人狼物語 三日月国


114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】

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【赤】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 流石に魔族の友人のようなスタイル、とまではいかない。
 ―― いや、実際に服を取り去った彼女の身体を
 この双眸で見たことはないのだけれども。
 少女らしいとも許容出来、けれど強い少女性もないような
 女性らしさと少女性の間のようなスタイルは
 兎族が娼館や客引きで人気である理由のひとつでもある。


  「 …… いじわるしないで、ばか 」


 問いかけには、小さな声でそう返した。
 わざとやっているなんてことくらい察しはつくものだ。
 ―――― 視線が外れたのを見れば、緩く息を吐く。

 
(*91) ゆま 2021/12/11(Sat) 11:12:47

【赤】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 彼が何かをしているのは見えていたけれど、
 実際何をしようとしているのか、詮索はしない。
 敢えて予防線を張るくらいなのだから
 手酷いことはしないだろう、と思っていたのもあるし
 ―――― 例えそうなっても傷付きはしないのだし。


  (  …… へんなの。
     兎族なんか、準備も何にもしなくたって
     手っ取り早く抱けるのに  )


 裏街や酒場などでは有名な話を、知らない訳も無いだろう。
 それとも淫魔の食事というのはそういうものなのか。
 …… どの道、口を挟むつもりはない。

 
(*92) ゆま 2021/12/11(Sat) 11:13:02

【赤】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 部屋の空気に 何か ≠ェ溶けた瞬間だけは、
 耳と尻尾がぴくりと跳ねたのだけれど。
 ―― 何故だか覚えのある魔力の気配がした、ような。
 常ならば辿り着くだろう答えが掻き消えたのは
 掛けられた術のせいだろうか。


  「 ん、―――― 良いよ 」


 彼が用意していることも内容も察せないまま、
 短い許しだけを零す。
 なにをしようとしても、きっと女は受け入れるし
 先程のように羞恥ゆえの制止を投げることもしない。*

 
(*93) ゆま 2021/12/11(Sat) 11:13:08
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a42) ゆま 2021/12/11(Sat) 11:15:19

【赤】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 ――――― 身体があつい。
 尻尾は最初の時以外触られてもいないはずなのに、
 息を吸えば吸っただけ熱に浮かされて、瞳に涙が溜まる。
 雪のように白い頬は薔薇色に火照り、
 逃がせない熱が内側で燻っているような、……


  「 ―――― っん、 … 」


 彼の指先が下着の留め具を外し、床へ落とす。
 そんな些細な刺激ひとつさえ辛くて、
 きゅう …、とくちびるを閉ざした。

 
(*132) ゆま 2021/12/11(Sat) 15:03:09

【赤】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 は、ぅ ……〜〜〜ッ 」


 痛いことも酷いこともされていないのに、
 まるで嬲られているようだ。
 指先が肌に触れるだけで甘い痺れが奔るくせに
 彼はそれ以上を与ようとしてこない。

 ―― こんなの、予想もしていなかった。
 早く燻る熱をどうにかしてほしくて、
 ぼやけた思考のまま、机の上の小瓶を持ち上げる。

 
(*133) ゆま 2021/12/11(Sat) 15:03:14

【赤】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 常ならばそんなもの飲もうとも思わないだろうし、
 薬なんて使わなくても兎族は抱きやすいよ、なんて
 要らぬお世話も言ったのだろうけれど。

  これを飲めば楽にしてくれる =@―― 
 そんな期待と、指示に従うという催眠の両方が
 女の警戒心を砕いてしまった。


 ベッドへ腰掛けて膝を叩く彼を見捉えれば、
 助けを求めるようにふらりと近寄って。
 そのまま彼の膝を跨ぐ形で向かい合い、顔を近づける。

 
(*134) ゆま 2021/12/11(Sat) 15:03:18

【赤】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 言う通りにした、から ……
    はやく、きもちいいこと、しよ?

      ―――― おねがい、メレフ …… 」


 本能も欲も、いつもならきっと理性で抑え込めたけれど。
 彼の狙い通りにすっかり余裕を奪われた女は、
 追い詰められた兎が必死に抵抗するように
 かぷりと彼の首筋をやわく噛んだ。*

 
(*135) ゆま 2021/12/11(Sat) 15:03:27
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a50) ゆま 2021/12/11(Sat) 15:09:43

【独】 魔術師 ラヴァンドラ

/*
んにゃあテレベルムさんコア合うし縁故的にも本編絡みたいな〜なんだけど、どうだろう
バラニさんが今おひとりだから変に手を出すとあれかなぁ
薔薇、咲かせるまでがむずかしいよねえ
(-120) ゆま 2021/12/11(Sat) 15:11:21

