人狼物語 三日月国


33 【恋愛RP】Umbrella×School×Love!【R15】

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【人】 美術部 雨蓮 しずく

― 回想:紫陽花と別れ ―

「このハンカチ、最初見せてくれたしずくちゃんの絵に似てると思わない?ネットで見つけて、お母さんに買ってきてもらったんだ。」

[ おにいちゃんはそう言って紫陽花が刺繍されたハンカチをくれた。
しずくは、ぎゅっとハンカチをにぎると涙が残る目で笑った。まだ、悲しくて仕方がないけど…一生の別れではない。
しずくが絵を描き続ければきっと会えると信じて…。]

「 しずく、えをいっぱいかくから…
いつか思いだしてね…


[ 会いたいなんて、言えなかった。だから、せめて思いだして欲しい。また、絵を見て「綺麗だ」と言って欲しい。

しずくはそれ以降、紫陽花の絵を描くことが多くなった。
それは、ただひとりの人に気づいて欲しいから]*
(163) 774 2020/06/19(Fri) 7:28:17

【人】 美術部 雨蓮 しずく


ふぁ?!じ、地響き?!地震?!
)*
(164) 774 2020/06/19(Fri) 7:30:27

【独】 絵描き 要

/* ちょっと言っていい?
ダメ?
じゃあやめとく*/
(-193) 猫じゃらし 2020/06/19(Fri) 7:43:52

【独】 絵描き 要

/* 過度の確定とかは
難しい*/
(-194) 猫じゃらし 2020/06/19(Fri) 7:49:51

【人】 転校生 矢川 誠壱

 ──ライブ──


[ 会場が、ざわついている。
照明の落とされたステージの上には、
生ピアノ、ドラム、キーボード、それから
アンプと配線。スタンドマイクが数本。

体育館の袖で、息を吐いた。]


  「とにかく!!!楽しもう!!!」


[ そうボーカルの祐樹が叫んだ。
全員が「おう!!!」と答える。
ほどよい緊張感が体を走る。
一度ぎゅ、と握った掌は湿っていた。
目の前にいた祐樹のてのひらが額につく。
そのままぐい、と前髪ごと顔を上げられた。

それでやっと、いつのまにか、
下を向いていたのがわかった。]

 
(165) ななと 2020/06/19(Fri) 7:52:20

【人】 転校生 矢川 誠壱



  「イチ、ありがと。イチが入ってくれたから、
   俺らは今ここに立ててる。
   ────イチで、よかった。」


[ そういって、にかっと笑うから。
泣きそうに眉根を寄せて、微笑んだ。]



    俺の方こそ。ありがとな、みんな。


[ たった、1ヶ月だ。彼らと共に過ごしたのは。
己の人生において音楽は必要不可欠だし、
いつだって共にあったものだけれど。

ひとりで、弾くことも多かった。
もちろん、バンドを組んでいた頃も
あったにはあったけれど。

それでも、こんなにも短い期間で、
こんなにも濃厚な時間を、
こんなにも楽しく共有できたのは
きっと後にも先にも今回だけだろう。
ただ、ひたすら、走った日々。

これからの話は、まだなにもしてない。]
(166) ななと 2020/06/19(Fri) 7:52:59

【人】 転校生 矢川 誠壱




 (───今日が、最初で最後かもしれないな)



[ ならば、感傷的にはならず。
とにかく、この熱を全て吐き出す勢いで
全力で、捧げようじゃあないか。
揃えのTシャツに身を包んだ、
急揃えの4人で。]



  「おっしゃいくぞーッ!!!」



[ その声にダァンッと足を鳴らして。
右手でベースのネックを掴んで、
ステージへと足を進める。]

 
(167) ななと 2020/06/19(Fri) 7:53:52

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ まだ暗い。
照明のない闇の中。
ジジッと電子音が聞こえる。
己もジャックにシールドを挿した。
響いた小さなリズム音に、ドラムの智が
ハイハットとバスドラムのペダルに
足を置いたのだとわかる。

すう、と息を吸って。
吐きながら、Eを鳴らした。
ギターの音も、重なる。
そのままチューニングに問題がないか
もう一度確かめて。
ゴンゴンゴンっとマイクを叩く音。
キィーーーンッと歪んだ。

ざわつく会場は、体育館の半分から後ろが
パイプ椅子の座席、前半分はライブハウス
よろしくアリーナ席のように立ち見状態。
ステージ近くまで押し寄せる人の波は、
各々好き勝手にメンバーの名前を呼ぶ。

もちろん、己の名前を呼ぶ人はいない。

───それで、いい。]

 
(168) ななと 2020/06/19(Fri) 7:54:50

【独】 絵描き 要

/* すごいおふたりとお友達になれて俺は嬉しいですよ

まさか話すことになるなんて
思ってもなかったよ*/
(-195) 猫じゃらし 2020/06/19(Fri) 7:55:30

【人】 テニス部 ちあ

[ステージに、ずらずらと大勢の男たちが現れた。]

きゃあ!

