人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>80 黒眼鏡

「ああー。」
「惜しいー。」

けらけらと控えめに笑う。
頬杖で向けられた指先をじっと見た。

「答えはあ、どーしよっかな」
「また次に来る時の楽しみにしちゃおっかなあ」
「そおしたら、次も覚えててくれるでしょお?」

乱視のレンズを通して目を細める。
その頃には視線は黒い眼鏡の顔に移っていた。

「コーヒーおいしいしぃ」
「お店の雰囲気もいいしぃ」
「どおです?」

#Mazzetto
(86) oO832mk 2023/09/09(Sat) 14:50:46

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

「あっちは……分からないでもないですが、
 あなたに至ってはもう理解すら及びませんね」

背けたまま眉間に皺を寄せる。打算で人付き合いすることはあれど、ここまで好かれるほど何かしたか。それともやはり社交辞令か。

「……分不相応な望みは抱きませんよ。
 何の拍子で裏切られるかわからないじゃないですか」

「仕事も趣味も、やりたいからではなく、
 向いてそうだったから、自分が良く見えそうだから、で選んでますからね。
 これは単純に理由が少ないだけで……でも、やはり望まないから理由がない」

それが何故かと問われれば、口を閉じる他ないが。
とはいえやはり分不相応なのだ。自分より物事に向き合っている、真摯で善良な人間がどれだけいると思っている。
それらを差し置いて夢や愛など語れはしないし、至らない自分に気づきたくもない。

「させちゃう≠チて。怖いことは言わないでください。
 いくら俺でも、フィオレさんに棘の一つや二つがあることくらいは分かります」

それでも手伝いを要することなく夏の名残を摘み終えて、一区切り。普段より数割増しで疲れた気がするが、気のせいということにしていてやろう。

「さて、少し歩きましょうか。
 いつもの喫茶店に行くにも、車では風情があったもんじゃない。
 ……仕事がなけりゃバーの気分ではあったんですがね……」

花がらを袋にまとめて、エプロンも宙で手際よく畳む。
近くにある小屋へ道すがら放り込めば、あとはもうどこにでも行けるだろう。
(-416) backador 2023/09/09(Sat) 14:52:33

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡

その意図をどこまで十全に読み取れていたかは、この際問題ではない。
問題なのは、同じことを女も考えていたということだ。

先んじた通りの情勢。
今後どう時勢が傾くかも定かでない中、顔を合わせて話すことが出来る機会が増えるのは悪いことではないだろう。

もちろん、リスクもある。
それは承知の上。

あなたの反応が悪しくならなかったことで、判断にミスはなかったことを理解する。
なら、あと少し。穏やかな雑談を楽しもう。
(-417) oO832mk 2023/09/09(Sat) 14:56:38

【独】 マスター エリカ

/*
今日はどっち寝?
(-418) 66111 2023/09/09(Sat) 15:01:17

【独】 マスター エリカ

/*
不定期に港近くで開かれる朝市に行った後に寝ていたらしい。おやつ時間に起きて生活してようかな。生活→お店の前掃除→お店開いてる。くらいのRPがやれたらいいなと思います(願望
(-419) 66111 2023/09/09(Sat) 15:09:53

【人】 路地の花 フィオレ

>>67 フレッド

今の名前だって教えてもらっているけれど、もう今更直すには染み付いてしまっていて。
二人で会う時はいつだってこう呼んでしまうのだ。
それに、目の前のあなたが嬉しそうに笑ってくれるものだから。

「ふふ、じゃあもうちょっとスマートにならなくっちゃ」
「でもお姉ちゃんは、それがフレッドのチャームポイントだと思うけどな」

揶揄うようにそう口にして。
落ち着きが出てきたら大人っぽく見えてくるのだろうか。でもそれはちょっと誇らしいと同時に寂しくなりそうだなあなんて。

「ゆっくりしたいんじゃないかって思ったのよ」
「でも、ひとりの時間じゃなくてお姉ちゃんを選んでくれたのは嬉しいな」

荷物を預けてしまったら、先にベンチに腰掛ける。
ずっしりと重たい紙袋の中身は、どうやら食材でいっぱいのようだ。
野菜や果物、粉類まで色々なものが入っている。重たくなるわけだ。

