人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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視点:


ダニエラは、きっと近いうち『お兄さん』に連絡を入れる。
(a59) oO832mk 2023/10/01(Sun) 20:58:33

ダニエラは、彼の方が、自分よりずっとあの場所での思い出が多いと知っていたから。
(a60) oO832mk 2023/10/01(Sun) 20:58:39

【念】 摘まれた花 ダニエラ

「常連さんには、結局なれませんでしたしねえ」

そうひとりでに、からころ笑う。
喜ぶべきか悲しむべきか微妙なところだ。
女はそもそもコーヒーという飲み物の味が好きではなかった。
今まで一度も、誰にも、そのことを口にしなかっただけで。

荷物に両腕を抱えて、女はホテルを後にする。
もうここを訪れることもないだろう。そうやって初めて照明を消した。
(!2) oO832mk 2023/10/01(Sun) 20:58:59
ルチアーノは、あの店にあったコーヒーミルを捨てた。 #Mazzetto
(a61) toumi_ 2023/10/01(Sun) 20:59:14

【置】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ

本名:ヴィンセンツィオ・ベルティ・デ・マリア(Vincenzo Berti di Maria)
死因:■■■■■■
発見場所:■■■■■■■
遺体の様子:
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(L6) redhaguki 2023/10/01(Sun) 20:59:15
公開: 2023/10/01(Sun) 21:00:00

【影】 摘まれた花 ダニエラ

苦い水面に砂糖を2つ。
そうやって飲める味にしても尚やっとだった。
それでもダニエラ・エーコは、日常的にコーヒーを嗜んだのだ。
でないと、喫茶店になんて足を運ぶ事も出来やしない。
そしてそのための我慢は全然苦でもなかった。

きっとこれも、石であり、星だったのだろう。
もう、そんなかいがいしい我慢もする必要はない。
だというのに、スーツケースの中、手放す気のないものがひとつだけあった。
…この香りが好きだったのは、本当だったから。
(&2) oO832mk 2023/10/01(Sun) 20:59:21

【置】 摘まれた花 ダニエラ

ねえ、アレッサンドロさん。

あの日、聞くことができなかったこと。
だから、本当のことはわからないままのこと。


あたしは、――
親孝行
できていましたか?

聞けた方が良かったのか。
聞けないままで良かったのか。
その答えすら、今も出ない。――きっと、これからも出ることはない。
(L7) oO832mk 2023/10/01(Sun) 20:59:40
公開: 2023/10/01(Sun) 21:00:00

【人】 摘まれた花 ダニエラ

荷物を転がし、抱えて、少しの距離を往く。
虚実不明の明るい鼻歌を奏でる。
そうやって向かう先にいるのは王子様。
あたしのひとmine。いつものように、女はその名前を呼んだ。
(141) oO832mk 2023/10/01(Sun) 20:59:55