人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

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【独】 ユスターシュ

 
[それを聞けたのなら
 彼は涙を流すことになる。

 彼女は、あのまま死んでなんかいなかった。
 また捨てられているとか、聞き捨てならない情報もあれど


 生きていてくれた。

 それを、喜ばないことなど出来なかった。]
 
(-176) もやむ 2022/05/30(Mon) 8:25:39

【人】 ユスターシュ

 ― 少し離れた町 ―

[そこのギルドには、埃を被った情報を求める依頼が
 張られている。>>0:94

 『依頼:消えた冒険者ユスターシュの情報。
     何でもいいのでお願いします。
  
            依頼人:アイシャ』

 その宿屋に辿り着けば、髪を二つに結ってリボンをつけた、16歳の少女がいる。
 ユスターシュと似ているか、と言われると垂れ目同士ではあるが……といった具合だ。


 どう見ても、健康そうな姿で、宿の受付に立っている。
 彼女の元に向かうのなら、
 その子は花が咲くような笑顔で言葉を紡ぐ。]


 「いらっしゃいませ。
  お客様でしょうか。」  **


 
(259) もやむ 2022/05/30(Mon) 8:26:28

【独】 ユスターシュ

/*
ひぇ!?二重投稿している!?
またやった!申し訳ない…!

へんふよ?私に言ったって書くとわかっているでしょう?(←

ひとまず娘ちゃんへの旅路は一旦ここまで
続きは夜に〜(書き終わってないとも言う)
ノアさんはお付き合い頂いて有難う、本当にありがとうございます。**
(-177) もやむ 2022/05/30(Mon) 8:28:56

【独】 ノア

/*
むすめちゃん実際に見るともう嬉しいし天使すぎて泣く、ありがとう
(-178) 翠 2022/05/30(Mon) 9:31:04

【人】 少年水夫 カイル

 
[霧深い宴の夜が終われば、
 夜空は星の瞬きを取り戻す。

 皆の迷いは、どのくらい晴れたかな?

 まだの人がいるのならば祈ろう。
 星が落ちる数だけ、願いは存在する。]

 
(260) Altorose 2022/05/30(Mon) 18:58:28

【人】 少年水夫 カイル

 
[ターバンのお兄さんと、そのお友達のことを祈った。

 空は繋がっている。
 もしかしたら僕が祈った流れ星と同じ星に、
 お兄さんが僕たちのことを祈ってくれているのかもしれない。



 
占い師のお姉さんの負担が軽くなる様に祈った。

 例え話って、主語があやふやになっているだけで、
 大抵自分の話だったりするよね。



 
ユスターシュとその娘さんが無事会えるよう祈った。

 こんなに早いうちに、父親に先立たれるのは辛いけれど、
 何も分からないまま生きるのは、もっと辛い事だ。
 きっと娘さんの頭に手を伸ばしても、
 ゴーストのユスターシュは触れることが出来ない。
 とりあえず代わりに、僕が受け取っておいたよ。>>249

 
(261) Altorose 2022/05/30(Mon) 18:59:22

【人】 少年水夫 カイル

 
 
 
[今夜も
がきらり、一つ流れた。]

 
 
 
(262) Altorose 2022/05/30(Mon) 18:59:35

【人】 少年水夫 カイル

 
[迷いが晴れる人がいる中で、
 霧中に飛び込み惑う人がいる。
 死に逝く人がいる中で、産声をあげ生まれる命がある。
 何かと、その対になる何かが共存しながら、
 世界は廻り、時を駆ける。

 僕らの日常の様な非日常も、
 変わることなく続いていく。
 霧の夜以外は相変わらず、
 生者に干渉することも干渉されることもなく。]

 
(263) Altorose 2022/05/30(Mon) 19:00:55

【人】 少年水夫 カイル

 
[エアハートさんとアリアは
 時々店に遊びに来てくれたかな?
 「アリア!今日も綺麗だね!」そんな言葉をかければ、
 僕に視線を向けてくれただろうか。

 さらさらと靡く鬣が、
 より滑らかになったような気がする。
 
女っぷりが上がったね!

