人狼物語 三日月国


242 『慰存』

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【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



   どんな物語で来るのかなと
   ドキドキして待っていたんですが予想以上でした!
   処女の女の子に最後の一線だけは守られているって
   希望を持たせておいてから絶望に落とすなんて
   ……すっごく興奮しちゃいました。

   3日たったら、の意味があまりにも重くて
   ゾクッとしながら読みました。
   どうやったらそんな着想が浮かぶんだろうって
   不思議に思ったくらいです。
 
   素敵な作品をありがとうございます!


 
(-22) alice0327 2024/01/08(Mon) 0:15:11

【人】 七海 聖奈


[コメント欄に残せばいいのに
 感想をわざわざSNSのDMに直接送ってしまうほど
 あの時は夢中になってしまって。

 恥ずかしい、でもどうしても直接お礼が言いたくて。
 鬱陶しいファンだと思われてしまったでしょうか?
 心の内は分からないまま、
 何度もその作品を読み返していました。]
 
(35) alice0327 2024/01/08(Mon) 0:15:45

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎


[……私自身が男性経験がなくて
 自分と作品の女の子を重ねてしまったのが
 もしかするとよくなかったのかもしれません。

 性的な玩具なんて見たことも
 使ったこともなかった私は、
 血腹先生の作品がきっかけでいくつか購入してしまい。

 敏感な秘芽に玩具をあてては
 何度も絶頂を繰り返して、
 身体がそれだけでは満足できなくなれば
 誰も受け入れたことのない秘部に
 挿入して、シーツを蜜で汚す……
 そんな、自慰をすることが増えました。

 秘め事に耽るのはいつも作品を読んだ後。
 作品に対する罪悪感が全くないわけではないものの
 一度快楽を覚えてしまった身体は
 先生の作品を読む度疼いてしまい、
 抑えることなんて出来なかったのです。]

 
(-23) alice0327 2024/01/08(Mon) 0:16:30

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



[最初は作品に出てくるキャラクターを
 想像して繰り返していた自慰行為。

 それがいつしかW作者Wを想うようになって。
 
自分のしている行為が歪だと知りながら

 
知っているから、
のめり込んでいくのです。


 してはいけない、そう思えば思うほど
 媚薬のように私の身体を高めてしまう。

 
 あぁ、血腹先生に会えたらいいのに。
 推し事が執着へ変わってしまっていると
 自分自身では無自覚のまま。]


 
(-24) alice0327 2024/01/08(Mon) 0:17:26

【人】 七海 聖奈


[ぼーっとしてたせいで、
 男の人とぶつかってしまいました。
 ぶつかった拍子に落としてしまった
 スマホには気づかないまま、]


  わっ……ごめんなさい…!
  ぼーっとしちゃって、……
すみません……。



[ふらつく身体を支えてもらって
 謝罪を繰り返し、ペコペコと頭を下げます。
 だって悪いのは私ですから。

 ―――――地面に目を向けると
 落としてしまったスマホが目に入って
 慌てて拾おうと手をのばすのでした。]
 
(36) alice0327 2024/01/08(Mon) 0:18:10

【人】 七海 聖奈


[画面がついたままのスマホ。
 開きっぱなしのページには
 以前の企画で書いてもらった血腹妖の作品。

 血腹先生には男性ファンもいるとは聞いてますが
 いくら何でも見られたら恥ずかしすぎます。

 
 見られる前にスマホを拾おうとした私ですが……。]*
 
(37) alice0327 2024/01/08(Mon) 0:18:33

【人】 七海 聖奈


***


[そわそわしつつ、1週間を過ごしてサイン会当日。
 
 あの後、バイトのシフトは他の人に
 変わってもらうことに成功したし、
 着ていくものだってちょっと背伸びして。
 ピンクのふわっとしたブラウスに
 レースの黒いスカートにブーツ。
 膝丈のそれは普段の格好を考えると
 ちょっと恥ずかしいな、なんて思うのですが
 こんな機会だから、服装にはこだわりたくて。

 受け取ってもらえるかは分からないけれど
 差し入れだって用意したし、
 サインを書いてもらいたい本……
 血腹妖のデビュー作、初版のそれも
 しっかり鞄に入れて、準備は完璧です!]