[ちあは、とっさに両手で目を塞ぐ。というのも、男たちは皆んな「ふんどし姿」ではないか。

恐る恐る手を退かすと、赤羽の姿が見えた。
赤羽の言っていた和太鼓はこれかと合点する。>>43

真剣な表情で、一心不乱に太鼓を叩く赤羽。>>162
太鼓の振動が心臓まで響き、ちあの心臓も呼応するように激しく鳴った。]*
(169) uebluesky 2020/06/19(Fri) 7:56:32

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ ふーーと深く息を吐く音が、
マイクにひろわれている。
音が止まる。
ざわついていた人の声が止んだ。

一瞬の、確かな静寂。

スタンドマイクを祐樹の掌が包む。
すう、と息を吸ったのがわかる。



  ああ ───はじまる。


一曲目。
アカペラからはじまった。
繰り返した二度目のフレーズから、声が重なる。
大きくなって、大きくなって。

ドラムと、ギターが響く。
じりじりとなにかが燻るような、
焼けるようなひずんだ音。]

 
(170) ななと 2020/06/19(Fri) 7:59:59

【独】 絵描き 要

/* 正座*/
(-196) 猫じゃらし 2020/06/19(Fri) 8:02:44

【人】 転校生 矢川 誠壱




 「叫べーーッッ!!!」




[ 祐樹が煽ると、息を吸い込む
瞬間のような休符の直後、
バンド全体が大きく鳴りはじめる。
会場が大きく沸く。一体になる。

体が揺れる。その重いリズムに合わせ。

がなる、響く、揺れる。
ひずむ、鳴る、激しく。

先ほど、教室で演奏したしっとりと
柔らかな音とは全く違うけれど。
これも、楽しくて仕方がない。

観客の方を見ると、みんな、笑っている。
楽しそうに手を上げ、声を上げて、
飛ぶ、リズムに乗る。]

 
(171) ななと 2020/06/19(Fri) 8:03:50

【人】 転校生 矢川 誠壱


[ そのまま、休みなく二曲目に入った。

静かなソリからはじまり、爽やかな
ギターのカッティングが続く。]
  
(172) ななと 2020/06/19(Fri) 8:04:16

【人】 転校生 矢川 誠壱



  「この町を、歩き回る君。
   消え去ったりしないよ。
   本当に、見ているだけか?
   ならどうして、そんなに急いでるのさ。

   ───ここから、踏み出す時、
   一歩、一歩忘れないよう、息を吸って。

   生きるって、きっと傷つけるし
   生きるって、きっと失うことだ。
   それでも、君が自分のW街Wで
   迷子になっているのなら。
   生きることって、笑うこと。
   生きることって、泣くこと。

   自分を見つける意味を失ってしまったのかい?
  
   生きるってきっと、愛することだよ。」

 
(173) ななと 2020/06/19(Fri) 8:05:46

【人】 転校生 矢川 誠壱


[ これは、メッセージソングだ。
全英詞だから、己には理解できないが、
ライブでやる曲を話した時、
祐樹がまず初めに挙げたのはこれだった。
絶対やりたい、と。

 そのあと、自分で歌詞を見て訳したっけ。]
  
(174) ななと 2020/06/19(Fri) 8:09:50

【人】 転校生 矢川 誠壱



  「失うものがなにもないなんて、
   本当にそうならどこへ行く?
   もしそれがわかるのなら、
   君はなにを信じてるんだ?

   忘れないで、今までの道のりに、
   自分の足跡があるんだから。
   
   自分のこれからを見つけるとき
   どうかまた息を吸って、
   君の人生は君が作るんだから。

   一歩踏み出すことに意味がないなんて、
   誰が言った?そんなわけないだろ。

   生きることは、愛することなんだから。」

(175) ななと 2020/06/19(Fri) 8:16:13

【人】 転校生 矢川 誠壱


[ 爽やかで、綺麗なメロディに
乗せられたのは、たしかな応援。
直接的な励ましの言葉じゃない。
ただ、遠くから見守っていて、
時折優しくエールを送るような曲。

届け。

だれかに。

その先を、望む人たちのもとに。

そう願いながら、歌ったのがわかる。

汗が、首筋を伝った。

音が止む。

ボーカルの微かな呼吸音のあと、
わあ、と大きな拍手と声が沸いた。

にい、と笑った祐樹がこちらを見る。
己も柔く微笑み返した。
手首で顎の下を拭って、息を吐いた。]

