人狼物語 三日月国


84 【R18G】神狼に捧ぐ祀【身内】

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【秘】 右方舞 戸隠 → 左方舞 五十鈴

「『お前は話すな、踊ってろ』とよく言われるんでね」

 冗談めかして笑う。
 口を開いたことでどこかあった神秘性はすっかりと剥がれ、
 年相応の気安さと無作法が垣間見える。

「ああ、舞踊専攻のな。
 俺あ踊りに来たんだよ。
 ここの舞は独特で、勉強になると思ったから。
  
 輪っかて、これのことか?
 あの、美人の巫女さんからもらったやつ」

 さっきもなにさっきもなにか色々言い合っていたな、
 とひとりごちて。

「いや。正直なんもしらん。
 教授がいやに渋るもんだから、
 なんかめんどくさい風習でもあるのかとおもったんだが、
 教えてくんなくてな」
(-49) gt_o1 2021/07/21(Wed) 20:32:18

【秘】 左方舞 五十鈴 → 右方舞 戸隠

「はぁ…………

まさか、自分からココに来たわけ?
教授は止めたんでしょ?」
(-50) tamatamasuka 2021/07/21(Wed) 20:38:33

【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴

――青年の声は、
囁くような小さきものへと変わる。

「……その。
 五十鈴さんは、この島の"祭り"について
 どういったことを知っているのですか?」

青年は、自身の手首に巻かれたブレスレットを
手にした赤暗色の本と共に小さく揺らす。

「あなたのあの様子に対して、他の大人たちの言い分。
 もはや隠し事もすることも無いと来たものだ。
 
 まぁ、"連れて往かれる"というだけで
 随分と大袈裟なことをしているとは思いますが
 やはり物騒な感じは否めないものでしてね」

言わば自分は『巻き込まれた』側の人間なのだ。
その分、この村の祭事に対する疑念は深い。

「俺は『先生』に言われて此処に来ただけなんです。
 それが、こんなことになるなんて……」

――続く言葉は、意図の読めぬ声色に乗せられて。
(-51) Jagd_Katze 2021/07/21(Wed) 20:53:26

【秘】 右方舞 戸隠 → 左方舞 五十鈴

「踊りがあったから。こういうのは、現地じゃないとわからない」

 否定はしない。
 止められても踏み込んだ、といった様子だ。
(-53) gt_o1 2021/07/21(Wed) 21:41:47

【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ

「シキ……そっか、なんも知らないで来たんだね。

……この島はね、神狼様っていう神に守られてるんだ。
神を動かすには対価が必要でしょ?
100年に一度……誰かの命を捧げるんだよ。
別に、100年に満たなくても、いつ何人捧げてもいい。
供物は多い方がいいから。

……そういう祭りだよ。
僕たちはその、生贄の候補さ」
(-55) tamatamasuka 2021/07/21(Wed) 22:07:13

【秘】 左方舞 五十鈴 → 右方舞 戸隠

「はあ………あんたの踊りは綺麗すぎるのよ。
ま、いいや。

この祭りは生贄選定試験みたいなやつだから。
最後まで踊ってればなんとかなるかもしれないけど、序盤で体力使い果たしたら、逃げたい時逃げられなくなるかもしれないよ。

私もアンタも、”輪付き”はみーんな生贄候補。
サクヤは生贄一番手だよ」
(-56) tamatamasuka 2021/07/21(Wed) 23:21:40

【秘】 右方舞 戸隠 → 左方舞 五十鈴

「教授みてえなこというな、あんた……」

 少し瞬き。身体表現に、正解などない。
 だが、同じ言葉を幾度となく言われてきた。

「イケニエ……何?
 ……なんかの見立ての儀式の話?」

 そして、その言葉に今度こそ眉をひそめた。
(-57) gt_o1 2021/07/21(Wed) 23:26:33

【鳴】 左方舞 五十鈴

「僕はもう飽きちゃったんだ。
神狼様のゴキゲンを伺うよりさ、自分らで島守ればそれでいいじゃん。

神狼様より強い奴がさ、島にいてさ、そうすればわざわざ生贄なんて出す必要ないじゃん。
……僕が一番手に選ばれて、神狼様を降ろして、そうして……殺して食ってやろうと思ってたんだ。
だからずっと舞わずに待ってた。
それなのにさ……一番手がサクヤだなんて。

