人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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視点:


【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル

「……いいや」

「いいや、違う。
……違うだろッ!

 血筋が、名が何だって?聞きたいのはこっちの方だ!

 
俺がお前を見ない悪のように言うが、
 一番肝心な事を見落としてるのはお前だよ!」


この時叫んだ激情を露わにする様子は余りに唐突で、今までの仮面の比じゃないくらい荒れ狂う。吐き出すだけじゃ止まらない感情の衝動をぶつけるかの様に、貴方の髪を鷲掴みにして顔を近付け、切れ散らかしている。

「じゃあ、何で堂々と最初に言わなかった?」


「今言った耳触りだけは良いご立派な文言を、全部昔に言えば良かっただろう。何度も手紙を焼いてる暇があれば、
《フランドル・スキアー》だと言い張ればよかった!殴り合ってでも説得すれば良かった!本気でそう思ってたならな!」


怒気と隔意に染まった目は、革命軍の会議で会う時とは違う、血の通った色。けれど、貴方と側にいた20年でここまで激しい怒りを見せた事はない。

「一番お前自身を信じられてないのも!
俺の事も最後まで信じなかったのもッ!」


──感情のコントロールがうまくいってないのか、「何か」にそれを弄られでもしたのか、それ程まで貴方にとっては些細でも、この男にとっては気に病む話だったのか、或いはその全てか。

劣等感と憎悪を滲ませながら、勢いよく掴んでいた髪を離して、もう一度顔を殴ろうと拳を振り上げ──

「……全部、信じてなかったのは、お前の方だろ」

結局その手は振り下ろされる事なく、肩で息をするほど荒れていたのに、今はもう力無く項垂れて、涙こそ見えないけれど、流れていてもおかしくないほどの取り残されたような表情で、奥歯を噛み締めながら悔しそうに俯いている。
(-107) poru 2021/12/12(Sun) 0:30:35

【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート

 
「ッ、……俺は…」

髪を掴まれ、吠え立てられる怒号に怯む。
そこに恐れは無い、けれど。

「…知られたくなかったんだ
 信じる信じないの話じゃない、知られる事が嫌だった
 知らなければ…知らなかった頃の俺達のままで居られる
 だが、知ってしまえばそれは事実として付いて回る…」

「…俺が不義の子だという認識を持ってほしくなかったんだ
 たとえ、お前が俺の言う事に理解を示したとしても
 それだけは変える事のできない事実として残り続けるから」

知られざるものは、無いものと同じだ。
そのようにして"貴族のフランドル"を葬り去ろうとした。
それが事の顛末で、そしてそれは失敗した。

一度、諦めたように下げた瞼を持ち上げて。
迷子のような貴方の表情を、その瞳を見れば眉を下げた。

「……結局は、信じていなかったのかもしれないな。
 この血が俺達の関係にとって、
 決して全くの疵瑕足り得ないと信じる事はできなかった。」

「都合の良い話だろうが、なあ。
 お前がこうして過ちを突き付けてくれるなら、
 或いはやり直す機会を与えてくれているのだと。
 もう一度だけ、信じさせてくれよ…」
(-110) unforg00 2021/12/12(Sun) 4:43:57

【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート

 
「…俺が騎士になったのは、ただ
 あの狭い路地裏を、あの窮屈な街を飛び出して
 お前と二人で何のしがらみも無い所に行きたかったんだ」

その為に貴方と共にここまで生きて来た。
その為に、卑怯な手を使ってでもひたすらに強く在ろうとした。
その為に、殆ど左遷されるような形でこの任に就いた。

外征騎士フランドル・スキアーが、自らの剣に誓うものは。
最初から最後まで、それだけだ。

「そこにお前が居ないなら、意味が無い。
 お前が何かのしがらみに囚われているなら、意味が無い。
 俺の望んだ形はこんなものじゃない。」

思えば、それを言葉にして誓った事はあっただろうか。
きっとあったのだろうが、恐らくそれは幼い頃の約束だ。
貴方が覚えていなくとも不思議ではないな。

「俺の独り善がり、身勝手な我儘だと言われればそれまでだ。
 或いはこれを分不相応な夢だと言うのなら、
 せめてもの慈悲として、お前の手で終わらせてくれよ」
(-111) unforg00 2021/12/12(Sun) 4:44:54

