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【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「本当ですか!? よかった、怒られないかとも思ってたから……」 素直に嬉しいです!と抱き着きと共に満面の笑みを浮かべる。人じゃなくて大型犬に似た何かかもしれない。それでも一応遠慮なくしすぎたという懸念もありはしたらしいので、結果オーライだ。 「うぐっ、それは……すいません…… 外に出すの、善すぎて、間に合わなくて…… ヤな訳じゃないですけど、とりあえず抜きま……っ」 抜こうとして、当たる押し付けられる尻。再びの快楽に思わず息を詰まらせて、何とか耐えようと震えながらゆっくりと引き抜くのを試みるが、ちょっと何か貴方がアクションをかけるだけで腰砕けになるくらいの弱さだろう。 「そう、ですね。楽しみです。ずっとこうして、お慕いし続けるだけでも俺は十分すぎるほど幸せだったのに、……いざこうして、アンタにこの先の事を考えるって言われると、それを内心望んでいた自分がいる事に気づいて。……」 「……ユウィさんは、」 「ユウィさんは、どんな形を俺に望んでいますか?」 「俺も望んでいる事は確かにあります。だけど…… こう言う事って、一方通行じゃまるで意味がねェから…」 「先に聞かせて欲しいんです。アンタの答え。 でも、俺の答えがそれに必要って言うなら、答えます。 今、アンタに見えている物は何かあったりしますか?」 (-343) poru 2024/04/04(Thu) 18:32:32 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィさすがにこちらもあっぴろげなのは気が咎めるので、脱いでいた下着とズボンを引き上げてから、貴方の前で正座に座る。 「勿論、聞かせて下さい。何でも話してくださいよ」 そう悠然と構えていたくせに、 貴方の話を聞いて、徐々に浮かぶのは動揺。 「えっと……すみません、俺頭悪くて、その、 ……"ノッテから攫う"ってどういうことですか?」 「その言い方じゃ、まるで……」 "ノッテの人間じゃないみたいだ"。 言い淀んだ結論は貴方にも容易に伝わった事だろう。 ユウィ・ロンウェイと言う男に、異常な重量数値が既にノッテファミリーによって検知され、嫌疑がかけられている事は既に男は知っていた。 知った上でなお、他者に対してずっと貴方の異常数値には何かしらの理由があると主張し続け、貴方の身の潔白を、信じ続けていた。今この瞬間も。 「……護送団の件も、ノッテの傘下の小団体として 独立するって言っているように、聞こえなくて」 「俺、何か聞き落としちゃいましたかね。 はは、おかしいな、そんな事ある訳ないだろうに、……」 (-352) poru 2024/04/04(Thu) 22:09:33 |
【秘】 機関士 ジャコモ → バンカー ストレルカHAI!ストレルカ!一つ頼みがあります。 二日目開始時時空で小型拳銃(服に隠せるくらいの物)を取って来てほしいとお願いしていた……と言う事にはできないでしょうか!よろしくお願いします! (-361) poru 2024/04/04(Thu) 23:37:19 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ頭がくらくらする。圧倒的な情報量。一瞬で書き換えられた常識。ユウィさんが?ノッテの人じゃなくて、アンタは── 眩暈で暗い視界のなか、微かに見える世界は 取り返しのつかない出会いだった。 出会った時から、裏切りが確約されていた出会い。 定められてた運命が今、提示された。それだけの事。 そう、それだけ。 「──」 それだけの事が堪えきれずに貴方に溺れ切ってる男は、 貴方の頬に恍惚と手を添えて、その唇に口づけを落とす。 ああ、よかった。全てを知った自分が、 ──その胸に後悔なんて微塵も感じていないことが。何よりも。 幸せだ。 「殺そうとしてくれていたんですね」 「嬉しいな。殺そうとしてくれたことも、 責任と思う程に、俺を背負ってくれた事も、全部」 熱が消えて冷え切った空気の中、それでも貴方の言葉一つ一つから熱を感じて。それが己の身体を高揚させる。