【独】 魔術師 ラヴァンドラ

/*
ヘイズくんとの約束も拾いたいのだ……分身したい…
でも今軸移動するとたぶん2軸平行+2dは2dの行動で処理落ちしちゃう
多軸対応可の人たちハイスペックすぎる
(-140) ゆま 2021/12/11(Sat) 18:54:32

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 幸せになるのはいつだって人間の女の子。
 御伽噺はそれでハッピーエンド、
  みぃんな幸せに暮らしました。 


 同族とは違い垂れた耳に、異質な魔力量
 魔術師として生きようにも
 彼らは基本的には一人でいようとする生き物だ。
 ―― そこに温もりなんて欠片もない。
 勿論全ての魔術師がそうだという訳ではないけれど、
 殆どのケースに当て嵌まる、というだけで。



 
(154) ゆま 2021/12/11(Sat) 19:31:34

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

  


 いつだったか友人が送ってきた包みの中>>0:L1
 入っていた手紙と、魔術師ならば一度は求めるような
 桃色の宝石を思い出す。
 ―――― 愛と幸福に満ちた人生を約束する、なんて
 それこそ、泣いている幼子のための御伽噺だ。



     或いは。
     女がそれを信じ切れる程に純真で、無垢で、
     …… 欲深い者でなければ … 。



 
(155) ゆま 2021/12/11(Sat) 19:31:57

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 



   
      ×× の 作り方  




 
(156) ゆま 2021/12/11(Sat) 19:32:38

【人】 魔術師 ラヴァンドラ




  …… この街では、対価さえ支払えば
          あらゆる願いが叶う。*



(157) ゆま 2021/12/11(Sat) 19:33:07

【独】 魔術師 ラヴァンドラ

/*
女の子たちの願い事死ぬほど重そう
リルちゃんから闇の気配するもん……知ってるもん……!
(-146) ゆま 2021/12/11(Sat) 19:35:01

【独】 魔術師 ラヴァンドラ

/*
ラヴァは人間になりたいけど、過去はもう変えられないので
自分じゃない全く別の人間を作りたいのです
でも多分サダルさんと被ってるところがありそう(ぼかしぼかし
(-147) ゆま 2021/12/11(Sat) 19:36:12

【独】 魔術師 ラヴァンドラ

/*
焦らしてるのに容赦なく尻尾を触るドSおる
(-149) ゆま 2021/12/11(Sat) 19:54:10

【赤】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 ッどうし、て …… ? 」


 いやいやと幼子のように首を横へ振れば>>*199
 その弾みで瞳から涙が零れ落ちる。
 乱暴でもいいから、早くこの熱を鎮めて欲しいのに
 彼の手は自分の頭に触れるだけ。
 その微かな刺激にさえ、びくり、と肩が揺れて。


  「 や、 しっぽ、やだ …っ
    んぅ、ッはなして、っ 」


 とっくに力も抜けた掌で、彼の腕を制そうとするけれど
 熱に浮かされた身ではそんな動作一つも難しい。

 
(*206) ゆま 2021/12/11(Sat) 20:56:33

【赤】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 は、〜〜ッン、ぁぅ……っ
    ……いま、まで 、? 」


 どうやって、と問われれば、必死に思考を巡らせる。
 ―― 答えたなら、尻尾から手を離してくれるだろうか。
 発情と快感を同時に呼び起こされるのは、
 ただでさえ溶けかけの理性が、もっと酷いことになる。


  「 わ、かんな、ぃ……っ
    ひとりで、したこと なぃ、から…… 」


 ―――― 通常、兎族の発情状態などというのは
 例外もあるけれど 大抵が他者を起因にしたものだ。

 
(*207) ゆま 2021/12/11(Sat) 20:56:48

【赤】 魔術師 ラヴァンドラ

 
 けれども発情期は獣人の、種としての本能にも等しい。
 誘発されない期間が長ければ
 一定の日数を置いて、強制的に引き起こされる。

 ―――― そんな事故を起こさないために。
 後腐れなどないだろう観光客や旅人を適当に見繕って
 正体を明かさずに一夜を過ごすことで
 今までどうにかやり過ごしていたのだけれど。


  「 でも、……っんん、
    ここの 奥、いっぱい突かれて、
    耳…さわられるの、は、
    きもちよかった ……かも…? 」


 疑問符がついてしまったのは、
 快楽の記憶より、義務感の方が強かったからだ。
 
(*208) ゆま 2021/12/11(Sat) 20:57:10

【赤】 魔術師 ラヴァンドラ

 
 あの時も、あくまで等価交換の関係だったから
 気にしたことなんてあまりなかったけれど。
 ――――  薄らとした記憶を辿ったのはそこまでで、
 女は崩れ落ちそうになるのを堪え、肘を立てる。