「私、喫茶店とかバーみたいなお店の手伝いしてるの」
「午前中空いてる時は、買い出しを任せてもらったりしてるのよ」

#商店街
(87) otomizu 2023/09/09(Sat) 15:10:11

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 無敵の リヴィオ

「へへー、やったあ。」
「ありがとおございまあす」

へらと破顔しクリアファイルを回収する。
書類に目を通す間あなたは気付かなかったかもしれないが、その首が傾ぐ毎に女の笑顔は深まっていた。
暇潰しに作った書類の出来があまりによくて見せたくなっただけらしい。

傾いだ分きっとまたズレた前髪を整えたいだろうと手鏡を取り出す。
黒猫の形をしたヘアピンと共に差し出した。
多分これは楽しいものを見せてもらったお礼か何かで、その意図まではあなたに伝わらなくても構わないと女は考えている。

「リヴィオさん、犬も猫ではどっちのが好きですかあ?」

差し出すのは猫だが。参考までに。
(-420) oO832mk 2023/09/09(Sat) 15:16:47

【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ

差し出された指先をちらと見やる。
前は応えるまでに数秒の間が空いていたこともあったが、今では不自然な空白を開けることもなく応えられるようになっていた。
平均的なそれよりかは熱い指先が貴方の手をひととき、ぎゅっと握る。

「そうですか?へへ、ありがとうございます。
 思い付いたらすぐ!言ってくれてだいじょうぶですからね!」

そう急かすものではないとわかってはいるものの、どうにも与えられた恩は返したい性根の持ち主だった。
それでも前向きには検討してくれているのだろう、『ちゃんと』の部分に口元の笑みを深めてから指先をゆっくりと離す。

「……じゃ〜行きましょっか。
 ダニエラさんと一緒なのちょっと久しぶりな気がします。
 最近何か面白いなって思うこととかありましたか?」

パトロール中勿論周囲に注意は注いでいるが、黙って歩を進めるだけというのも味気ない。
何気ない話を振りながらも男はゆっくりと歩き始めた。
(-421) mspn 2023/09/09(Sat) 15:23:02

【人】 門を潜り ダヴィード

>>84 イレネオ

いかにもな温かい目線を向けられているような気がして、どこか腹の底が落ち着かない気持ちになる。嫌ではないから更に困ったものだ。

「困る……?ああ……なるほど」

初対面の時から此方、貴方の真面目さは嫌というほど見てきたものだ。休日だから丸一日寝ているだとか、好きな菓子を買い込んで部屋に籠城するだとか、そういった行為からは無縁なのだろう。
深く頷いた。

「わあ、何かは出るかもしれないんですか?
 ……そうですね、ここからなら商店街でDa asporto持ち帰り
 または少し歩いてトラットリアが何店か」

空模様は雲一つない青空とはいかないが、それなりに気候はいい。外で食べるのもいいだろうし、昼食前に軽く運動をするのにも向いているだろう。

#街中
(88) NineN 2023/09/09(Sat) 15:24:36

【秘】 路地の花 フィオレ → 渡りに船 ロメオ

ciao、とゆるく返して。

「遠慮しなくたっていいのに」
「ちょっとちぐはぐな気がする。
 まあでもこれはこれで、ロメオらしいと思うわ」

だから無理に直す必要はないかも。
他人のコーディネートは趣味だが、押し付けるつもりはないので。
また必要なら言ってねくらいに留めておく。

「そ、やっぱり新作食べたくなっちゃって」
「チーズクリームの方買ったの。ロメオは?」
(-422) otomizu 2023/09/09(Sat) 15:24:59

