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【神】 渡りに船 ロメオ「失礼しまーす」 バゴ 、とか文字にするならそんな感じの、ほぼ破壊音と言っても差し支えないドアの開く音。 両手が塞がっているので足で開けたせいだ。 裏腹に丁寧なあいさつを添えて食事会の席にやってきた。 「黒眼鏡の旦那から珈琲のお届け物。ポット何個分か」 「オレラスク揚げてきたんで食って下さい。 シナモンシュガーが嫌ならガーリックソルトのも 作ってあるんで……あ」 そのままつらつらと言葉を並べて、 持ってきたものの説明と一緒に開いているところに どんどんと並べていき。 「余ったニンニクでアヒージョとペペロンチーノも作ったけど」 「すごい量すね。ハハ」 そのまま自然な流れで着席した。 珈琲の為のミルクと砂糖も持って。 #アジト (G56) susuya 2023/09/17(Sun) 18:48:36 |
【鳴】 渡りに船 ロメオその驚きには静かな頷きを返した。 そうなのだ。酒の度数は馬鹿に出来ない。 この世には99度とかいう度数の酒もあるのだから。 「うん。青い酒って言うか、青い飲みもんはあんま」 それだけを言って、貴方が飲みたい事を主張すれば 黙って一口目を譲る。 グラスが傾けられて透き通った青紫が注がれていくのを ロメオはじっと見守っていた。 「……アハ。大人だろ」 「ちなみに青い酒が駄目なのは薬混ぜられるからだぜ。 睡眠薬とか水に溶けると青くなるようになってるから、 万が一混ぜられても気づかないんだよ」 それからケロッと笑顔になって、 何故駄目なのかのネタ晴らしをした。 ちゃんと一口飲んでから告げる辺りに 少しばかりの悪戯心と悪意があるからこれは良くない。 「オレが悪い大人じゃなくてよかったな。フフ」 「良い酒だろ。オレは好き」 勿論そんな事するわけじゃないけれど。 貴方は敵じゃないのだし。 (=4) susuya 2023/09/17(Sun) 19:20:26 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオ「えぇ?そうですかね。 貫禄とか……そういうのがないのは認めますけど」 そういうのは年齢で身につくものでしょうし。 焦ってどうにかなるものでもないし……。 そんなぼやきを続けた男は、ある意味『善人』ではあるだろう。 その善性を発揮する相手が、己の認めた好意を寄せる相手だけだという点を除けば。 「あはは。そもそもロメオさんがくれたものですけど。 今日は俺の勝ちですね」 そんな、たわいもないおしゃべり。戯れ。 「ずいぶんお疲れみたいなことを言うじゃないですか。 やっぱり何かありました? ……でも、俺もそう思いますよ」 幸せで、当たり前な日々が大切だからこそ。 失われてから本当の価値に気づくくらいなら、この今が早く昔になればいい。 (-539) NineN 2023/09/17(Sun) 19:26:14 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「素直なのが取り柄でーす。 この今の環境が気に入ってんすよ。アジトも、メンツも」 酒のせいかいつもより柔らかい笑い方をして、 確かめるように言葉にする。 特に素直なのもきっと酒のせい、という事にしておく。 「こんなデカい穀潰しが簡単にくたばるわけないでしょ。 貴方がそう言うんなら、オレはそうしますよ」 無理難題であっても、望まれるのであればそうでありたい。 そしてそれは自分の望みとも一致するかもしれない。 「ちゃんと隠居できるまで居てくださいね、あんたも」 「その為にはまずそこの水を飲んでもらわなきゃあ……」 そうして用意した物が無くなった頃合いに、 とうとうピ、と水のボトルに指を差した。 「その間に片付けときますんで」 (-540) susuya 2023/09/17(Sun) 19:28:27 |
【人】 渡りに船 ロメオ>>91 ダニエラ 「ふ。そう、子供舌のね」 近付こうとしてやめた事にも、 仕事についてを言い淀んだ事にも、 小首を傾げるがそれ以上の追及はない。 今はバイトと客、それだけの繋がりで そこまで踏み込もうとはしない。 時勢柄、はお互い様だし。 「んお。はーい……」 待てと言われて何も聞かずに素直に待つ姿は、 大きめの犬のようだったかもしれない。 それからちゃんと帰ってきた貴女の手に持つものを見て、 「あー」と気の抜けた声を上げた。 缶が開けば猫はそちらに興味を示す。 またフニャアと鳴いて、やっとロメオの傍から離れた。 二人の間にちょんと座って見上げている。 (93) susuya 2023/09/17(Sun) 19:34:13 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「へいへい、そんじゃファミリー大好きロメオ君に 居心地の良い環境を提供し続ける為にも長生きしますかね」 あなたが笑えば、こちらもへらりと笑みを返して。 冗談めかして、ほんの少しの言質として、そんな答えを返す。 水のボトルを指差されれば、 仕方ないなと言わんばかりにやっと手を伸ばした。 「片付けは任せた」 なんとも不精な男。 片手をひらひら振ってお片付け宣言に堂々と甘えていた。 (-544) unforg00 2023/09/17(Sun) 19:49:01 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「これからだろ、多分。 貫禄の事を言うならオレもじゃねえの〜?」 コーヒーカップを傾けながら首を傾げる。 背丈である種の圧はあるだろうが、それは貫禄ともまた 違うものなのだろうし。 「負けたわ……トホホ」 そんなふうにふざけた返事をできるのも、 ロメオにとっては気を許した数少ない人数しかいない。 