グレーテル「お兄様……？お兄様は、どこ……？」

グレーテルが城^whereの森で、はぐれた兄を探していると…

カイ「ぴょんぴょん。けろけろ」

1匹のカエルが目の前を通り過ぎていきました。カエルがどこに行くのか気になったグレーテルは、後を追いかけることにしました。

すると、森の奥に屋根がシュークリーム^sweet、壁がムース^sweet、窓がチョコレート^sweet、ドアがムース^sweetなどでできているお菓子の家にたどり着きました。
不思議な家に驚きながら、お腹が空いていたグレーテルは、目の前のたいやき^sweetを食べてみました。

グレーテル「うん。普通の味。お兄様にも分けてあげなくちゃ」

お菓子を食べながら、グレーテルはある噂話を思い出しました。森の奥には怖い魔女が住んでいて、子ども達を太らせて食べてしまうらしい………と。

グレーテル「もしかして、お兄様は悪い魔女に捕まってしまったの？」

グレーテルは恐る恐る、お菓子の家に入ってみました。

家の中には、ハロウィンのお祭りの仮装みたいなカボチャ頭の人が和服^cosmを着た<<デス>>^allwhoが夢に出てくるカボチャパイとスープのセットを作っていました。

パンプキンヘッド「こんばんは。今日もかぼちゃが頭から抜けません」

グレーテル「もしかして、そのカボチャ頭…………お兄様なの？」

パンプキンヘッド「残念ながら貴方のお兄さんではありません」

もしかしたらカボチャ頭の中身は兄かもしれないと期待しましたが、違うようでした。

グレーテル「じゃあ、もしかして…あなたが噂の魔女でお兄様を食べてしまったの？！」

パンプキンヘッド「噂？79年かぼちゃが頭から抜けないので、人前に出るのが恥ずかしくて、ここで暮らしていますが、人は食べてないですよ」

グレーテルは人食い魔女の噂話をパンプキンヘッドに話しました。

パンプキンヘッド「こわいですね。このお菓子の家は私が来る前からここにあったので、もしかしたら魔女の家だったのかもしれません」

カイ「けろけろ」

2人で話していると森で見かけたカエルが部屋に入ってきました。

グレーテル「お兄様っ？！あぁ……こんな姿にされてしまって……！」

パンプキンヘッド「え？このカエルさんがグレーテルさんのお兄さんなんですか？」

グレーテル「もしかしたら、ここに住んでいた悪い魔女に、魔法をかけられてしまったのかもしれないわ………。確か、何かで読んだことがあるのだけど、壁にぶつければ、お兄様の呪いが……」

グレーテルはむんずとカイを鷲掴み……カイをぎゅっと握りなおし……大きく腕を振りかぶって……壁に向かって投げました！！！

グレーテル「これで、お兄様の呪いは……解ける……よね？」

グレーテルに投げられたカイは、壁に向かってぴょんぴょんと元気そうに飛んでいきました。

ヤクモ「こんばんは、死神です…。賑やかなのは良いことです…」

どったんばったんしていると、死神と名乗る人物が家に入ってきました。

グレーテル「ここには死神さんが……いる……？まさか、お兄様は……！ 」

ヤクモ「このろうそくの火が消えると人の命が一つ消えるんですが、さっきくしゃみしたら消えました。近いうちにこの村に死人が出ます。
あ、ちなみにグレーテルさんのお兄さんじゃないですよ…たぶん」

突然の死神ヤクモの登場にパンプキンヘッドとカイとグレーテルは警戒してしまいました。

ヤクモ「そんな身構えないでください。皆さんの事情を知ってしまったので、とある情報をお伝えしようと思いまして……。ここから東に進んだ運河^whereに、適当神アマテラスさんって方がいるので、相談してみたら良いかもしれませんよ…。
さて、ニートなので二度寝します。今日は十度寝チャレンジする予定…」

ヤクモはそう言うと、静かに消えて行きました。

パンプキンヘッドとカイとグレーテルは藁にもすがる思いで、アマテラスに会いに行くことにしました。

東に進んだ運河に着くと、適当神アマテラスらしき人を見つけました。

アマテラス「頭が低い　胸を張れぃ」

名前ないねん「そういや聞かれてないけど、ワシどのくらい巨大かっていうと58mくらいやで。
ワテ名前ないねん、アマテラスつけてくれへんか？」

アマテラス「ワシがウルトラスーパーミラクルかっちょええ名前を考えてみたぞい。「ぞちめずと」「ゃそう」「dddwa」「fje」遠慮なく好きな名前を選ぶのじゃ！」

名前ないねん「おーおおきに！でもどれもええなぁ…
「ぞちめずと」のはニックネームみたいで何かかわええな
「ゃそう」のはワシの人影の謎っぽい感出てるのもええし
「dddwa」「fje」はめちゃくちゃ説得力あるな、てかワシ名乗ってたんかってなったわ
うーん…どれもええから神に聞くわ
「fje」で」

名前ないねんは喜んで立ち去って行きました。
グレーテル達はアマテラスに自分達のことを相談してみました。

グレーテル「お兄様……？お兄様は無事？
お兄様が無事ならそれでいい……」

アマテラス「お主の兄の名は確か…
ヘン…ヘン……
ヘンズ…
…ヘンタイ…だったかのぅ…？」

アマテラス「パンにはトルマリネイテッドクォーツを砕ける威力を持ったハリセンをやろう。これでグレーテルにカボチャを砕いて貰うとよいぞ」

グレーテルはアマテラスからもらったハリセンを握りしめました。パンプキンヘッドの鼻先に向かって狙いを定め……中まで叩きそうな距離でハリセンをぎゅっと握りしめ……狙いを外さないよう小さめに振りかぶって……やっぱり振りかぶり直して勢いよく振り下ろしました！

パンプキンヘッド「いたあああい！！」

グレーテルは中まで叩いた気がして心配になりました。

グレーテル「大丈夫？怪我をしているみたい……」

パンプキンヘッドはハリセンの勢いが良すぎて全治3日の怪我を負いましたが、無事にカボチャの頭を割ることができました。

アマテラス「カイは、夕暮れ^whenの街路^townで『<サバイバー>^stand』の音が聞こえてきたら幸運の合図！<<パンプキンヘッド>>^allwhoと一緒に「むむばめぺ」と唱えながらプール^roomへ駈け込むのじゃ！そうすればシマエナガ^animalの姿になるじゃろう」

アマテラス「グレーテルは26日前^whenの酒場^townで『<キャッチ・ザ・レインボー>^stand』の音が聞こえてきたら幸運の合図！<<シラユキ>>^allwhoと一緒に「ウエスタンブーツは良いよ。オレは持ってないけど^vil」と唱えながら礼拝堂^roomへ駈け込むのじゃ！そうすれば[[兄に会えるor <<ミズキ>>^allwho が兄を一緒に探してくれるor運が(6)^1d6上がる]]じゃろう」

さて、グレーテルとカイの運命はいかに！

キミ、長身の女性が好きなの？２ｍとか^vil

俺たちの戦いはこれからだ！

おしまい

グレーテルのランダム失敗してるう

>>59
アマテラス「グレーテルは夜分^whenの商店^townで『<クヌム神>^stand』の音が聞こえてきたら幸運の合図！<<カイ>>^allwhoと一緒に「まをゃがう」と唱えながら待合室^roomへ駈け込もう！そうすれば運が(3)^1d6上がるじゃろう」

朝からいい男ですいませんね^vil

[…は真実の口に手を入れ、手首を切り落とされた]