人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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視点:


【秘】 奔放 クリス → 元弓道 マユミ

『なんだ』


『今が欲しいだけか』

『それとも今しかないだけ?』

そこに込められた感情は、別になんでもない。
なんでもない言葉は、なんでもないように記される。
そこには哀れみも、嘲笑も、怒りも、寂しさも、なにもない。
ただ、そうだと思っただけを記すように淡々と、タイムラグを生まずに帰される。


『結構臆病だったんだな、永瀬』



『リアリストって言ったの訂正しよう』


『叶ったとしても、満足しないくせに』
(-164) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 23:53:32

【秘】 奔放 クリス → 不知 ミナイ

『知ってるよ』

『罰されるべきは僕だろう』
そうなるはずだったんだけど。おかしい。おかしくはなくて。
うまくいかないものだ。

『結局』
『きみたちどういう関係なの?』
なんて、答えのいらない質問をそこに置いた。



『そうかな』
『発露しちゃっただけに見えるけどね』

『普段から抱えてた奴が。切欠に』

『まぁ、なにもこんなところでやんなくてもいいだろう、なんて思うけどさ』
(-165) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 23:58:19

【秘】 元弓道 マユミ → 奔放 クリス

『今しか無い、といえばいいのでしょうか』
『大人になった拙達の時間はあまり欲しくありませんもの。
 だって皆、多かれ少なかれ大人になってやらなきゃいけないことに縛られるでしょうから』

こちらも淡々と返していく。……文面だけは。
足首が水に浸かっているように、少しずつ内側が冷えていくのを感じながらも知らないふりをして指を動かし続ける。

『知りませんでしたか?栗栖。
 拙は臆病者ですよ。ずっとずっと、ずぅっと前から皆とこの時間に留まっていたいのですから』

最後の文面を目で追いかけて、ぴたりと指が止まった。
入力中。きっと、貴方の画面に表示されているそれは幾ばくか残り続けて。少女が思考をしていることを代わりに示していた。

『満足しないのでしょうか。ああいえ、これは否定したいとかそういう訳ではなく。
 手に入らないものが手に入った時の気持ちが想像できないから尋ねたのです』
『じゃあ拙は、今にしがみつきたい人間は、どうしたら満足するのでしょう』
(-166) もちぱい 2022/07/10(Sun) 0:02:15

【秘】 奔放 クリス → 元弓道 マユミ

『どうしたって満足しないと思うよ、きみはね』

満足することはないとそこに置く。

『今しかないのに、その今は変化していく』
『その曖昧な今という範囲をきみは好きなんだろ』

『変化しないわけないじゃん、今だって』


『どっかで飽きるよ、きみだって』
『そんでまた新しい今を欲しがる』
『好きな今を。楽しい今を』

『或いは、悪魔がいたとして』
『満足したという事実を忘れてまた今を繰り返す』

『別に、態々いう事でもないでしょ、こんなこと』



『僕は変わらないよ、とでもいえばきみは信じるか?』
なんてね、なんてその言葉は所詮、文面にはならない。
(-168) chizuaquarii 2022/07/10(Sun) 0:15:45

【秘】 長女 カナイ → 奔放 クリス

 
「………そりゃ。ぼくじゃない、けど」


けど、危ないって言ってるだろ。


「し 
信じ
 …… 
んぁ 


もどかしさに、臍を噛む。
だめなカナイに、何かを聞く奴なんてあんまりいないから。
だめなカナイがそれでも伝えたいことなんて滅多とないから。

言葉を探す羽目になる。
ぼくはそういうのも、うまくできないってのに。


(-169) 榛 2022/07/10(Sun) 0:28:56

【秘】 長女 カナイ → 奔放 クリス

「そぉまは、」
「し、信じて るんだろ。
ぁう、ぉ
 ぼくらの中にいる …って」


掴んだ腕に力を込める。
長袖の先から覗く指先は多少、冷えて。

 だったら!」
「ぼくも、 
ねーちゃん
 …も、そう!
 そうしたい って、ぃ 言ってんだ」


ち、
 
違う。
から、な…」


カナイの脳裏に矛盾はない。
不出来な回路に、ハナから整合性なんてものはない。

みんなを
 し 
信じたい
……からって
 き 
ぃみのこと
 信じちゃ、いけないこと。」


「な 
ないだろ…!