▽ (-364) poru 2024/04/05(Fri) 0:26:22 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「それに俺は裏切られていませんよ」 「俺に与えてくれた、 その感情の全てに嘘はなかったんでしょう?」 「ファミリーを裏切ったとしても、俺を殺していたとしても、 ユウィさんは、俺を裏切ってはいませんよ」 「だから俺の言葉も変わらない」 貴方といるといつも世界に向けていた牙が溶けるように穏やかな気持ちになる。俺を人間にしてくれた唯一の人。波のように心がざわめくのは、貴方がいつも心を傾けてくれていたからで。 「言ったじゃないですか。 「俺が"最後にひとつ、選ぶのは、 他の誰でもない、ユウィさん"だって」▽ (-365) poru 2024/04/05(Fri) 0:26:49 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「"もし彼の望むことがファミリーにとっての不幸であり、 あなたにとっての幸福であったのなら"と、 そう、ナルに尋ねられたことがあります」 "私達を忘れないでくださいね"。 そう告げてくれた大切な友人の言葉を思い出す。 もう戻れない。彼の想いに答えられない。それでも、 「その時は言葉は返せなかったけれど」 「アンタがファミリーの不幸を願うとしても、 やっぱり、どうしようもなく俺の幸福はアンタだよ」 無邪気に心音が高鳴って、笑顔にもかかわらず頬を何かが伝うのは、全ての決意を、覚悟を決めたから。 「護送団で星を発つなら、俺も攫って、連れて行って」 「どこまでも」 「俺も、アンタとそばにいる夢をみていたい」 (-366) poru 2024/04/05(Fri) 0:28:56 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「きっと予想以上にすごく、厳しい戦いになりますよ。 双方とも、"マフィア"である以上 見せしめに意地でも追ってくる可能性だってあるし。 新しい組織を作ろうとするなら、尚更」 そんな事言わずとも想定内だろう。わかっている、わかっているが、貴方に甘えるような文句を告げるのが辞められない。 自分さえいなければ、彼はもっと優美な道を歩けたんじゃないか。ソーレファミリーと言う世界に置いて、皆から慕われ、頼られる、いつの日も自分が見ていた背中を晒して。なのに、 「俺を置いていけば、ユウィさんはソーレに戻れるのに」 「ユウィさんの馬鹿」 「……馬鹿な人」 その言葉一つ一つが、宝石のような輝きを秘めて差し出してくるものだから、もうこんなの、受け取らざるを得ないじゃないか。その言葉どれもが世界で一つだけの何より大切な、宝物。 「……もう、嬉しすぎて何も言えないですよ……」 小さく震える声でそう告げると、笑顔から溢れる涙と共に抱き寄せられた感覚に身を委ねる。相手の生の鼓動が聞こえて、酷く安心する。この音を絶やさないように、その為に自分は生きる。この音の為なら、何を捨ててももう、惜しくはなかった。 「……ほんと、叶わねェや。 俺には誰かの不幸と引き換えにしか思い浮かばなかったのに、それを蹴っ飛ばして星みたいな答えをくれる」 全く、改めてなんて人を愛してしまったんだろう。わかることは今まで向けた全ての愛がどれも何一つ間違っちゃいなかったと言うこと。語る貴方は、煌めく宙の光のように眩しくて、まるで全てを委ねたくなる……嗚呼、 ──これを、恋焦がれる、って言うんだろうなぁ。 (-380) poru 2024/04/05(Fri) 2:54:25 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「──はは、」 最後の心変わりについての問いに、思わず笑いが零れてしまう。これだけ愛を囁いたのに、まだ足りないだろうか。 彼を安心させるためには他の感情が必要だろうか。だとしたら、 「はい」 「俺にはユウィさんだけです」 「アンタが望むのなら、何処へでも」 躊躇いなんて、もう溶かして、焦がされて、 愛を伝えきった後に残ったのは、痛いくらいの切なさを孕んだ、最後の感情。 「ユウィさん」 「アンタに、恋していいですか」 赤らんだ顔のまま、幸せそうな笑みを貴方に向ける。 溺れるほどに貴方を愛し、敬い、純粋に盲目に、親に、友に抱くような、全ての愛を内包していると、 そのどれもが本物で、貴方の輝きに引き寄せられるように向けていると、 だからこそ、芽生えた感情も迷う事なく伝えられる。 