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【人】 帳[ 顔を赤くしたと思えば、 怒られるってつぶやいて落ち込んだ様子の 君を見て、 可愛いな、 なんて吞気に思ってしまっていた。 まあ、怒られるのは他人事ではないんだけどね。 友達なのかって言葉には少し詰まった。 だって、僕はその場に居合わせただけだし。 結局、本当のことと嘘を織り交ぜて ] (48) alice_sanjou 2023/07/19(Wed) 1:03:50 |
【人】 帳友達…の友達、みたいな感じ、かな。 困ってるみたいだったから。 それだけだよ。 [ 可愛い女の子の前で格好つけたくて 何でもないような顔をして言う。 本当はそんなかっこいい理由じゃないのにね。 ] (49) alice_sanjou 2023/07/19(Wed) 1:04:19 |
【秘】 帳 → 緋彩……ごめん、 [ 変なこと言ったね、って 続けようと思ってたのに。 疑問の後に続くのは 僕の予想外の言葉だったんだ。 疑うでもなく、馬鹿にするでもなく。 僕の言葉をそのまま受け止めただけでもなく。 ] (-11) alice_sanjou 2023/07/19(Wed) 1:04:45 |
【秘】 帳 → 緋彩[ 君は、魔法使いなのかな? 口に出さなかったのは、 違ってたら恥ずかしい、なんて そんな小さいプライドが邪魔をしたから。 もしそうだとしたら、さ。 僕が願ってたこと、叶ったってことなのかな。 僕のことを信じてくれるような、 特別な人に会いたい、って。 ] (-13) alice_sanjou 2023/07/19(Wed) 1:07:18 |
【人】 帳……どういたしまして。 [ 改めて言われるとなんか気恥ずかしくなって ふっと目を逸らす。 多分恥ずかしいだけじゃなくて。 君の笑顔が眩しくて直視できなかったんだ。 それに、嬉しかった。 自分の力だって役に立つんだ 必要だって言ってもらえてるみたいで。 ] (50) alice_sanjou 2023/07/19(Wed) 1:10:32 |
【人】 帳そうだね、でもお兄さんは 怒るより先に安心するんじゃないかな。 君に何もなくてよかった、って。 [ この時間になっても帰ってないなんて お咎めなしとはいかないだろうから 怒られないと思うよ、 なんて気休めは言えなかったけど。 家の方向を教えてもらいながら 僕たちは家に無事に帰ることになるんだ。 ] (51) alice_sanjou 2023/07/19(Wed) 1:11:06 |
【人】 帳 *** [ 最初の出会いから少し経って。 再開したのは小学校の中、だったかな。 放課後、帽子が風で飛ばされて。 校庭の隅に植えてある木に引っかかってしまって 途方に暮れていた。 登って取ればいいんだけど。 ずっと前からある木、だとかで 木登り禁止、って言われてる木だった。 先生を呼ぶ間に またどこかに飛んでいったりしたら困るし どうしよう、って僕は木の下で悩んでたんだ。 ] (53) alice_sanjou 2023/07/19(Wed) 1:14:16 |
【独】 帳/* 着席遅くなってしまってすみません…… 信じるよ、に対してまだ信じたい、どまりなのは魔法使ってる瞬間見てないのと、信じるの次の軸の方が自然では?というあれ。こっちもちゃんとは打ち明けてないですしね。 ところで緋彩ちゃんのカラーコードは緋色だと思うんですけど間違ってたらどうしよう(( (-16) alice_sanjou 2023/07/19(Wed) 1:20:32 |
【独】 帳/* あと猫の話はできたら次で回収していきたい(メモ) 緋彩ちゃんがヒーローになりたい話は聞きたいですよね!私はききたい! (-17) alice_sanjou 2023/07/19(Wed) 1:22:12 |
【秘】 緋彩 → 帳どうして謝るの? [こてん、と。 私にとってその言葉は変な事じゃなくて嬉しいこと。 謝られる理由がわからないの。] (-19) moyamu 2023/07/19(Wed) 6:45:24 |
【秘】 緋彩 → 帳ふふっ あのね、 私はね 正義のヒーロー になりたいの [答えになってないずれた返答。 わざとじゃなくて、言いたくて仕方なかっただけなの。] (-20) moyamu 2023/07/19(Wed) 6:46:12 |
【秘】 緋彩 → 帳[嬉しい、という言葉に心の柔らかい部分がくすぐられて 思わず照れて顔がぽぽぽって、熱があがるの。 手を頬に添えて足をもじもし、とせわしなくしながら 私も笑顔を返したの。] あ、あ、あのあの あのね 私も…… (-21) moyamu 2023/07/19(Wed) 6:46:28 |
