人狼物語 三日月国


254 【R18G】星海のフチラータ【身内】

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視点:


【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア

「時間が許されるなら、私もお話したかったです。
 昔から元気な子だった、あの子のお話を。
 今度、あの子に聞いてみてください。
 ”高いところは好き?”と。
 きっと面白い話が聞けると思います」

向けられた笑みに、淡い笑みを返す。

「……。」

部屋の出口で振り返る。
口を開いて、躊躇して、閉じて。

「それでは、失礼いたします」

次に発せられたのはありきたりな別れの言葉。
これから逝く私が未練を語っても、
優しいこの人を困らせてしまうだろうから。
(-126) 968. 2024/04/14(Sun) 12:29:47

【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア

「また、お話してくださいねっ!アウレアさん!」

最後はカテリーナが手を振って、作業場を後にしたのでした。


あなたの慈愛はアンジェリーナの傷を癒して、
あなたの友愛はカテリーナに喜びを与えて、
あなたの在り方は二人の標に。

きっとそれは最期に安らぎをもたらすでしょう。
きっとそれは再会に歓喜をもたらすでしょう。

あなたの祈りは確かに二人を救いました。

そして、少し先の。
”ありえない”そう思っていたことが叶ってしまった後に。
あなたの下に賑やかな部下が戻ってきて、
静かな……時々賑やかな部下が増えて、
また賑々しくも穏やかな日々が続くことでしょう。
(-127) 968. 2024/04/14(Sun) 12:30:58

【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル

「実は!ですねぇ……私もちょぉっと恥ずかしいです!」

けらけら笑う。
二倍になった鼓動に恥ずかしさと嬉しさを感じて。
あなたの熱に幸せと喜びを感じて。
笑うしかなくて。笑いたくて。
喜びのままに、笑った。

「はい、私も楽しみです!」

とん
背に回した手。その指先であなたの背を打つ


「なりたいです、そういう二人に」

トントン
あやすように穏やかに


「そういう私と、ナルさんに」

とんトン
けれど緩急のついたそれは


「嫌なことだけじゃなくって、好きなものも。
 
……好きを


とんとん
きっと何かを伝えるためのもの
(-131) 968. 2024/04/14(Sun) 13:41:05

【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル

「ちゃんと言える私たちに」

とんとんとん
あなただけに伝えたかったもの

今はまだ。まっすぐに伝えるには少しだけ、勇気が足りない言葉


優しいあなたの言葉へ応じようと開いた唇は
額に落とされた想いに、ただただ喜びの形に変わるだけになってしまって。
ただただ咲き誇る笑みと林檎色の顔をあなたに向けた。

密かに伝えた想いの、余韻すら忘れて
(-132) 968. 2024/04/14(Sun) 13:44:20

【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル

「ふふ、はいっ!」

名残惜しさを感じながらも、
あなたの腕の中から自分の椅子に戻ってカップを手に取る。

口にしたお茶は、砂糖もいれていないのに甘い気がした。

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 古い、今はほとんど使われることのない通信方式モールス信号
 今はそれでしか伝えられない言葉は、きっといつか自身の口から。

 二人分の『Ti Amo好きです』があなたを困らせるのは、
 まだもうしばらく先のお話。
(-133) 968. 2024/04/14(Sun) 13:46:49