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【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレアメモリ内部を検めたならば、バンカー・ストレルカというアンドロイドは 徹底して合法のルート、パーツやデータで構成されている事がわかる。 それと、バンカー自身とオーナーにしか閲覧権限の無いデータが幾つか。 同じノッテのアソシエーテであるナル、ボス、 とあるカポにしか閲覧権限の無いデータがひとつ。 その他に、 人格データ_アルフォンソ・サントーロ というディレクトリがある。 これはあなたも閲覧することができる。 問題らしき問題は軽微なエラーが幾つか。その程度。 (-143) unforg00 2024/03/28(Thu) 1:46:27 |
【秘】 palla ヴィーニャ → バンカー ストレルカ「…ストレルカちゃんはすごいねぇ」 疑いあうことは仕方ない。 それでも、今ノッテの一員であることには変わりない。 そう思うことは簡単でも『今』口にするには憚られるよな。 だからこそ貴方の素直な言葉に、ふと肩の力が抜けて。 「……うん、そだねぇ。そうなんだよねぇ」 開いた手の隙間、見える星に目を細めた。 輝く星は美しくて、眩しくて。 「うん、うん。…手段を選ばないなら、いくらでも」 「ヴィだって、知ってる。抜け道がないわけじゃないの」 緩やかに腕を下ろし、視線は貴方へと。 その表情はやっぱり、困ったよな笑顔だけれど。 「ヴィも、『皆』が欠けちゃうのはやだしさぁ」 だから己はバックアップをせずにいるのに、 他者はどうかと伺い問いかけるのだ。 欠けてしまうのは、 いなくなってしまうのは、やっぱり悲しいから。 「…すっごく。すっごぉくうれしいなぁ」 ▽ (-152) sinorit 2024/03/28(Thu) 3:57:07 |
【秘】 palla ヴィーニャ → バンカー ストレルカ「……けど、ストレルカちゃんの気持ち突っぱねるのも おんなじくらいやだなぁって思っちゃう」 「…から、思い出を残すように ストレルカちゃんが持っててくれるのはどぉかなぁ」 後にどうするかは、渡す以上文句は言えないかもだけど。 「夢が叶ったら、生き方が分からなくなっちゃいそで。 夢を叶えたら、明日が怖くなっちゃいそで」 「ちょっとまだ勇気が出ないからさ〜ぁ」 それが、今の猫にとって精一杯な0.01%の勇気の欠片。 (-156) sinorit 2024/03/28(Thu) 4:08:00 |
【秘】 バンカー ストレルカ → palla ヴィーニャ遠く遠くに瞬く星を見て、こちらもあなたに視線を戻す。 ふにゃりと笑うあなたを見る。 音にされる言葉のひとつひとつを、メモリに刻んで。 「生き方がわからなくなったなら、 迷う暇もないほどに仕事をさしあげましょう 明日が怖くなってしまったなら、 明日より怖い金庫番を紹介しましょう」 「私がソルジャー ヴィーニャ様に義体を都合するとなると」 「ソルジャー ヴィーニャ様は、 怖いノッテの金庫番──カルロ・サントーロに 貸しを作ることになりますから」 ふ、と。表情を緩めて、やわらかな声で言う。 ジョークとして受け取ってくれたっていい。 ストレルカは普段あまり言わないだけで、言えはするのだから。 あなたの精一杯、振り絞ってくれたちいさな勇気の欠片が ただ0.02%になるだけで二倍になってしまうようなそれが、 いつかもっと、欲張りに育ってくれるとしたら。 誰かの優しい手が躊躇うその背を押してくれたなら。 その時にあなたが、選びたいと思った道を選べるように。 (-158) unforg00 2024/03/28(Thu) 6:13:56 |
【秘】 バンカー ストレルカ → palla ヴィーニャ「ともあれ。そうですね、 人格データは、私のメモリ内に一時預かりということで」 たとえそれがデータだけで、演算されたものであっても。 メモリの中にあなたのデータが生きているだけでも、十分だ。 より良い未来の可能性を、見て見ぬふりをしたくはないだけで。 「ソルジャー ヴィーニャ様の年齢ですと 全データの取得には平均約44時間ほど必要になりますので… 流石に時間が掛かりますね。 睡眠中の時間で取得できる分のデータ、 というのが現実的な落とし所でしょうか」 「数度に分ければ全データの取得も不可能ではありませんが」 ざっくりと言うなら、一先ずはハイティーン程度から 現在に至るまでのあなたのデータを預かる事になるだろう。 複数回に分けるならそこから遡っていけばいい。 三日ほどあればローティーン程度まではいけるだろう。 「今夜、寝る前にスキャンを開始していただけますか」 すい、とバックアップ用の機器があなたに寄り付く。 紛れもなくS社のものだ。操作もわかりやすいに違いない。 (-159) unforg00 2024/03/28(Thu) 6:15:48 |