【秘】 残氷 の エアハート → 花売り妖精 アイシャ

 
「そう、ですね。幼馴染でもある、か。……」

余りに傍にいる期間が長すぎると、客観的に見た自分達の
関係性がどうか、何を当てはめても不思議な気がする。

相棒、と言ったのも騎士団時代に背を預けていたから。
実際には何なのかと言われると、答えの代わりに苦笑だ。

「理由、理由は──」

アイシャの目を見つめ直す。
確かに少女は人に言わないだろう。
この会話自体を誰かに聞かれて問題になる事でもない。

 ──ただ、

「アイシャにはきっと理解ができませんよ」

その意味は彼女に対して失礼な感情が含まれている。
恵まれた──実際の境遇はどうあれ、そう見える人には。

「“貴族”の血を引いていたから」


ただ、“それだけの事”と、思うだろうか。
(-124) poru 2021/12/12(Sun) 13:54:56

【秘】 残氷 の エアハート → 埃運び オーウェン

 
「はは、願い下げとは手厳しい。
 これでもそれなりにはモテるのですが。
 お好みに合わないのなら仕方ないですね?」

この家業が──元の職もその要素は少なくはなかったが、
他より同性間のあれそれが多いとは言え、
珍しい部類なのは違いない。わかってて言ってそうだが。

「それは失礼。ですが変な気を回して奇を衒っても君は
 それはそれで“酒の方が”と言いかねないでしょう。
 次からただ声を掛けてくれるだけで出てきてくれるなら
 そう怒る事もないかもしれませんね?御一考ください」

元々何か渡さないと面倒臭がるか避けるイメージがある。
とは言え昔の事なので、今はどうかはわからないのだが、
この男には逆に辞め所が見つからないという奴である。

「結局、お酒飲みたいんじゃないですか。
 不満なら食事でも構いませんがと言おうとしたのに。
 まあ酒場ならどちらもあります。好きに頼んで下さい」

言いながら辿り着くのは普段とは違った賑やかさの酒場。
──あなたも当然ご存じかも知れない。
“革命軍”の構成員が多い場所なのだから。

「ところで何故今日だったら気を使ってくれたんですか?」
(-125) poru 2021/12/12(Sun) 14:06:32

【秘】 残氷 の エアハート → 迷彩掃除屋 ノアベルト

 
とある日、ある時間。
人払いを済ませた場所で、貴方を呼び出しただろう。

「と言う事でご要望にお応えする準備ができましたので。」

唐突にそう切り出しつつ、やんわりとした笑みを返して。
ご要望、の内容なんて、一つしかない。
貴方の過去についての会話で希望が出ていたのは一つだ。

「お会いしたいと言われましたので、改めてご挨拶を。
 はい、こんにちは。革命軍です。
 任命された名はホド。
 ──聞いていたならこれ以上はいいですよね?」

鼠とスパイが会話を聞いている。その事実は知っている。
ただそれがどの人間か確証はない。当然目の前の男かもだ。
それでも貴方である事が当然の様に言う。要はブラフ。

「こうして姿を見せる以上、想像がつくかと思いますが
 先にこちらの要件を言いましょう。《掃除屋》。
 契約は正常に結ばれなければならない。

 単純明快、政府を止めるお仲間になって頂けますか。
 ペトルーシャであの有様だ。腐敗具合は見え切っている」
(-126) poru 2021/12/12(Sun) 14:15:50

【秘】 残氷 の エアハート → 迷彩掃除屋 ノアベルト

/*
と言う事でとりあえず一度勧誘ロールを投げさせていただいたので、一度待ってと言われるなら、監視員なりなんなりいるので蹴飛ばしてきた確定ロールまでして貰っても構いません。こちらも問い詰めをするかもですし。
喧嘩を頼まれて喧嘩と言うのもシュールですが、組織の人間なので多分出来ちゃうんでしょうね……首輪は実は私も悩んでおりまして、「普通に勧誘が通った」場合、別段首輪する理由も政府にチクる理由もないんですよね……。

幾つか案を出すなら「そもそも承諾されたけど不審なのでこっそり政府にチクった(これだと吊り組と同じ様に政府にボコられるソロールができます)」「一人何もなしだと不自然なので首輪手配して来たので付けておいて」した。辺りでしょうか…… いっそ別に首輪腕輪なしでも世界観的には問題ないので、そちら希望でしたら質問箱の方で相談の手もありかも知れませんね……!よろしくお願いします!
(-127) poru 2021/12/12(Sun) 14:20:47