【秘】 陽光の元で ニーノ → Chiavica テオドロ

「テオせんぱ〜〜〜い」

勤務時間終了後。
間延びした声と共に何やら貴方の座席にてこてこと寄ってきた男は、そろっと様子を窺うように。

「もう帰りますか?
 まだ署にいますか?」

日勤だった気はするがシフトを見間違えてる可能性は十分にあり得る。
もし仕事が続くようなら邪魔しないようにとは考えつつも、何やら貴方と話したいらしい男はこうして近づいてきたわけだった。じ……と見つめている。
(-423) mspn 2023/09/09(Sat) 15:30:12

【秘】 Chiavica テオドロ → 陽光の元で ニーノ

「とっとと帰りたくなったような気もしますが、
 生憎すぐ帰ってやるべきことも特にありませんね」

居てほしいなら居てやりますけど。
尊大な態度で負けじとじっと見返している。

「とはいえ貴重な時間ですから、
 あまり浪費させないでもらいたいものです」

口こそ冷たいが、話してみれば何だかんだ最後まで聞いてくれる。こいつはそういう真摯なのか暇なのか分からない男だ。
(-424) backador 2023/09/09(Sat) 15:38:59

【人】 無敵の リヴィオ

>>85 エルヴィーノ

答えは明確にせずに代わりに片目を閉じて薄く笑う。
きっとわざとだとしても男は特に指摘はしない。
寧ろせっかくだからと今と同じように身につけるのだから。

「流石、エル。丁度そろそろ行こうかと悩んでいたところさ。
 君がそう感じるならやはり今が頃合いかな」

それじゃあ早速と取り出した端末を操作し、いつもの美容院を予約。
こうして悩む時、いつも丁度いいタイミングで頃合いを教えてくれるから、
相変わらずよく気が付くね、流石だともう一度背を叩く。

「…そういえば君、食事はちゃんととったかい?」

こうして聞く時、男もまだ食事をとらずにいる時で。
見回りついでに良ければ、直ぐに入れる店でも探さないかと誘いをかけるのだった。

#街中
(89) sinorit 2023/09/09(Sat) 15:45:25

【人】 陽光の元で ニーノ

>>87 フィオレ

「ぐ……ねえさんにそう言われると変えなくてもいいような気が……」
「…………イヤッ、でも舐められないかっこいい大人にはなりたいし……」

「……ご、五年後ぐらいにニューチャームポイント見つけるから期待してて!」

ずっと見守ってくれていた貴方がいつか抱くかもしれない寂しさは、弟側からは見えないもの。
びしっと何やら言い放って未来への決意を表明したところで。

「一人でいるより誰かと居る方が好きだし、ねえさんならなおさら!」

邪魔したわけではないから安心してほしいのだと真っ直ぐに言葉を重ねた。
それから先に座った貴方の隣にこちらも腰を下ろし、ちらりと袋の中身を覗き込む。
教えてもらえた情報と重ね合わせて「なるほど」と納得した様子だ。

「そうだったんだ、バー……かっけえ。
 にいさんの喫茶店とはまた違うところ?」

あれやるのかな〜カクテルの、カシャカシャするやつ……かっこいいよな。
脳裏に思い浮かべているのはシェイクしている貴方の姿だった。
うん、やっぱりいいな、かっこいい……と一人で頷いている。
ポワワ……。


#商店街
(90) mspn 2023/09/09(Sat) 15:49:35

【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

「それは幼馴染で、一緒にいた時間が長いから?」
「私だって、今日が初対面じゃないんだから。おもいを積み重ねていたっておかしくないと思わない?
 花とこれだけ向き合ってくれる人なんだもの」

目を細めて笑うその顔は、確かな好意を滲ませている。
世の中には一目惚れなんて言葉もあるくらいだ。
路地に咲いた花が、惹かれるだけの理由は確かにそこにあったのだ。小さなそれが、あなたの目に入らなかったとしても。