【秘】 緋彩 → 帳私はね、こうやってちょっとした風を吹かせたり ちょっとした怪我を治したり他にも出来るわ ……地味だけど つまり いわゆる 魔法使い なのよ [信じてくれる? って 私の視線はちょっと不安げだったかもしれないわ。] ** (-23) moyamu 2023/07/19(Wed) 6:48:39 |
【人】 帳[ 僕はヒーローなんて大層なものになれない。 なれないってわかってるのに。 そんなことないんじゃないかって 勘違いをしてしまったんだ。 それに気づいてしまったのはもっと後の話。 ] (62) alice_sanjou 2023/07/20(Thu) 0:49:17 |
【秘】 帳 → 緋彩……変だって思われるかもって 勝手にそう思っただけだから気にしなくていいよ。 [ 魔法使い、じゃなくてヒーローになりたいって 真っ直ぐな言葉にすごいな、って 素直に思ったんだ。 ] (-25) alice_sanjou 2023/07/20(Thu) 0:49:43 |
【秘】 帳 → 緋彩猫を探してたのも、そのため? 偉いね、君は。 [ でも、ヒーローは家族を困らせちゃだめだよ、 なんて自分のことは棚に上げて軽く言った。 言いたくて仕方ない、って顔の君の話は もっと聞いていたかったんだけどね。 今日はもう、遅いから。 ] (-26) alice_sanjou 2023/07/20(Thu) 0:50:19 |
【人】 帳[ 逸らした視線の先に移動してくるのを見て 少しびっくりして、困ったように笑う。 見られちゃったかな、頬が赤くなってるのとか。 目が少し泳いでるのとか。 出来たら格好つけたかったんだけど。 ] (63) alice_sanjou 2023/07/20(Thu) 0:50:42 |
【人】 帳[ いいお兄さんだね、とか相づちを打ちながら 家までたどり着いたら お兄さんにはお礼を言ってもらえた。 見つかってよかったです、っていい子みたいな 返事をしながら、内心嬉しかった。 役に立てたんだって舞い上がってた。 じゃあ、僕も帰らなきゃって そのあとは走って家まで帰ったんだけど。 遅すぎる、って怒られたのは僕も同じ。 そういう事は自分たちだけで解決しようとしない事 って釘を刺されてしまったんだ。 舞い上がってた僕は その忠告を聞き流してしまったんだけど、ね。 ] (64) alice_sanjou 2023/07/20(Thu) 0:51:26 |
【人】 帳 *** [ 同じ学校にいるって 最初は思っていなかったんだ。 だから。君の声が聞こえたときはびっくりした。 ] え、ひいろ……ちゃん? 助ける、って、どういう…… (65) alice_sanjou 2023/07/20(Thu) 0:51:50 |
【人】 帳[ 木に登るつもりなら止めようかなって ちらりと思ってたことはすぐに消えた。 そういう様子じゃなかったから。 何か集中している様子の彼女を見ていたら 帽子を狙いすましたように風が吹いた。 いや、風が吹いたんじゃなくて、これは……。 落ちてくる帽子を見事にキャッチした 彼女を見ていると、答え合わせみたいに 今の現象が何だったのか教えてくれた。 ] (66) alice_sanjou 2023/07/20(Thu) 0:52:16 |
【秘】 帳 → 緋彩魔法…… [ 魔法って言われても嘘だとは思わなかった。 地味なんだけどって君には言われたけど 僕はそうは思わなかった。むしろ…… ] え、風を吹かせる以外にも いろいろできるの? すごい!かっこいい! [ 目を輝かせてそう言ったあと。 ] (-27) alice_sanjou 2023/07/20(Thu) 0:54:51 |
【秘】 帳 → 緋彩[ あの時思ってたことは本当だったんだ。 最初は冗談とか、聞き間違い、とか。 臆病な僕は色々考えて口にできなかったけど でも、今なら。 ] 信じるよ、君が魔法使いだってこと。 特別な力を持ってるってこと。 だって、僕も同じだからさ。 (-29) alice_sanjou 2023/07/20(Thu) 0:56:11 |
【秘】 帳 → 緋彩あの日、君のこと見つけたよね。 あれ、偶然見つけたんじゃないんだ。 僕はね、探したいものの場所が分かるんだ。 [ 君の魔法より地味かもしれないけどね、って 頭を掻きながら言って様子を伺った。 きっと信じてくれるとは思ったけど それでも、君の力に比べれば分かりにくいものだし 不安な気持ちは少し、あったから。 ] (-30) alice_sanjou 2023/07/20(Thu) 0:57:38 |