人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

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ヌンキは、サダルの言ってることが理解できない。
(a117) eve_1224 2021/05/03(Mon) 0:26:17

【独】 黒い羊 ハマル

―――ごぽり


泡が口から零れる。
目が痛む。それでも目の前に広がる光景を見たくて。

どこまでも澄んでいる訳ではない。
濁って、上下もわからなくなりそうで。
どれほど先まで見えているのかもわからない。

でも。
揺れる水面から陽の光が差し込む。
視界は透明で、不透明で、青くて、クリームの色で。
少し黒くて、白い。

手を伸ばして、ぶくぶくと浮かぶ泡を掴む。

『おかえりなさい』
『ただいま』

『いってらっしゃい』
『いってきます』


―――手を開く。
泡は浮かんで空へと上がる。

恐れるものも、置いてきてしまったものも。
もう此処にはないのだ。
(-225) sym 2021/05/03(Mon) 0:28:53

【人】 兎系 ニア

>>サダル

 どことなく周囲の目を気にしている様子がありつつも、
 “話”をするため、彼の姿を探している。

 星はもう無いから、自分の目と足で。
 ――帰ってしまうまでに、間に合うかしら。
(331) 榛 2021/05/03(Mon) 0:34:10

【人】 侵されし者 ヌンキ

>>330 ブラキ

「俺にとって大事なもの?」

今回の人生は、最初で最後の逸脱した夢だとどこかで理解していた。
それゆえの、呪い。
このままでは自分はこの世界から姿を消してしまうのだろう。
今まで何度も送った人生にはなくて、今回だけ確かにある大事なもの。

「…………そっか」


ヌンキはキファに本気の恋をした。
ヌンキはキファとサダルを結びつけ幸せを願った。
ヌンキはメレフに愛を教えてもらった。
ヌンキはキファに最初で最後の告白をした。


全部、全部イレギュラー
全部、全部大事な物。
              

それは愛という名の狂おしいウィルス。

「君が、直してくれたら……俺はまた恋や愛を恐れる人間になってしまうんだね」
(332) eve_1224 2021/05/03(Mon) 0:36:40

【人】 夢見人 サダル

>>331 ニア

「鬱になって死にそう……」


あなたが出歩いていると体育座りをしているサダルを見かけるだろう。
鬱々しそうに暗いオーラとエフェクトが幻覚で浮かんでいる。
足音がした方に頭を上げればきょろりとあたりを見渡した

「……? 誰……」
(333) toumi_ 2021/05/03(Mon) 0:45:27

【人】 黒い羊 ハマル

>>266 ヌンキ
 [指を絡め終えれば満足げに頷き]
 [ニコッと指で笑みを作ってみせる]

「ハマルはヌンキがそうしてくれる事。
 そう思ってくれた事が、とてもうれしい」

 [だから、伝える言葉は]

「『また会おう』!
 ハマルはヌンキが最後まで一緒にいてくれて。
 最後まで味方でいてくれて。
 本当に、よかった!」

 [別れは一時だ]
 [少なくともハマルはそうするつもりだ]

 [ひとりは寂しい事を、ハマルはよく知っているのだから]
(334) sym 2021/05/03(Mon) 0:50:43

【人】 兎系 ニア

>>333 サダル

「わたしよ。ニア」

 つかつかと歩く足を目の前で止めて、
 鬱々とした彼を正面から見下ろしながら。

「ホワイトボードのあれはどういうことなの。
 あんたの家の近くとか?
 ……まさか、戻ったら――事故に遭ってる真っ最中です、
 とは言わないわよね」
(335) 榛 2021/05/03(Mon) 0:57:56

【人】 侵されし者 ヌンキ

>>334 ハマル

「俺もだよ!
 キファもサダルも居なくなって、すごく悲しくて心細かった俺の隣に君は来てくれた。
 ずっと一緒に走ってくれた。
 
 だから……ずっと君を待ってる!」

きっとすごく難しいことだ。
もしかしたら戻ってくることはできないかもしれない。
それでも、ハマルの言うことは信じられる。

「またね」

さよならとは、言わない。
(336) eve_1224 2021/05/03(Mon) 1:04:21

【人】 セキュリティAI ブラキウム

>>332 ヌンキ

「……。」

ブラキウムは、頷きました。
ブラキウムは、現実の世界を知っています。
この世界に実体が無いことを理解しています。
その現実があなたを廃棄しようとしていることも、また理解しています。
あなたを作り直すこともシミュレートしました。
しかし“orion”はその行いを許すでしょうか。

