人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生

 
   んー? 嘔吐感に耐えるって……
   イイもんなの?

   あぁ、そ? え? んんっ……


[ 最初の感想には、疑問が浮かぶが
  俺の指で、気持ちがいいと言われるのは、
  気分がいいと、笑みを浮かべた

  おれも、していい?と問われれば
  戸惑う声をあげて、返事をする前に唇を奪われた]


   あ、ッ……んん、ちょ、ま……


[ 唇を舐められて、声を上げた瞬間に
  ねじ込まれる舌が、歯列をなぞり、
  口内を無遠慮に暴れられて

  抗議をしようとするが、その声は次第に弱くなる

  拒否なんて、するつもりはなかったが
  未知の快感に戸惑って、胸を押し返そうとした

  だが、なぞられる度、絡められる度
  頭の中で響く水音に、
  快感に思考を奪われて、腕に力が入らなかった]
(-233) kasuga_2jp 2021/07/05(Mon) 13:21:44

【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生

    ふ、ぁ……


[ 頬や耳に触れられて、呼吸も上手くできなくて
  甘い乱れた吐息を零した

  薄く瞳を開くと、視界がぼやける

  口の端から、飲みきれなかったものご零れ落ちる]


   あに、……き、……まっ、て、


[ 髪を撫でる感触が心地良い
  自然と浮かべた笑みの合間、再び、呼吸を奪われれば

  縋るように胸元の服を掴み、もう片方は背に回した

  角度を変えて、こちらからも辿々しく舌を絡めて
  きゅっと、恥ずかしさを堪えるよう目を瞑ると、
  細く雫が頬を感覚すら、むず痒く肩を震わせた**]
(-234) kasuga_2jp 2021/07/05(Mon) 13:21:48

【人】 救急救命医 サキ

[このマッチングサイトに対して
真剣な思いだったかどうかと聞かれたら、
わりと真剣な方だった。
メールを送った時には恋人との関係は冷めきっていて、
受け取った時には別れていたから、
人肌が恋しかったのもある。
ともかく、飢えていたのだ。]


 そっか、
 してくれるんだ


[ぽつりと、嬉しそうに呟く。
隣に腰掛けると触れ合う脚から体温が伝わってきて、
飢えていたからこそ、もっとと求めてしまう。
でも、相手がどういう気でここに来たかを
もっと計ってからではないと、と
無駄な自制心が働いて、無意識にストップをかけてしまう。]
(346) haito 2021/07/05(Mon) 15:21:03

【人】 救急救命医 サキ



 面白そうだったから、か。
 じゃあ、好奇心?


[瀬名原くんはいつもにこにことしていて、
そのせいか感情が読み取りづらい印象があった。
横を向いて瀬名原くんと目を合わせ、
その表情を窺おうとする。
どれほど深くまで踏み込んでいいのか、
どこまでしていいのか。]


 たしかに、
 こんなの気になっちゃうもんね。


[自分の願望を叶えてくれるマッチングサイト。
願望がどのようなものであれ、唆られるものがある。
願望が無くてもそうだし、あれば尚更。
それがどれほど強いものなのか、どれほどの熱量をかけたものなのか。
その目をじ、っと見て、計る。]
(347) haito 2021/07/05(Mon) 15:21:34

【人】 救急救命医 サキ

[見つめていると手が伸びてきて、
俺の適度にセットしている髪に触れてきた。
梳くように撫でるその手は温かくて、
まさに俺が求めていたものだった。
子どもにやるように撫でられても、
それでよかった。それがよかった。
思わず目を細めて、頬が緩む。
先程までの、何かを計ろうとしていた自分が
馬鹿馬鹿しくなってきて、
撫でられるだけでこうなる自分、ちょろいな、なんて
心の中で笑った。]


 うん……
 本当に、なんでも言っていいの?


[瀬名原くんの膝に手を置いて、
細めたままの目で問いかける。
その言葉が甘い毒のように身体に染みて、
とろんと脳が溶けた。]
(348) haito 2021/07/05(Mon) 15:22:23

【人】 救急救命医 サキ

[ちょろいのだ、飢えていたのだ。
そう言い訳しながら、瀬名原くんに凭れかかった。]


 じゃあ、
 抱きしめてほしいな


[近くなった瀬名原くんの、その肩口に額を当てて、
すぅ、と呼吸をした。
もうすぐ夏だというのに汗臭くはなくて、いい匂いがした。]*
(349) haito 2021/07/05(Mon) 15:22:47

【独】 木峰 海斗

/*
しょんもりする兄貴、可愛くない?

