人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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【秘】 大道芸人 チェルシー → 錆鉄御納戸 ミズチ

「そうですねえ〜!チェルちゃんも、チェルちゃんが100人ぐらいいたらなあと思うことはあります!そしたらきっと一人ぐらいはチェルちゃんの中に取り込めますからね!なんて冗談ですが!」

「ミズちゃん、随分難しいことを考えているんですね〜!チェルちゃんだったら頭がフットーしちゃいそうですよ!
 それで、チェルちゃんで参考になりましたか?でしたらチェルちゃんも、チェルちゃん冥利に尽きますとも!
 ええ!お互い楽しく嬉しく、愉快に頑張っていきましょうね〜〜〜!!!」

ひらひらと両の手を振って、あなたを見送る。
多弁を放って、変わらない笑顔を浮かべて。
(-170) tablerder 2021/12/14(Tue) 17:26:02

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 ちぇるたん、ただの道化やなくて睦月がようやるタイプの多弁さんなんな思う。まともに相手するだけ無駄と思わせたら勝ちというか、つっこまれんて済ませてもらえたら安心するね。
(-171) 66111 2021/12/14(Tue) 17:53:27

【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ

と、言う事は、今挙げた品物とは違う物を彼が見かけたと判断。

「・・・へぇ、そいつぁいったいどんなシロモノで?」

/*

バリバリに首輪に仕込んだ物を想定しております!
 彼女なら加工品でも鑑定によって産地を割り出し、自身が関わっている事を看破するでしょう。

 また、石の名前は特に考えていなかったので、お任せ致します。
(-172) BowwowBob 2021/12/14(Tue) 17:53:53

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 ミズチは、誰が怪しいとかはあんまりわからんやんな。だから接触図ったり調査したりをするのって、事実確認と言うか、雰囲気を見に行っているところがあると思います。

 とか打ってたらシュシュさんからレス来てる〜〜これ反応的にあんまり狼じゃない?、かな!!!(役職当ての正答率ヤバ低PL並感
(-173) 66111 2021/12/14(Tue) 18:09:14

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット

「…………。…実物は手元にないのだが」

 考える間がややあってから、通常の声よりも広がりのない音があなたの耳に届いた。指向性を持ったもので、音を伝えたい対象以外にミズチの発言を聞かれるリスクを大きく下げる。

「要観察対象に取り付けられる首輪に──」

 ミズチは事実から真実を導くことは不得意だが、事実を正確に伝える能力は高い。あなたが正しい鑑定結果を出すに至る、詳細な情報を報告した。

/*
 わ〜〜〜バリバリに仕込まれてやがるぜ!!! 珠響玉(たまゆらだま)でいきます!!
(-179) 66111 2021/12/14(Tue) 18:43:47

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 ミズチくんチェスティーノにはあんなふうに言うてたけど、シュシュさんは聞いた事実を作ってしまってもいいの? ちょっと考えはしたけど、シュシュさんの能力を買っているからその点で言えば伝えても問題ないになったらしいです。

 革命派であるかもも少し考えたけど、それでミズチに何かあるのはミズチの失敗やからなぁ。自分だけならその失敗もどうにか問題なくする気でいる。がんばる…!( '-')
(-180) 66111 2021/12/14(Tue) 18:54:56

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ

「なるほど、わかりました。
 
もとより聞こえなくなればいいんですね


貴方は今までの自分ではいけないのか。
何かをなさなければならないのだろう。
聞かなければいけないのなら、
聞かないふりをするのができないのならば、
自分がその原因を断てばいい。

「その符は……カガチが持ってきたものです。
 あなたが寝ていたときに偶然。
 もしかしてあたくしの声を聞いてくれたのかもしれませんね。

 マシになると言っていましたが、それで何が起こりますか?
 返答によってはやることが増えますから」

服を脱ぐのを再び手伝いながらそれについて尋ねる。
気分が悪いわけではない、あなたの具合が悪いままが困るだけ。
なんだか言い訳をしている気分になってきました。
(-181) toumi_ 2021/12/14(Tue) 19:04:09

