人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【独】 口に金貨を ルチアーノ

/*
ヴィットーレもすこやかだからすすやさんだとおもう。
すすやさんは2人この村にいる。
(-354) toumi_ 2023/09/09(Sat) 2:00:46

【秘】 路地の花 フィオレ → 渡りに船 ロメオ

「あら、その声」
「パン屋のロメオさん」

あなたの声を追うように、ターコイズブルーの瞳が頭上を見上げた。
同じファミリーで、かつ常連と化しているパン屋のお店番だ。
表通りであるから、そのように口にして。

「今日も変わった服を着てるのね」
「コーディネートさんは募集してないのかしら?立候補してもいいのだけど」

なんて軽口。
これももう、慣れた光景だろう。
紙袋を抱え直そうとして、ふわりとポニーテールが揺れる。
それからあなたの言葉を聞いて、ぱちりと瞬きをしてから。笑みを浮かべた。

「いいの?」
「助かるわ!私も、今ピザを買ったところだったから
 荷物をどこに置いておこうかなって思ってたところなの」

ちょっとだけお願いしてもいい?と、お言葉に甘えて荷物を預けてしまうだろう。
少し歩いた先の、公園のベンチあたり。

「ね、時間があるなら一緒に食べない?」

あなたがピザ屋の袋を脇に抱えているのを見ていたから、軽い気持ちで提案を投げて。ぽんぽんと、隣の空いた場所を軽く手で叩いているでしょう。
(-355) otomizu 2023/09/09(Sat) 2:02:53

【人】 オネエ ヴィットーレ

>>57
「………あら!」

軽快な足音、を貴方はきっと立てているだろう。
だって今のあなたはただのカタギのお客様。
そんな足音に振り返れば、ヴィットーレはにぱっと笑って。
貴方の顔をよく見るためにサングラスを取りながら。

「ペネちゃん♡偶然ね〜!
 靴も可愛いわよね〜♡この小さくついてるリボンなんか特に!
 あーあ、アタシもペネちゃんくらい可愛いサイズだったらよかったのに!」

きゃっきゃ!大きなオネエと小柄な女の子?が
ブティックの前ではしゃぎ合い。

「そうねぇ、アタシ紫が好きだからそこら辺が来てほしいわぁ♡
 ペネちゃんは何色がくるとおもってるの?」

#街中
(58) arenda 2023/09/09(Sat) 2:05:24
フィオレは、商店街を離れる時、見知った顔が見えたのなら。手を振って笑みを向けていた。
(a25) otomizu 2023/09/09(Sat) 2:08:17

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ

「眠いだけさ。……寝れないけどね」

ひと席空けて隣に座ったのを細めた目で確認すると、揺れる水面に視線を戻す。
座ったならこれは多分、大丈夫ということ。

「ルチアこそ……、
 そろそろ今の生活も飽きた頃なんじゃないかい」

僕の周りには案外、自己評価が高い男が集まっているらしい。
本人は低くもなく、高くもなく。等しく興味もない。
モテなどにも特に興味がないから、あっそう。と相槌を打って、仕事終わりのサインを見れば、あぁ、これだ。
やっぱり大丈夫だったね、と。軽く口端を上げた。

紡がれる当たり障りのない軽口を聞いた所で、誰も二人が警察とマフィアだなんて思わないだろう。
(-356) eve_1224 2023/09/09(Sat) 2:11:15

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

>>56 リヴィオ

「見回りでもなけりゃ、署から出ませんよ」

ありがとうと手を振って去っていく子供に軽く手を上げて、ようやく振り返った先輩に目を向ければ、エルと呼ばれた男は肩をすくめて頷く。
事件が起きて動いているならいざ知らず、こんな平和な日にわざわざ外を歩く理由はそれ以外にはないというものだ。

気がつけば人員として駆り出されているかもしれないが、所長殺しの事件は専門の対策本部が捜査中。
それを邪魔する気は今のところはない。

「物を大事にするのは良いことですけどね……
 え、それ貰い物なんですか。…………、子供から?」

#街中
(59) eve_1224 2023/09/09(Sat) 2:14:49

【秘】 オネエ ヴィットーレ → 路地の花 フィオレ

「うふ♡そういう子を大事にしてこそ
 仕事が捗るのよ♡満足させてあげなきゃね。」

パチン!ウィンクをして買ってきてもらった材料は
無事冷蔵スペースに保管されて。
それならお掃除でもお願いしちゃおうかしら!と
お手伝いに甘えたりもしつつ。

「それならいま食べちゃいましょうか♡
 
Buon appetito!