戯れにも相手が必要で、今回はそれに恵まれた。 「いやあ。別に? なんとなく色々考えてるだけ」 「人生って油断してると落とされるから」 世知辛い事をなんとなく気怠そうにぼやいて。 「や。やっぱ疲れてるのかもしれん。ちゃんと寝なきゃな。 昨日銃のメンテナンス頼まれてずーっとやってたから……」 (-548) susuya 2023/09/17(Sun) 19:55:29 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「やった〜。センパイ大好き〜」 なんとも棒読みだが、一応心は籠っていた。 ふざけた返答でも返答は返答で、 長生きしてくれればいいという気持ちは本当なので。 「ちゃんと酒抜いて寝てくださいよ。 二日酔いでやらかしたら助けられませんからね」 それは自分もまあまあ同じなのだが。 貴方が水を飲んでいる最中に片付けは済ませて、 飲みかけのボトルはちゃっかり持ち帰るために袋に入れて。 「お駄賃ありがとうございました。話もできてよかったす」 またのご利用お待ちしてまーす、なんて気の抜けた挨拶をして、ロメオはそのままその場を後にするだろう。 背の丸まった後ろ姿の足取りは、きっと来た時よりも軽かった。 (-550) susuya 2023/09/17(Sun) 20:02:55 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオ「ね、これからですよ」 付け加えるように。 先ほどのもったいない、という言葉に返答するように。 「いつか後悔したとしても、それは未来の自分にさせておけば。 この道を選んだから、今は頼れる先輩がいて。 美味しいパンがお腹いっぱいに食べられる」 これからの道がどれだけ険しいものだったとしても、生きてきた道を後悔する日が来たとしても、その時には取り戻せるものではないから。 今を楽しく生きて、その楽しさを大切にしよう、というわけだ。 「銃のメンテナンス?何丁分ですか? ……というか、何時間寝ました?休憩は? 珈琲飲んだらダメじゃないですか」 なんとも小言の連続。詰問というよりは労りの色が濃いが、うっかりそういうことを漏らすと、こうなってしまうのだ。 (-552) NineN 2023/09/17(Sun) 20:10:36 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「ふーん……意外と今を生きんのね」 「そんじゃあ後悔させないように、 ちゃんと頼れる先輩でいましょうかねえ」 ロメオにとっては楽観的にも聞こえるその意見は、 それでも前に進んでいく上では正しい思想だと感じた。 今から後悔して立ち止まっていちゃあ、 いつかは何もできなくなる気がするから。 であれば自分が彼に出来る事は、後悔の材料にならない事だ。 「何丁……?何丁だっけか。 これ全部やっといてくれって雑に渡されたんで……」 「3時間半は寝たよ。 割と十分だろ、寝られねえ時に比べりゃ」 なんとなくコーヒーカップを両手で守りつつ、 こてこて首を傾げながら思い出しつつ答える。 その内容には……小言に値するいくつかの問題はあるのだが。 この男にとっては割と日常だし些事ではあった。 (-554) susuya 2023/09/17(Sun) 20:20:58 |
ロメオは、頭上のハテナマークを増やした。何だったんだろ。 (a37) susuya 2023/09/17(Sun) 20:22:02 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「今更二日酔いには負けねえよ。何年やってると思ってんだ」 何年もやってるのはこの稼業なのか酒飲みなのか。 ともあれ傲慢は自信の表れでもあった。 「あいよ。またなあ愛しのロメオちゃんよ」 酒やつまみのお持ち帰りはご自由に。 酒飲みは妄言と共にひらりと片手を振ってあなたの背を見送った。 (-557) unforg00 2023/09/17(Sun) 20:28:39 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオ「そりゃあ、ね。 こうなる前にひととおり後悔はしましたから」 さらりと流したその言葉は、でも嘘ではなくて。 貴方に昔の話をしたことはなかった気もするが、なんとなく口をついて出てしまったもの。 「マフィアに拾われた子ども」であったことを、貴方が知っていても知らなくても、必要以上に触れずにいてくれるだろうという信頼からの気の緩みだ。 「いやっ……ア〜 ウー…… 時にロメオさん、この後の予定は?」 目に手をやり、唸り、頭をぶんぶんと振る。 なんだか忙しそうな挙動を一通り済ませてから、なぜかあなたの予定の確認が入った。 どうにか……休ませないと……という気持ちが目線に滲んでいる、かもしれない。 (-563) NineN 2023/09/17(Sun) 20:44:46 |
【鳴】 渡りに船 ロメオ「はあい、揶揄いました。すみませんでした」 反省の色があんまり見られない返事をしつつ。 「新聞かなんかで見た。 護身のために気を付けろみたいな感じの……」 「嫌だろ。酒飲んでただけなのに事件に巻き込まれるとか」 ここにあるのは純粋なカクテルだ。そんな心配はない。 マスターの目がある限りはそんな事も許されないだろうけど。 そしてこれを知ったのも同じファミリーの先輩に 教わったからなのだった。 こういう細かい嘘の数はもう覚えちゃいない。 「それ甘いんだ。いいな」 「俺も次は甘いの頼むかな……頼んだ事無いのとか」 先輩ぶるのはそこそこに、 自分も冒険してみようかなんて気持ちにもなった。 二人で初めてのお酒を頼むのも悪かないな、と思ったので。 (=6) susuya 2023/09/17(Sun) 20:52:24 |