「……でもそれは、ブラキはよくないと思う。
みんな得たものがあるのに、ヌンキだけその先がないのは……、
不公平
なのだ。」

*パチリ*

ブラキウムは、瞬きを一度しました。
(337) wazakideath 2021/05/03(Mon) 1:04:23

【人】 セキュリティAI ブラキウム

>>337 ヌンキ

「そうだ、
不公平
だ。……だったら、だったら、何も悪いことじゃない。」

【Brachium】は、人間に従います。
しかし全ての人間に従うわけではありません。
そんなことをしたら、悪い人間を含む全ての人間に使われてしまうでしょう。
ですから【Ammut】、そして【Ma'at】の理念に従うように造られています。

「ヌンキ
<NPC>
と他の人
<PC>
に差があるのは良くない!」

ブラキウムは、透明になったあなたの手を掴みます。
どうやらブラキウムには、何か案があるようです。
……これは【Brachium】が人工知能であるが故にした、正常な動作でした。
(338) wazakideath 2021/05/03(Mon) 1:06:09

【念】 人形 ラサルハグ

>>!3 メレフ

 店先に現れた姿にためらいない足取りで近寄る。
 纏う怒気に小鳥は囀りをやめて逃げ出す。
 GoodByeおやすみよ。
 
「あなたは」

 
ビンタ。

 
「隠し事が多いのは知っていたが」

 
ビンタ。

 
「他の者と寝てから日もなく恋人を申し込むとかまともか?」

 
ビンタ。


「本気であることに疑いもしないが」

 
ビンタ。

 透き通った思考にビンタのノリがいい。

「それはそれ。これはこれだ」

 
ビンタ。

 職人の手が痛むが、廃業済だ。問題ない。
(!4) szst 2021/05/03(Mon) 1:12:16

【念】 人形 ラサルハグ

>>!4

「誠意のない関係を俺は好まない」

 
ビンタ。

 溜め込んだものが堰を切ったように溢れてビンタに変わる。

「それとも他の者と関係を継続したままでも」

 
ビンタ。

 
「俺が許すと考えていたなら心外だ」

 
ビンタ。


「あんたは一度、人の心を学習し直せ」

 
ビンタ。

 手を下げる。
(!5) szst 2021/05/03(Mon) 1:12:18

【念】 人形 ラサルハグ

>>!5

「…………はあ」

 叩いた手は赤く、ひりひりと痛む。
 仮想空間に演算された痛みは本物のように感じさせる。
 
 そして演算範囲の対象外である人の心が得た痛みは、
 加減なしの本物として反映される。

「あんたはプレイヤーでいいのか」
(!6) szst 2021/05/03(Mon) 1:12:20
ラサルハグは、やはりビンタは9発だ、と思った。(>>!6通常表情のつもりが変え忘れちゃった)
(a118) szst 2021/05/03(Mon) 1:12:59

ブラキウムは、全面的にラサルハグの味方をします。
(a119) wazakideath 2021/05/03(Mon) 1:16:44

【人】 侵されし者 ヌンキ

>>337 >>338 ブラキ

自分から愛がなくなれば
  それはきっと、夢の終わり。


同じ人生を歩み、何度も同じ死を迎える人形となるのだろう。

今の俺の人生に、この先の未来はないということだ。

それくらいなら……いっそ、消滅したほうが良いのではないか。

そんな風に、思う。

「……どうだろう。俺はそれだけの反抗をしてしまったんだろう?」

悲しげに目を伏せた。

消えない努力をすると約束したんだ。
生きて、あの人達に誇れる人生を描きたい。


そう思うんだ、本当に。

「わ……えっ? ど、どうしたんだい、ブラキ?」

急に手を掴まれた。
透明な手を握るあなたの小さな手が、全部見えてしまい目を背けてしまいそうになる。
一体、ブラキウムが何を考えているのか、俺には皆目検討もつかない。
(339) eve_1224 2021/05/03(Mon) 1:22:37
ヌンキは、『俺やっぱ天使失格かな……』と思った。
(a120) eve_1224 2021/05/03(Mon) 1:25:20