  
早く着き過ぎちゃったな……



[会場となる駅前の本屋に
 2時間以上早くついてしまった私は
 暫くは暇つぶしに店内を歩きまわるのでした。]*
  
(38) alice0327 2024/01/08(Mon) 0:38:47

【人】 葉山 裕太郎


[古き良き恋文、熱いファンレターは昔から胸が高鳴る。今はそれがDMに置き換わっただけで創作に勤しむ人間にとって、好意的な感想はいつだって活力の元だ。

誰からも感想を言われなくなった時に創作家は死を迎えるという持論がある葉山にとっては、時に否定的な感想さえ有難くもあるというのに。

その感想をどうやって否定的に捉えろというのだろうか。

それが作品の感想であるのなら常にリアクションを返すのが葉山流だ。]

(39) 西 2024/01/08(Mon) 22:00:25

【秘】 葉山 裕太郎 → 七海 聖奈



   リクエストありがとうございました。

   私も楽しく書かせていただきましたので
   楽しんで読んでくれたのなら嬉しいです。

   よかったらこれからも応援してください。


(-25) 西 2024/01/08(Mon) 22:04:16

【人】 葉山 裕太郎


[とはいえ、作品の内容が内容なのでこの短編小説にこうも丁寧な感想をいただいてしまうと、この読者の方はいい意味で官能小説を読む才能があるのだとそう思わざるを得ない。

倫理観が適度に欠けていなければ、この手の小説を素直に受け入れることはできないだろうから。

もしもこの人がオタクなら、間違いなく将来有望だ。]**

(40) 西 2024/01/08(Mon) 22:04:38

【人】 葉山 裕太郎


[ぶつかって支えられたのはいいものの小物まで受け止められるほど気を利かせることは出来ず、スマホは床へと落ちてしまう。
音が周りに響き渡るも、幸い店内にはあまり人がいないため人目は浴びずに済んだようだ。]


   いえ、こちらこそ…申し訳ないです。


[直ぐにスマホを拾ってあげようと葉山が屈んだのは七海よりも少しだけ早い。
厚意で拾ってあげたのだがそれが逆に迷惑だったのかもしれない。>>36

そう感じたのは、その画面を見てしまったから。]

(41) 西 2024/01/08(Mon) 22:05:17

【人】 葉山 裕太郎


[画面には見覚えのある文章、それもそのはずだ。>>36
なんといっても自分が書いた文章なのだから。
しかもこれは出版したものではなくあの時の企画で書いたリクエストの話で、メンバーシップでなければ読めないはずのもの。

まさかこんな近くでメンバーシップにまで登録してくれている人がいるとは思っていなくて。
画面の内容というよりはそっちの方に驚きを隠すことが出来ずに。

知名度を求めてはいなくてもこれもひとつ励みになるのだから、むしろいいはずなのに。]

(42) 西 2024/01/08(Mon) 22:05:34

【人】 葉山 裕太郎



   はい。どうぞ。画面が割れてなさそうでよかった。


(43) 西 2024/01/08(Mon) 22:06:04

【人】 葉山 裕太郎


[理想を崩さないようにただの村人Aに徹そうとした葉山は白々しくも知らないふりをしたのだった。

その白々しさが露呈すると知るのは一週間後のこと。
]*

(44) 西 2024/01/08(Mon) 22:06:15

【人】 葉山 裕太郎

***

[サイン会の当日は裏口からこっそり入場することがほとんどだ。昔は無名ということもあり表立っても目立たなかったのだが、一時を境にやけに目立つようになってしまった。
しかも、ジャンルの影響か分からないが、何故か女性の読者が増えた気がして葉山には不思議でならない。

顔が良いアイドルでもあるまいし調子に乗るなという自分への戒めのため、サイン会は他の人の視線に晒されまいと書店の奥にブースを構える。

しかし日に日に列は長くなるのでまるで意味が無い。]

(45) 西 2024/01/08(Mon) 22:38:22

【人】 葉山 裕太郎



   すみません、ちょっと一服……


(46) 西 2024/01/08(Mon) 22:39:11

【人】 葉山 裕太郎


[今は設営が一段落し、サイン会まで二次会を切るった頃。緊張という程では無いが今のうちに済ませるものを済ませておこうと、葉山はフロア内のトイレへと向かう。

まさかあの時の彼女がここを訪れているなんて気付かず、一人の客のように裏方から出てくる姿は、もしかしたら彼女にだけは目撃されていたかもしれない。

来ていると知っていればもう少し見つからないように動くのだが、それも気付けない以上は無理な話だ。]