向かいに座った貴方と目線を合わせるように、
ヴィットーレは中側からカウンターに肘をついて
中腰の姿勢に。ピザを頬張れば、
んん〜〜!おいし〜〜〜♡なんてきゃいきゃい騒ぐだろう。

「あら!ふふ、腕の見せ所ね♡。
 夕方からのお仕事はネイルがついてても大丈夫?」

それなら食べ終わった後すぐにやってあげるわ!と。
(-357) arenda 2023/09/09(Sat) 2:17:12

【人】 コピーキャット ペネロペ

>>58 ヴィットーレ

「紫!いいですねっ、秋って感じがします!
 私は……うーん、やっぱり赤かなあ」

うーん、とわざとらしく悩む素振りを見せながら。
もちろん、振る舞いも足音もただの小さな女の子のようなもの。
あなたも今はただの大きな気の良いオネエさん。
そんな二人がわいきゃいとおしゃれ談義をしているだけ。

「ヴィットーレちゃんが同じくらいだったら、
 お揃いなんかもできてよかったんですけど…」

「……そうだ!
 鞄やアクセサリーならお揃いはできますよねっ。
 かわいいの、探しに行きませんか?今でも、今度でも!」

名案とばかりにぴっと人差し指を立て。
或いは見ていた鞄と同じデザインのものが無いか、
探してみるのもいいかもしれない。

#街中
(60) unforg00 2023/09/09(Sat) 2:28:16

【秘】 コピーキャット ペネロペ → オネエ ヴィットーレ

/*
いい感じの所でここで鞄を買う事にしたのであった……
または二人はカワイイ探しに街へ繰り出しに行ったのであった……で〆ても、
このままはしゃぎに行ったりするロールを続けても大丈夫です。

一緒にわいきゃいしてくれてウレシイウレシイネ…
(-358) unforg00 2023/09/09(Sat) 2:32:07

【人】 法の下に イレネオ

「……」

この日男は非番であった。
しかしそれも形式上の話である。勤勉且つ生真面目且つ四角四面なこの男は、非番であろうが正義の番人の面を被るのをやめない。
黒縁の眼鏡の奥の瞳は目に映るもの全てを見定めるようであったし、かっちりとした私服は遊びに出たようには見えなかった。まとう雰囲気のせいだろう。心なしか周囲の人も避けているような気がする。

が。

「ダヴィード」

知った顔を見つけたらしい。目尻が僅かに緩む。
気さくに手を上げ、大股でそちらに寄った。

「珍しいな、こんな時間に。」

貴方の姿を見かけるのは比較的陽の傾きかけた時刻が多い。気がする。
若者が健康的な時間に外出しているのは好ましいことだ。そんな勝手な感想を携えて、急ぎの用がないなら少し言葉を交わしたいところだ。

>>48 ダヴィード #街中
(61) rik_kr 2023/09/09(Sat) 2:44:56

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 花浅葱 エルヴィーノ

「あのなあ……まだまだ若いのに飽きてたまるか。
 常に違うもんが投げ込まれてくる環境で暇なんかないさ」

態とらしく呆れたようにため息を吐いて否定する。
あなたが想像しているかはわからない、ただ何も感じない無味のような日々なら覚えがあった。
ただそんな日にも慣れてしまったから、おそらくずっと飽きは来ない。

「眠れないのか? 原因は知らないが、薬でもなんでも頼って体は寝かせろよ。
 朝早くから呼び出されたりもするんだろう……心配性のお友達もいることだしな」
(-359) toumi_ 2023/09/09(Sat) 2:49:06