 そんな小さな何かが、僕の日常を彩った。


 霧が立ち込める夜は、また酒場が開く。
 ペールブルーのお兄さんは
 リピーターになってくれたかな?
 もしまた来てくれたら、
 ユスターシュのことを聞いて、お礼を伝えて、
 「お薦めは唐揚げです」と言うんだ。

 
僕には秘伝のレシピがあるからね。>>254*]

 
(264) Altorose 2022/05/30(Mon) 19:01:51

【人】 天馬騎士 エアハート

 
―― 会計時 MiraggiO ――


  カイルさんですね。
  此方こそありがとうございます。
  覚えておきますね。


[ここまで来て警戒心が薄れていたのは本当。
 思わぬ攻撃にきょとんと目を丸くした。]


  はは、完全に油断していましたね。
  カイルさんが悪い幽霊じゃなくて助かりました。
 
(265) kiwamono3 2022/05/30(Mon) 19:14:47

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  そうですね――…
  
「それはお渡し出来ません」

  と言って命乞いをします。
  
  まだやりたい事も見たい景色もあります。
  それに、アリアは扱いが難しいから、
  私がいないとその後どうなるか心配です。
  それで処分でもされようものなら
  自業自得の自己嫌悪で未練しか残らないでしょう。
  
  勝手ですが、カイルさんの事もきっと恨み続けますよ。
  出来れば、そういった関係にはなりたくないので
  勘弁願います。
 
(266) kiwamono3 2022/05/30(Mon) 19:15:52

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  土産話でしたらお安い御用です。
  日常の些細な事件から任務で出逢ったモンスターまで
  我らが天馬騎士団の幅広い活動は、
  話のネタには事欠きません。

  それにプロテア自体が、
  人と情報の入り乱れる町ですから
  この酒場のような面白い話もあるかもしれません。
 
(267) kiwamono3 2022/05/30(Mon) 19:16:16

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  ありがとうございます。
  
またお邪魔しますね。



[お辞儀に対し軽く敬礼をする、
 胸に淡く通う気持ちに、自然と笑みが零れた。]*
 
(268) kiwamono3 2022/05/30(Mon) 19:16:45

【独】 天馬騎士 エアハート

/*
ほんのり苦笑い系表情が恋人差分しかなかった。

>>-168 カイルくん
〆近い時間なのにお返事ありがとうございました!
最後に少年に人狼差分怖フォント赤文字で脅されるのであった(震え)ここだけでも赤目対抗しちゃう!


そして人誑しブーメラン飛んできてるのが見えたw
頭でキャッチ。そうやってさり気なく入れてくれるの嬉しいです。混ぜるのが上手い…ありがとうございます!
(-179) kiwamono3 2022/05/30(Mon) 19:27:11

【独】 天馬騎士 エアハート

/*
対抗するといったのに表情変化つけるの忘れた愚か者です。
これは完敗ですね。
(-180) kiwamono3 2022/05/30(Mon) 19:28:03

【人】 少年水夫 カイル

 
数年後:MiraggiO



  ヨーソロー!

  『 MiraggiO 』へ、ようこそ!



[街灯に導かれるように、迷い込んだお客様たち。
 僕は今宵も笑顔で迎える。
 その中には、知っている顔もあったかもね。
 何度も来店してくれるのは歓迎するよ。
 死んだ後の再就職で、再会はしたくないけどね。


 ゴースト店員も、メンバーが変わっているかもしれない。
 この店を巣立っていった人もいれば、
 新たな人材が何の因果かこの店に辿り着いたりして。]

 
(269) Altorose 2022/05/30(Mon) 19:33:56

【人】 少年水夫 カイル

 
[ドアが開き、生者が入るたびに声を掛けて、
 注文を取って、お酒や料理を出す。
 お客様の話を楽しそうに聞く。

 
いつも通りの、霧幻の宴だったのだけれど―――……。]

 
(270) Altorose 2022/05/30(Mon) 19:34:18

【赤】 少年水夫 カイル

 
 [一目見た瞬間に、ありもしない心臓の高鳴りを感じた。

        電撃が走るように鮮烈な、運命の出会い。]
                        
再会

 
(*25) Altorose 2022/05/30(Mon) 19:34:46

【赤】 怨霊 カイル

 
 
  [やっと
いに来てくれたんだね!
     
罠にかかって


   ずっとずっと、僕はここで
ち焦がれていたんだよ。]

 
 
(*26) Altorose 2022/05/30(Mon) 19:35:18

【人】 怨霊 カイル

 
[相手は僕たちの船を沈め、
 奴隷として売り飛ばそうとした海賊のリーダー。
 流石に僕もここまで大物が釣れるとは思っていなかった。


 いつも一生懸命働いているから、日頃の行いの賜物かな?
 ……なんてね。きっとこんな僕の為に、
 無念が晴れるのを祈ってくれた人たちの、
 願いが届いたんだと思う。



        
有難う……きっと、この謝意は届かない。]

 
(271) Altorose 2022/05/30(Mon) 19:35:57

【赤】 怨霊 カイル

 
[そ知らぬ顔で近づいて、注文を取り料理や酒を提供する。
 最初はビールを飲んでいたけれど、
 「お薦めはあるか?」と聞かれたから、
 オリンピックとブラッディマリーを出してやった。
 その意図に気付くこともなく、美味しそうに飲んでいたよ。



         
滑稽だね。さてはこの人、教養がないな?]