  
(176) ななと 2020/06/19(Fri) 8:16:32

【人】 転校生 矢川 誠壱




  「どーも、Two wins でっす!!!」


[ そういってピースを二つ揃えて
Wの形を作るポーズは、このバンドの
シンボルマークらしく。
祐樹がそのポーズをしたときは、
全員がしなければ怒られてしまう。
だから己も大きな掌でピースを
2つつくり、重ねて。
気恥ずかしさに首をこてりと倒して、
そのまま俯くようにして笑った。

さあ、MCがはじまった。
あと三曲。 走りきる。
この瞬間は、今しかない。]*

 
(177) ななと 2020/06/19(Fri) 8:16:47

【人】 次期生徒会長候補 赤羽 神一

  
  [舞台が終わり
  その成功を喜びあったあと
  赤羽は、ふんどしのまま青い法被を着る。
  
  その姿のまま、他のステージを見ようと
  客席に向かった。


  
あああ、あそこにいるのは……ぐぬぬ……。

  

  ちあだ。>>169
  ちあはちっこかったが、
  法被に花かんむりは目立っていて
  懸命に舞台を見上げる姿は
  僕の目には可愛らしすぎた。

  彼女が気づけば、隣に座るだろうか。
  気づかなければ空いてる席に座り
  赤羽はこの後の舞台を見ることにした。*]
  
(178) bnn 2020/06/19(Fri) 8:17:19

【独】 転校生 矢川 誠壱

/*
壁作ってすまん
(-197) ななと 2020/06/19(Fri) 8:22:17

【独】 絵描き 要

/* はあ
やーいりあじゅう!*/
(-198) 猫じゃらし 2020/06/19(Fri) 8:26:09

【独】 絵描き 要

/* バンドすげえ*/
(-199) 猫じゃらし 2020/06/19(Fri) 8:27:41

【人】 帰宅部  雨宮 健斗

  
ライブイベントが始まる前のこと
  


[ 理科室を出て、体育館の前を通りがかる。
  リハーサルは続いていて、座ってそれを見ている
  生徒の後ろ姿も>>66窓越しに見えた。


  どんなにきっちり扉や窓を閉めても、
  分厚い防音カーテンをひいても、
  漏れ出す音がそこにはあって。


  通路の柱にもたれて、途切れ途切れのそれを
  ぼんやりと聞いていた。  ]
(179) yukiyukiyuki 2020/06/19(Fri) 8:35:02

【人】 帰宅部  雨宮 健斗


[ 頭に浮かぶのは喫茶店アトリエで見た、
  須藤の絵。
  心に響いて描いたという、
  あいつの言葉は素直にうれしいと思ったし、
  大げさに言えばちょっとは感動さえした。


     …それでも。 ]
(180) yukiyukiyuki 2020/06/19(Fri) 8:35:51

【人】 帰宅部  雨宮 健斗


[ 俺のピアノは、白と黒。


  矢川の音は、ひとつひとつの音符が色彩を放って。
  キラキラ、キラキラ。
  音を跳ね返しては自ら光る。
  それは例えばたくさんの、
  絵具のつまったパレットのようで。 ]
(181) yukiyukiyuki 2020/06/19(Fri) 8:36:32

【人】 帰宅部  雨宮 健斗


[ 
羨望、嫉妬。

  
焦燥、後悔、喪失感。



  あぁ、気付いてしまった
  ずっと、開けないようにしまっていたパンドラの箱。
  気づかないようにしていた感情。


  おれは、こんなに、
  ピアノが、ひきたいのに。
  弾けない。
弾けない。
弾けない。


  悔しい。
悔しい。
悔しい。



  なんで、おれだけ。


  ふらり、と雨の中へ足を踏み出す。
  ここでなら、泣けるのだろうか。  ]*
(182) yukiyukiyuki 2020/06/19(Fri) 8:40:17

【独】 絵描き 要

/*先輩が闇落ちしてる……誰か助けてあげて!() */
(-200) 猫じゃらし 2020/06/19(Fri) 8:42:15

【独】 絵描き 要

/* え?俺が行くやつじゃないよね?*/
(-201) 猫じゃらし 2020/06/19(Fri) 8:48:08

【独】 絵描き 要

/* 可愛い女の子が助けるやつだろ……しらんけど*/
(-202) 猫じゃらし 2020/06/19(Fri) 8:50:17