といいつつ、お医者さんペアは癒しのオーラを纏ってる
(-235) kasuga_2jp 2021/07/05(Mon) 15:33:29

【人】 大学生 廣岡 珠莉


[忘れ物をしたという感じではなかったけれど、
 とおもいつつも、本人がそう言っているのだから
 それ以上詮索も疑うこともせず]



   そうだったんですね。
   気づいてよかったです。


[とにこやかに頷いて見せた。
 だけれど、やはり表情は曇っているようだったから
 頭をよぎったW処女は面倒だWという言葉に、
 不安げに問うてしまった。
 ───好みではない女だったとして。
 さらに、未経験だと知られてしまったならば、
 どうしよう。せっかく学びにきたというのに…
 この機会もおじゃんになってしまうかも。]

 
(350) ななと 2021/07/05(Mon) 15:43:51

【人】 大学生 廣岡 珠莉



[そう、思っていたのだけれど。
 相手の反応は予想とは異なっていて。

 W願望通りの相手であるWと。
 Wこれ以上ないほどであるWと。
 W勿体ないくらいだWと!

 そんな嬉しい言葉が立て続けに並べられるから
 わたしの表情はふんわり花開くように綻んで]



    よかった。


[と、傾げていた首を元に戻し、
 紅茶を一口喉に通した。]

 
(351) ななと 2021/07/05(Mon) 15:44:11

【人】 大学生 廣岡 珠莉


[伸びた母音に、正直、はぐらかされてしまっても
 仕方がないと思っていた。
 思い出せない私が悪いのだし、
 お知り合いの方ですか?なんて聞くのも
 こんな場所では野暮かとも思ったし。
 この男性さえ良いのならば、別に、と。
 
 けれど、返ってきたのは。]



  星条、一さん…


[その名前に、聞き覚えはあった。
 いや、聞き覚えというよりも…読み覚え?
 なにか、文書でその文字を………読んだような…
 というところまでたどり着いたそのとき、
 頭の中に響いたのは友人の声。

 「……先生の講義、ほんっっっと単位
  落とされすぎじゃない?厳しいって…」

 そう泣きついていた彼女とわたしは、
 同じ講義をとっていて───

 ゆらゆら、茶色く透き通った水面に
 落ちていた視線がゆっくりと上がって。]
 
(352) ななと 2021/07/05(Mon) 15:44:27

【人】 大学生 廣岡 珠莉





   ───星条先生。


[と口から答えがおちた。
 ぱちり、ぱちり、長くくるんと上がった
 まつ毛が閉じたり、開いたり。
 それから、ソファに落としていた腰を一度上げて、
 左端に寄って、また腰掛けて。]


    お隣、どうぞ


[そう口元が微笑んだ。]

 
(353) ななと 2021/07/05(Mon) 15:44:51

【人】 大学生 廣岡 珠莉


[ええと、もう一度、考えよう。
 目の前にいるのは、星条先生。
 大学の、せんせい。
 わたしは、生徒で、学生で。
 で、今現在このホテルで、一晩のお相手として、
 向き合うことになっている、つまり、


 わたしは先生と、セックスを、する。


 ということで───]


  ………



 
 
(354) ななと 2021/07/05(Mon) 15:45:27

【人】 大学生 廣岡 珠莉


[嫌悪感はない。不思議な感覚はするけれど。
 …というか、意外だなあ、と先生の方を見る。
 じっと見つめた後、こてりと首を傾げて。]



   先生は、こういった場に
   よくいらっしゃるんですか?