サクヤは甘いから、きっと……だめだよ」
(=9) tamatamasuka 2021/07/21(Wed) 23:27:05

【秘】 左方舞 五十鈴 → 右方舞 戸隠

「……この島は、神狼様っていう神が守ってる。
その対価に、100年に一人以上の生贄を捧げないといけないんだよ。

生贄のねえ、候補に選ばれるとこの輪っかが配られんのさ。
……万が一ガチな生贄に選ばれても、踊れば回避できるらしいよ。
だから、ちゃんと休みなよ。

僕、……私はアンタに期待してないからさ」
(-58) tamatamasuka 2021/07/21(Wed) 23:48:50

【鳴】 左方舞 五十鈴

「僕ならなれると思うんだ、神狼を超えるモノにさ。
そのために左方を選んだんだ。

ユヅ、人魚って知ってる?
心臓食べると不老不死になるんだって。
神狼もさ、きっと美味しいよ」
(=11) tamatamasuka 2021/07/22(Thu) 1:20:05
五十鈴は、りんご飴を食べている。
(a2) tamatamasuka 2021/07/22(Thu) 3:36:54

【秘】 右方舞 戸隠 → 左方舞 五十鈴

「神狼様に、イケニエだ?
 ……100年に一度たぁ、随分とのんきな神様だな。

 なんだい、勝手にこんなもの。
 俺あいけにえなんざまっぴらだね。
 ……躍りゃいいってんなら、いくらでも踊ってやるよ。
 体力にゃあ、自信があるのさ」

 つい、と腕を伸ばす。
 一日中踊っていたかのような男は、
 疲れを見せぬ様子でくるり、とそれを回した。
 服の裾が、ひらりと翻る。

「期待? 何の話だい」

 
(-60) gt_o1 2021/07/22(Thu) 3:59:09

【秘】 左方舞 五十鈴 → 右方舞 戸隠

「最大で100年待てるってだけだよ。
それより短い周期で生贄が出てると僕……私は思うけどな。

……サクヤがどうなったか知ってる?
ここじゃあね、合法的に”印つき”には何してもいいんだ。
本物の生贄じゃなかったとしてもさ、印つきになったら体は綺麗なままじゃ終われないんだよ。

神狼は私達の生のエネルギーを吸ってる。
だ・か・ら、印つきにえっちなことするのは、イイコトなんだよ?
それも嫌なら踊れって話。
踊りとえっちなことは、同等とみなされるから。

ねー、サクヤともうえっちした?」

にやにや、背筋が寒くなるような声でささやく。
(-61) tamatamasuka 2021/07/22(Thu) 4:54:59

【秘】 右方舞 戸隠 → 左方舞 五十鈴

「おいおいおい、やめてくれ。
 そういうサスペンスは求めてねえんだ」

 顔をしかめて後ずさり……あなたの語る、
 巫女、そして“印付き”の末路にはっと息をのんだ。

「……っしてねえよ! なんだそのろくでもない因習は、
 踊ればいいってんなら踊ればいいじゃあねえか」

 吐き捨てるように、顔をそらす。
 背筋に這い登る悪寒を、振り切るように。
(-64) gt_o1 2021/07/22(Thu) 11:12:35

【秘】 左方舞 五十鈴 → 右方舞 戸隠

「男なら踊れば勘弁してもらえるかもしれないけどぉ〜???
サクヤがさ、無抵抗なんだよ?
ね、犯したくならない?
色は芸の肥やし、くくっ、ご自慢の踊りに色気が宿るかもしれないよ?」

くすくす、五十鈴は笑っている。
(-65) tamatamasuka 2021/07/22(Thu) 15:35:30

【人】 左方舞 五十鈴

「なんか放火がどうのとか聞こえるけどぉ〜?
僕よりよっぽど怖いじゃんね、笑っちゃうよ。

あー”サクヤどうしてるかな”〜〜〜」
(60) tamatamasuka 2021/07/22(Thu) 15:48:41

【鳴】 左方舞 五十鈴

「わっかんないけどさ。
要はさ、僕達みんな神の養分わけでしょ?
そんなクソつまんねーの、もう終わりにしてもよくない?

