人狼物語 三日月国


225 秀才ガリレオと歳星の姫

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視点:


【秘】 ユスティ → エウロパ



   この事件を生徒に先回りで解決されたなどと
   教師陣の面目は立たないだろう。

   それを見逃してやるから
   エウロパのことも見逃せ。

   ユスティはそう言いたいがために
   わざわざエウロパを追い出していた。

   もしエウロパがここにいれば
   魔力の扱いに長けると言われる自分と先生を
   疑う者などいない。


            誰のせいかなど、一目瞭然だ。



(-21) 西 2023/10/02(Mon) 0:02:33

【秘】 ユスティ → エウロパ



    ならその犯人のイメージに当てはまる者など
    初めからいなかったことにしてしまえばいい。


(-22) 西 2023/10/02(Mon) 0:03:16

【秘】 ユスティ → エウロパ



    「では、ボクはこれで。」


(-23) 西 2023/10/02(Mon) 0:03:42

【秘】 ユスティ → 教師 モモイ



    「不思議なことを言いますね。
     ボクにそんな優しさがあるとでも?」


(-26) 西 2023/10/02(Mon) 0:06:38

【秘】 ユスティ → エウロパ



    「不思議なことを言いますね。
     ボクにそんな優しさがあるとでも?」


(-27) 西 2023/10/02(Mon) 0:07:50

【秘】 ユスティ → エウロパ



    どうやらモモイが気になるのは
    自分の態度のことのようだ。

    ユスティにとっては慣れた質問で
    答えるのは容易な事だ。

    しかしモモイの目はユスティの片腕を
    捉えて決して離さない。


(-28) 西 2023/10/02(Mon) 0:08:37

【秘】 ユスティ → エウロパ



   やはり隠しても無駄なようだと
   観念したユスティはその掌をモモイに見せる。

   掌は醜くひびわれ、ひびからは
   赤黒い血と魔力が混ざった液体が零れていた。


   数日すれば治るだろう軽傷だが
   見る者にとっては痛々しくもあるだろう。


(-30) 西 2023/10/02(Mon) 0:10:56

【秘】 ユスティ → エウロパ



   「力を正しく使わないことは罪かもしれません。

    ですが力を持って生まれてきたこと
    そのものが罪になるのは道理がちがいます。

    持って生まれてきた子に、罪はないんです。」


(-31) 西 2023/10/02(Mon) 0:11:36

【秘】 ユスティ → エウロパ



   「あの子の才能に嫉妬し続けたボクが言うのは
    ひどく滑稽に見えるかもしれませんけどね。」



(-32) 西 2023/10/02(Mon) 0:12:58

【秘】 ユスティ → 教師 モモイ



   「ですが好きな女の子の前でくらい
      格好のひとつくらいつけたいんです。

    たとえ嫉妬に薄汚れて
      もう彼女の隣にいる資格がないとしても。」

(-33) 西 2023/10/02(Mon) 0:16:19

【秘】 ユスティ → エウロパ



   苦笑混じりの表情をモモイに向けて
   ユスティは教室を後にする。

   エウロパがどこにいるかはさておき
   今の話を聞いていないことを願っておこう。

   それにもしも出会うことがあったのなら
   慰めのひとつくらいはしよう。*



(-34) 西 2023/10/02(Mon) 0:18:25

【秘】 エウロパ → ユスティ



   教室から出たものの、
   私が引き起こした問題で、私が悪いのは明らか。

   怒られて当然だとも思っていたから
   教室を出てすぐの廊下でじっとしていたんだ。

   盗み聞きしようと思ったわけじゃないんだけど。
   今いる場所だとどうしても話が聞こえてくる。
   泣きながら話を聞いていれば、
   ユスティがしてくれようとしたことが
   少しずつ、みえてくる。


  
(-41) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:47:48

【秘】 エウロパ → ユスティ



   そっか、庇われたんだ、私。
   助けられただけじゃなくて。


   私は退学処分にすらなりかねないと思ってた。
   ユスティが来てくれなければそうなってたと思う。


  
(-42) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:48:28

【秘】 エウロパ → ユスティ



   ………すごく迷惑をかけちゃったな。
   ユスティは大丈夫、なのかな。
   手までは見れていなかったけれど
   私が魔法で出した水なんだから
   かなりの魔力を含んでいたはずで……。