[と純粋に問いかけを。]*

 
(355) ななと 2021/07/05(Mon) 15:45:40

【人】 麻酔医 セナハラ


少し、刺激が欲しかったんだ
麻酔科は割と人権があるからね〜


[彼を前にしてする説明としては酷いものだと思いながらも聞かれたからには答える
余裕があるからこそいつも頑張ってる君を今日は甘やかしてあげられるんだ、なんて都合よく話を持っていった。

僕の細い、笑顔を浮かべていないと目つきが悪い瞳を見つめていた彼の真剣そうな、僕より大きな目が細められれば今度は弟や妹から可愛い犬に印象が変わる。

口元まで緩んで嬉しい、甘やかされてると
実感してるような表情にこう言う甘やかし方であっていて、
それが面白くて可愛らしくて少し小さく声を漏らして笑った
馬鹿にしてるわけではないからセーフだよね]
(356) kou1010 2021/07/05(Mon) 16:00:24

【人】 麻酔医 セナハラ

[どんなお願いが飛んでくるのかと思えば抱きしめて欲しい
あまりにも簡単にできる事で拍子抜けしてしまった所はあった
ほんの少しキョトンとしたけれど、疲れてるんだなあと労る気持ちになればまたにこっと笑みを向ける]


おやすいご用だよ


[肩口に頭を預けてくれた彼が楽な体勢にしようとしたけれどソファの上で
仕方なく自分の足をソファの上にあげてその上に座るようにとぽんぽんと叩く。

ソファの上だから成人男性が乗るくらい、それに佐木くんは僕より身長が低いから大丈夫だろう(なんて思ったのは内緒)
これなら腰を捻る必要もないし体を僕に預けやすい、
僕の温度や匂いにも嫌悪感はなさそう。
なら肌が触れ合う面積が広い方が落ち着けるかなと]


ほら、おいで佐木くん


[彼がおずおずでも、躊躇いなくでも乗ってくれればぎゅう〜
なんて軽く言いながら抱きしめて、よしよしと背中を撫でる]*
(357) kou1010 2021/07/05(Mon) 16:02:35

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[彼は「愛してる」を言ってくれる訳でもなく
 「一番好き」をくれる訳でもなく、
 でも、奥さんとそんなに上手くいってないってことは
 だったらちゆも——なんて余計な期待を掻き立てられる。]


  ……かわいそう。


[彼の弱音に思わずぽつりと呟いた。
 そんな顔されたら、無性に抱きしめたくなっちゃう。
 なんだろうね、この気持ちは。愛情?同情?
 とにかく放っておけなくなって、]


  大丈夫だよ、……大丈夫
  タイガさんの寂しいの、
  全部ちゆが受け止めてあげるから。


[触れ合わさった唇を柔らかく啄んで返した。
 何を言って欲しかったんだっけ、ちゆ、
 彼の顔を見たらどうでもよく思えてしまった。]
(358) Skyblue 2021/07/05(Mon) 16:24:53

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[甘くて狡い言葉たちにあっけなく支配されてしまう。
 ううん、元からそこに強情さなんてなくて
 思えば始まりはいつだって単純馬鹿に流されてたっけ。

 与えられるそれが愛情めいた何かなら、期待には十分。
 ハグもキスもその先も、ちょっとおかしいことだって
 愛した人に——愛されたい人に望まれるなら
 ちゆはなんだってしてしまう。

 あなたが言うならお風呂は後でいい。
 痛いって程じゃない感触がジリ、と肌に食い込んで
 まるで指輪みたいに刻まれたのをみれば
 「いいよ」って答える以外の選択肢はないの。]


  ……わかった。
  離れないよ、タイガさんのこと、好きだから。


[「好き」って何度も言葉にしたら、
 インパクトとかそういうの薄れちゃうんだっけ。
 でも、だからって、口にせずにはいられない。
 あなたが求めてくれるから、受け止めてくれるから、

 
同じ感情が、あなたにもあるような気がしちゃうから。
(359) Skyblue 2021/07/05(Mon) 16:25:47

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[「大丈夫」の言葉でどれだけ包み込めるかは知らない。
 あるいは飼い慣らされてただけなのかもしれないけれど
 そんなことには気づかない——気付かないから、
 
 彼がちゆをベッドへ運ぼうとするのなら
 「お姫様抱っこだぁ」なんて無邪気に笑ってみせる。
 
 柔らかいシーツの海に寝転がって。
 目線を彼の方へ向けたのと同時、
 ハイヒールが脱がされるのが見えた。
 
 お姫様みたい、でもその先に彼がしてみせたのは
 従順な執事だってしないようなこと。]


  ひゃッ、 んん……!
  た、タイガさん……っ 
きたないよ、



[足なんて。外を歩いたこんな夏場、
 きっと汗だってかいたのに。
 擽ったさもあるけど、恥ずかしさの方が勝る。
 反射的に彼の手から逃れようとする足は
 それでも捕らえられたならぷるぷると震えただけ。]
(360) Skyblue 2021/07/05(Mon) 16:27:23

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[そのうちベッドに手をついて、上半身だけ起き上がる。
 「恥ずかしいよ」って彼をどうにか嗜めたなら
 おもむろに自分の上着へと手を掛けた。

 季節には似つかわしくない服装、
 彼は何も聞かずにいてくれたけど
 それは、まだ見せてない“そのままの”あたしだ。]


  ……ねぇ、タイガさん。
  ほんとに綺麗じゃなくても、可愛くなくても、
  ちゆの汚いところも愛してくれる?