【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ

口に手を当て暫しの思案、状況判断から答えを導く。

「・・・そいつぁ、十中八九ウチで卸したもんでしょうなぁ。
 大旦那が強請るから仕方なくやっとりやしたが、御上とベッタリたぁね、下司張りな野郎でぇ」

大旦那スチュアート、組合のコアメンバーであり、自身の名を冠する商会はこの街のトップシェアを誇る豪商、古株でありながら小規模なシュラール商店は吸収されないよう時折タダ同然で物品を卸している。

「ん、でも待てよ、大旦那はどのツラ下げてか威光尽くな連中を大層けじきに(軽視する)しとった筈、余りに面白くねぇコトになってそうですなぁ」
(-182) BowwowBob 2021/12/14(Tue) 19:29:59

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* ノアベルト秘話
 そこの太字、何かがすれ違った音していません???
(-190) 66111 2021/12/14(Tue) 21:13:08

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット

「成程。……小生はそちらの立場を問わないのだが。政府にしても革命派にしても、シュシュさんのような人が、相手方の利益に大きく貢献しているとなれば目の上の瘤だろうと思う」

「単純に腕の立つ者よりも、どうにも別の者たちが目をつけられているだろう? 基準は派閥で当然違っている。革命派は掃除屋が嫌いらしい」

 静かに、つとめて静かに。ミズチは述べたつもりだ。とりわけ、掃除屋について述べる時は意識をしていたのだが、そこはどうにも怒りが滲んでいるようにあなたには聞こえただろう。

「シュシュさんに目をつけるのは、どちらの側だろうな。小生は、シュシュさんを敵にはしたくないものだ」

 ふ、と息を吐く音がした。
(-191) 66111 2021/12/14(Tue) 21:25:30

【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ

「あいや旦那のお陰さんでだいぶあっしの立場ってぇんがわかってきた。
 しかも大旦那の所業次第ってこって、まったくしょうもねぇハナシでさぁ」

つまり、首輪の製造に関わっていると知られれば革命派の、大旦那が珠響玉に仕込みをしている一派だとすれば政府に、両方にとて都合が悪く、体よくトカゲのしっぽ切りに使われかねないと言うこと。

「聞かせてくれてありがとうごぜぇやした」

「・・・」

「旦那は・・・潜んでやがる革命派が誰か存じてるんで?」
(-197) BowwowBob 2021/12/14(Tue) 22:05:27
ミズチは、何某かの意識を向けられたような気がしたが、その正体は分からずじまいになったのだった。
(a33) 66111 2021/12/14(Tue) 23:47:30

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 聞かれない限りはシュレディンガーの猫と同じです。
(-205) 66111 2021/12/14(Tue) 23:47:50

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 あのですね、スカリオーネの旦那がさぁ、旦那が。旦那が、旦那が。可能性の話をした時に「過去」ってワード使ったの思い出しちゃって、どうしよう睦月は同人誌の可能性におののいているのに、ミズチは単純に好きな人たちの過去の話を気にしてしんみりしていておれのなかで感情がねじれの関係。今日も残機が。
(-207) 66111 2021/12/14(Tue) 23:56:56

【秘】 灯屋 レイ → 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
闇はしてないんですけど、してないと思うんですけど、人を占うとすぐその人が吊り先指定されるんですわ。
三回続けてってそんな事あります?どうして??

鳥はいつでもカモンですわよ。アクションで食べてってもいいのですわ。まだまだあるので食べて。チキンはいいぞ。

エピ後楽しみにしてますわ〜〜〜!!半分終わってるってほんとに?震えながら待ちます。こちらこそまだまだよろしくお願いします〜〜!
(-209) sym 2021/12/15(Wed) 0:02:13