「だとしても、趣味だなんて言うからにはどこか楽しいところもあるんじゃないかしら。
 仕事でもなくて、好きでもないことにここまで力を入れることなんか早々出来ないことだもの」

とはいえ人には人の考え方があるのも分かっていて、本当にあなたは出来てしまうから選んでいるだけなのかもしれないけれど。

「あなたが、他の女の人を勘違いさせちゃうかもってこと
 枯れるまで面倒を見るなんて、"魅力がなくなるまで見ていてくれる"みたいにとれるじゃない?」
「棘があるなんて。私はただお花が好きなだけの可憐な女なのに」

そうだろうか。冗談めかして揶揄うように微笑んでいた。
作業が終わった様子のあなたに「お疲れ様」と声を掛けて。

「あら残念。この間海沿いに素敵なバーを見つけたのよ。
 また今度、ドライブついでに疲れを癒しに行きましょうね」

そろそろ日も傾いて、過ごしやすい気候になるだろう。歩いていくにはちょうど良いくらいだ。
軽い足取りで、あなたの横に並んで歩いていく。
(-425) otomizu 2023/09/09(Sat) 15:55:58

【秘】 陽光の元で ニーノ → Chiavica テオドロ

「オレの顔見て帰りたくなったってコト……!?」


ガーン……!


言葉を受け取りショックを受けて悲しそうに眉を下げるのは、まあ束の間のことだ。
感情の起伏がそこそこ激しいのは貴方も知っての通り、立ち直りが早いのも同様に。

「う〜……もし浪費させちゃったらオレ、何かちゃんと返すんで……、
……あ、だからそう、早く聞かなくちゃ、えっと、


「その、テオせんぱい今日花屋の前に居たじゃないですか!
 ニコロせんぱいと一緒だったから声かけなかったんですけど……
 何か新しい種買ったんですか?秋になるから新作?」

花について教えてもらえるようになったのは春頃のこと。
まだ四季一周を経験していないから、秋の用意はどんなのだろうとわくわくして気になっていたらしい。ちょっときらきらになった瞳が向けられている。
(-426) mspn 2023/09/09(Sat) 15:59:16

【秘】 無敵の リヴィオ → 日差しにまどろむ ダニエラ

回収されていくクリアファイルにあれは何だったんだと思う気持ちはまだ消えないが、
それでも満足そうな君がいるから、まあいいかと表情を緩めた。
実際、本当に出来が良くて素晴らしいものだったからね。

「…おや、貸してくれるのかい。
 助かるよ、今は手元になくてね」

珍しく手鏡を所持していないらしい男は、
君からのその2つを受け取り、その場で前髪を整える。
仕上げにと付けたピン留めは可愛い黒猫の形ではあるが、
何故か似合っているのだから不思議だ。

「犬か猫か……そうだね。最近は猫が好きかな。
 友人とも時折猫の話をするんだ、金平糖って名前でね」

可愛いんだよと言いながらヘアピンを指先で撫で、
君はどうだい?と問い返した。

犬も好きかと問われるならYESと返すが、
どちらの方が好きかと問われればこの答えになるようだ。
(-427) sinorit 2023/09/09(Sat) 16:03:46

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

「おかしい、と言えるほど中身のない証言ではない、か。
 物好きでいて時間も費やして、であるならば理解から遠かろうと、感情に対し自然とは言える」

つい仕事じみた物言いになり、未だに目を逸らしている。
世話をするにおいて、植物は自分に何も返してこない点で最も優れているのだ。それに比べて動物は、人間は。
花というのは結局物の例え。恐ろしいほど可憐だから直視できない。