[不安を滲ませ、尋ねる。
 そしておそるおそるパーカーを引き下ろして、
 ノースリーブから覗く肩を、二の腕を露わにして。

 ……肘から先はやっぱり躊躇う。
 知らない誰かに見せるならこんな不安もなかったのに
 彼に嫌われたくないからだって自覚する。
 でも、ちゆのこと全部知って欲しいから。]
(361) Skyblue 2021/07/05(Mon) 16:28:50

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[脱ぎ捨てた上着の下にあるのは汚い傷痕だった。
 赤黒い筋が手首を通り越して、
 肌の柔らかいとこまで無数にはしった左腕。

 反対の腕はそれよりいくらかマシだったけど、
 重ねられた痕は皮膚ごと腫れ上がってしまっている。
 けして綺麗だといえない肌は、
 真新しい傷だっていくつか残してた。]

 
  ちゆ、寂しいの嫌いで……

  一人でいるとたまに消えたくなっちゃうの
  でも、痛くなって、赤いの見たら
  生きてるんだなって……死にたくないなって、思えて

         
——やっぱりダメかな、こんな女の子。



[手首を返して、自分から彼に醜い腕を見せつけて
 そのくせ彼に向ける声は泣き出しそうに震えてしまった。
 あぁ、せっかくの気分を下げちゃったかも。
 ……きっと好きじゃないよね、こういうのは。*]
(362) Skyblue 2021/07/05(Mon) 16:30:34

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ まって、という言葉を使う状況は様々だから、
ほとんどはその場に応じてきちんと待ちますが。
この場合、待てないのは仕方ないと思われます。

抵抗するように胸を押し返す腕の力が抜けて、
甘い吐息混じりに声が漏れて、
潤んだ瞳で微笑みを浮かべて、

それで待ってと言われて待てるのは多分

仙人だけです。 ]
 
(-236) yukiyukiyuki 2021/07/05(Mon) 18:01:59

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ 俺はただの奥手な人間なので、一瞬唇を離しただけ。
呼吸もままならない様子の海斗がまた愛しくて、
息は鼻でするんだよ、なんて言いたくなるけれど
離れるのが嫌で、そのまま口内を弄り続けた。

胸元を縋るように握られて、背に触れた掌が熱い。
辿々しい動きでも、そちらから絡めてくれる舌に
感情は揺さぶられて、嬉しいやら愛しいやらで
どんどん昂ってしまう。

ぢゅ、と音がするほど舌を吸って、微かに歯を立てて
扱いてから、ようやく唇を離す。

欲望の名残りが滴になって口端から伝っていて。
またそれを唇を這わせて拭うように喰んだ。 ]
 
(-237) yukiyukiyuki 2021/07/05(Mon) 18:03:34

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


   ─── 海斗。


[ 前髪に手を差し入れて掬い上げる。
何度も何度も読んできた名前なのに、
体感したことのない情で声が揺れる、掠れる。 ]


   本気だって、わかってもらえたかな。
   いいとこ、見つけられたかは、わかんねぇけど。


[ 小さく、首を傾げて尋ねてみて。

毛足の長い、高級そうな絨毯に膝をついたまま
彼がしたのと同じように背中に手を回して
そのまま摩り、撫で下ろしていく。

太腿に触れて、分厚いデニム生地の上から
足先までなぞり、靴を脱がせた。
靴下があれば、それも一緒に取り去って。 ]
 
(-238) yukiyukiyuki 2021/07/05(Mon) 18:05:43

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


   ……もっと、知りたい、
   海斗のこと。
   いいとこ、も。


[ 踵を持ち上げて、足の甲に唇を落とす。 ]