 
(*27) Altorose 2022/05/30(Mon) 19:36:27

【赤】 怨霊 カイル

 
子供らしいあどけない笑顔で、話を聞いた。
 その裏で、賢しさと殺意を研いで。
 この日は他が疎かになってしまったけれど、
 どうか許して欲しい。
 何年も待ちわびた、千載一遇のチャンスなんだ。



 「海賊は格好良い!」「僕たち海の男の心は一つ」
 そんな虫唾が走るような嘘も、平気で吐いた。
       店員が、お客様に嘘を吐くわけにはいかない?
       奴はお客様じゃない。憎い仇だよ?]

 
(*28) Altorose 2022/05/30(Mon) 19:37:08

【赤】 怨霊 カイル

 
 
 
   [ブラッディマリーでの宣言通り、

         霧が晴れる前に僕は無念を晴らした。]

 
 
 
(*29) Altorose 2022/05/30(Mon) 19:37:46

【人】 少年水夫 カイル

 
[この時、お店には誰が残っていただろう。
 先にこの店を卒業したのが、
 僕だったとしても、ウーヴェだったとしても、
 僕はこの店に友情の証を遺した。


 店内に飾られている、押し花の貼られたカード。>>0:157
 成仏する前に刻んだ言葉は―――――……]
 
(272) Altorose 2022/05/30(Mon) 19:38:26

【秘】 少年水夫 カイル → ウーヴェ

 
 
 
 
 
           
[ I will never forget you. ]

 
(-181) Altorose 2022/05/30(Mon) 19:38:54

【人】 少年水夫 カイル

 
[メルヴェイユの絵本、>>0:387
 僕は読んだことがあったから、
 ヴィムの名前を最初に聞いた時は、
 同一人物ではないかと一瞬怯んだ。
 
でもね、僕は本物の悪党を知っている。

 だからヴィムが、大罪人だなんてあり得ないって、
 すぐに思い直したよ。



 ウーヴェは涙腺の弱い雨男だけれど、
 君は自分の為に泣いたことって、あったのかな?
 少なくとも僕は、
 そんなウーヴェを見たことはなかったと思う。

 だから本当はね、
 
「どの口が言ってんの???」
って、>>0:251
 控えめに言ってちょっと思ってたけど、
            このまま、多分存在しないだろう
            墓まで持っていくからね!]

 
(273) Altorose 2022/05/30(Mon) 19:39:41

【人】 少年水夫 カイル

 
[ユスターシュの娘さん、無事で良かったね。
 血の繋がりがどうであれ、やっぱり僕は似ていると思うよ。
 だって、気立てが良くて
(面倒見が良くて)、

 健気で
(大切な人の為に必死になれて)、

 泣き言を言わない人
(無暗に人を恨まない人)

 だったんでしょう?>>0:197                     
 
序でに破滅を招く女の何処が、"イイ女"なのか教えて欲しい。
>>0:196



 幸福をすべて奪われた、そう思っていた僕だけれど、
 僕はこの店で新たな幸せを見つけて、
 無念を晴らすことまで出来た。
 僕を拾ってくれた店長には、誰よりも感謝している。
 でも不純な志望動機を隠していたことは、
 申し訳ないと思っている。]

 
(274) Altorose 2022/05/30(Mon) 19:40:30

【人】 少年水夫 カイル

 
[船が沈められ、父さんと仲間を殺された時も、
 病気になって命を落としたその時も、
 僕は涙はおろか、声すら出なかった。

 だから、今度はちゃんと遺していくよ。]


  ここでの日々は、僕にとって宝物だった。
  一緒に働いた仲間たちも、
  美味しいと料理を食べてくれたお客さんたちも、

  みんな、みんな、大好きだよ。

          有難う。サヨナラ―――……。



[僕の逝き着く"最果ての地"が、
 どんな所か分からないけれど、

         
霧の晴れた夜明けに、僕は旅立った。
*
*]

 
(275) Altorose 2022/05/30(Mon) 19:41:43

【独】 ユスターシュ

 
[ 自分の中の時計の針が
    カチリ、と音を立てた気がした。 ]
(-182) もやむ 2022/05/30(Mon) 19:43:09

【人】 ユスターシュ

 ― 旅路の果て―


 アイ、シャ……


[彼女は自分に気付かない。 
 娘の視線はノア生者にだけ向かう。]


 アイシャ……
アイシャ、
アイシャ!!!

 

[無我夢中で手を伸ばして、
 抱きしめようとして、

   その体はすり抜けた。   ]



 ……あ…ぁ……
あぁ……



[会えたのに。娘はそこにいるのに。
 自分は彼女を抱きしめるどころか、触れることも、声をかけることも、存在を認識してもらう事すらもう、出来ない。


 その事実が死んでいるという事、嫌という程刺さる。]
 
(276) もやむ 2022/05/30(Mon) 19:43:17