人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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視点:


【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 徒花 テオドロ

「……いつかその時、お前がどれだけ嫌がろうと。
 俺はテオドロ・アストーリという人間を本気で知ろうとするだろうよ」

たとえ友人関係にヒビが入ろうと、やりたいもんはやる。
全裸になって言うような台詞でもないなと内心笑いながら口調は真剣であった。

「その誠実さも素直じゃないところも、なんだって調べてやる。
 俺に気に入られちまったから仕方ねえな?
 見つけられたくない自撮り写真があったら消しとけえ、何から何までとことんやってやる」

まるであなたの家にガサ入れをするかのような例えを使って大袈裟に嘯く。
こんなにひけらかして言ってやったのは初めてだった、今この瞬間に帰られても仕方ないかもしれない

「そこまでして、俺が納得するまで調べ上げた、
 心から安心できたやつと酒を飲めたら……」

どれほど喜ばしいか、一人ぐらい欲しいもんだ。と口を滑らせた。
(-246) toumi_ 2023/09/18(Mon) 22:19:56

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 徒花 テオドロ

「そんなこと、なのかもな。
ずっともやもやさせてて悪かったよ。」

自分にとっては何よりも譲れない事であり
今も猶、譲っていない事なのだけれど。
弟にとって良くない影響を与えていたのならば
それは謝るべき事で、改めるべきこと。

「立場的にも指揮を執る事もあるからな。
止む負えずってところもあるだろうが。
やっと気づいたか、馬鹿野郎。」

言葉とは反対に声音は穏やかで。
それは自分にも思うところがあるからなのだが。

「俺に憧れるのは結構だし、満更でもないけどな。
お前にはお前にしか出来ねえ事があるって気づけよ。
テオドロにしかない価値ってもんがあるんだ。」
(-249) ぴんじぃ 2023/09/18(Mon) 22:46:06

【秘】 pasticciona アリーチェ → 徒花 テオドロ

「い、言わないわよ。家でこうして二人だから言ったの。
 外だとわたしはともかくテオを巻き込んじゃうし……」

なら監視カメラが部屋にでも仕掛けられていたらどうするのだろうか。そこまで考えが及んでいないのか、考えていても自分だけしかそう言う目に遭わないと思っているのか。

「……寒さと空腹の心配をしなくていいのは、良い所ね。
 うん、そうね。死ななければ終わりじゃない。
 何があっても、生きてさえいればまたこうして二人で……」

話せるよね。
俯きながら小さく呟いた声色は、言葉とは裏腹な不安が付きまとって離れないのを暗に示している。

「でも、変わる変わらないに関わらず、さ。
 テオが傍にいてくれてるから。
 わたし、今もこうして頑張れてる所、沢山あるよ。
 ……いや、比べたらわたしは本当に何もできてないんだけど……成果も階級もてんで違うもんね」

身長を測りでもするかのように、あなたのおでこを見ながら右手を翳す。警部補と巡査、気づけば二つも抜かされてしまった。

「……ふふ、マフィアにほら見ろ。って、言われちゃうよ。
 窮屈なんて言っちゃうとね。
 それとも、警察になった事後悔してる?」
(-254) poru 2023/09/18(Mon) 23:03:59

【秘】 徒花 テオドロ → 月桂樹の下で ニコロ

「そうです。あんたが悪かったんだ」
「……俺も。少しは……浅慮だったと認めてやりましょう」

素直になれない弟分の、最大限の譲歩。
唇を僅かに尖らせて子供のままな一面を見せて。

「それを今すぐに吞み込むことはできないけど。
 ニコロにはできなくて、俺にできることは確かにある。

 だから囮なんかとしてではなく、
 やれることをやるために。矢面に出てやろうと思う、んだが」

少しだけ歯切れが悪そうに、言葉を途切れさせる。
逡巡して、観念したようにしっかりと深呼吸をしてから。

「後で文句言わないでくださいね」
「俺は今、とてつもなくロクでもないことを考えています。
 きっとびっくりするでしょう。怒られたっていいですけど」

「もう誰にだって。ニコにだって俺を止めることはできない。
 背中を押したのは兄貴、あんただからな」

あなたが認めた自分の価値ってものを、
ちょっとは信じる気になった。それ故に晴れやかに笑う。

こんなろくでなしを制御できるのは自分しかいないのだから、
それだけでも。全てを諦めない価値くらいにはなるんだろう。
(-310) backador 2023/09/19(Tue) 7:04:33