薄暗い廊下で、月の明かりを仄かにうつして。
暗色のフードと野暮ったい前髪を透かした瞳が、真っ直ぐ。
(-170) 榛 2022/07/10(Sun) 0:30:11

【秘】 奔放 クリス → 長女 カナイ

「じゃあみんなのこと疑えるか?」
「みんなを信じるなら、僕を疑えるか?」


至極簡単な、至極単純な、過程に合理性はなくとも。
結果を出すならばつじつま合わせをしなくてはいけない。

「わがままだな、司馬は」
慎ましやかにその奥に隠されてきた強欲なそれが表にでも出たのだろうか。分からない。



「別に、それでいいよ」
「でも少し考えてみて」


「ねえ、司馬」
「今まで手に入らなかったものでも、あった?」
(-172) chizuaquarii 2022/07/10(Sun) 0:45:27

【秘】 元弓道 マユミ → 奔放 クリス

『拙は』

何か言おうとして、先んじて送信したものではあったが。続けて文章が送られてくることなどなく。
貴方から受け取った文面を何度も目で追いかけて撫ぜる。
何度も何度も何度も何度も。

そんなもの、実際手にしてみなければ分からないだろう。そう何も考えずありふれた言葉で返すのは容易い。
けれど物事をあまり見つめることがなく、刹那の感情のままに動くことが多かった自分ではなく己の数倍も広い視野を持ち何かを考えている貴方の言葉を、是としたかった。
さて、それは信頼なのか、狂信なのか。

『永遠も、不変も。人の身には余るものなのでしょうか』
『ああ、いえ。違う』
『拙が、真にそれらを望んでいないだけなのでしょうね』

飽きて、新しいものを欲しがるのなら。
貴方の言葉を是とするならば、つまり自分は人の身に余るであろうそれらを本当に望んでいるわけじゃあないのだろう。


『……ありがとうございました、栗栖。拙は、拙のことがまたちょっとだけ分かった気がします』


"どうしたらいいのか"は分からなくなってしまったけれど。
それは、文章にしなかった。
(-174) もちぱい 2022/07/10(Sun) 1:07:19

【秘】 奔放 クリス → 元弓道 マユミ

『あのさあ』

己に対する失望なら好きにすればいい。
己が語った、
悪魔
かのように。
しかし、そうであるはずならば気にも留めないはずの。
彼女の自分に対する失望はつまらないと、そう思っている。


自分の言葉が事実かとは思わない。
ただ、自分が見ている真実がそれなだけだ。

だから、それを覆すものがあっても、
  それはきっと、悪くない。


『自分を落とし込める場所を探して、納得してるなよ』

臆病者であるきみが、“今”を望み、諦めることすら忘れてるなら。
すでに事態は動いているだろうに。
屁理屈かな? さてね。

『気が向いたときにでも、その分かってる自分でも話してくれ』

勝手に終わらせなどさせてやるか。
(-179) chizuaquarii 2022/07/10(Sun) 1:52:26

【秘】 長女 カナイ → 奔放 クリス

「ぁ、う」

「で 
でき……」


勢いだけの言葉はつんのめって。
なけなしの啖呵はよろめいて、答えを出す前に、ぼと。

墜落。

わがままだな。瞳がぐらぐら揺らぐ。
目をうまく逸らせないから、固まっていることしかできない。

それでいいよ。


それって、なぁ、どういう


(-180) 榛 2022/07/10(Sun) 1:59:59

【秘】 長女 カナイ → 奔放 クリス

不可解な問いかけを、真っ直ぐ受けとって。
ぽかん、と間抜けづらを晒した。

「ぁえ。な 
なんで…?
(-181) 榛 2022/07/10(Sun) 2:01:12

【秘】 奔放 クリス → 長女 カナイ

目を見ている。

その目を見ている。

「きみが、ほしがり、だからだよ」

「自分の矛盾にすら気付かないほどに、無垢にほしいものを、欲しいと言える」


「普段そういうそぶり見せないくせにね」

「きみは、それを抱えていた」


「どこかアンバランスで」
「“興味がある”」

(-182) chizuaquarii 2022/07/10(Sun) 2:05:48

【秘】 奔放 クリス → 長女 カナイ

「それに固執するきみは」



「失われたことがあるんじゃないかってね」


抑圧されたもの。自分自身すらから。
だから、それは無垢に欲しがってしまう。
こうして、発露するまでに。

どうかな。どう思う?