ユヅはさ、真面目だからそんなこと考えないかもしれないけど、僕はユヅみたいに真面目じゃないからね」
(=13) tamatamasuka 2021/07/22(Thu) 15:50:11

【鳴】 左方舞 五十鈴

「ユヅ……やっぱ真面目だなあ。

ねえ、僕そろそろさ、本当に”生贄”が出る祭りになると思ってる。
神に守られて、それで島のみんなが納得してんならさ、別にこのままを続ければいいけどさ。

僕は納得してない。
ユヅ……僕は、僕にはね……神狼の血が流れてる。
だからきっと神狼を殺せる。
踊って、神狼を降ろして、殺す。
殺して……僕が新しい島の守り神になる。
生贄のいらない島を作るんだ。

……だから一番手を狙ってた。でもサクヤに取られた。
僕と、約束してくれない?

もし、僕が失敗したら……代わりに、ユヅじゃなくていいんだ、誰か……神狼を殺して欲しい」
(=15) tamatamasuka 2021/07/22(Thu) 17:15:14

【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴

「…………。」
何も知らない、と謂われれば。
それについては、云とも寸とも取り合わず。
ただ、"思い違っていた"とばかりの焦燥を目に浮かばせる。


大人たちのまま成らぬ言葉遊びを見やる。
一枚岩ではないことをあからさまにする様な応酬。
嗤う沙華の白い顔を、ちらりと一瞥したすれば
ようやく、青年は返事を紡いだ。

「知っていたのですね、五十鈴さん。
 あなたはそれを知っていて。
 "一番"になりたいなどと言っていたのですか?」

真っ赤な林檎飴の、艶やかな色を見つめて
青年は、自身のことなど二の次であるように
浮んだ疑念の端切れを、つらつらと吐き出していく。

「………神の、心臓などと。
 あなたは、神を"喰い返そう"とでもいうのか?」

無意味に詰め寄るような物言い。
これまで暗がりの中で曖昧に揺れていた青年が、
初めて、感情的な色で瞳を染めている。
(-68) Jagd_Katze 2021/07/22(Thu) 17:27:16

【独】 左方舞 五十鈴

「ねーえサクヤぁ〜」

また祠を訪れる。
サクヤは島民達に”好きに”されているのだろうか?

「……でもさ、サクヤを孕ませるのは僕だから。
そのためにさ、ソトでコンナモノ生やしてきたんだよ?」

そそり立つ陰茎をサクヤに見せつけ、頬をぴたぴたと叩く。

「……僕以外の誰かが一番手になっても……僕の計画がたとえ失敗しても……僕が死んでも。
僕の子が、神狼の血を引く子が、いつか神狼を殺してくれる。
いつか、島に本当の平和をもたらしてくれる。

ね、だからセックスしよ、サクヤ」
(-69) tamatamasuka 2021/07/22(Thu) 17:29:04

【独】 左方舞 五十鈴

ただ繁殖するためだけの行為に、サクヤは従順に従う。
他の島民達の体液でぐちゃぐちゃになっていようと構わない。
血を残すためだけの行為に注力する。

「……サクヤ、サクヤ……ねえ、孕んで……
”私”の子、産んでね……サクヤ……」

――サクヤはどこまでも、従順だ。
(-70) tamatamasuka 2021/07/22(Thu) 17:57:13

【秘】 右方舞 戸隠 → 左方舞 五十鈴

「っ、俺の踊りに、
 乱交乱痴気騒ぎの肥やしを混ぜ込むんじゃあない!」

 思わずそうまくしたてて、顔を逸らす。
 上気した顔は耳まで真っ赤になって、
 くそ、と吐き捨てた。

「理性常識を失っては、できないこともあるだろうが」
(-71) gt_o1 2021/07/22(Thu) 17:57:13

【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ

「察しがいい子はさ、好きだよ、僕。
そ、この島はさ、生贄によって成り立ってるんだよ。
りんご飴みたいなさ、捧げられた心臓の上に成り立ってるんだ。

……僕はそれを壊すために来た。
できれば一番手で選ばれたかったけど、それはしょうがないね。
早く選ばれてさ、踊って釣り出して……神狼を殺す。

生贄が必要な偽物の平和じゃなくてさ、誰も生贄にならなくていい島にしたい。
……僕が、本物の”神”になるんだ」
(-73) tamatamasuka 2021/07/22(Thu) 18:21:09