【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル

 
「……ほらみろ」

「結局、俺にバレなかったとしても、残り続けるなら。
 血は血。自分は自分って言い聞かせてるようだが。

 事実は変えられないし、一番それを気にしたのも、
 それを消せないのも、お前自身が決めている」

「もしかすると最後まで隠し通せたなら“俺の中では”
 無い物にできたかもしれない。それでも、結局の所、
 
お前が血に脅かされる事実は何も、何一つ変わらない」


まだ、“この時は”貴方と対話する物言いだった。
文句に近い言い方ではあったものの、貴方に宛てた物。
ただ、言葉が徐々に別の何かに向き始めるにつれ一瞬だけ戻った発露した感情は消えていく。不自然な程早く。

「──だから、やっぱり消すしかなかった。
 殺さないと。或いは元から絶つ。それか全部奪う。
 
結局それしかない何も間違ってなかった俺は、
……私、は……?」


虚空へ何かを呟いていたのが、最後まで言い切られる事はないまま、ラジオを切り替えたように切られる。一瞬だけ怒りの感情の色があった目の色も、顔をあげたのと同時に先程までの薄い喜楽ばかり映すものに戻るだろう。

そう、余りに波が激しすぎる。元々感情が顔には出ないが内面はややこしい人間ではあったが、幾ら貴方に複雑な感情を抱いていてもこんなにも代わりやしない。まるで魔法の様だ。

──実際、何らかの精神干渉を受けているのが、もしそれらの魔術や技能に近い知識があるなら。或いは推測でも辿り着きはするだろう。エアハートは何らかの洗脳下に置かれていておかしくない、と。

 ▽
(-129) poru 2021/12/12(Sun) 15:29:26

【秘】 残氷 の エアハート → 仮面の役者 フランドル

 
「──まあ、いいや。あのですね、そう言う所なんですよ。
やり直す機会と思えるなら、信じるも何もそうしたらいいじゃないですか。私が「与えますよ」と言わないとそれすらできないんですか?信じないって言われた瞬間諦めて自殺でもします?へぇ。結局、それって──」

「こちらに決定権を委ねて楽になりたいだけですよね?」


「何故私が終わらせる必要が?貴方の独り善がりな部分は
 そこじゃないのお分かりです?また出てますよいつもの。
 “見える形”に縋る所。そしてそれを捨てきれない所」

本来の男なら、貴方の言葉に反応しただろう箇所に触れない。
その時点で、貴方からしたら違和感しか無いだろう。
最も、この言葉が全て的外れかと言うとまた別で、つまり完全な別人にされた訳じゃなく、半端に自我も残っているという事。
つまり、この言葉もある意味本音かもしれないと言う事。

「そりゃあこっちだってその性質見てたら信じられませんよね?或いはどうにかしようとするはずだ。その結果が現状ですよ。
 そんな訳なので、今の私含めて貴方のせいなんですけど、
 受け入れてくれません?色々と。一緒で良くないです?」

する、と腹部から下腹部を撫でてズボンをずらす。全部脱がすなんてしない。行為ができる程度にずらしておく方が服自体が枷の役割も兼ねてくれるのもある。

片手で手慣れた様子で小さな容器を取り出して液体を手に眩し、貴方の陰部や後孔にもかけていく。何をするかなんて明白だろう。状況的にも、経験的にも。

最後に、面倒臭がるよう、ベッドが濡れるのも気にせず思い切り乱雑に粘度のある液体をひたすら垂れ流す様にかけた。……碌な愛撫すらないが、“尋問”なら当然と思うだろうか。
(-130) poru 2021/12/12(Sun) 15:33:51

