人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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視点:


【秘】 陽炎 シロマ → 不知 ミナイ

一緒に遊んだって、夜が明けたら帰ってしまうだろう。
大人になったら、遊んでくれなくなってしまうだろう。
永い時の中で、そんな子供は何人かいた。
その度に、生者を留める難しさを知って。
結局、この手段死へ招くしか無いと考え至った。

「自分の意思を殺して、日の本を支える子供を育てる。
 個より全。己のことは後回し。
 先生って、そういう存在だった」

始めから明かすことはできなかった。
最初から、死んでいたのだから。

「寂しい?そんなこと先生が思うものか」

生きた時代が違えば、精神構造というものも変わってくる。
勿論、現代的な思想を持つ人間もいただろうが──白間コズヱは違った。
彼女が寂しさを感じていなかったかと言えば、やや違う。
どちらかといえば、虚しさの方が強かった。

日々朽ちる校舎。教室を吹き抜ける隙間風。
生徒で賑わっていたあの光景は、もう二度と訪れない。

「でもね、そう思ってくれたことはすごく嬉しい。
 これは本当だよ。
 その気持ちは今のものだと、思うから」
(-239) wazakideath 2022/07/13(Wed) 22:52:58

【秘】 不知 ミナイ → 傷弓之鳥 マユミ

誰かは死ぬ理由がある、なんてこと。
わかってる。

「……心は疲れてるかも。
 でも身体はとても動かせるようになった。元気にさせられている」

手術によっててにいれた心は返せない、
否、何度絶とうとしたか思い出せない。

「ボクは健康で皆の成果を示す状態になることを望まれてる、
 笑顔になって、健康にならないと……。
 ボクのために何人もの努力や想い、たくさんのお金も動いてる。
 返さないと、返したいんだよ」

それは、自分のわがままだけど。
勿論さ、君たちのことも入ってるんだよ。
一緒に遊びたかったんだからさ。

「じゃあ意見かぁ、なら、まず、ひとつ」

すうと、息を吸って。
自分にいいきかせるようにその言葉を。

「今、生きていても死んだとしても。
 君の思う寂しくならないなんてことは、ないよ。

 何故なら、今死んでも満たされる感情を理解していないからだ」

死んでも、生きても良いなんて、寂しいね。すごく、寂しいね。
(-249) toumi_ 2022/07/14(Thu) 7:13:19

【秘】 不知 ミナイ → 傷弓之鳥 マユミ

「一番環境が変わるのは、時間が止まることだよ。
 楽しい時間が続く奇跡なんてずっとは、ないんだ」

「遺された先が辛くないなんて思わないさ。
 でも死んだ彼らは楽しそうだったかな、
 生きたこの先に楽しいことがひとつもないなんてことはないけれど、死んだ先には、保証は誰もしてくれないよ」



「ひとつも、ほしいものはない?
 本当に、後悔も、やりたいこともない?

 全部がなくなった、こんな疑問もなくなった時は
 ボクも麻弓くんをみんなに会わせてみせるさ。
 だから、選ぶことが出来たらその時は報せてくれると嬉しいな」

「だって、なにも言わずにいなくなるのは寂しいからさ」
(-250) toumi_ 2022/07/14(Thu) 7:31:06

【秘】 不知 ミナイ → 友達 ネコジマ

「そっか、よかった少しぐらい同じように思ってくれる子が居て」

同じように手持ち花火を手に取って。
赤紫colorからcolorに変わる火を見届けながら目を閉じる。

「なるほどね、誰かが――この色になるように。
 この花火を持ってきてくれたのかもしれないね」

そうして再び目を開ければ燃え尽きた煤が目に入る。
あゝそうだね、どんな光にも終わりは存在するんだよね。

「――キミ、すごく大変だっただろう。
 なにか帰ってからも頼み事があればボクも頼るんだよ。
 そう、友達が居なくなって寂しい。とかね」

「人捜し、得意なんだ。どこぞの名探偵よりもね」
(-261) toumi_ 2022/07/14(Thu) 15:01:56

【秘】 友達 ネコジマ → 不知 ミナイ

「雑なこと言いますね」

「まあ」

「たぶん、大変でした」

具体的にどうとは言わないし、先もまだ大変だけど。
そんな思考が、途切れ途切れの言葉に現れていた。

「だから、はい。
 そすね、何かあったら明日香ネエに頼ります」

「どこぞの名探偵には、違うことを頼んだんでね」

そんなことを言って、いたずらっぽくわらっていた。

花火が消えたら次を点けてを何度か繰り返して、
後片付けもきちんとすればまたそれぞれ、
肝試しを続けることになっただろう。


線香花火は少なくとも猫島はしませんでした。
さいごのさいご、終わりにやるやつだと思っているからね。
(-268) 66111 2022/07/14(Thu) 16:29:21

【秘】 不知 ミナイ → 陽葉 シロマ


びりっとした空気感に瞬きをして、時代遅れの兵士を幻視した。

初対面……? なんで。 一瞬で回る世界。
この記憶によぎった憧れは、偽物?
黒髪に憧れて、短髪に憧れて、格好良い声に憧れて、
言葉に、全て誰であったかなどは大事でなくて。