どうしようもなく自分は、"貴方に恋している"と。 (-381) poru 2024/04/05(Fri) 2:55:34 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「それから、全部が終わったあとというけれど」 「全部が終わる前に、もう、」 「何もかも捨てて、 二人で逃げちゃいませんか」 護送団に戻るのなら、ノッテに情報が掌握されるよりも早く、 二人で逃げてしまえば、その時間も稼げるのではないかと、 文字通り、体も何もかも捨てて。 これは、そう。"心中"の提案だ。 (-383) poru 2024/04/05(Fri) 3:23:17 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「幻滅する日、来ないと思いますけどねェ……。 そんなにまで誠実で義理堅く向かい合ってくれた人だ。 むしろ真逆の尊敬しか出てこないってもんですよ。 ……馬鹿しかいないのは、確かにそうか。 本当、馬鹿野郎共でお似合いですねェ」 「愛は家族や友人にも向けられますけど、 恋はたった一人のだいすきな人に向けるものでしょう?」 「こう見えて躊躇ってたんですよ、俺、 "この気持ちを恋と呼んでいいのか"って」 「だって、見返りを求めちゃうでしょう。恋は」 "まだ"と言われれば少し居心地悪そうに目を逸らして座り直した。頬には朱。こんな些細な事に拘る自分が無性に小物だったり、女々しく感じられて、思わずトーンダウン。貴方の瞳の奥を覗き込めなかったのもそれに拍車をかけたりしていた。 「…………」 「……はい。共にあり続けると誓います。 この恋心と俺の全てを捧げます」 ぶわわ、と、最初は感極まり過ぎて暫し言葉が出なくなって、声に詰まったものだが、ようやく最後に一絞り。誓約の言葉を送った。果てに得た新たな関係を胸にして。▽ (-387) poru 2024/04/05(Fri) 4:45:37 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「あれ、意外ですね……それこそ仲間に悪いとかで、 てっきり、最後まで残って戦い切るのかと思ってました。 ……ソーレの人達とそんな仲良くなかったんですか?」 片手を三角にしてわざと小声で話すように尋ねる。 先程知った事実だからはて、どうなのかわからない。 「勿論。置いていかないで。寂しいじゃないですか…… そもそもユウィさんが疑われてるんだから、俺無事に 船が辿り着いてもめちゃくちゃ捕まっただろうし…… そう言う意味で死に逃げした方が良いなって考えてたんで」 ソーレの内通者を疑われても仕方のない位置になっている。 冤罪が冤罪じゃなくなって来ているのには笑えるが、 暫く生きていると迎えの車にも乗り辛い事になりそうだ。 「でもよかった。ユウィさんの事誰かに殺されるくらいなら ──いっそ俺がこの手でって、思ってたから。 ……大胆ですか?そりゃあもう、アンタの影響ですよ。 或いは恋のお陰かね。盲目って言うからなァ」 「ただ、出発は明日以降にして貰ってもいいですか。 ……どうしても、今まで話した記憶、失いたくなくて」 そうしてストレルカに頼める人格データのバックアップについて話す。勿論貴方も周知の事実かもしれないが。今すぐの心中だと、これまで貴方と話してきた記憶が消えたままだ。それだけはどうしても耐えられないと告げる。 (-388) poru 2024/04/05(Fri) 4:50:47 |
【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル「そりゃあそんなデカいもん抱えてたら、 不安になる時だってたまにはあるだろ。 いいぜ、俺に言う分には全然聞いてやるからよ」 「何回だってなれるさ。互いがそれを望むんならな」 「……」 「"簡単には"離れねェよ。 ……でも、そうだな。それでも離れる時があったら、 ちゃんと一報くらい入れるようにする」 この時薄っすら、後の自身の選択を理解した気がして、 含みのあるような言い方で言うしかなかった。 「なんだ、俺の事大分好きじゃねぇか。なんてな。 また楽しい事しようぜ。ダチならさ、色々な」 言って、立ち去る貴方を見送った事だろう。 (-399) poru 2024/04/05(Fri) 11:13:45 |