   問題が全くないとは言えなさそうだけど
   詳しく聞く暇もなく教室を出てしまったから
   ユスティがどうなったか分からない。

  
(-43) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:49:02

【秘】 エウロパ → ユスティ



   次に会ったらお礼を言いたいし
   何か不調がないか聞かなきゃ、とか
   思うことはいろいろあるけれど。
   

   ユスティが教室を出る前に
   ここを離れなきゃ、って立ち上がったら
   まだ二人の話は終わりじゃないらしい。

  
(-44) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:49:22

【秘】 エウロパ → ユスティ



   ……モモイ先生にはお見通しなんだ。
   私がユスティのことを信じてるってこと。
   ユスティにはそれが伝わってないのかな
   さっきの態度で自信がなくなってた。

   優しくなければ助けないよね、
   そう思ったのは私だけじゃなかった。

  
(-45) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:49:56

【秘】 エウロパ → ユスティ


   
   
「手…………?怪我、したのかな。」



   それを目にしたのなら
   私はきっと冷静じゃいられなかっただろうね。
   わかってて、私の目に触れないようにしたのかな。


 
(-46) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:50:20

【秘】 エウロパ → ユスティ



   ユスティの言葉はまだ続く。
   
W力を正しく使わないことは罪W


   私の事、だ。
   ユスティの言う事が正しいだけに
   苦しくなってきてしまう。

   全部私の不注意で起きた事。
   努力をどこか避けているのも含めて。

   
全部私が悪い。私なんていなければ………。


 
(-47) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:51:08

【秘】 エウロパ → ユスティ



   これ以上を聞きたくなくて。
   泣きながら走ってその場を後にした。


          
だから、大切な箇所を聞けないまま。


  
(-48) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:51:42

【秘】 エウロパ → ユスティ



   教室から離れた私は
   よくわからないまま走って。
   中庭で息を切らして転んでしまうんだ。

   ………怪我こそしなかったけれど
   上手くいかないな、色々と。



        もし君に会えたなら。
        手、大丈夫?ってまっさきに聞くんだ。*

 
(-49) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:52:21

【墓】 ユスティ



   エウロパは抜けているところもあるが
   実際そこまで馬鹿なわけではない。

   だからこそ不思議だ。
   何故彼女は一向に制御する術を覚えられないのか。

   それは魔法を扱えないのと同じ
   心の問題を疑うべきなのかもしれない。>>+32


(+41) 西 2023/10/03(Tue) 1:03:26

【墓】 ユスティ



   いつか聞いてみてもいいかもしれない。
   なにか魔法を扱うことに抵抗があるのか

   それともなにか心残りがあるのか。
   やや踏み込んだことかもしれないけれど
   エウロパのために必要かもしれないから。



(+42) 西 2023/10/03(Tue) 1:03:54

【墓】 ユスティ



   だがそれを聞けたとしても
   心を都合よく動かすのが至難だからこそ

      魔法とは面白可笑しい代物なのだ。



(+43) 西 2023/10/03(Tue) 1:04:24

【墓】 ユスティ



   「別にボクは優しくしたつもりは無い。>>+37
    宿題だってキミがやっただけのこと。>>+36

      ボクがキミに向けた優しさなんて
      コロッケくらいだろう?大したことじゃない。」


(+44) 西 2023/10/03(Tue) 1:05:01

【墓】 ユスティ



   飛んでいく鳥を眺めながら
   ユスティはエウロパに答える。

   意図して彼女に優しくするなど
   とうの昔に過去の氷花として砕け散った。


   エウロパにとっては今も優しさに見えるのだろうか
   自分の信条に従っただけで自分の為でしかないが
   解釈の違いを正すことに意味などない事は知っている。


    「ただボクは正しくあろうと
     努力した人は報われるべきだと思う。

               それだけのことだ。」


   ユスティはホットサンドを食べる傍ら
   汚すまいホットサンドを持っていなかった手を
   エウロパへと伸ばすと、優しく頭を撫でた。


(+45) 西 2023/10/03(Tue) 1:06:50

【秘】 ユスティ → エウロパ



     「今日はよく頑張った。偉いね。」


(-50) 西 2023/10/03(Tue) 1:11:13

【秘】 ユスティ → エウロパ



     誰もいなくなった食堂で
     少しだけ心の距離を縮める。

     寮に戻るまでの間
     この時だけはまるであの頃のようだった。**



(-51) 西 2023/10/03(Tue) 1:12:11