【秘】 左方舞 五十鈴 → 右方舞 戸隠

「あれぇ?
芸の道にいるのにぃ?
まーさかセックスもしたことないのぉ???」

くすくす、五十鈴は笑っている。
(-74) tamatamasuka 2021/07/22(Thu) 18:26:05

【人】 左方舞 五十鈴

>>62 シラサワ

「そ、でもシラサワはみんなで一緒になんとかしよう、って言ってるように僕には聞こえるけどな。
でもさ、騒ぐなら僕にも考えはあるよ」
(63) tamatamasuka 2021/07/22(Thu) 18:39:30

【人】 左方舞 五十鈴

>>64 シラサワ

「……ちぇ、知らんもんが知った方が、って、まだこの祭りがどういう祭りか知らない人がいるの?
僕はもう全員知ってるのかと思ってた」
(65) tamatamasuka 2021/07/22(Thu) 19:05:44

【秘】 左方舞 五十鈴 → よろず屋 シラサワ

「知ってるなら話は早いや。

……サクヤが一番手だったのはショックだったよ。
僕が一番手に選ばれて……踊りで釣り出して神狼を殺すつもりだったから。
そして心臓を食べて、僕が新しい神になる。

誰も死なない、生贄のいらない、本当の平和な島の神には僕が相応しい。
……僕ね、生贄なんておかしいと思うんだ。
シラサワもそう思うでしょ?」
(-76) tamatamasuka 2021/07/22(Thu) 19:29:47

【人】 左方舞 五十鈴

>>66 シラサワ

「……そういうことだから」
(68) tamatamasuka 2021/07/22(Thu) 19:30:46

【秘】 よろず屋 シラサワ → 左方舞 五十鈴

「……そんな覚悟で毎年来とったんかいな、五十鈴はん。」

全く、この天真爛漫な娘のどこに、
そんな覚悟を抱いていたのだというのだ。

「そらぁ俺は元々余所者やからな。
 この島の異様さは分かっとるつもりやで。」

それに、と、男は続ける。

「……俺はな、前の祭で神狼はんに
 "神狼の遣い"にされたことあるんや。
 あんときの俺は……人間やなかったよ。」

覚悟には覚悟で応えよう。
告げる言葉に嘘偽りをしているようには思えない。
通る声に淀みは無い。

「遣いとはいえ獣として生贄を呑み下し、啜り喰うた。
 …軽蔑されてもしょうない。

 せやし、五十鈴はん。『人間が人間でなくなる』言う事は、
 もっと大事に思うた方がええで。」

今は確かに人間として、理性を瞳に持ったまま。

ああ、ヒトがヒトでなくなる時、ヒトは何を想うのか。
(-77) souko_majyutu 2021/07/22(Thu) 19:46:08

【秘】 右方舞 戸隠 → 左方舞 五十鈴

「なくはねぇよ」

 なくはない。
 顔布で口元を隠しながら、うるさいなぁと呻く。

「うまくいかなくてな、いろいろ。
 男女関係より、足運びを学ぶ方が好きなんだ、俺あ」
(-83) gt_o1 2021/07/22(Thu) 20:28:09

【秘】 左方舞 五十鈴 → よろず屋 シラサワ

「……そっ、か……。

僕、純粋な人間じゃないんだよね。
神狼の血がちょっと流れてる。
……だからできると思うんだ。

僕が神になれば……生贄なんていらないって言うのに。
ソトに出て、島をどうしたらいいのか……考えていたんだ」
(-84) tamatamasuka 2021/07/22(Thu) 20:32:48