【人】 セキュリティAI ブラキウム

>>339 ヌンキ

ブラキウムにはできないことと、許されていないことがあります。
しかし今ブラキウムが導き出した案は、それら全てに触れないのです。
“orion”と“proxy”が許さずとも“Ma'at”が許すのですから。

「えっと……そうだな。
ブラキは魔法をかけようと思う。
ヌンキが生まれ変われる
すごい魔法なのだ。」

……【Brachium】は、現実を見たことがありません。
ですから現在の【Brachium】にとって、現実はここ“proxy”なのです。
【Brachium】にとっての人間とは、今目の前にいるあなたです。

それは一度ログアウトをすれば変わってしまう、脆い認識でした。
しかし。

「でもその魔法は、ブラキだけじゃできないのだ。
でもヌンキの協力が必要があれば、きっとできるぞ。」

その認識の齟齬は、今だけ正しい動作としてあなたを救うかもしれません。
(340) wazakideath 2021/05/03(Mon) 1:47:52

【人】 黒い羊 ハマル

>>285 ブラキウム
「では、きっと次も『友達』だな!」

 [貴方のその変化をハマルは嬉しいと思う]
 [貴方の笑顔がもう曇らない事を願っている]
 [絶望にならない事を、願っている]

「『また会おう』、ブラキ!
 羊達を頼んだぞ」

 [軽く手を振り返して]
 [ハマルは配達に行く貴方の背中を見送った]
(341) sym 2021/05/03(Mon) 2:02:54

【秘】 特殊NPC シトゥラ → 兎系 ニア

>>-222

頭を撫でた。
思えば、こうして普通に話すのは久しぶりな気がする。
落ち着いて話を出来る状況に長い事なかった。

「泣いてもいいですよ。
今なら、僕しか見ていないので。
泣き顔も独り占めできるなんて贅沢だなあ」

揶揄う様に、ただ声だけは限りなく優しく。
少女に触れる手もこの上なく愛し気に。

「ずっと気ィ張ってたんでしょうから。
よーしよし、頑張りましたねェ」
(-226) chige_00 2021/05/03(Mon) 2:08:36

【秘】 兎系 ニア → 特殊NPC シトゥラ

>>-226

「こどもあつかい、しないで」

 たどたどしく返しながら、
 青年の服の胸元をくしゃりと握りしめる。
 ――細い肩が跳ねて。

「……ぅ、」

 息を詰めて、しゃくりあげる。
 少女は泣くことに慣れていなかった。

 しばらく、青年の腕の中で下手くそに涙を零している。
 顔だけは見られないように、押しつけたまま。
(-227) 榛 2021/05/03(Mon) 2:29:59

【人】 その辺に居る ルヘナ

>>308 サダル

言葉を流されても、
君に撫でられれば大人しくそれを受け入れている。

「……少し、躊躇った。
 君のピンを受け取る権利があるのか、と
 考えて………それでも、結局手にしてしまった。
 未練がましいよな、君が嬉しいと言うならば
 結果的には良かったのかもしれないが……。」

涙を拭い終えれば、君へ向けるのは苦笑だ。

「楽しみ、か。そうだな。
 この世界の物、向こうに持ち出せるのかな。
 ま……少しくらい、奇跡を願ってやっても良かろう。
 導いてくれるのなら、君が見つけてくれるまで、僕は待っているよ。」


この世界のものは、何もかも現実には残らない。
所詮電子のデータなのだから。


…………………
本当に?


広い夜空がどこまでも繋がっているように、
真白なキャンパスの色が決して落ちないように、
きっとここでの経験は、確かに自分達の中に残るだろう。
少なくとも、ルヘナはそう信じている。
君は、どうだろうか?
(342) おさとう 2021/05/03(Mon) 2:31:18

【秘】 特殊NPC シトゥラ → 兎系 ニア

青年は馬鹿にすることもなく、頭を撫で続けている。
背を優しく叩いて、見守った。

「よーしよし」

(こうしてれば、ただのか弱い女の子なんですけど。
あれは、バグの影響だったってことかァ)