【独】 コピーキャット ペネロペ

/*
そこ既知あるんだ まずい 楽しくなってきた
フチラータ始まったな
(-360) unforg00 2023/09/09(Sat) 2:50:01

【人】 Chiavica テオドロ


「ええですから、被害の潜在化が問題となるでしょう。
 『組織犯罪者』Mafia達が一般市民の生活の身近に置かれてしまっているのは無視できない事実であり……

 ここ数年は生まれた親しみによって。或いは反対に報復を恐れて、被害者からの通報・相談が遅れるという傾向が見られました」

厳かな空気の中、男は実地での捜査を取り纏める者の一人として司会進行を買って出て議論を進めている。

「これから防いでいくためにも、人々に対して警察への通報と相談することの重要性、意義等を今一度周知させる必要があります。それには──」

うおっほん。御大層な咳払いがひとつ。
それから『マフィアを一人残らず捕まえればいい』と御無体な意見がもう一つ。

「……すみません、僭越ながら申し上げますが!今は肩書ひとつ取って誰彼もなく罰することは、聊か前時代的で、」

前時代だからいいのではないか、今の警察は腑抜けてしまっている、と。
矢鱈とマフィアに対する強い制裁を望む所長代理を何とか操縦しようとするが、彼が感情を込めて口を開くたびに会議室は厳罰化ムード一色になってしまう。
黙っててもらえないかなとは思いつつ、流石の皮肉屋でも顔にも口にも出せない。こちらが口を噤んで好きに言わせてやる。

(……さて、終わったら何の仕事から片づけようかな)

視線ばかりは議論を見つめつつも、小指の先ほどの興味すら失って、済んだ後のことに想いを馳せるのだった。

#警察署
(62) backador 2023/09/09(Sat) 3:37:48
テオドロは、園芸用の土を切らしていた思いだした。今の会議は言うなればもう土未満となった。#警察署
(a26) backador 2023/09/09(Sat) 3:41:13

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

「おや」「今日も来てますね」

どこか嫌味のある笑顔でありつつ、出会った頃よりも随分打ち解けた様子を見せる男は、ワインレッドのシンプルなエプロンを身に着けて鉢植えを片手に。

咲いているのは、今見ているそれらと同じ九月の花settembrinoだ。鮮やかな紫と控えめな白が土を彩っている。

「育てる甲斐があるというものです。
 別に誰も見てなかろうと無心でやっていますが」

涼しくなってきたものだから、以前と比べれば結構様変わりしていますね、とこちらもまた幾つかの花を眺めていた。
(-361) backador 2023/09/09(Sat) 4:01:27

【秘】 路地の花 フィオレ → オネエ ヴィットーレ

「ふふ、分かっているわヴィー」
「常連さんは大事にして…ずっとずっと好きでいてもらわないといけないものね?」

このお店の事、とウインクに楽しげな笑顔を返す。
縁がどれほど大切であるかをよく知っているからだ。
はーいと言って、食べ終えてから言われた通りのお手伝いをするはずだ。

「はぁい、Buon appetito〜!」

香ばしく焼かれたチーズ、香り豊かなキノコにピリッと効いたスパイスがよく合うピッツァだ。
お酒が欲しくなってしまうかもしれない……!ちょっと大人な味。
秋の風味が、口の中に広がって 幸せだ。
きゃっきゃっと味の感想だったり、新作が他にも出ていたことを話して。
まるで気分は女子会だ。手土産を持ってくるたびに見られる、恒例の姿。

「大丈夫よ!それに今日はお仕事じゃなくって」
「ちょっと人に会う予定があるだけなの」

せっかくならちょっとでも可愛くしておきたいじゃない?と、目を細めて。
ノッテのアソシエーテではなく、女の子のフィオレとしてのお願いなのだ。
(-362) otomizu 2023/09/09(Sat) 4:27:03

【人】 陽光の元で ニーノ

>>43 フィオレ

「……あれ」


詰めてもらった袋を持ってピザ屋を離れようとしたときに、聞こえてきた注文する声に自然と視線がそちらへと向く。
見えるのはとりあえず紙袋──だったわけだが、その向こうに見知った顔を見つけると口元が綻んだ。

「あ──やっぱねえさんだ!
 奇遇だな、オレもピザ買ったところで……
 ……っていうか荷物多」

偶然会えたことへの嬉しさを少しも隠すことなく話し始めようとしたが、それよりも前に見るからに多い荷物が気に掛かる。
傍へと駆け寄っていけば躊躇いなく差し出したのは片手だ。
こちらの荷物は現状ピザの袋ひとつしかないので。

「落ちそう、持とうか?」
(63) mspn 2023/09/09(Sat) 4:35:46

【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

「こんにちは、テオ」
「ふふ、ここのお花が一番綺麗だから」

つい足を運んでしまうのよ、と笑って。
近くで花を見るために屈んでいた体を伸ばした。
今日はかなりラフな服装で、紺色のジーンズに黒のブラウス姿だ。
足元はミッドカットのスニーカーで、動きやすくしているよう。

