半分を旅して暮らしていた。
今回も数週間前に旅立ってしまったきり。
家族でもない少女には、帰る時期は分からない。

少女は後ろ髪を引かれるような思いで辺境の街サルハドに向けて街を発った。
よくしてくれた街の人達は彼女を見送ってくれた。
涙ぐむ子供達を見て、少女は不覚にも目が潤んでしまった。

果実や刺繍の施された布地、土産として持たされたものは多く、馬車が出ている中継地点までは貸家の主人が馬で送ってくれた。
そうして、彼女は北へと向かう事になる。*]
(7) 千早 2021/09/27(Mon) 20:40:01

【独】 金緑石 アレクシア

/*
取り敢えず、サルハドへ迎えた。
両片思いなのかな。どうかな。(未定です)

赤差分を使う機会がない気がするので、灰で使います。
(-1) 千早 2021/09/27(Mon) 20:41:59

【独】 金緑石 アレクシア

/*
共鳴の緑は目にいい…。
アンディの方もロルを考えなければ。
(-2) 千早 2021/09/27(Mon) 20:43:10

【人】 学生 ガラーシャ

― 少し前・喫茶店前 ―


やっぱりそう、ですよね。


[そろそろ発とうと思っていた>>68、という言葉に、苦笑いを浮かべた。
別に、無理に引き留めるつもりはない。
きっと、彼は旅をしてきたからこそこういう人になったのだ。
今の彼が好きな自分は、彼を旅から引き離すつもりはない。
それに、それなりの大国である王国の首都であるグラジアには、旅を続ける以上、彼もまたきっと訪れる機会があるだろう。

それでも、2年以上も当たり前に近くに居て、自分の話を聞いて、いろんな話をしてくれた彼が居なくなるのは寂しかった。

しかし、「そろそろ」とは、彼はあと、何か月くらいここに居るつもりなのだろうか。
出立の時には、何かお祝いの品でも渡してあげたいと思う。
今からちょっと考えておかなければ…]
(8) wallander 2021/09/27(Mon) 20:43:56

【人】 学生 ガラーシャ

[少しだけ思案顔を浮かべたが、彼に「サルハドには向かう予定だった」、と聞けばまた小さな笑顔が戻った。]


じゃあ、本当に、丁度良かった…です。
言ってみて、本当に、良かった、な…


[馬車も安くなりますしね、と少し照れ隠しのように言って笑い、食い気味の反応>>69を、そのまま笑ってごまかした。]*
(9) wallander 2021/09/27(Mon) 20:45:09

【人】 学生 ガラーシャ

― 馬車の旅 ―


はあ…、馬車ってやっぱり、早いです、ね。


[サルハドに向かう道中、幌を引き上げた部分から、外を眺めながら呟いた。
馬車はどんどん道を行く。
首都を出ると、馬車は最初は整備された道に沿って、牧草地や、葡萄畑の中を進んでいった。

しかし、中継地で一泊し、出発すると、道は段々馬車をがたがたと揺らすような状態になっていく。
窓の外を流れる景色は、オリーブ畑になり、そして赤茶けた土と黄土色の砂が混ざる荒れ地が延々と続くようになっていた。

こんなところを自分は歩いてきたのかなあ、と思うと感慨深い。
実際歩いたのはこの道だったのかはもう覚えていないのだが、ひたすらに荒れ地と低い植物、たまに木とぽつんとした小さな一軒家に山羊、のような風景は、何故か何とも懐かしい気持ちになった。]
(10) wallander 2021/09/27(Mon) 21:07:09

【人】 学生 ガラーシャ

 
アンディさんは、こっち方面には、来た事、あるんです、か?


[何となしに隣の彼に問いかける。
と、突然、馬車のスピードがゆっくりと下がってきた。]


なんでしょう…?
休憩は、今日は、まだのはず、ですけど。


[馬車から顔を出して外を見る。
直ぐ先には小さな馬車の停車場と食事処。
そして、もっと向こうには土埃…よく見れば、大勢の人々が荷物を運び、馬車道を横切っているのが見えた。]


ああ、王軍の、移動、です…ね。
別の駐屯地に、異動ついでに、積み荷を運んでいるん、です。
軍も、少し方向は違いますが…国境方面に向かっているみたい、ですね。

道を通してくれればいいんですけど…ね。
軍の移動中は、近づいちゃ、駄目、みたいですよ。
一体、何を秘密にすることが、あるのやら…です。
 
(11) wallander 2021/09/27(Mon) 21:09:26

【人】 学生 ガラーシャ

 
[馬車はそのまま停車場に停まり、御者が皆に声を掛けに来た。
どうやら今日は、ここで早めの休憩になったらしい。]


でも、良かったです。


[馬車を降りて、背伸びをしながら笑った。]


こんなに大規模な移動をしている、ということは、あっちの方はこれからもしばらく晴れ、と、王軍の専門家が、判断してるってことです…よ。
楽しい旅に、なりそうです…ね。

じゃあ、昼、食べちゃいましょ…う。
お腹、壊さなさそうなのが、いいな…あ。


[この食事処では一体どんなものが出てくるのだろうか。
とりあえずあと1日弱の馬車の旅、無事にサラハドまで着くことが肝要だった。]*
(12) wallander 2021/09/27(Mon) 21:10:36

【人】 学生 ガラーシャ

― 国境の街 サルハド ―


すごい…!


[2回の中継地での宿泊の翌日、サルハドに着いたのは昼過ぎのことだった。
街の入口に建つ、レンガで出来た門のような場所で馬車から降りると、一旦街を仰ぎ見た。

入口から続く大通りには、陽の光に映える、黄色味のある日干しレンガでできた建物が両脇に並んでいる。
その建物の前には、いくつものテントが張られている。
どうやら果物や、旅道具、特産の織物や装飾品も並べられているようだ。
そして、脇の細い路地の方からは、ここに居る時点でももう肉や何かの香辛料のいい匂いが漂ってくる。

人出が多い時間帯なのだろうか。
多くの旅人や街の人々がテントを覗きながら、商人と話をしており、そんな旅人について、花や小物を売ろうとしている子どもの姿もある。

そして、そんな賑やかな街の後ろには、青空の元、雪渓が残る美しい山並みがすごい迫力で広がっていた。
この地域の観光地…としても有名なラバン山脈だ。
この街に滞在する旅人のいくらかは、この山々の風景や、高山植物、星空を楽しみに来ていることだろう。]
(13) wallander 2021/09/27(Mon) 21:42:42

【人】 学生 ガラーシャ

 
僕、ここ、来た事あるはずなんです、けど…
こんなにすごいところだと、思わなかっ…た。
全然、憶えてない。
本当に、経由しただけだった…のかも、しれません。


[少しぽかんと口を開けて、街の入口に立ち尽くしてしまった。
しかし、軽く首を振ると、気を取り直してアンドレアスに声を掛けた。]


あ、この街の案内所は、この大通りの、先の方みたいで…す。
早速、行って、宿、探しましょ…う。


[それに、併せてグラジアへの帰りの馬車の予約ももう取っておいた方がいいかもしれない。
所持金の見込みも付けたいし、ぎりぎりになって、切符が2人分取れなかったら、1人置き去りになってしまう。
いくら魅力的な街でも、それは困るな、と少し苦笑いを浮かべて、歩き始めただろう。

この旅が、アンドレアスの、「最後の旅路」の一部だとは、依然、知ることがなかった。]**
(14) wallander 2021/09/27(Mon) 21:48:12