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ

こちらのことを気にするのも意に介さないように、
死霊術師は席を立ち、自らの工房にへと向かおうとしている。

今まで様子を見ていた限り、昼食を食べたような気配はない。

……というより、元よりそれほど食べる質ではないのだろう。
普段の様子からしても、この死霊術師の女は菜食中心の食生活だ。

下層街の、あまり目立たぬ路地裏の、さらに奥まって埃っぽい処。
隠れ家のようにある場所へとあなたを案内する、そこが工房だった。
(-211) 7_hertz 2021/12/15(Wed) 0:08:23

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ


「……置いてあるものは、勝手に動かさないで」

一見して乱雑なように見える内装。
こだわりがあるのか、真っ先に口にしたのはこの一言だけ。
何かの巨大な生き物の遺骨のようなものを指して、
あなたに座るように促した……これが椅子代わりらしい。

「……それで?」

とだけあなたに問う。何を聞きたいのか、と。

/*
おまたせしてしまい申し訳ございませ〜ん!
(-212) 7_hertz 2021/12/15(Wed) 0:08:40

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット

「いや? 幸いなことに、見つけられていないな」

 残念ながら、ではないらしい。無意識に出た言葉だった。
 この絡繰りもどきは昨日と比べれば随分と落ち着き、
 平時に近いように見えているが、その実まだどこか思考回路が狂ったままだ。


「己の力不足が歯痒く、口惜しい。その程度だ」

 本当に、ただそれだけのことだった。
ミズチにとっては。


「……礼の言葉は受け取った。こちらこそ礼を言う、話をありがとうシュシュさん。肝臓はそちらが店にいる時に取りに行く」

 普通のものに戻った声でそう告げられた。内緒の話は一先ず終いの構えだ。引き留められなければ、このまま姿を消すだろう。
(-217) 66111 2021/12/15(Wed) 0:44:35

【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ

「左様で」

「旦那も、気ぃ付けておくんなまし、特に野良猫にぁね。
 客としても依頼先としても、あんた程のはそう居ねぇもんでね・・・」

それだけ言って見送った。

(幸い、ねえ。誰にとってだか)
(-220) BowwowBob 2021/12/15(Wed) 0:58:59
ミズチは、彼女に野菜や調味料を差し入れるのは余計な世話だろうか、と思い浮かべた。
(a37) 66111 2021/12/15(Wed) 1:03:34

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 死霊術師 ペトルーシャ

 物を動かすなと言われ、そのまま立ったままでいそうだったが促されれば素直に座った。ちょん。なんとなく動きが鈍いことも変わらない。有難い申し出に思えた。

「ああ。革命等の、虐げられている弱者側が寄り集まって蜂起し、事を為そうとすることに意味はあると思うか?」

 もったいぶる余計な間もなかった。前置きは既に済んでいる。あなたの思想についての話だ。

/*
 お気になさらず〜〜 あ〜〜〜〜ペトラちゃんだ〜〜〜〜〜〜ってペンラ振ってる。Foo〜〜〜〜〜〜↑↑↑
(-221) 66111 2021/12/15(Wed) 1:05:16

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* >>32
 推しと推しが話していてテンション上がる。あ〜〜〜〜余計な言葉いらない人々〜〜〜〜〜
(-229) 66111 2021/12/15(Wed) 1:44:18

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ

「────」


単刀直入に問われたことに対して、じっ、とあなたの方を凝視して。


「……意味なんて感じない。
 ただ、在るべきだから、そうなるだけ……私はそう思っている」


「陽の気は陰に、陰の気は陽に流れる、そうして均衡は保たれる。
 さしずめ、この国の政府が陽、革命を起こす弱者が陰、なのよ」
(-236) 7_hertz 2021/12/15(Wed) 2:13:47

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト

「そうだな? 火元が断たれれば、それで済むことがほとんどだ」

 今までの自分であり続けるための姿勢だった。何かを為さなければならない。その為に作られた存在だ。意義を証明し続けなければならない。ねばならないねばらない。はて、これほどその文言は使われていただろうか。


「…カガチが? それはまた絶妙なタイミングで現れたものだ。今度に礼と多少の文句を言ってやりたいな。言ったところで、そんなことを言う暇があれば、と言われるのだろうが」