【人】 残氷 の エアハート

 
「あの夢、なんであの人選だったんでしょうね……
 まだペトルーシャがいないならわかるんですけど……

 何か何処かの勢力が変な電波とかを、
 こう、実験がてらに飛ばして来てません?」

そう思うくらい摩訶不思議な夢だった。
(43) poru 2021/12/12(Sun) 16:28:49

【秘】 騎兵 リーゼロッテ → 残氷 の エアハート

「うらやましー、ってコトはぁ」

エアハートの呟き>>37に対しての言葉であることを説明すらせず、リーゼロッテは唐突に声を掛けた。
すすす、と傍らに寄ってその端正な顔を覗き込む。

「善悪が基準になっちゃってイタバサミだったりするのぉ?
 それって、いま?むかし?」

互い、ろくに事情を掘り下げたことも無い。
戦地において必要ではなかったから。
つまるところ世間話である。このところ大した依頼も無いし、何やら不穏な空気が流れるばかりで、少女は暇だった。
(-138) zipkun 2021/12/12(Sun) 16:52:59

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 残氷 の エアハート

「―――……ホド? ああ、あの野良猫と蝙蝠の中にいらした。
 高貴なお名前の方でしたか、さっぱりわかりませんでした。
 お誘いいただき誠にありがたいのですが、
 一存で決めるには準備が済んでおりません、
 少し時間をくださいますか。
 なに、政府側の
監視
を少し消してくるだけです」

そう言い彼は帽子を外し、瞬く間に背景に溶け消えてしまった。

彼を追った監視役も不意打ちでなぎ倒され、
戻ってこないかと思われたが、数刻して。
なんだか浮かない顔をして再び貴方の元へ姿を表すだろう。


「お待たせいたしました。
 改めて正式にそちら側に付きましょうか。
 ここで断っても怪我が増えるだけ。
 少々気にかけている方もいますし契約をしましょう。

 ああ、ここは向こうの鼠と同じように
 命だけはお助けください、何でもしますから!と、
 汚くすがりついたほうが良かったかもしれないですねえ」

芸がなくて面白くない男なんですよ、と顎に手を当てて一考。

「……それでも無傷でいるわけにも行きませんか。
 連れて行っているんですか、あの様子は?
 それとも政府と繋がっているんですか。
 ……チェスティーノやペトルーシャの件がありますし、何かしら外傷の芝居を売ったほうが良さそうです」
(-143) toumi_ 2021/12/12(Sun) 17:49:40

【秘】 残氷 の エアハート → 迷彩掃除屋 ノアベルト

「彼らには偽名への拘りが無かっただけでしょう。
 最も、私も与えられただけで拘りはない部類ですけれど。
 ふむ。すぐに答えを出せ、とは言いませんが──」

含みのある間。けれど制止はしないまま貴方の要求は呑む。無論「革命軍からの」監視も付けたが、予想通り蹴散らされたの報告に一瞬、顔色が変わった。が、貴方と会う時はその素振りは見せない。

「おかえりなさい。五体無事なままで何よりです。
 おや、気にかけている方とは。猫か蝙蝠に興味でも?
 表面上でもいいので、一応志願理由をお聞きしないとで。

 一度戻ったと言う事は、主人の意向があったのでしょう?
 本音そのままでも、建前でも構いません。
 説明なしの了承はスパイ疑惑をかけられませんから」

そう説明しつつも拒む気はないようで。貴方の話を聞くつもりだろう。他の面々については、「"全部政府の仕業ですよ"」と、淡々と一蹴する。

無論、政府に匿名で通報だって行っているだろう。
けれど、そんな証明できないものをわざわざ認めはしない。

何より、実際にあんな目に合わせているのは
紛れも無い政府の所業なのだから、間違ってはいない。

「ですが、定期的に二人ここから連行があるのは事実。
 ノアベルトだけ何もなしは余計な厄を引き寄せかねない。
 盗み聞きをしているのは貴方だけではありませんしね。

 ……と言う事で、ご要望があるならお手伝いしますが。
 ああ、首輪についてはご心配なく。用意はあります」
(-146) poru 2021/12/12(Sun) 19:06:58

【秘】 残氷 の エアハート → 騎兵 リーゼロッテ

 
貴方に問いかけられつつ覗き込まれ、
驚いたようにポカンと見つめ返す。なかなか珍しい表情だ。

「……………ああ。すみません。
 リーゼロッテも他者に関心を持つ事があるのだなと……」

比較的、否、結構失礼な発言が返ってきた。
さておき問いには口元に手を当て思案し出す。

「今も昔も、なのは変わりません。
 ──私は貴族と言うものがどうしても受け入れらなくて。
 でも昔は騎士団に所属しておりました。

 嫌いを嫌いで通すには武力ではなく権力が必要です。
 それを手に入れるのには貴族がどうしても関わってくる。
 貴族が嫌いなのに、貫き通すには貴族と関わりが必須。
 騎士を辞めたところで、結局彼らと関わらない生活は、
 実際問題ほぼ不可能だ。