「あなたが丁寧に愛してあげているから、なのよね」
「その子も、この子達の近くに置いてあげるの?」

あなたの持ってきた鉢植えを見て、目の前のセッテンブリーノの株を指して尋ねる。
この一画が更に賑やかになってしまうのだろうか。

夏に咲いていたゼラニウムやラベンダーも、ずっと咲き続けるんじゃないかと思うくらいだったものねと楽しそうに目を細める。
あなたが作業をするのなら、近くでその様子を見ていたりするのだろう。
(-363) otomizu 2023/09/09(Sat) 4:59:01

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

「ええ。夏の日照りに弱っていたようなので、
 影の多くなる場所で面倒を見てやっていたんですが」

「綺麗に咲いてくれたので仲間たちの元に帰してやろうかと」

散策するときの邪魔にならないよう、地植えの花たちに寄り添って置いてやる。ついでに残っていた咲き終わった夏の花がらを摘み、ざっと見で何か異常がないか確認をしつつ。

「つまらない男に愛なんてものがあればいいんですけどね。
 ただ、そう多くない暇な時間をくれてやっているので、
 綺麗でいてもらわないと困るというものですが」

過去に、これと言って特別好きな女性や花のタイプも言えなかったことを指しては捻くれた情を注ぐ。
手塩に掛けて育てているのだから、愛に強い否定はできないが。

「終わったらお茶にでもしますか?
 夜勤までには切り上げてしまうと思いますけど」
(-364) backador 2023/09/09(Sat) 5:45:29

【人】 路地の花 フィオレ

>>63 フレッド
「あら、その声は」
「フレッド?」

紙袋の横から顔を出す。
昔馴染みの姿をその目に映したのなら、ふわりと微笑んで近付いていく。
小さい頃から呼んでいる名前であなたを呼んで。

「ふふ、何だか大きな声が耳に入ったと思ってたのよね」
「やっぱりフレッドだったんだ」

職場も違うから、こういう場所でばったり会うくらいしか今は接触することもなくなってしまったけれど。
元気でいる様子を見ると、それだけでこちらも嬉しくなってしまう。
こちらもゆっくり話すことが出来ればいいとは思うのだけど。
そうするにはあなたが言及したように、荷物がどうしても今は邪魔になってしまいそうだ。

「これ、ちょっと買い出しに出てたのよ」
「でもいいの?休憩時間だって言ってなかった?」

時間がとれるならいいのだけど、と一度袋は預けてしまって。
まだ買うものがあるからと近くの座れそうな場所まで持っていってもらうかも。
(64) otomizu 2023/09/09(Sat) 5:54:03

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>39 黒眼鏡

勤務後。赤く染った空が同色に海を染めている。

「すみませえん」

店主の姿を探し覗き込む。
看板が出ているからには営業中のはずだ。
珈琲豆の香りと機械油の香りではどちらが優位か怪しいものだが、この店のそういうところを女は結構気に入っていた。

「コーヒーくださあい」

#Mazzetto
(65) oO832mk 2023/09/09(Sat) 6:06:14

【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

「それは良かったわ。きっとお友達の傍で咲いていたかったはずだもの」
「元気になったのなら、同じようにいられるものね」

戻される前に、鉢に植わった小さな花々に微笑みかける。
弱いものにはどうしても情を向けてしまうものだから、元気になるまで見捨てられなくてよかったと思う。
こういった細やかな気配りがあるから、この庭園は豊かでいられるのだろう。

「もう、テオは自分の事をつまらないなんて言うけど」
「アリーチェだって私だって、そうは思っていないわ」

素直でなく、ひねくれている事はもうこれまでの付き合いで分かってはいるけれど。
譲れないものはあるのだから。

「まあでも…そうね。いつかはあなたが、心から愛せるものが出来ればいいとは思っているから」
「分かった時に、見つけた時にいつか教えてくれたら嬉しいわ」

好きでないものに暇な時間を当てるなんてひとでもないでしょうし。
愛がない人だとも思わないのだ。
女は、目を細めて笑う。花に向けていた表情を、同じようにあなたに向けていた。

そして、あなたからのお誘いに両手を合わせて。
嬉しそうに笑うだろう。これでも、女の子なものですから。

「いいの?
嬉しい!