 ふ、と息を吐く音がした。

「羨ましいな、ノアベルト。あー……」

「この機体は、平時であれば死霊の類の影響は受け辛い。彼らから殆ど注目を浴びないので。だが時折何某かを切っ掛けに影響を受けた場合や、死霊の蔓延る地へ向かう際などには、防護と浄化を兼ねたこの符を使うことになる」

「小生の機体は、一般的な浄化の呪文等々とは相性が良くないらしく、頼れるのはこうした事前準備程度になる」

 胸に符を一枚。魔力を込めれば燃え上がった。青い炎が、書かれていた呪言を白く焼き焦がす。炎が消えれば、白く残ったそれはほどなくして真っ黒に染まり、そして宙にとけ消えていった。

 腹にも一枚。同じように青い炎が白を残し、黒く染まってとけ消える。少々考えて、もう一枚胸に貼った。青、白、黒が同じように。
(-237) 66111 2021/12/15(Wed) 2:32:31

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* >>G2
 テンション上がって窓に即貼りしちゃった。
(-241) 66111 2021/12/15(Wed) 2:41:32

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 死霊術師 ペトルーシャ

「では、為そうと、ではなく事を為せたとしたら。そうであれば、意味を持つとは思うだろうか?」

「陰陽思想については、小生の知るものと遠からずと思う。……お前自身は、少陰または少陽にはならないのか」

 少陰に少陽。太極図の小さな丸だ。位相を変化させる動力を持ったものたち。

「自身が何某かを為すこと、為そうとすることに意味はあると思うか? それすらにも意味はなく、在るべき故にそうなるのものと。思うだろうのか?」

「お前は今、均衡のどこにある? ペトルーシャ」

 あなたは何かを目指したいと思ってそこに在る人ですか? そう聞いている。
(-243) 66111 2021/12/15(Wed) 3:11:20

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 灯屋 レイ

/* 🐍
(既読スタンプ)(どうして…どうしてでしょうね…)(アクションで食べには行きますありがとう〜〜チキンはいいぞ)
(-252) 66111 2021/12/15(Wed) 8:19:30
ミズチは、一度酒場に戻った時に、彼らのやり取りを耳にした。>>36 少々思うことがあった。
(a40) 66111 2021/12/15(Wed) 8:36:44

ミズチは、あまり酒場で姿が見られていない。昨日とはまた違った理由で。
(a41) 66111 2021/12/15(Wed) 8:37:12

ミズチは、食事をとる頃にエドゥアルトの狩りの成果が残っているといいなと思った。杞憂で済みます。
(a42) 66111 2021/12/15(Wed) 8:37:14

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 骸狩り スカリオーネ

「報告をすることがある」

 あなたに話を聞く程度の暇がある時、ミズチが姿を現しそう切り出した。聞く姿勢が取られれば、ミズチはそのまま言葉を続ける。通常の声よりも広がりのない音が耳に届くだろう。つまり、そういう話だ。

「政府が執り行っているはずのことに、革命派が一枚も二枚も噛んでいる。掃除屋らとチェスティーノに監視の輪を取り付ける理由を作ったのは奴らだ」

「御布令に出される者らと傾向違いがあるのも当然の話だ。政府と視点が違う者共が行っているのだから」

 ふ、と息を吐く音がした。奴らだの者共だの、ミズチが普段使わない荒っぽい言葉を使っている辺り、彼も思うことはあるのだろう。
(-253) 66111 2021/12/15(Wed) 11:18:11

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 骸狩り スカリオーネ

「首輪には珠響玉が使われていた。魔道具は日々研究が進み進化するものだが、少なくとも以前の監視用のそれには使用されていなかった」

 珠響玉(たまゆらだま)とは、加工すると術者の思念を遠隔で受け取ることができるようになる魔石だ。簡単な術式で加工が可能で、組織内部での情報伝達用の道具に使われるのが主だが、ロマンチックな若者たちがペアリングに使用することもある程度には手が出し易い品である。