ストレルカは、栄養ドリンクをじっと見ている。 (t2) unforg00 2024/03/28(Thu) 10:21:52 |
ストレルカは、擬似的な経口摂取は可能だが、必要かはまた別である。 (t3) unforg00 2024/03/28(Thu) 10:22:11 |
【独】 バンカー ストレルカ/* 狼メンツが明日から忙しくなるだろうから 一人は今日の内に話しかけておきたいな PCの優先順位的に仕方ないんだけど上の役職多いからアソシエーテ二人のどっちか… まだ話した事ないしエーラちゃんさんかな (-162) unforg00 2024/03/28(Thu) 10:32:31 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 荷物運び エーラお茶会の予定が軽く取り付けられて、それからのこと。 あなたはまだメインルームに居るだろうか。 或いは一足先に準備の手伝いに向かっただろうか。 「アソシエーテ エーラ様」 「今後のご予定はいかがでしょうか」 「皆さまをお呼びするための船内放送など お茶会に際して、 私にお手伝いできることがあればお申し付けください」 そこで、ふと。少々思案するような間。 「せっかくですから、ご自身の好きなものを 持ち込むのもよいかと思われます」 食堂で注文すれば大体のものは提供されるだろう。 各々好きなものを持ち寄るお茶会は、 きっとカテリーナであれば喜ぶのではないだろうか。 そんな推測。記憶からの演算の結果。 (-163) unforg00 2024/03/28(Thu) 10:49:07 |
【見】 バンカー ストレルカ「AIへの差し入れとなると、やはりバッテリーなのでしょうか」 差し入れの栄養ドリンク群を見ながら詮無い事を言う。 元気の前借り的な意味で。 変な事を真面目に考えている。 あながち冗談でもないが、そこまで本気でもない。 タスクが多ければ多いほど、思考回路への負荷は増える。 考える為の器官を休ませる為にスリープモードが必要なのは 機械も人とそう変わらない。 #メインルーム (@12) unforg00 2024/03/28(Thu) 11:22:25 |
【見】 バンカー ストレルカ>>63 ナル 「人格バックアップサービス時に使用される、 一時的に体型を変化させる薬品はありますよ」 「非合法ですが」 「始末書の必要はありませんが、然るべき申請と 一般的に成長痛を10倍ほどにした痛みがあるとされています」 まあそりゃそう。さまざまが。 #メインルーム (@13) unforg00 2024/03/28(Thu) 17:26:00 |
【見】 バンカー ストレルカ「おかえりなさいませ アソシエーテ ジャコモ様」 「スリーマンセルとはまた違いますが、 小休止も兼ねて、揃って同じ時間を過ごすならば その間は互いに不審に思うこともないだろうと。 アソシエーテ ジャコモ様が戻られましたら、 みなでお茶会の準備をする予定だそうですよ」 帽子の鍔を軽く上げて、挨拶。 戸惑ったような様子には掻い摘んだ説明をしておこう。 #メインルーム (@14) unforg00 2024/03/28(Thu) 21:25:44 |
【見】 バンカー ストレルカ>>67 ナル 「はい。応援しています」 「身体が非合法漬けであるのは マフィアである以上誤差の範疇と思われますが」 よよよと背景に見えそうな仕草もAIの前では効果はいまひとつ。 これでも寄り添うつもりはあるのだが。 「服用の際は医学知識のある方……この船内では、 アソシエーテ ベルヴァ様に。 適切な使用量を指示していただくことをお忘れなく」 「過去には用量を誤った結果 体長が2mをゆうに超えてしまう事案もあったと聞きます」 わー大惨事。 叶わなくてよかったのかもしれない。 #メインルーム (@15) unforg00 2024/03/28(Thu) 23:53:11 |
【見】 バンカー ストレルカヴェスペッラ下層の廊下。 貨物格納庫のある区画。 AI達の暴走、それによる混乱。 また、自身のシステムに軽微なエラーがみられたため それらの対処後に持ち越しとしていた貨物格納庫、 そして一時的に認証権限を得た武器庫の点検作業をしていく。 メンテナンスも受け、調子は頗る良好だ。 この日は完全にフリーの状態である事も手伝って、 平時よりもゆっくりと、丁寧に点検作業は行われていく。 一日の終わりよりは先に、 点検結果は異常なしと送信されるだろう。 #廊下 (@16) unforg00 2024/03/29(Fri) 1:20:56 |