【秘】 徒花 テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ


「自ら友達を無くしにいくなんて。
 理解はできますが到底無益な行動だと思いますよ」

それは尊重と諦念を交えた言葉。
自分のことを調べつくしたならきっとあなたは失望するだろうという、後ろ向きでありつつ、己の感性に基づいてそれを許容するかのような。

「テオドロ・アストーリは見かけ以上に、
 どうしようもなく自分のことしか考えていない、
 まともに人付き合いが出来やしないひねくれ者です」

「後ついでに言えば、
 自撮りのしようもないくらい写真写りが本当に悪い」

おどけたようにほんの軽く指折り数えて、
それでいて真正面から丸裸にされることを受け止める気でいる。

「それでも安心できるような物好きだとしたら。
 癪なことに、俺はその時もあんたと酒を酌み交わしているんでしょうね」

そして、そんな未来は想像もしたくないと。
嫌味以上に挑発でもするかのように暗く笑う。

あんたのことはそれほど好きでもなんでもない。
裏切られる余地も、関係が崩れる憂慮すらも要らない。
建前を並べることしかできない、不器用な姿勢だった。
(-313) backador 2023/09/19(Tue) 7:23:20

【秘】 徒花 テオドロ → pasticciona アリーチェ

「あんただけでも別に良くはないってば」

文句を主張するべく、しっかりと言い咎める。
幼馴染に共通していることだが、どうして自分の危機となるとこうも鈍感になってしまうんだか。

続いた言葉に対しては、根拠のない言葉は吐きたくないが、
多少なり不安定な気持ちも汲んでやりたいと思ったために、
「死ぬよか可能性がありますよね」くらいは言ってやる。

「自覚があるならもっと改めるか、
 むしろ堂々とでもしていたらいいんですよ。

 アリーは選んで、警察自体には成れて、少なくともクビにはされていない。
 足を引っ張ろうとそれだけは胸を張っていい」

褒めてるんだか貶してるんだかよくわからない発言を並べて。
最後が苦言で終わってないあたりは、近況の事もあり、
どちらかといえば褒めている寄りではある。男はそう思っている。

「警察になったことを後悔することはない、
 だが、まあ、他にもっといい方法はないか考えてしまう」
「最終的には警察じゃない奴らだって別に窮屈には変わりない、という結論にも至る」

だから踏みとどまらないといけないんだろうな。
トルタを食べ進める手は、カロリーに飢えていたのかいつも以上にペースが早かった。
(-315) backador 2023/09/19(Tue) 7:31:06

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 徒花 テオドロ

最初よりも余程、真っ直ぐ前を向いた弟分。
見違える、とはこの事かもしれない。

「…そういう事なら止めねえよ。
文句も言わねえ。自分でやり切ってみろ。
俺も、俺の為すべき事を為す。」

弟の進む道と、自分の道。
恐らくは両者とも、ただでは済まない。

「先に、謝っておく。
何を、とは今は言えねえけどさ。」
(-347) ぴんじぃ 2023/09/19(Tue) 11:17:50

【妖】 徒花 テオドロ

「賢明だと思いますよ。
 この状況下で一人でいて良いことはあまりない。
 共にいる相手が信用ならなければそうともいかないが」

お互いにそこまで腹を割って話せていないわけでもなかったはず。言外にはそう示して。

「大したものは出せませんが、
 迷惑にはならない程度に勝手に寛いでください」

何をするでもなくソファに座っていた男はさも何も気取ってないかのように。家の中は最低限の日用品が点々と置かれているだけで、どことなく殺風景であった。
($10) backador 2023/09/19(Tue) 16:38:29
テオドロは、くしゃみをした。噂でもされてますかね。
(a15) backador 2023/09/19(Tue) 17:43:30

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 徒花 テオドロ

……俺が情けないのか、お前が強いのかわからんな


想像しうる様々な可能性を遥かに超えた回答が返ってきて、一瞬口元を引きつらせてしまった。これは両方かもしれない。

都合なんて悪いことばかり、酒癖は悪いから口を滑らしても良いように個室の店をわざわざ選んで、話の内容と裏の顔の格差はどんどんと開いていて。
関わるだけ損で、いつかは貴方のために縁を切らねばとも考えたこともあったか。

「不器用なのは同じなんでね。
 ……なんだ……避けもしないのに写真うつりが悪いのか。
 教えてやろうかあ? 色男に見える角度ってのがある。
 今のうちに撮っておくのも悪かないな」