(47) 西 2024/01/08(Mon) 22:39:35

【秘】 葉山 裕太郎 → 七海 聖奈


[デビュー作は今のものとは打って変わってマイルドなテーマの官能小説だった。
今の自分にはあんなに甘いものは書けないだろうとさえ葉山は思ってしまっている。

健気で不器用な少女が一回りも離れた親戚の男に恋をし、必死に誘惑してみせるという内容が綴られたデビュー作は、主人公の幼さと婉然たる仕草が絡め合って一つのエロティシズムを生み出したとよくコメントが寄せられた作品だった。

今のハードエロティックな作風からは想像できない、言うなれば綺麗な血腹妖。

更にはまだ無名の頃の小説が故に、初版を持っているという人はかなり珍しいはずなのだ。]

(-26) 西 2024/01/08(Mon) 22:41:58

【人】 葉山 裕太郎


[彼女がこのサイン会にやってきたと知ったのはサイン会中にちょうど列が進んだ時か、それともサイン会が始まる前か。

なんにせよ色々な意味で驚かされることになるのだろう。
まさかこんな近くに、自分の熱烈なファンがいて、しかも最古参だなんて。]*

(48) 西 2024/01/08(Mon) 22:42:50

【独】 七海 聖奈

/*
初版本持ってる理由がお金積みました、だとしても古参アピールしてもいいんですかね……(???)

サイン会に今まで行ってなかった理由に知る前だったからとか余計なこと書いてしまったことを猛烈に後悔しています……やっぱお金積むか……((
(-27) alice0327 2024/01/08(Mon) 22:47:41

【独】 七海 聖奈

/*
でもな……このオタク気質少女がサイン会何度か逃してるって知らなかった頃の可能性高くない??と思ってしまって……
(-28) alice0327 2024/01/08(Mon) 22:49:13

【独】 七海 聖奈

/*
悩んでないで書こう……
(-29) alice0327 2024/01/08(Mon) 22:53:49

【人】 七海 聖奈


[執筆活動でお忙しいと思っていましたし
 DMなんて、読まれていなくても不思議はない。
 不特定多数から色々なメッセージを貰うだろう人なら
 なおのこと読まれてなくても仕方ない、
 お返事がもらえるなんて思ってもみなかったので]
 
(49) alice0327 2024/01/08(Mon) 23:12:08

【人】 七海 聖奈



   …………!?!?
   血腹先生からお返事来てる……!!!!

 
(50) alice0327 2024/01/08(Mon) 23:12:46

【人】 七海 聖奈


[思わず持っていたスマホを落とす程度には驚きました。
 えっ、どうしたらいいのでしょう?
 もしかして明日大雪だったりしますか?
 嬉しすぎて反射的にお返事をスクショしちゃいました。
 これって応援してます、とかお返ししても
 ご迷惑にはならないでしょうか???]

 
(51) alice0327 2024/01/08(Mon) 23:13:39

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



   血腹先生の作品は全部読んでいます!
   推しのシチュエーションを書いてもらえる機会に
   恵まれて本当にうれしかったです!!

   これからも応援しています。
   改めてありがとうございました!


 
(-30) alice0327 2024/01/08(Mon) 23:14:31

【人】 七海 聖奈



[……結局お返事は書いてしまったんですけれど。
 勿論、これ以上のやり取りはあると思ってませんし
 完全に自己満足です。]


 
(52) alice0327 2024/01/08(Mon) 23:15:21

【秘】 七海 聖奈 → 葉山 裕太郎



[でも、でもですよ?
 感想をDMを送っている人ってどのくらいいるのでしょう?
 いたとして、そう多くはないんじゃないでしょうか?
 現に、私だって全ての作家さんに
 感想を送っているわけじゃないんですから。

 
きっとファンの中でも私は少数派のはずで

 
それってつまり
特別
ってことですよね?


             
―――――嬉しいな。]


  
(-31) alice0327 2024/01/08(Mon) 23:16:14

【人】 七海 聖奈


[このやり取りをきっかけに、新作が出る度
 かなり長い感想文を勝手に送り付けるようになりました。
 迷惑だと言われれば控えたかもしれませんが
 そうでなければ、返信の有無など気にも留めず
 感想を送るのはやめなかったでしょう。]
 
(53) alice0327 2024/01/08(Mon) 23:16:34

【人】 七海 聖奈



[オタクだとしたら将来有望?>>40

       完全に反応はオタクでしたとも。]**


  
(54) alice0327 2024/01/08(Mon) 23:16:54