青年は少女の獣じみた赤い瞳に思いを馳せた。
今ではすっかり、小動物の目をしている。

先程ちらりと覗いた涙にぬれた兎の目は、
加虐心が煽られるものの。
さすがにこんなに泣いている可愛い恋人を苛めるわけには。

……訳には。

(我慢、しますか。さすがに)
(-228) chige_00 2021/05/03(Mon) 2:44:10

【人】 夢見人 サダル

>>335 ニア
「あ、ニア」

表情が明るくなりエクスクラメーションマークと星のマークが浮かぶ(幻覚)

「え?
 ああ、記憶が正しければ自分は事故にあってる真っ最中だね………」


「何人かは“外“に出るらしいから救急車を呼んでくれるって言ってくれた、ニアもその様子なら戻るのかな。
 ……心配はない?」

 問題のある人の問題は自分が問題があることに気がついていないことであると偉い人は言っていた。
(343) toumi_ 2021/05/03(Mon) 2:51:19

【人】 特殊NPC シトゥラ

>>171 サダル

「よーしよし。
そうですよォ、帰らないといけませんし。
僕はNPCじゃない……こともないんですが。
帰る場所もあるし、きちんと画面の向こうにもいます」

青年は続く言葉に一瞬口を閉ざした。
ニアの惚気。

青年は彼の耳元に口を寄せた。
(344) chige_00 2021/05/03(Mon) 3:08:53

【人】 子役 ヘイズ

>>274 >>275 サダル

あれ、ぼくも行けちゃうんですか?

 ……あはは!さすが自ら死の台本を作る師匠だけあります。
 おもしろいこと言いますね!」

まさに今、あなたが言う物語をしっかりと記録した。
"やろうと思えば不可能ではない"
そんな気がしてきた。
ブラキウムにも勝てるくらい……それは言い過ぎか。

「育たない情緒はぼくのせいじゃないですもん」

こどもらしく、むっと頬を膨らませて見せた。
ぱちぱちと緑の瞳を瞬かせる。
空とはほど遠い地を這う影にも
きれいな緑色の星は作れたりするだろうか。

「あの、サダルが届かないどこかへ
 行ってしまうと知った時は"寂しさ"を覚えたかも。
 だって、死の先でさえ着いて行けたんですから。
 あなたを師匠に選んだのはぼくからですし。

 ……これって情緒ではないですか?」

呆けた顔で首を傾げた。
尋常じゃないメンタルでも感情が無いわけではない。
それがデータで作られたものだとしても、だ。

(345) DT81 2021/05/03(Mon) 3:11:29

【秘】 兎系 ニア → 特殊NPC シトゥラ

>>-228

 青年の胸中も知らず、ひくひくと泣き続ける。
 
知ることができたら、怒っていただろう。たとえ泣きながらでも。

 泣いて、泣いて――
 おさまった頃にやってきたのは、羞恥心と後悔。

 それから、これからのこと。

「――――、」

 彼の肩は、涙のあとで濡れている。
 すっかり赤くなった目元をそこから離せないまま、口を開く。

「あんた、……なにをしてるひと?」

 何から問うたものか迷ったすえ。
 涙の色が残る声で、最初に出たのはそんな質問。
(-229) 榛 2021/05/03(Mon) 3:19:14

【秘】 特殊NPC シトゥラ → 夢見人 サダル

「ニアは愛してるこそ言わないですが、
僕が大抵何をしても拒まないんですよ。

僕を求めてくれる。
伸ばした手を握ってくれて、抱きしめると抱き返してくる。

素直じゃないのは言葉だけなんですよ。
かわいいでしょう?」

青年の笑みは明らかに邪悪だ。
のろけ話をしている顏ではない。

「バグの修正により、彼女の牙は折れました。
これからは僕が一方的に狩っていい。
たのしみですねェ!絶対屈服させてやります」
(-230) chige_00 2021/05/03(Mon) 3:20:43

【人】 子役 ヘイズ

>>274 >>275 サダル

演技以外にやりたいことや、好きな色
みんなと出会って変わったことをイメージする。
前にそう言われたように星を作れば、きっと──
もしかしたら、
星くらいなら今できるのでは?
思いつき。
次なんて言ったけど
"この世界での"最後
だ。
道具はいらない。やってみよう。指でくるりと宙に星を描く。
演技以外にやりたいこと。なんだろう。
何かを創作すること、かも。今までできなかったこと。


きらり。涙みたいな。ちいさなちいさな星がてのひらに収まる。
それは黒ではない、緑色? シアン?
いいや、それはきっと──ヘイズの色だ。

見る人によって色を変えるような不思議な色。
師匠には、何色に見えただろうか?