実際はここに損得なぞ存在しておらず、無くなるものがあるとすればそれこそ話す機会だけ。
法案の件がなくとも、諦めるつもりはこの瞬間になくなっていた。

「たまには懐いてくれてもいいんだぞ、猫の扱いには慣れてるが」 
「俺はいつでも世話焼きの愚痴を聞くのを楽しみにしているからな」

男にとっての裏切りは、貴方の前から姿を消すこと。
裏の顔を考えれば当たり前で、誰かにとっては些細なことになるのかもしれないが。
たとえ裏切ることになっても変わらず貴方らしく生きてほしいと願うのは酷く傲慢なのだろう。
だから甘えは之っきりにしようと決めたのだ。

「さ、逃げも隠れも出来ない場所だ。
 観念して正体明かすんだな」

お互いに、なんて。そんな明け透けに語らうまで仲良くないが、やはりこのぐらいで丁度いい。
(-427) toumi_ 2023/09/19(Tue) 19:00:48

【秘】 pasticciona アリーチェ → 徒花 テオドロ

 
「……ふふ、そう、だね。ありがとう、テオ。
 わかっていても、誰かが傷付くくらいなら自分がって、つい前のめりになっちゃう時、あるんだよね」

その結果が捕まっただの任務の有無問わず足を引っ張る愚行。
普通ならば見捨てられたって仕方のないレベルの鈍さだ。
自分の価値を理解していない、と言う程ではないはずなのに、"その時"がくると自分をつい勘定から外してしまう。

「私、この出来で堂々としてたら……
 警察内での嫌な女1に輝いちゃわないかしら……
 ……うん、でもそう。足引っ張ってばかりだけど、
 貢献できてる事も0じゃないし、まだクビににされてない」

「でも、二人がいてくれたから、頑張れてるんだよ。
 辛くて悲しくて行き詰っても、いつもテオとニコが手を差し出してくれる。本当に、ありがとうじゃ足りないくらいなんだ」

満面の笑みに変わったのは、貴方がアリーと呼んでくれたから。
TPOを弁えているだけだとはわかっていても、子供の頃の愛称で
呼んでくれるのは、やはり格別の喜びらしい。

「そうだね、一般人も、マフィアも、みんな何処かは優れているけど、どこかで我慢しないといけなさそうだし……」
「警察が特別窮屈に見えるのはきっと見え過ぎちゃうから。
 だから正義感が邪魔をしたり焦らせてくるんだろうね」

「テオは、そう言えば何で警察になったの?
 似合うけどさ。気質も向いてそうだし……適材適所?」
(-440) poru 2023/09/19(Tue) 20:16:47

【秘】 徒花 テオドロ → 月桂樹の下で ニコロ

「じゃあ俺は謝りません」

だって、こちらは謝る理由がないのだから。
一度開き直れば後ろめたさは全部失って。

「とはいえ……こちとら、あんたの背中を見て育ってますから。
 やりようによっては学んでしまうかもしれませんね」

そうして軽い釘を刺しておく。
向かう道は一度離れていても、此方はやはり背を見せない。
何故なら兄貴分の背中を見てばかりいるものだから。
(-455) backador 2023/09/19(Tue) 21:02:04