【秘】 仕分人 ナル → バンカー ストレルカ記憶喪失者として預けられた仕分人は、 とある日課を医者から課せられている。 【毎日の出来事を日記にしそのデータを保存しておくこと】 長くとも3日に1回。初めは仕事もなかったナルはその命令に従い続け、もう5年となれば常にメモを心掛ける等で効率的にこなせるようになっていた。 「今日もお願いします、ストレルカさま」 今日の仕事内容、食べた物、話した人、大事な約束。 明日やりたいことを記録したデータをあなたへと送る。 こんな日を欠かさずやっているから、このデータの中に居るのは、きっと本当に自分自身なのだろう。 だから自分が死んでも、とまで考えてため息を吐く。そんなこと絶対嫌だからだ。 「あの。 ストレルカさま達AIはバックアップってとっているんですか? もし壊された場合、昨日までのあなたとしてかえって来れるのでしょうか」 (-186) toumi_ 2024/03/29(Fri) 3:13:51 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 仕分人 ナル「はい。アソシエーテ ナル様」 「確かにメモリに記録いたしました」 きぃ、──ん。記録媒体に書き込まれていく音。 一部の人間にしか閲覧およびロード権限の無いデータが、 些細なものから大切なものまで、人一人の人生の記録が また数日分、増えていく。 「バックアップですか」 「アルバトロスは復元が可能だと言っていましたね」 「私は貨物格納庫のセキュリティと繋がっていますから」 「この機体のメモリが破損しても、そちらが生きていれば これまで通り応答は可能ですし、新たな機体に移行すれば ほぼ連続性が途切れないまま復帰が可能です」 とん、と。自分の胸の中心を指で叩く。 「それから」 「外部デバイスに記録もしっかりと」 指先はそのまま、首から掛けた首飾りを指す。 二重のセーフティ。 これすら突破されてしまえばそれはもうお手上げだ。 「解答は差し支えなければ、でいいのですが。 アソシエーテ ナル様はなぜそのような質問を?」 (-188) unforg00 2024/03/29(Fri) 6:30:09 |
【秘】 黄金十字 アウレア → バンカー ストレルカ「ちょっと直すの勿体なくなって来たな」 こっそり機能の一つに加える事を検討している。 しないけれども。しないとも。 「ン、OK〜ならいいか。んじゃあ始めっぞ」 あなたの隣に腰掛け、流体金属の動きを見れば 「おぉ〜」と感心したような声を上げた。 「やっぱいいなぁ〜流体金属ってのは。 うちん宗教じゃあ聖なるモン扱いで 幹部以上じゃないとあんま触らせてくれねぇんだよなァ」 「言うてウチもちょっと恐れ多くて自分から手は 出せないんだけどネ……うわーんかっこいいなあ」 メンテナンス中にペラペラと喋るのはいつもの事。 返事があろうがなかろうが関係がない。 元々独り言は多いタイプである。 → (-191) susuya 2024/03/29(Fri) 11:39:07 |
【秘】 黄金十字 アウレア → バンカー ストレルカ……作業を進める内に気になる物を見つけた。 作業の手を少し止め、やや思案の時間が挟まる。 「……」 ナル。ナルか。 このデータにも個人的な興味があるが――、 メンテナンス中にハッキングなんぞしようものなら、 さらにエラーが起こる可能性も0ではない。 痕跡が残ろうものならまっ先に怪しまれるのは自分だろうし。 今はやめておこう、と。 検出されるエラーを全て修復したのち、 もう一つ気になるモノ、人格データが納められているであろう ディレクトリを覗かせてもらう事にした。 (-192) susuya 2024/03/29(Fri) 11:41:19 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレア「校正にCPU領域が割かれてしまうので修正していただけると」 負荷の方が問題らしい。 能動的に使える機能として実装されたらされたで 何だかんだと使うかもしれなかった。されないけど。 「聖なるもの、ですか」 「確かに希少性から神聖視されることも ところによれば自然なことかもしれません」 「私に使用されている流体金属は… このヴェスペッラが開拓船だった時代に 発見した資源惑星から採掘されたものだそうです」 だから、ヴェスペリウム。 発見した事で得た命名権から、この船の名前が付けられた。 そんな他愛のない返答を返しつつ。 (-193) unforg00 2024/03/29(Fri) 12:42:06 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレアあらゆる観点でも、ハッキングのリスクは高い。 