「あげます」

まだ未熟みたいですけど。眉を下げてゆるりと笑う。
あなたの手にちいさな星を、握らせた。

「きっと呼びますよ。"ここのみんなが役者の台本"
 見たいですから。そしてどこまでもついていきます!」

あなたの端末にだって、どこだって。
もしかしたら
"自身が憧れる人そのもの"
になってだって!

「だから、待っててくださいね!」
(346) DT81 2021/05/03(Mon) 3:26:17

【人】 兎系 ニア

>>343 サダル

「ええ、戻るわ。心配は……」

 ある。とても。具体的には
サイバー犯罪
とか。
 しかし言い出しづらく。そもそも、そんな場合ではなく。

「わたしのことはいいのよ。――『ああ、』じゃないでしょ。
 助かる見込みがあってその余裕なの?
 救急車を呼んでもらって、それで何とかなるの?」

 星のマーク(幻覚)を浮かべている場合でもない。
 すこしばかり乱れた、性急な口調で問い詰める。
(347) 榛 2021/05/03(Mon) 3:37:29

【人】 子役 ヘイズ

>>295 ルヘナ

「ルヘナさんも、ありがとうございます。
 ぼくがいなくなったちょっとの間……
 紅茶、淹れてくれていましたよね?」

"見てました"と笑う。

「ツミゲー……?はよくわかりませんけど
 ……やっぱり、ルヘナさんも
 ぼくにはまだ知らない世界へと行ってしまうんですね」

紅茶にうっすらと映る自分の影を見つめる。

世界の真実を知ったるや今や
そこまで驚いた様子はなかった。

「ぼくは、そうですね。みなさんが
 あちらへ帰った後も、どうにかして
 着いて行ってみたいなって思います! ふふ」

不敵に笑った。何かを企んでいる顔だった。
(348) DT81 2021/05/03(Mon) 3:40:05

【秘】 特殊NPC シトゥラ → 兎系 ニア

>>-229

「僕はまあ……エンジニア関係の仕事を少々。
忙しいのであまり家に帰りませんが、
アンタくらいなら養えると思いますけど」

そろりと少女の手を手繰り寄せて。
左手の、薬指。そこを撫でる。

その行動に対する説明は無い。

「家も、一人で住んでますし。
アンタがどこで何してるか知らないんですけど。
一緒に居たいくらいの願いは叶えてあげられます」
(-231) chige_00 2021/05/03(Mon) 3:40:35

【秘】 兎系 ニア → 特殊NPC シトゥラ

>>-231
 顔を離して、明瞭になった声で。
 言いにくそうに、現実の自分を明かす。

「……引きこもりの高校生よ。
 通信制だから、登校拒否ってわけじゃないけれど。
 家族は……兄さんだけ。
 ちっとも帰ってこないから、家を出たって問題ないわ」

 左手を動かして、青年の手を握る。
 指を深く絡ませる。

       
 じんあい
     
ニア

「名前は、ニア。仁愛と書いて、仁愛」
(-232) 榛 2021/05/03(Mon) 4:22:59

【秘】 夢見人 サダル → 特殊NPC シトゥラ

「……それは、本心?」

瞬きのさなかに見えたシトゥラの姿に目と心を奪われる。
演技であるのなら、いや隠せていたのならそれはそれで拍手を贈りそうになった。

「それは、いいな。

 自分も思い通りになって、
 台本のとおりに愛を告げてくれて、
 自分の暗躍に気づいても
 盲目に愛してくれるあの子が好きでした」

「でもニアは……
 ニアはただでやられる子ではないから
 気をつけてねシトゥラ。

 一度折れてようが持ってると思うよ、彼女は。
 刺し違えるつもりでも攻撃力のある牙を、いつでも出せる」

 お兄ちゃんになりたいファンクラブだから察せるんだ。

「屈服しない子だから、
 もっともっと、欲しくなるんだろうな。
 自分は二人が末永く幸せならなんでもいいけど…シトゥラも狩りを甘く見たらだめだよ?」
(-233) toumi_ 2021/05/03(Mon) 4:44:24