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 徒花 テオドロ

「ふはっ。言うようになったじゃねえか。
だが、まだまだ甘いなぁ。」

釘を刺してくる弟分に
まだまだ自分は言っていない事がある。
見せていないものがある。

けれどそれは、此処で言うべきではない事だから。
どうせそう間を置かずに、分かる事だろうけれど。

「俺のやり方は絶対お前には真似出来ねえよ。
つか、真似すんなよな。」

だから、笑って言ってやるのだ。
貴方はこんな男にならなくていい。もっと上を目指せ、と。
(-468) ぴんじぃ 2023/09/19(Tue) 21:48:33

【妖】 徒花 テオドロ

「置いたって俺の心を動かすものは、
 そうそうあるわけじゃないですから……」

「寝心地の良いベッド、
 座り心地の良いソファ、
 あとは多少の趣味さえあれば、それで」

大窓の外、バルコニーの方を見遣れば、
花壇と秋の花が幾つか覗いている。
それしかこの部屋の色どりに寄与していないのである。

「そっちは落ち着かなくて衝動買い、ですか?
 何となく納得しますね、あんたが女々しい真似してると」

ローテーブルへと視線を向ける。
拡げたければ拡げてやればいい。
($12) backador 2023/09/19(Tue) 22:17:26

【人】 徒花 テオドロ

>>8 ヴィンセンツィオ 0日目

「……それをやるのは俺でなくていい、と思ってしまいます。
 親しみのある警官や、人を頼りにする生き方は、
 なにも全ての者が行う必要なんて無いのだと……

 いや、分かっているんです。ある程度は荷を預けられる相手を持つこと、それを拒まない者がいることだって理解してないわけでない」

それすら無駄と切り捨てられるほど、己は冷酷でも愚昧でもない。結論は出ていて、対して論ずることも今の自分の中では終わっている。

「俺には向いていない」
「でも、だから……出来ないわけではなく、
 ただ時間がかかるというだけなのでしょうね」

故に必要以上に踏み込まれないことも相まって、
反発ではなく、なだらかな形の譲歩に落ち着いていた。

「……こちらが付き合うのは構いませんが……ああ」
「いえ、何でもありません。
 お気になさらず、結局は行き先が同じなんですから」

甘えることも大事。合わせた歩調と共にその一歩目を行く。

#街中
(27) backador 2023/09/20(Wed) 1:11:25

【置】 徒花 テオドロ


ようやくわかった。自分にしかできないことが。

あまりにも遠回りをし過ぎた。簡単なことだったんだ。
苦手な奴を突き放すべく嫌われ者を演じるなんて、
息をするように行い続けてはいたんだから。

この荷は誰にも預けない。預けられない。
けれど泥船に纏めて捨ててやるのは、
次善の択としてそう悪くないもののように思えた。

「万年筆かボールペンでしか受けつけない、か。
 全く、どこまでも非効率的な真似をさせてくれる」

俺が全部やるのが早いから。皆が幸せになるから。
そんな心の奥底を覆った本音寄りの建前はもういい。

自分の価値だって、誰かにはもう預けない。
俺はそうして漸く俺の持っている価値を肯定する。

「こんな物なら幾らでもくれてやりましょう。
 自棄でもなく、諦観でもなく、
 後の者に託すために、俺はその礎となる」

兄貴分でもない、幼馴染を守るものでもない。
遥か遠くに見た、三文芝居の立役者。

ただその幻影を目指して、
膨れ上がり、育ってしまった影が役に立てるなら。
(L5) backador 2023/09/20(Wed) 2:25:06
公開: 2023/09/20(Wed) 2:05:00
テオドロは、辞職願を書いた。
(a20) backador 2023/09/20(Wed) 2:25:33

【独】 徒花 テオドロ

さて、これを兄貴分のせいにするか、
どこぞの厄介な食虫花のせいにしてやるか。

否、第一はこんな道理の通らない法を通した奴らからだろう。
心からの嫌味を沢山ぶつけるために未来に想いを馳せる。

何もかも。今から楽しみだ。
(-531) backador 2023/09/20(Wed) 2:27:37

【秘】 徒花 テオドロ → pasticciona アリーチェ


誰に似たんだかと肩を竦めては半目を向ける。どちらかといえば自分よりか兄貴分の方に責任を押し付けたくなる。

「俺は嫌な男No.1の自負がありますが、
 それだって図々しく警察署にいますけどね。

 あいつも、俺も、当然のことをしたまでだが……
 感謝の言葉で足りないのであれば、
 当然のように受け取っていていいという訳です」

あからさまに機嫌がとれた様子を見て、
安いなあ、狙い通りだなあ、とぼんやり思い浮かべる、
その裏によかったという安堵をひっそり隠しつつ。

「見え過ぎちゃうから……そうか。
 ……そういうものか。俺に正義感なんか無いとはいえ、
 中途半端に知りすぎてしまうのは損なのかもな」

現状を打破できるのであればともかく、
そうでない時の至らない全ては毒にしかならないのだ。

「適材適所と思うならそれでいいんじゃないか。
 自分でも向いてると思っただけで大した理由はないですから。

 もっと辿ればこの目で信用できるものを確かめたい、とか、
 守る力を得たいとかあったが、警察である必要はなかった」

それこそ──別にマフィアとかでもよかった。
選ばなかったのは、そちらが向いていないと思っただけで。
(-545) backador 2023/09/20(Wed) 6:24:38