【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル突然のメッセージ受信の知らせ。 宛先は貴方もよく知る友人の名前。簡潔に書かれたメッセージがそこにあった。 ナルへ。 突然の話だが遠い場所に行くことになった。 暫くの間、お前とも会えなくなると思う。 一つ言いたいのは、 俺はお前と約束した旅行の件は忘れていない。 お前と離れることになるが、安易に決めた決断でもない。 ナルの事を考えないまま決めた訳じゃないことは覚えていてくれ。 いつか落ち着いた頃、また会おう。 その時には手土産の用意も忘れないでいる。 ジャコモ (-401) poru 2024/04/05(Fri) 11:15:53 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「ユウィさんだって俺以外いないでしょ」 「そう信じられるようになりましたから、不敬でも、 なんでも、我儘言って困らせちゃおうとだって思ってます」 やはり大物も混じっているかもしれない。 「せ、性処理!?だ、誰としてたんですかそんなの! いや!いーやーです!もう俺以外とそう言う事しないで下さい!!やっぱり嫉妬されたいんじゃないですかァ!?」 余計な一言には案の定引っ掛かり、しかも誰としていたかまで聞き出そうとしてくるのだから、これはもう嫉妬で気が気じゃなくなってる状態だ。 貴方に抱き着きながら困り顔のまま全力で首を振って、顔をぐいぐい押し付ける。恐らく本日最も嫌がっている動作だ。 上司連中に云々はまだ耐えれたが、自分が交流のある乗組員相手だとそれはもう我慢ができない。 「うぅ……さっきの事実を知らなかったら、やりあうのだってほんの少しは応援していたのに……俺だってまだユウィさんをようやく抱けたってのにみんなズルい……」 船でやり合うの消極的反対派になってしまった。 架空の想定ソーレ民に対してもう剥き出しの嫉妬を隠しもしない。みっともないと言われようと、己の最愛の人を奪われないように守るのに必死らしい。 「今の俺なら殺れる気がします」 嫉妬ゲージが山盛りだからね。可愛さ余って憎さ百倍。 「きっとくるでしょうね。何だって巡り合うのは同意ですけど、さっきまでに聞いたプロポーズの台詞はやっぱりありのまま持っておきたくって。 ……この船に乗るまでは、こんな関係に至れるなんて思っても見ませんでしたしね」 (-448) poru 2024/04/05(Fri) 16:40:04 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ貴方の想像も概ね当たっている。積まれた武装ごとぶっとばしてもおかしくない勢いだろう。とは言え、名前が出た相手を闇討ちしたりはしないのでそこまで危険ではないやもしれぬが。 「うぅ……俺が悲しむのわかっててわざと言ってます?誰ですかどうせベルヴァでしょ。ずるい、俺だって抱かれたかったのに。どうして俺じゃ駄目だったんですかぁ……もう俺だって他の男に抱かれてきますよ、そんな酷いことばかり言うとぉ……」 そこまで力を込めずに貴方をぼかぼか叩いている。上司に何てことをと言われようが、先ほど我儘を言われるのが好きだと言っていたし、そもそもわざわざ煽ってきているのも上司の方である。なお相手はどうせベルヴァだろうという謎の推察がされている。 最後のは勿論本気ではないのだが、どうしたら貴方に妬いて貰えるか、恋愛経験も大人のやり取りも経験も大してない男には全然浮かばないゆえの必死の訴えである。 「本当ですよ……ギャンブルの時だってそうでした。 どうして俺じゃ駄目だったんですか、ですよ。 俺なんて一番夜伽に都合のいいように使えたでしょうに……」 上機嫌なのが憎たらしい。半目でその調子をずっと見つめていたが、叩くのに飽きたら体重を預けてしな垂れかかった。 「……それはそれで、別の道で縁が交わってたんでしょうけど、……そうですね。 巻き込んだ上で幸福な結末に持って行ってくれるアンタを見れた。だからこの船に乗れてよかった」 「今早速喧嘩したいんですけど大丈夫ですか? アンタが俺を嫉妬させてきまくって酷いって。 俺ばっかアンタを好きばかりで辛いって」 冗談の声色を作ろうとしてるが、半分本気なのが声からも目からもありありと漏れていた。最後はむくれて貴方の上に乗りながら目を閉じた。 (-495) poru 2024/04/05(Fri) 19:05:21 |