「私も夜までは時間を空けているから、同じくらいの時間までなら話して居られると思うわ」

じゃあ、と唇に手を当てて。そうしていると今日は珍しく、爪の先が色付いているのが見える。

「エスコートは、テオにお任せしちゃってもいいかしら?」
(-365) otomizu 2023/09/09(Sat) 6:16:25

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

「それは、だからあなた達が物好きなんでしょう?
 蓼食う虫も好き好きTutti i gusti sono gustiです、全く」

顔を背けて、辟易とした風に溜息を吐いてみせる。
自分が向けるものは兎も角、他者から受けるものに対して素直に向き合う、ということをとんと苦手としているから、どうしても理解が出来ず、そっけない対応になってしまいはする。

有り難いことではあるのだろう。自分を孤独の中に放っておかないお節介な知り合いが何人か居るということは。

「難しいとは思いますけどね。望むだけでは何も手に入らない世の中だというのに、私は望んですらいないのだから」

己が発するのはいつも人を遠ざける言葉ばかりだった。
どちらかといえば、其方の方を望んでいるから。

ただまあ、良縁は大事にするべきなのだろうとも思う。それを無為に手放して良いことなんか何一つないのも知っている。

「任せなさい。流石に甲斐性くらいはあると自負しています」
「……それこそ、あなたが枯れるまでは。
 覚えるくらいはしてやりますし、面倒は見ますよ」

それは好ましいからではなく、価値があるから。
伴って、自分の価値が引き上げられるからと認識していつつ。

バーに行くのもいいな、と考えながら世話を進めていった。
(-366) backador 2023/09/09(Sat) 6:55:43

【人】 黒眼鏡

>>65 ダニエラ

ゆらゆらと揺れる照明。
薄暗いカウンター。
ほんの少しの珈琲と、金属と油、それと海からの潮の匂い。
飾り気のない店内には、ときたま似合わない花が飾られている。
どこをとってもちぐはぐな店内に、女の声が響く。
…しばらくは無音。

だが、すぐに。
がたん、がたんと店の奥から音がして、
のっそりと長身の男が顔を出す。

「おや」

いつでも、それこそ夜中でもかけているサングラスの奥の瞳が、笑みの形に変わった。

「いらっしゃい、お嬢さん。
 コーヒーね。ミルクは? 砂糖は?」

注文を聞きながら、すでに手は動き始めている。
何を言っても、多分"今日のオススメ"が出てくるだろう。

#Mazzetto
(66) gt 2023/09/09(Sat) 7:37:26

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ

「どうだか。
 ……キミは本来、もっと違った生活を好んでたはずだけどね」

今とは違うあなたを知っている。それはお互い様の話だ。
昔の自分はもっと純粋で、日々を過ごすのもあなたと遊ぶのも楽しかった。
道が分かれてしまってからというもの、互いに味のしないガムを噛み続けているようなもので。

「必要がある時は薬だって飲むさ。
 心配性って……あぁ、同期テオドロの事かい。確かに彼はいつも世話をやいてくれるけどね」

同僚たちは皆、お節介だ。
とりわけ同期の二人は距離が近い、けれど。
エルヴィーノは彼らを友人だとは思ったことがなかった。
身内だと認識はしてるものの、友という存在を増やしたいとは思っていないのだ。
(-367) eve_1224 2023/09/09(Sat) 8:27:03

【人】 陽光の元で ニーノ

>>64 フィオレ

呼んでもらえた名は今の家に迎えられる前まで抱いていたものだ。
形にしてもらえる度に "戻れた" 感覚がして嬉しかったから、笑みを深めたけれど。

「え〜大きな声がオレのトレードマークってこと?
 恥ずかしいな、もういい大人なのに……」

頬を掻きながら自然、ついと視線が逸れた。
小さな頃から自身を見ている貴方にとっては何年経とうが子供のようなものかもしれないけれども、こちらとしてはようやく去年成人できた気分でいるから。
とはいえそんなことだけで拗ねるのもそれこそ子供だし、そもそも機嫌を損ねたわけではないからすぐに向き直る。