【秘】 徒花 テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ


眉を顰める。決して鈍感な方ではない。今の答えが満足いくものかはともかく、何か琴線に触れたことくらいは察して、やはり物好きめと密かに心の内で詰る。

「裸の付き合いや同衾を通り越して、
 更に裸でいるところを撮られるとなると……
 法外な金額でも貰わないと割りに合いませんね」

それならそれでいい。
人に好かれる性質ではないと認識していれど、
肯定されることが嫌いなわけでもなかったから。

「愚痴というか、苦言をそっくりそのまま言ってやっても別に構わないんですが……」

「少なくとも、あんたが扱い慣れているであろう、
 女でも猫でもないことは確かだな。
 逃げも隠れもしないさ、俺はただ選んでここに居る」

最初から変わらない。その報いとして何をされようと後悔することだってきっとない。
どうせ今更逃げ切れるものでもないのだ、なるようになればいい。
(-555) backador 2023/09/20(Wed) 7:44:11

【秘】 路地の花 フィオレ → 徒花 テオドロ

あなたが寝てしまってから。
物音を立てないように近付いて。

その首にアスターの花の意匠がほどこされたシルバーネックレスをかけて、服の中にしまった。
気付かなくても構わない。出来るなら、無事でありますようにと願いと祈りを込めて。

「……万が一があっても、1人じゃないことを忘れないで」

なんて、少し贅沢かも。
(-609) otomizu 2023/09/20(Wed) 17:25:26
徒花 テオドロは、メモを貼った。
(a24) backador 2023/09/20(Wed) 17:42:14

【神】 徒花 テオドロ

「警察が職を辞する時、同僚たちの不安を煽るのは以ての外です。
 何処かの国では『It's an ill bird that fouls its own nest立つ鳥跡を濁さず』とでも言うのでしたっけ?」

#警察署 内。敢えて反社会組織法を積極的に支持している上司に対し、辞職願を叩きつけているところだった。
それもどこかデスクの上ではない。本当に警察署のその辺≠セ。
常識外れにも程があるし、相手の眉間の皺からもそれが窺える。

品定めするような目線すらも今は愉快に感じられた。
光を感じない人間から定められる価値に何の値打ちがあることか。

「礼儀やマナーとしても、置いて頂いた恩義がありますから、
 同じ心構えを持つ者同士、顔を立てる必要も……あるでしょう。重々承知の上、僭越ながら述べさせていただきますが」

「───今の警察。特に反社会組織取締法が、
 信用ならないというのはお分かりですね」

御託を並べるのをやめて、
単刀直入に言ってやれば空気が一変するのを感じる。
目の前からだけではなく、方々から伝わってくる突き刺すような視線。息のかかった人間たちである顕れに他ならない。

「道理のなっていない法のもとで、悪を作り断じるなんて……全能にでもなったおつもりですか?」

返す自分の表情は、いつも通り嫌味ったらしい笑み。
昨日までよりもずっと迷いがなく、
心から相手を侮蔑するような神経を逆撫でする、
礼の欠片もないろくでなしの顔つき。

堪忍袋の緒が切れたか、
赤い顔の上司は怒りに任せてこちらに掴みかかってきて。
(G39) backador 2023/09/20(Wed) 19:50:12

【神】 徒花 テオドロ

───それを笑顔のまま、コーヒーでも注ぐように捻り上げ、
逆にこちらから、鬱憤晴らしに取り押さえてやる。

胸がすっとする。
言いたい放題のうえ、行動にまで移したら、
どんなに気持ちの良いことだろうかと思ってはいたが。

(G40) backador 2023/09/20(Wed) 19:51:20

【神】 徒花 テオドロ


それを皮切りに。堰を切ったように、
鋭く睨みを利かせていた奴らが駆け込んできて、
口々に薄っぺらい正義を語りながら不届き者を囲み出す。

思惑通りだ。多少の肉体や経歴の傷はいい。
たった今この瞬間、少しの注目さえ集まればいい。

「聞け!こんなやり口はおかしいと思う気持ちが少しでも残っているなら、市民を守る使命をまだ忘れていないのなら、署長代理の馬鹿げたTerrore恐怖に屈してはならない!