「最近、シュシュさんがスチュアート商会に大量に珠響玉の原石を卸したらしい。大旦那にやたらと要求されたとのことだ。新しく何某かを大量生産することは可能だった土台がある」

 スチュアート商会は、この街のトップシェアを誇る豪商だ。トップのスチュアートは商人組合のコアメンバーで、商人たちには大旦那と呼ばれている。彼はこの国の政府の威張った態度が気に入らないらしいという話は、スカリオーネもどこぞかから聞いたことがあるだろう。


「また、これは全く違う話になるが。狼牙亭周りで夜な夜な笛の音を響かせる者がある。複数犯の可能性はない」

「小生に全く証拠を探らせない程度に自身の痕跡を断つ意識と能力のある相手が存在する。目的は現状不明だ」
(-254) 66111 2021/12/15(Wed) 11:20:57

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 骸狩り スカリオーネ

「以上。補足を要する点はあるだろうか?」

 さて、ミズチがあなたの前に姿を現したのは、明らかに不調が見て取れたあの時以来だ。当時にはミズチがあまりに不安定でそれに埋もれてしまっていたが、今のあなたは彼の気質に変化があったように思うだろう。
 死者に触れることを生業としている者達特有のオーラ、とでも言えるようなものを僅かに感じる。そんな干渉を出来る者は限られている。タイミングとしても、ペトルーシャと何某かがあったことは察せられた。

 ミズチが特に触れる気配がないあたりは、ミズチの判断としては今回の報告に列挙することではなかったらしい。つまり、彼女は革命派とは無関係なのだろう。
(-255) 66111 2021/12/15(Wed) 11:27:07

【秘】 骸狩り スカリオーネ → 錆鉄御納戸 ミズチ

「聞こう」

男は変わりなく。静かな口調で報告を待つ。
語られる事を前に、葉巻を吹かす。吸って、吐いて。

「だろうな」

と、前半の報告には知っていたというような言葉。

「珠響玉……ああ。それを商会の"大旦那"様がご所望か。
 大方政府依頼で首輪を作ったんだろう。
 だが政府連中は珠響玉に見向きもするまい。
 それに監視される側の思念など、いちいち受け取っていたら
 誰であれ脳が破裂するだろうな。
 つまりこれは"後付けの仕掛け"だ。
 ……両方から依頼を受け、気に入らん側を刺したか。
 商売の上手い事だ、大旦那様は」

また、煙を吐き出す。

「笛の音に関しては初耳だ。覚えておくとしよう」
(-258) shell_memoria 2021/12/15(Wed) 12:10:58

【秘】 骸狩り スカリオーネ → 錆鉄御納戸 ミズチ

そうして、ミズチをじっと見る。

「補足の必要はない。が、聞く事はある。
 ……部下のプライベートに立ち入る気は毛頭ない。
 だがお前の質が随分変化したように思えてならない。
 もっと言えば、『俺がここ数日追いかけている連中』に
 随分と似てきている。諸々の情報源は鼠だろうが、
 あれにそこまでの機微はあるまい。
 潜伏している死霊術師の仕業とも考えたが、
 そいつらが出てお前が俺に報告しないとも思っていない。
 ……ペトルーシャ辺りと取引でもしたか?というのが
 ひとつ目の質問だ」

吸って、吐いて。興味の薄げな瞳は変わらないまま。

「ふたつ目。
 革命側が監視の輪を取り付ける理由を作ったと言っていたな。
 掃除屋、見習いも含めて2名。それに取り付けた奴がいる。
 お前も知っての通り、ノアは俺の配下なワケだが――
 さて、誰がそれを指示したのか、お前は知っているか?
 わかりやすく言えば、お前は革命側の人員について
 掴んでいる情報はあるか?」

男は、大概の事に興味なさげに過ごしている。
あなたも知っての通りだ。
だが、今日は少々その瞳に苛立ちが見える。珍しい事に。
無論、それでも答えがないならないで簡単にあなたを解放するだろう。
平等に、情報に対価を。これはそういう男だと、あなたは知っている。
(-259) shell_memoria 2021/12/15(Wed) 12:13:37