「良い影響は得られてるのでしょう。
 義務でなく、心を満たす行いの自覚はありますから。
 だから今は、趣味一つやっていられたらそれで満足です」

「ああ、そういう……貴方以外にはそうそう言いませんよ。
 ……や待て、それこそ勘違いされてしまう。枯れるまでというのは俺から言える最大限の賛辞ではありますが、必要以上に重く受け取らないだろうとも踏んだので」

価値の話をしてるだけであって、まるで色ボケたと思われたらたまったものではないから。
言う相手は選んでいるつもりだ。相手は勘違いのないように取りなす気遣いと計らいに長けたレディであると。棘があると疑ってないが。

「時間が合えば──そんなこと言ったら、
 きっと合わせに来ますね、あなたは」

提案には少し悩み、しばらく歩いてから観念したように声を上げた。
(-428) backador 2023/09/09(Sat) 16:57:53

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ

「んー、おけおけ」

頷いて、離れた指先はすぐに口許の棒キャンディに添えられた。
手持ち無沙汰にその柄を1度2度、くる、くる。

「最近かあ」

同じように歩を進め、視線は外に向けつつ思案。
この質なものだから、雑談に興じてくれる同僚は有難い。
サボりにならない範囲で息を抜きながらであれば、過ぎる時間も早いものだ。

「面白いかは分かんないんだけどお」
最近家に冷凍の蟹が1杯届いたんだよねえ

「どおやって食べよっかなあって思っててえ」
「ニーノくん、なんかおいしい食べ方、知ってるう?」

ところでこれは『面白いなって思うこと』にあたるのだろうか。
(-429) oO832mk 2023/09/09(Sat) 17:00:26

【秘】 Chiavica テオドロ → 陽光の元で ニーノ

「いりませんよ、あなたが出せる物なんか知れてます。
 ……ああ、あの時の。大した買い物じゃないんですが」

また少し不機嫌そうな声色が滲んで、
けれどそれは相手に起因する物ではないから、
何とか胸の内に抑えて、いつも通りの無関心さを作る。

「まずはスイートピーpisello odorosoは植えようかなと。
 それと花ではないですがルッコラの種を買いましてね。
 上手くできたらサラダにでもしてくれます」

あからさまに季節の花に期待している様子だったから、
別途で購入していた種の名を述べつつ、きちんとあの時買った物のことも言う。こんなところで嘘をついても仕方ない。

今年の春から今に至るまで菜園に触れたことはなかったが、
長く植物を手掛けてるのだから一度や二度手を出していたりはする。恥じるべきこともあるまい。

「秋の花の鉢も幾つか店に出るようになりましたから、
 手っ取り早いインテリアとしてならそっちを買ってください。
 多少は……来たる冬の寒気にも負けないでしょうしね」

どのみち手入れすることにはなるのだから。
種が欲しいと言われてはそれだけ教えるものも増えそうだし。
(-430) backador 2023/09/09(Sat) 17:12:06

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 無敵の リヴィオ

「そおですかあ、」
「なら、猫にしてよかったですう」

前髪で光る黒猫に、また満足げに微笑む。
渡しておいてこういうのもなんだが、本当に不思議と似合っている。
そうでなければきっと、日々の贈り物も続かない。

「あたしはあ、どおだろお」
「猫…ううん、犬も、可愛いですしい」

頭の中で横並びにして首を捻っている。
尖らせた口元に添えられた左手では、今日も小指にマリーゴールドのエナメルが艶やいだ。

「実は、あんまり実物を触ったことがないんですよねえ」
「見回りに出れば、猫も犬もよく見かけはしますけどお」

遠巻きに見れば、可愛いのはどちらも同じだと云う。
こんなときばかり妙に真面目ぶってそう答えて、それでも悩む様子で口を尖らせる。
(-431) oO832mk 2023/09/09(Sat) 17:45:49