 法の前に偽証によって齎される不平等があっていい筈もない。
 ないし、相手の素性が分からずとも隣人を愛し、隔てなく接することが罪であってたまるものか!」

この身に正義感なんてこれっぽっちもない。
だが、今口走ること全てが出任せの嘘っぱちな訳もない。
感情だけが、最後に吠えろと己を突き動かしていた。

「こんな方法でなくてもいい、
 ただ決して、己の中にある正しさ≠疑うなッ!」

例え頭が挿げ替えられようと、
共に働いてきた仲間たちのその全てが、
ひと匙の毒程度で腐敗し切る筈がないと、心から信じている。
(G41) backador 2023/09/20(Wed) 19:52:00

【置】 徒花 テオドロ


「縄張りの中で大人しくしているならまだよかった。
 多少の悪戯も、尻尾を掴めない方にだって責はある。

 ただ、あんた達は街の治安を脅かし、血の掟を侵した……
 必ず法のもとで報いを受けることになる」

捕物の果てでやっと地面にねじ伏せられたのを、
未だに口角を下ろすことなく好き勝手舌を回している。

「罪人の戯言かどうか……楽しみにしていろ」

舐めた真似をすれば必ずとっ捕まり制裁を受ける。
いつの世の警察も、マフィアだって行ってきた不変の掟だ。

希望や夢は、俺には持つことはできない。
誰かひとりにでも持たせに行くほうが、
その方がきっと、俺には向いていた。
(L6) backador 2023/09/20(Wed) 19:52:41
公開: 2023/09/20(Wed) 20:00:00
テオドロは、自分が居ないと回らない世話≠フ事を考えていた。
(a26) backador 2023/09/20(Wed) 20:00:08

テオドロは、それでもやはり少しくらい甘えたっていいだろう、と。
(a27) backador 2023/09/20(Wed) 20:00:23

テオドロは、諸々を自分以外の所為にして、くだらなさそうに笑った。
(a28) backador 2023/09/20(Wed) 20:00:34

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 徒花 テオドロ

「今なら本気で金を払ってやってもいいな。言い値で買おう」

無事を祈るような野暮なことはしないし、とやかくうるさく言うことも思いつきはしない。
ただ大怪我をされると勝手に友人面をして喧嘩をふっかけに行ってしまうかもしれない。

「……まあ文句は聞き入れられるかはわからんが?
 他のやつよりは俺は融通がきくんでね、口説き文句だけ封じてくれるな」

考えれば考えるほど、共に歩いて話している姿は周りからどう映るのか見ものだ。

「お前ってやつは。
 そうやって何人落としてきたんだが」

この瞬間だけは信じてもいいだろう。
何でもかんでも判定が甘くなって行く気もするが。
自分にとってはしばらく味わえない最後の長い息抜きだ。

だから、その手を掴むのはきっとまた違う形で。

たとえ何処へ行こうと、また知りにいってやろうとその日男は心のなかで決めたのだ。
(-640) toumi_ 2023/09/20(Wed) 20:04:00

【秘】 幕の中で イレネオ → 徒花 テオドロ

/*
九本指さん、こんばんは。バナナマンパナマ湾です。
墓落ち後に秘話しませんか、のお誘いにまいりました。墓落ち前からそんな話をするのはどうかと私も思ったのですが、墓落ち後の方が殺到するのではと思い、埋もれる前に連絡させていただいています。

前提からいいますと、イレネオは完全に法の犬です。
つまりテオドロさんの主張に対し、立場が真っ向から対立します。テオドロさんの逮捕理由が神窓での行い、及びそれによるスパイ疑惑……などであれば、イレネオは確実に食ってかかるでしょう。また、その許可は運営様からいただいております。

ですが一応こちらは身内に甘い触れ込みであったこと、PCはどうあれPLは(もちろん楽しみますが)裏切るようでやや心苦しいこともあります。九本指さんのキャパや予定の問題もあると思いますから、無理にとはいいません。

以上、長々と失礼しました。ご一考いただけると幸いです。
細かいシチュエーションや提案は秘話をできることになればまた送らせていただこうと思います。よろしくお願いします。
(-643) rik_kr 2023/09/20(Wed) 20:18:10

【秘】 徒花 テオドロ → 幕の中で イレネオ

/*
運営様から許可があるようでしたら是非!

こちらのPCの精神が安定してきた所での行動だったので、真っ向からいがみ合うようなことはない(ある程度の理解を示したり、わざわざ挑発したりはしない)かもしれませんが、それでもよければ。

警察を辞するという覚悟を決めている以上今後の予定には寧ろ沿うものだと思うのでその辺りはお気になさらず。
そちらのキャパ等も無理のないように、やりたいようにしていただければ幸いです。
(-648) backador 2023/09/20(Wed) 20:36:05