 『貴族にも良い人だっている』
 ……頭では理解してますよ。実際そうなのでしょうね。
 でも私は自分が受けた所業を今も赦さない。
 だからそう散々言い聞かされ続けることにもうんざりで。

 そのジレンマに、今も昔も悩まされ続けていますよ。
 ……子供と言われれば、そうなのかもしれませんね」
(-151) poru 2021/12/12(Sun) 19:40:52

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 残氷 の エアハート

「主人といいますか……、取引している方がいましたので。
 しばらく会いませんと話をつけてきました。
 何も気にかけられていませんでしたけどね、
 なんなら反乱軍と思われていたのかも」

それ以外にこの男は、―――贈り物をこの時間に用意していた。
誰にも見られたくない、誰かへの花の籠の贈り物だ。
提案を受け入れれば自由な行動ができないと思ってのことだった。

「あたくしが気にかけている方ですか? 蝙蝠です。
 あなた一体彼に何を隠してるんですか、知りたいですね〜。
 好きな人に隠し事をされて随分と落ち込んでいましたよ」

面白かったです、と人の不幸を笑いながら続く説明を聞いた。
政府のせい、愉快な言い分だ。
理由がさっぱりしていてむしろわかりやすい。
どんな不満があるかひとりひとり聞いてみたいものだが、流石に意地汚いだろうかと考えて。

「一応蝙蝠さんには余計なことは言ってませんよ?
 まぁいうような事柄もあなたから聞いてもいませんし。

 えー それでですね〜、一人でつけられそうにない場所に
 傷でもついていたらごまかせるでしょうか。
 ……首輪なのなんとかならないんですかね、悪趣味ですよ」
(-155) toumi_ 2021/12/12(Sun) 20:00:22

【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート


「ア?急に自慢するなよ。
 そもそも、冗談なんかそれとも本気なのか分かんない奴に深入りするのが一番面倒事を招くんだ。
 好み以前。問題外。残念だったな」

矢継ぎ早に刺々とした言葉をぶつける。
それは彼の言うように。本質的に、好みかより前に人を遠ざけようとする、不器用な姿勢によるものだ。

「だから厭だ。声かけただけじゃ出て行かない。
 ……飯は及第点か。俺に有益なことがなけりゃ人付き合いなんてしてたまるものかよ、全く。

 有益じゃなけりゃ……こんな酒場にも入り浸らねえ」

未だ慣れぬ方の賑やかさに眉を顰めて。
ただでさえウルフファングに居つくにも紆余曲折あったというのに、ましてや革命に与するまで来なかった場所に馴染むだとか、いつの話になることやら。

「気分だよ気分。余計なところ拾うな。
 誘われて、少し酒入れてるって分かってるのに好き勝手飲んで潰れたら俺の面子も潰れるだろうが」
(-157) backador 2021/12/12(Sun) 20:10:30

【秘】 残氷 の エアハート → 迷彩掃除屋 ノアベルト

 
「……そうですか。
 では、そう言う事にしておきましょう。
 それに、気にかけられていないような相手だからこそ、
 ご安心できるのでは?他に1番なんて、出来もしないと」

首輪自体は政府が監視している物であるため、
戻ってくれば自由行動、もとい隠密が難しくなるのはそうだ。

「蝙蝠、ね。……。
 本当に隠し事をしているのは、私ではなく。
 ……あちらの方ですよ。落ち込むのも自業自得だ。
 まあ、その事は散々責めはして来ましたが」

どうにも、なかなか込み入った。
もとい、互いに色んな感情が渦巻いている状態らしい。
言動に、ほんの僅かに刺が入り混じっている。
その感情の色も、貴方の件になるとすぐに気配が消えた。

「まあ政府も回復薬をぶっかけた後に帰すでしょう。
 あまりにも酷いケガを負う必要はないと思いますが、
 ……どちらかと言うと怪しまれない態度の方ですかね。
 ノアベルトからは何か案はないんですか?」

本当に困っているならこちらがしてもいいが。的に言っている。
(-161) poru 2021/12/12(Sun) 20:43:05