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ

「順調大いに結構!俺は見ての通り、いつも通り。
 配下の虫をばら撒いて、データを整理し、組み立てだ。
 ちなみに今日の収穫はピザ屋の新作が出た事。」

割と今日は暇だった、という事であろう返答だ。
ぎ、と古びた木製のカウンターに今度は背中をつけると
身体を逸らして、不摂生な身体をばきぼき伸ばした。

「ぬあー。……んっふふー、ありがと。一緒に食べようぜ。
 あっ今エナドリ切らしてたな……缶コーヒーでもいい?」

聞きながら袋ごと受け取ると、中身を取り出し箱を開け、
貰い物の特権、とひとつ摘まみ上げて自分の口へ。
にまあ……とチョコレートとどっちが溶けてるのか
傍目にわからないような笑みを浮かべ、
もうひとつ摘まんで今度は持ち込み功労者の唇に押し付けた。

「あーんして、あーん」

言うのが数秒遅い。
忙しない眼球の動きが減ったのが近くだとよくわかる。
しかしそれはマリーゴールドをしっかり視界に捉えて、
興味深げにふう〜ん、と唸った。
(-432) shell_memoria 2023/09/09(Sat) 18:09:45

【人】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

>>71 ニコロ

「……おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい、
 聞いたか?聞いたよな?おいおいおいおいおいおい」

話しかけたが最後、急激に騒がしくなる先生というのも
きっとあなたは日々よく見るはずだ。今日もそれを引いた。
誰に話しかける訳でもないのに虚空に聞いたよな?と
問いかけたかと思えばあなたに向けて人差し指を突きつける。

「だめだろぉ〜?未来を担う子供達の事を!
 他ならぬ正義たっぷりの若きおまわりさんが!
 『ガキ共』なんてことを言ったらさあぁ〜。
 子供達に悪影響だぞ。マイナス20点!
 あと10点マイナスされたらパシリの刑な。
 無論執行猶予なし!ピザ買ってきてもらっちゃうぞ?
 そういう訳でおはよう、俺だ。若きおまわりさん、
 今日はお散歩?それともおサボり?じゃなきゃお勤め?」

どれであってもきっとこの『先生』には関係ないのだが。
ポケットに突っ込んだ手の中の『虫』がバレない限りは。

#街中
(91) shell_memoria 2023/09/09(Sat) 18:24:09

【人】 路地の花 フィオレ

>>90 フレッド
「そう?じゃあ5年後を楽しみにしてようかしら」

けれどやはり、大きくなっていくのだって楽しみには変わりない。世間で言われるような親の気持ちが分かったような気がする。

「それも昔から変わらないわね」
「仕事でも他の人と仲良く出来てる?フレッドのことだから、上手いことやれてると思うけど」

前に話した時から少し空いていたかもしれないし、現状の確認も含めての問いを投げる。
何か困っていることがなければいいのだけど。

「うん、アレさんのところもたまにお手伝いしてるけどね。
 Collareってバー知ってる?店主さんがちょっと個性的なお店なんだけど」

ただのお手伝いなので、実際のところは雑用が多くあなたの想像するようなシェイカーを使ったバーテンダー業務はほとんどしないのだが。
もしかしたら好意でさわらせてもらえる日が来るかもしれない。その時が来たら、想像は現実になってしまうね。
(92) otomizu 2023/09/09(Sat) 18:30:01

【人】 黒眼鏡

>>86 ダニエラ

「ええー、違うのかあ。なんだろな」

その控えめな笑顔に、まるで眩しいものを見るかのように目を細めた。
額に指をあて、なんだろなー、と首を傾げて、

「ええ、そんなあ。お嬢さんうまいねぇ…!
 次、ってのに弱いんだよなあ、男っては」

降参するように、両手をひらりひらり。
口許を楽しそうにゆがめて、

「……だが、そうだなあ。
 次も来てくれたら、
 もっとサービスしちまおうかな」

しっかりと覚えてるよ、と。
カウンターに肘をつきながら、緩く微笑み。

「……あ。そういえばコレ」

と。突然思い出したように、カウンターの脇にある冷蔵庫を開ける。
中から出てきたのは、ラッピングされた小さな箱。
このサイズでもそこそこの値段がする、ブランドもののチョコレートだ。

