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【秘】 ユスティ → エウロパそうやって彼女を元気づけたものの 今の自分の魔力では彼女は満たせない。 まずは手始めに頭から流れる血を止めよう。 しかしいくら止血をしたとはいえ 魔力の奔流を止められたわけではなかった。 ともなればやるべきことは 応急処置的な意味の僅かな魔力を最短で与え すぐに学校の医務室に連れていくこと。 (-22) 西 2023/10/05(Thu) 9:26:52 |
【秘】 ユスティ → エウロパ整えるにしろ分け与えるにしろ 魔力の伝達と共有の効率は 触れた肌の面積に比例する傾向にある。 片手よりも両手の方が優れている。 両手よりも全身の方が優れている。 しかし今は両手でも全く足りないのだ。 いま迷っている時間は、ない。 (-23) 西 2023/10/05(Thu) 9:30:04 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 荒れ狂う風に木々は倒され 寒さに草花は凍り付いて 森にいたはずの生命は力尽きたのか 異常を察知して逃げてしまったのか。 何の気配も感じない。 ひとりぼっちなのはあの時と一緒。 自分じゃこれを止められない。 でも、せめて誰も巻き込まないように。 無意識の行動のせいで、私は死にそうだけど。 君を危険な目に遭わせずに済んだのなら、それで… (-36) alice0327 2023/10/05(Thu) 17:41:03 |
【秘】 エウロパ → ユスティ不意に、自分以外誰もいないはずの森に 魔法使いの気配が増える。 私は、その魔力の持ち主を知っている。 (-37) alice0327 2023/10/05(Thu) 17:41:40 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 浮かぶ疑問をすべて言葉にすることは出来ず 掠れたような声しか出ない。 体に力が入らない。 魔力が失われ続けているせいで 起き上がることさえできず、君の方を見る。 ごめんね、って謝らなきゃ。 言いたいことはいっぱいあるのに。 (-39) alice0327 2023/10/05(Thu) 17:43:21 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 意識を保つことがやっとの状況では 君の励ましの言葉も、何をしてくれているかも あまり、理解は出来ていなくて。 責任って言葉の意味を理解する前には もう、私はユスティに抱きしめられてた。 そして―――――。 (-40) alice0327 2023/10/05(Thu) 17:43:55 |
【秘】 エウロパ → ユスティ口元に感じる柔らかな感触。 微かに目を見開いて、すぐに閉じる。 身体に魔力が流れ込んでくる。 どうして、ここまでしてくれるの? わからない、けど。 (-41) alice0327 2023/10/05(Thu) 17:44:57 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 君の腕の中で、淡く微笑んで ずっとずっと伝えたかったことを言うと。 満足したみたいに、私は意識を失った。* (-43) alice0327 2023/10/05(Thu) 17:46:07 |
【秘】 ユスティ → エウロパ想いは力に変わる。 歴史に学んだことは間違いではなかった 決して成功しなかった魔法が成功したのは 彼女を守ろうという想いが強かったのだから。 とは言ってもユスティが劇的な進化を遂げるわけでも 急に魔力を得られるわけでもなく、 代償としてやってくる枯渇による疲労は著しい。 (-44) 西 2023/10/06(Fri) 21:24:15 |
【秘】 ユスティ → エウロパ死んでも構わないと思っていたわけではない。 しかし命を懸ける気だったのも本当のこと。 膨大な器に注ぐにはあまりにも微力すぎる魔力も 注ぐ側にとっては命懸けで ここからは生半可な覚悟では立ち入れない世界だ。 (-45) 西 2023/10/06(Fri) 21:24:49 |
【秘】 ユスティ → エウロパユスティがエウロパを抱き上げる。 エウロパの心を表すかのように さっきまでの異常な嵐が収まっていた。 これならなんとか歩いて抜けられるだろう。 今となってはもう先生達の助けなど あてにしたところで仕方がない。 頼れるのは己の足だけ。 姫を守れるのは自分だけしかいない。 (-48) 西 2023/10/06(Fri) 21:27:31 |
【墓】 ユスティ*** しかしエウロパは独りではない。 彼女を助けようとする人は必ずいる。 狼狽える先生や生徒など 初めから眼中にはない。 そして意外にもその人は天才というよりは秀才で 薬学においてはユスティを超えていると言っていい。 彼女の素直な性格に惹き込まれたその一人は まるで待っていたかのように ユスティが向かったその先、医務室にいた。 (+55) 西 2023/10/06(Fri) 21:29:46 |
【墓】 ユスティシトゥラに困ったような笑みで答えると エウロパを医務室のベッドに寝かせる。 彼女の置かれている状況は わざわざ言わずともシトゥラなら分かるはずだ。 「今回の暴走はだいぶ酷いね。 一体何が原因なのか…わからないな。」 ここまで事態が悪化することも珍しい。 まさか自分が大きく起因しているなどと その程度を計り知るには至らず 薬を受け取りながら表情を曇らせた。 (+57) 西 2023/10/06(Fri) 21:31:26 |
【墓】 ユスティ受け取った薬をエウロパに与えると シトゥラの方へと向き直る。 「エウロパからも聞いたことがあるかな。 昔、ボクが彼女の前から消えたって話。」 天才には話せない。 かつて犯した過ちと、決して語らなかった心の奥。 (+59) 西 2023/10/06(Fri) 21:35:26 |
【墓】 ユスティユスティはふらふらと歩き出す。 責任を取ると言った以上、 エウロパから逃げることはない。 しかし今この手を、 魔力が枯渇し、ひび割れた手を エウロパに見せるわけにはいかない。 (+63) 西 2023/10/06(Fri) 21:38:57 |
【墓】 ユスティ「少し屋上で治療してくるよ。 ここでキミの治療を受けてしまったら エウロパに気づかれて 彼女はきっと自分を責めてしまうから。」 (+64) 西 2023/10/06(Fri) 21:40:05 |