  「 ね、……もういい、でしょ……?
    慣らさなくても、へいきだから
    メレフの、ちょうだい …… っ 」


 ―― 正確に言えば、こんな状態の中
 前戯なんてされるとどうなってしまうか分からなくて
 それが怖いから、なのだけれど。
 言葉通り、すっかり発情と熱に茹だり切った秘花は
 触られずとも太腿に蜜を垂らしていて。
 彼を誘うように、秘花に宛がった指先を左右へ開けば
 じいと赤い眸を見詰めた。*
 
(*209) ゆま 2021/12/11(Sat) 20:57:45
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a60) ゆま 2021/12/11(Sat) 20:58:56

【独】 魔術師 ラヴァンドラ

/*
なーんもラヴァがえっちじゃなくて
あれ?こんなはずでは……
(-157) ゆま 2021/12/11(Sat) 21:00:20

【秘】 向日葵 店主 イクリール → 魔術師 ラヴァンドラ


  人間を作って
  そこにラヴァの魂を入れる。

  人間のラヴァを作り出す、と言っても良いのかな。


[  私は思った事を言った。
   その場合、今の友人である目の前の彼女の
   残った肉体がどうなるかは、分からないけれど。]*
(-163) quiet 2021/12/11(Sat) 22:19:42

【独】 魔術師 ラヴァンドラ

/*
はわっっっリルちゃ きゅん
(-165) ゆま 2021/12/11(Sat) 22:22:18

【赤】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 平時ならば、彼に僅かだけ滲んだ怒気を察せただろう。
 もう少しくらい頭がばかになっていなければ
 問いかけにも誤魔化しを入れて答えられたはずだ。

 ―――― 過去の彼らが自分を利用したのは確かでも、
 それだって裏を返せば、自分が彼らを利用したのと同じ。
 そう、だから、
 心を砕く必要なんてどこにもないのに。


  「 〜〜〜ッ、んぅ……っ 」


 やだ、と頭を横に振るのは、最早惰性にも似ている。
 何でもいいから早くこの熱をどうにかしてほしい、と
 子どもめいた仕草で耳を揺らした。
 
(*231) ゆま 2021/12/11(Sat) 22:55:04

【赤】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 ひゃ、ぁ んっ!?
    …… な、なに 、? 」


 途端、下腹部に触れた彼の指先から
 直に魔力を流し込まれ、身体が跳ねる。
 ベッドシーツに沈んだ身体は彼に組み敷かれて、
 何をしたのか見遣ることも儘ならない。

 ―――― それでも彼は、信頼を置く友人だから。
 淫魔の紋を刻まれたことには気付けなくても、
 抵抗もせずに受け入れて そこにあることを許すのだ。

 
(*232) ゆま 2021/12/11(Sat) 22:55:12

【赤】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 …… …  ふふ。
    やっぱり、やさしいね … メレフ。

    ただのご飯なんだって
    割り切っちゃえば、貴方も楽なのにね…… 」


 この青年はいつもそうだ。
 あくまで店主と客という対価の関係を重視するくせに
 自分の性質を心配して、こうして家まで来てくれる。

 否、もしかすれば――悪いのは自分か。
 彼の優しさを見誤り、余計なことまで口走った。
 火照った頬を緩め、言われるがままに脚をそ、と開いて
 ―――― 誘うように彼の身体へ足を絡める。
 
(*233) ゆま 2021/12/11(Sat) 22:55:19

【赤】 魔術師 ラヴァンドラ

 


  「 ねえ、……それじゃあ
    今だけ、全部忘れさせてくれる? 」


 そんな囁きが、きっと合図で。
 これ以上優しい彼が自分に心を使ってしまわないように、
 女はわずかに首を傾げ、手を伸ばした。*


 
(*234) ゆま 2021/12/11(Sat) 22:55:24

【独】 魔術師 ラヴァンドラ

/*
メレフくんやさしいからごめんねぇ;;;してる
(-170) ゆま 2021/12/11(Sat) 22:56:25

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

          ―――― 回想/友人 ――――




  飲もうとしていたはずのハーブティーを、
  危うく口に入れる前に落とすところだった。>>188


 
(208) ゆま 2021/12/11(Sat) 23:21:00

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 祝祭が始まる数日前の、友人とのお茶会で
 魔族たる彼女はカップケーキを食べながら
 可愛らしい声でそんな疑問符を投げてきた。

 尋ねるのが理由では無いのはやはり、
 互いに深入りすることを避けているからだろうか。
 …… 理由なんて訊かれたところで
 素直に明かせるかと言われれば、否、なのだけど。


      とにかく女は 真ん丸に開いた双眸を
      へにゃりと緩めた。
      ―――― 小さな呟きが耳に入って。
 
 
(209) ゆま 2021/12/11(Sat) 23:21:07