「あげるよ」

…クラッカーをあげたあとに、あげるようなものではない。
#Mazzetto
(93) gt 2023/09/09(Sat) 18:35:56

【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ

…いつものおしつけ癖だ。
何個もものをあげたら怪しまれそうなものだが、
いつもコレをやっているからそうでもないのかもしれない。

多分、これをひっくり返しても別に暗号とか仕込まれてないよな、と察することができるだろう。
というか、黒眼鏡がこうして差し出すのだから、多分予想よりお高い商品だ。
(-433) gt 2023/09/09(Sat) 18:37:36

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

>>89 リヴィオ

「僕は先輩の鏡代わりですからね」

答えを言われずとも特に気にする風でもなく、褒められれば当然ですよと肩をすくめた。
他の人間の髪が少々伸びた所で気にもしないが、自分の身だしなみには人一倍気にかけている先輩のことならば別だ。
全く同じように配置されているものが少しずれれば気にもなるというもので。
よくよく観察していれば、いつのまにか気づくようになってしまったというわけだった。

「食事ですか?
 …………、昨晩酒だけ飲んで寝たくらいですかね……」

それは食事とは言わない。
空きっ腹に酒だけ入れるなど悪酔いするというものだが、これはこの男の日常だ。
この答えも、あなたなら何度となく聞いたセリフだっただろう。
ともかく、誘われれば少し空腹かもしれないと思ったから、いくらか食事を腹に収めることも吝かじゃないと、誘われるままに「わかりました」と頷いた。

#街中
(94) eve_1224 2023/09/09(Sat) 18:38:44

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ

/*すみません。
見直してたら所長まだ死んでませんでした。てへぺろ。
なんか前回の流れで襲われて死んだのだと思いこんでいた……。
何にしろ倒れて、新しい所長代理が来てから空気変わったという事でお願いします。
(-434) eve_1224 2023/09/09(Sat) 19:00:08

【人】 法の下に イレネオ

>>88 ダヴィード

合点のいった様子に軽く頷く。
そうものすごく親しいわけではない。自分のことを長々と語ったことはないだろう。
かといって知らない仲ではない。端々から人となりを察される程度の付き合いはある。
それを静かに再確認し、そういえば、好きな食べ物を聞いたこともないと気づいた。

「好きな方でいいよ。」

ともすれば無責任か、投げやりに聞こえるだろう言葉だ。しかしそれが、親愛からの優先であることはわかってもらえるだろうか。

「腹具合も、懐具合も融通はきく。ダヴィードが選ぶといい。」

手癖の悪い連中もいるもので、わざわざ中身を見せびらかしたりはしない。なんなら貴方もそれなりの手癖であると知っている。それでも、貴方に対しては紐を弛めるつもりらしかった。

#街中
(95) rik_kr 2023/09/09(Sat) 19:06:03

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

ピザ。そういえば、昼の署内はチーズの香りに満ちていた。
半日越しの謎が解けたところで、さほどだ。
警察としての顔に比べ、本来のダニエラはそこまで食べ物に執着もない。

「楽しそお。よかったねえ。
 あ、うん。缶コーヒーでいい、……むぐ」

唇に、硬いチョコとカカオの香り。
瞬きを何回か分の時間だけ、チョコとあなたとを見たあと、そうっと口を開いていく。
押し込められたチョコを頬張ると最後、あなたの指先に唇がちょんと触れた。

「……おいしいねえ、ここの」

蕩ける甘さを咀嚼して舌鼓。
そんなところであなたの視線に女も気付く。
一瞬己が手を見た後ゆるりと両手が拳を作った。
爪を隠そうとする魂胆が、残念ながら隠れていない。
(-435) oO832mk 2023/09/09(Sat) 19:10:21