人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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視点:


【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 錆鉄御納戸 ミズチ

おや、と眉をあげたが、
表向きの所作には出していない。
こういった連絡になれているのかもしれない。


”あいわかった”

――それは口の形だけにみえるが、
あなたの耳元にも届くかもしれない。
音を届けるという事に関しては、
詩人の古い呪文は長けている。

”ただ、俺に頼みごとをするならば、それなりの対価を貰うぞぉ”

”いいな?”

愉快そうな口調で、そのように返す。
届いているかどうかは不明として、
フェリックスは席を立つ。

尋ねたのは、それなりの大商会の主であるロゼルダート。
そして色事好きで知り合ったラスコー子爵だ。

そして、ロゼルダート商会は、
そのままスチュアートを追い落とさんばかりに徴募の不正証拠集めを始め、動き始めた。

シュラール商店の痕跡は、恐らく中に通じたものが、静かにこの世から消していく。
(-284) protea 2021/12/18(Sat) 16:34:52

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 吟遊詩人 フェリックス

「……ええ。私は好きね、そういう話……正気ではないところが」

正気ではない、と。
おおよそ、物語への感想としては、物々しく形容して。

「……恋は盲目、あるいは病。言い得て妙よね、本当に。

 ……そうして、愛するふたりの、逃避行の行く末は?」
(-290) 7_hertz 2021/12/18(Sat) 17:15:00

【秘】 番犬 エドゥアルト → 吟遊詩人 フェリックス

「……ん。うまいものを知れて、よかった」

されるがまま、頭を撫でられている。
撫でられ続けている。嫌でもないので、拒まない。
段々とかぶっていたフードがずれていき
折りたたまれた獣の耳が露わになった。

「…………。貴方は、酔っているか?」

貴方の顔を覗き込む。

「……腐っているものくらいでは腹は
 壊さないが、覚えておこう」

エドゥアルトは「ならば、食えるうちに食っておこう」と
貴方がやっていたとおり、ぱきと足を折り、酒よりも
ひたすら蟹を食べるほうに夢中になっていたのだった。
(-298) DT81 2021/12/18(Sat) 18:20:52

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 吟遊詩人 フェリックス

「ああ、それは勿論。相応のものを返したいが故、
 小生は担保に足るものも浮かべられなかったのだ」

 ふ、と息を吐く音がした。

「ありがとうフェリックス、それではまた」

 互いが了承を返した以上、ミズチにも留まる理由はなかった。

 この暫く後にスチュアート商会から見つかる取引の記録には、
 珠響玉の原石を煙の魔女に受注したと記載されていた。
 そしてミズチは彼女からの依頼で原石を採取した。

 そういうことになったのだ。
(-303) 66111 2021/12/18(Sat) 18:32:08

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 死霊術師 ペトルーシャ

「ああ、死んだ。」

「要するにな。人間の姫と竜の男の恋路だったのだよ。
人間の姫は約束を違え、神の怒りに触れて呪われた。

そして、死ぬ前に、竜は自害した。
姫は人間の王子の元へ戻り、暮らした。

”らしい”。

……これを、どのように捉えるかは、人次第なのだろうなあ」
(-331) protea 2021/12/18(Sat) 20:56:37

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 番犬 エドゥアルト

「よかったなあ。これからもっと知るといい。
きっと、この街は――変わるからなあ」

なでなでりとなでていくと、
獣の耳が見える。
その毛並みにほう、と溜息を零し、指先で耳をむに、と撫でてみた。
犬を撫ぜるように、愛おし気に。
強く引っ張らず、ひっかくように丁寧にだ。

「俺は、じつは酔わんのだよ」

ふそり、と柔らかに微笑んだ。
確かに酒精の香りはするのだが。

「沢山お食べ。また食べたければ食わせてやろう。
俺も、そろそろここを出発つからな」
(-333) protea 2021/12/18(Sat) 20:58:45
フェリックスは、エドゥアルトの耳をモフモフした。
(t1) protea 2021/12/18(Sat) 20:58:57