   けど、今更ちょっとびびってる
   ほんとに、いいの、
   俺、お前みたいに綺麗じゃねぇからさ。


[ くす、と、困ったように笑う。 ]


   聞きたいことあれば、なんでも話すよ。
   なんか食いながらしばらく話すでもいいし、
   ……風呂、入るならそれもいいし、

   このまま触れていいならベッドに連れてくけど、
   お前がどっちなのか、まだ俺は聞いてねぇし、


[ に、と悪戯っぽい笑みに表情を変えて。 ]
 
(-239) yukiyukiyuki 2021/07/05(Mon) 18:07:55

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗



   ……抱きたいってんなら、俺のことは
   お前の好きにしていい。
   抱かしてくれんなら、デリカシー無くて悪いけど
   お前の経験だけは聞かせてくれ。

   傷つけられんのは全然平気だけど、
   傷つけんのは絶対、嫌だからさ。


[ 土踏まずのあたりにちゅ、と口付けて、
返事を待って、その顔を窺い見て。 ]*
 
(-240) yukiyukiyuki 2021/07/05(Mon) 18:09:02

【人】 トト  

 

  やはり普段に比べて動揺していたらしい。
  送信した瞬間に我に返った。

  …… こんなサイト。
  悪戯か個人情報を抜くために決まっているのに。
  本名を晒さなかったのは唯一の幸いだと息を吐く。
  それが理性的に行動したわけではなく、
  自分の名を忌避した結果だとしても。

  だから返信なんて来るとは思わなかった。
 
 
(363) papico 2021/07/05(Mon) 18:11:35

【人】 トト  


  「 ザ ラピスかぁ……   」


  予想に反して再度届いたメールを一読し、
  指定されていた開催場所。
  そのまま流れ作業でパソコンで検索した。
  
  宿泊したことのある一流ホテルと同じ並び。
  外装も内装も手の込んだ、高級ホテル。

  こんな場所では私の望む人とは出会えない。
  
  そう直感したにも関わらず、
  そこにはマッチング決定の言葉が書かれている。

  騙されているのかな。

  そう疑いながらも、どこか期待を止められず
  指定された日時にその場所へと向かうのだ。

  
  20歳の誕生日にと用意された、
  美しい淡い紫のワンピースを纏って。**
 
 
 
(364) papico 2021/07/05(Mon) 18:11:58

【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生

[ 鼻で息をするんだよ、なんてアドバイスされたら
  うるせー知ってる、って答えてしまいそうだけど
  上手く呼吸ができてない時点で、お察しだよな

  ファーストキスか、というと微妙に違う気がするが
  本当に好きな相手とするキスは、今日が初めてで
  所謂、大人のキスなんていうのは、本当に初めてだ

  別に、兄貴のためにとっておいたわけじゃねーけど
  今日、初めてをできたのは―― 悪くねーよな]
(-241) kasuga_2jp 2021/07/05(Mon) 19:28:40

【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生

[ 漸く、唇が解放されて、滴る雫まで唇で拭われて
  今更ながらに、すげーことしたなって実感して

  キスの余韻に浸りながら、口の端をぺろりと舐めた
  前髪を掻き上げるように触れられて、
  緩く瞳を細めれば、視界が少し狭まるけれど
  見つめる先には、兄貴の顔があって、
  ふっと、吐息だけの笑みを漏らした

  ―― 海斗 

  何度ととなく呼ばれて、
  何度とのなく無視した

  俺を呼ぶ、兄貴の声は、いつもと違う
  揺れて、掠れて、身体中に甘く響く

  そんな声で、呼ぶなよ
  充分に伝わっているってのに

  初めて感じた口の中の気持ち良さ
  ―― すごく、イイって奴だったけど
]
(-242) kasuga_2jp 2021/07/05(Mon) 19:28:42

【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生

 
 
   …… さすがに、わかってるよ
   兄貴が、ちゃんと……本気だって、こと


[ わかってるよ、と手を伸ばして、
  いつもは高い位置にある頭をくしゃりと撫でた

  首を傾げて尋ねてくる様子が、
  なんだか、主人の待てに従う大型犬のようで
  少し可愛いと思ってしまったのは、秘密にしておこう


  どこが良かったとか、口にするのは気恥ずかしくて
  いいところについては、さーな。とはぐらかす]
(-243) kasuga_2jp 2021/07/05(Mon) 19:28:44