「きみが、欲しかったものをね」
(-183) chizuaquarii 2022/07/10(Sun) 2:07:27

【秘】 元弓道 マユミ → 奔放 クリス

ぎり。
手の中の小さな世界が僅かに揺れた。スマートフォンを握る手に、余計に力が込められる。

「だって」

ぎり。ぎり。ぎり。
小さな世界が乱れ、揺れる。

「じゃあ、拙は!
 望んでいるものを手に入れても満足しないなら!それでも前に進むのが嫌ならば!
 もうじっとしているしかないでしょう!」

「拙はどうしたらいいんですか……栗栖……っ!」

呻くように絞り出された言葉は、倉庫の薄暗い空気に溶けて消えていった。

(-185) もちぱい 2022/07/10(Sun) 2:37:21

【秘】 元弓道 マユミ → 奔放 クリス

『納得するしかない有難いお言葉と推察をくれたのはいったい何処の誰なんでしょう』

少しして、文章が再び貴方の元に送信されてくる。

『その言葉、違えないでくださいね。
 そんなこと言ってくれるなら、遠慮なく巻き込みますから』
『今は梢と防空壕の方へ向かいますから、また後ほど』

そう、これはまだ麦わら帽子が似合う友人が死ぬ前の一幕。
その後皆の様子が急変する出来事がやってくるけれど、きっと少女は貴方とのやりとりを覚え続けることだろう。

『今の拙は行先がわかりません。
 落ち着くべき出口が全く見えないのです』
『拙の出した答えが気に食わないならば。謎、といてみせてくださいよ。出来るのなら、ですが』


『そんなに言うなら、拙だってまだ歩きます。話に行きますから。絶対に』

たん、と。送信ボタンを押す指は、どこまでも力強いものだった。
(-186) もちぱい 2022/07/10(Sun) 2:38:30

【秘】 不知 ミナイ → 奔放 クリス

『どんな関係でもないよ』

今関係があるのはキミとボクの関係性。
その為に使える物だった。そんな関係性。


『ああ そうかもしれない』

ボクがこうやってキミに話しかけた理由もそうだ。
抱えていた物を出しておきたくなったんだ、だって、もう。
二度と会えなくなってしまいそうだと思ったから。

『突然 でも必然だ』

『今日じゃないといけない理由があったんだろう』

『今日という日の、この土地と、この空気と、この人数の』

『ボク達の存在がなければ、こんな事にはならなかったんだ』

何を呼んでしまったんだろうね? ボク達は

 キミなら解き明かせるのかな』

『解決は難しいことかもしれないな
 死ぬことさえ恐れないか、考えもしないような
 大層な賢者である愚か者が探りでもしないと
 この真実は、きっと闇のままだ』

『悲しいな 今日はめいいっぱい楽しむつもりで来たのに』
(-211) toumi_ 2022/07/10(Sun) 14:23:29

【秘】 長女 カナイ → 奔放 クリス

栗栖が次々と放り込むはやさに、目を回す。
ひとまず、どうにか引っ掛けたのは最後の言葉。

「……欲しかったもの?」

きみが。えっとつまり……カナイ、が。
んぅ、とか、ぅぇ、とかなんとか。
小声で鳴きながらうんうん唸りはじめて。
(考えろと言われて考える、たぶん学校の宿題をしているときと似たような光景となった。)


んぁ……
 はっ」

目をひらいて。
ぱちぱち、瞬きののち。

「ほ 
ほしがりじゃ ない…


周回遅れの、よわよわしい否定をぺそ、と投げつけた。
(-223) 榛 2022/07/10(Sun) 15:52:32