今無理に見ようとするよりも、持ち主に直接掛け合う方が きっと事はスムーズに進むことだろう。 ともかく、人格データの収められたディレクトリを開いたなら まずわかる事はそれが8年と少し前から更新されていない事だ。 それが人格データの持ち主の死亡によるものである事は── 患った病のデータがあることから、容易に推察できる。 アルフォンソ・サントーロ。享年17歳。 ノッテファミリーの金庫番、 カルロ・サントーロ夫妻の実の息子。 周囲に愛され、周囲を愛した暖かなひと。 身体が弱く、宇宙とそこを往く船、 そのクルーの両親に憧れた、ごく普通の子どもだ。 その人格データがバンカーのメモリ内にある理由は、 (-194) unforg00 2024/03/29(Fri) 12:43:06 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレア「…………」 「それ、気になりますか」 そして、ふと。 暫しの沈黙が降りれば、口を開く。 技術屋が自分の中身を検めて気になるものといえば、 バンカーの役目には無用、場違いな人格データと想像── 推測する事はそう難しくない。 見られて困るものでもない。手を加えられるのは困るが。 見られる事すら憚られるものであるなら、 幾つかのデータと同様にロックを掛けている。 (-195) unforg00 2024/03/29(Fri) 12:43:50 |
【秘】 黄金十字 アウレア → バンカー ストレルカわかってます、わかってますとも。 そんな相槌と共にしっかりエラーは修正されゆくのだった。 「そ〜なんだよ、珍しいし。 流体金属の性質的にこう……ウチんとこの神様と なんとなく重ねられててさぁ」 「ふう〜ん。そしたら13年よりは前に出てきたやつか…… この船の名前もそうだが、随分お綺麗な名前だよな」 浪漫のある話だな、なんてこちらも他愛ない返事を。 → (-197) susuya 2024/03/29(Fri) 13:20:51 |
【秘】 黄金十字 アウレア → バンカー ストレルカ「……ん? ああ」 「バレたか。 悪い、ちょっと興味があった」 「お前の中にあるのはちょっとだけ意外だったな」 見ていたことを誤魔化そうとはせず、 素直に謝り視線をそちらに直した。 「覗いちまったよ」 (-198) susuya 2024/03/29(Fri) 13:21:11 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレア「いえ。お気になさらず」 掛け違えていたラッチがかちりと嵌ったような感覚。 しっかりと修復の終わった喋りは実にスムーズだ。 それを確かめつつ。 「意外に思われるのも無理はありません」 「あまりないことでしょうから。 故人の人格バックアップデータを、 AIの学習データとして取り込むということは」 覗かれて困るものでも、隠し立てするものでもない。 興味があるというならば、 メンテナンスの礼としてでも受け取ってくれればいい。 「私のオーナー……カルロ・サントーロは」 「自身の子どもをいつか宇宙へ連れていくのだと アルフォンソ・サントーロの生前、 そう聞いたデータがあります」 「それを、こういった形で叶えようとしたのでしょうね」 自分事ではないようで、けれどまったく他人事でもない。 そんな語り口だった。 (-200) unforg00 2024/03/29(Fri) 13:41:01 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレア「…メイドマン アウレア様は」 「興味があったと仰りましたが」 「故人の人格バックアップデータを このように扱うことを、どのようにお考えですか?」 特別深い意味は無い、 ただ気になっただけの──AIらしからぬ問いだ。 人によっては、あまり良い顔はしないかもしれない。 そういうものだ。人格データの取り扱いというのは。 (-201) unforg00 2024/03/29(Fri) 13:41:48 |
【秘】 黄金十字 アウレア → バンカー ストレルカ「ん〜……まーね。ヨソじゃああまり見ないから」 「怒るヒトもいるだろうし。 こーいうのはデリケートだからさ」 「……死後なお夢を叶えさせてあげるために、か」 果たしてデータと化した彼が、 このように学習データとして、 バンカーの内部に護られ宙を旅している。 あなたの身体であれば、エラーに侵されることはあれど、 病に侵されることはもう無いだろう。 それが「叶った」と言うかどうかもまた、 人に寄って意見は分かれるのだろうが。 → (-206) susuya 2024/03/29(Fri) 14:47:41 |