「休憩時間だからいいんだろ。
 仕事中だったらできなかったからタイミング良し」

まだ次の見回り時間までに余裕はある。
預かった袋を言われた通りに近くの空いたベンチまで持っていけば、貴方を振り返った。

「……にしてもこんな大量の荷物、家用?
 それとも職場のものなのかな」

#商店街
(67) mspn 2023/09/09(Sat) 8:28:51
エルヴィーノは、同期の声が聞こえれば前を向いたが、「これは諦めたな」と、肩をすくめた。あぁ、五月蝿い。 #警察署
(a27) eve_1224 2023/09/09(Sat) 8:40:26

【人】 門を潜り ダヴィード

>>61 イレネオ

「うん?
 ああ、イレネオさん!こんにちは、良い日ですね」

幾分かまだぼんやりとしていた頭がしゃっきりとしたようだ。
軽く会釈をしてから、貴方の言葉にすこし笑った。

「吸血鬼じゃないんですから、もう。
 お恥ずかしながら、今からお昼を買いに行くところで。
 ……今日はお仕事ですか?それともお休み?」

貴方の私服はいつもかっちりとしているから雰囲気で判別するのが難しい。
男の私服も似たようなものであるので、なんだか二人とも町からは浮いているような気がしてならない。
口にこそ出さないが、寝起きのとりとめのない頭で考えると不思議に可笑しいのだからたまらない。
結果、変ににこにこ……にやにやと、楽しそうな返答と相成った。

#街中
(68) NineN 2023/09/09(Sat) 9:03:25

【人】 月桂樹の下で ニコロ

>>50

「アリーチェ?何やってんだこんなところで。」


歩き回っていたら、見覚えのある姿がバス停の側に見えて
外回りだったっけ?なんて思いながら声を掛ける

不器用な妹分のことだ
何な問題を抱えていなければ良いけれど、と

「お疲れさん。見回り中か?」

#街中
(69) ぴんじぃ 2023/09/09(Sat) 9:04:56

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>66 黒眼鏡

ちぐはぐな店内。
そこに店主の姿がすぐになくとも居心地の悪さを感じない程度に女は豪胆だった。
寝惚けたような視線を漂わせ待つこと暫らく。
姿を見せた長身を見上げて、サングラス奥の笑顔に頷いた。

「どうもお。どっちもお願いしまあす。
 あ。砂糖は2つで〜。」

席に腰掛け、カウンターに両肘で体重を預ける。
ぷらぷらと脚を揺らして、漂い始めるコーヒーの香りに目を閉じた。
こればかりは、喫茶店の醍醐味だ。

「いい香りですねえ」

以前来た時も、同じことを言ったかもしれない。
もう何ヶ月も前のことだし、お互いそんなこと覚えちゃいないだろうが。

#Mazzetto
(70) oO832mk 2023/09/09(Sat) 9:16:57

【人】 月桂樹の下で ニコロ

>>47 カンターミネ

「よお、先生。
今日はガキ共無しで散歩かい?」

おまわりさんとは別の意図を持って散歩をする貴方
その姿を見つけてはいつも通りに声を掛ける男が一人
勿論何をやっているかとかそんなことは知らず

挨拶代わりのそれはもう聞き慣れたものかも
ひらひら、と手を振る姿は変わりないだろう

#街中
(71) ぴんじぃ 2023/09/09(Sat) 9:18:25

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 無敵の リヴィオ

或日の署内。当直を終えた女は、上司の姿を探している。

「あ。見いつけたあ」
「リヴィオさあん。ちょっと、いいですかあ」

女の手にはクリアファイルが握られている。
午前中の見回りにてちょっとしたいざこざの仲裁に入った女は、その報告書を作らねばならなかった。
拳銃が取り出されることもなければ拳が振るわれることもない至って平和な口論だ。
(-368) oO832mk 2023/09/09(Sat) 9:24:07

【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ

昼休憩が終わってしばらくのこと。
指定された街中の見回りポイントへと訪れるとあなたの姿を見掛け、「あ」と喜色を隠さない声と共に駆け寄る。

「──ダニエラさん!
 午後は仕事一緒みたいですね、今日!
 よろしくおねがいしまーす」

大抵誰が相手だとしても嬉しいのだが、貴方にはご指導いただいている恩から一際、というものだった。

「何か〜……手伝ってほしいことってできました?」

そして付け足された言葉はいつもの一言。
出所は今日はもしかしたら何かやってほしいことができているかもしれないという期待である、向けているのはきらきらの瞳だ。わん。
(-369) mspn 2023/09/09(Sat) 9:35:53