あゝなんだったか、先生のあり方か。

「っ……なんだ、そんなに、一緒にいなかったんだ」

心の探偵よ、かのあの少年にも今の彼女の姿を見せてやりたい。
これでも偶然というのだろうか。この会合を。


「なんだ、はは。どうしよう、ここまでとは。
 気付かなかった、なあ。もっと鍛えないと」

知らないふりをしていた、目をそらしていた物とようやく向き合って。

「――梢くん。
 もし、容赦もなく人殺しをしないのなら。
 一つボクとも遊んでいってくれよ。

 ボクはキミ達に
いつか
成仏をして欲しいんだ」
(-272) toumi_ 2022/07/14(Thu) 18:39:32

【秘】 不知 ミナイ → 陽葉 シロマ

「今日この夏の出会いで解き明かすには謎が多すぎた。
 そして、皆が自由すぎた」

この奇跡には時間に限りもある、
きっと直ぐに殺せるなら皆殺しにしていた。
キミは選んでくれていたか、人を見ていたはずだ

ボク達
の負けだ。
 それでも次こそは――
 梢くん達が望んだ学校と、生徒達皆で遊ぶのはどうだい」

「ボクは生きて一緒に帰りたい人がいる。
 探したい人間がいる、キミ達には連れて行かせない、だけど」

「ただキミ達を置いていくことだけもしたくはない。
 都合が、いいだろうか。それとも、もう会えなくなるだろうか。
 もしあるのなら、次の出会いを偶然じゃなく必然にしできないかな」
(-273) toumi_ 2022/07/14(Thu) 18:43:21

【秘】 不知 ミナイ → 夏の雪 ユメカワ


『保証はないね』

自己満足だ。

『言うとおりだ、誰かの視線なんてすぐにかわって』

健康になったと思ったら、すぐに。

『いつになっても置いていかれる』

躓いて、皆の差が縮まらない。
だから、人のものが、
(-274) toumi_ 2022/07/14(Thu) 18:56:21

【秘】 不知 ミナイ → 夏の雪 ユメカワ

『欲張りさんめ』

失う物が何もない、皮肉すぎるよそんなもの。


『それならキミをくれないと』

キミはこうして誘ってくれたね、
でも、彼は二人っきりがよかったのかもよ?


『ボクだってキミ達が欲しかったんだから』

それでももう少し押せばその間に挟まれたのかなとか。
でもあいにく、それはボクの性癖に沿ってないんだ。


『なんで』

なんで死んでしまったんだよ

もっと、共に話しておきたかった、
仲良しな姿を見ていたかったよ
ちょっと拗ねた姿も見たかった
(-275) toumi_ 2022/07/14(Thu) 18:58:35
ミナイは、手荷物が増えて、重い。
(a91) toumi_ 2022/07/14(Thu) 18:58:45

【秘】 不知 ミナイ → 夏の雪 ユメカワ

『ボクはキミ達に生きて欲しかったよ』

『生きて居るキミ達が良かったよ』

『この事だけは 嘘を吐けない』


『死んでいても良かったなんて』

『言わないんだって』



『だから お別れ』

『止めないから 惜しまないから』

『ずっと手に入らないキミ達を欲しがり続ける』

喪って悼んで、いつか。追いつくから。

『ばいばいだ』
(-276) toumi_ 2022/07/14(Thu) 19:00:30

【秘】 夏の雪 ユメカワ → 不知 ミナイ


『そんなの、知ってたでしょ』

俺が欲張りで、自分本位で、寂しがり屋な事なんて。
それでもしょうがないなって許してくれる君達に甘えてた。


『言ってくれなきゃわかんないよ』

寂しいからって、甘えたふりをして。
図々しく君達の傍に、心に踏み込むのは、確かに俺の特権だったよ。
それでもそれは、それを許してくれる君達の優しさに
ただ甘えていただけなんだから。


『なんでだろうね』

理由なんて無い。意味も無い。
俺だって、あの時、あんな形で死にたくなんかなかったよ。


いつも通りの、けれどかけがえのない日々の中で。
皆ともっとずっと一緒に居たかった。もっと話していたかった。
離れ離れになったって、連絡が取れなくなるわけじゃない。
だからきっと、あの先にもまだ道はあったはずなのに。
(-279) unforg00 2022/07/14(Thu) 20:04:32

【秘】 残雪 ユメカワ → 不知 ミナイ


「………あは、」

画面越しに告げられた別れに、いつも通り笑った。

もう手に入らないものを欲しがり続ける。
好きだけど、好きだから、諦めきれないし、譲れない。
我儘はお互い様。なら、しょうがないな。

『残念』


『君が止めないなら、俺も止めないよ でも』
『生きてる俺も 俺のこれからも もうあげられないけど』
『これまでの俺と、今の俺はあげられる だから』

夢川深雪を君の中に連れていって・・・・・・・・・・・・・・・


『髪を切って、染めて、寂しがって』

『君の中で価値が無くなるまで。』

『君の時が止まるまで、俺の代わりに生き続けて』

ばいばいも、さようならも、君には言わない。

いっぱいいっぱいの君の手の中に、重さをもうひとつ。
この程度の重みを耐え難く思うなら、今、全部下ろしてしまいなよ。
きっとこれから先、もっとたくさんのものを抱えていくんだから。
(-280) unforg00 2022/07/14(Thu) 20:05:33

【秘】 傷弓之鳥 マユミ → 不知 ミナイ

「え、と……。明日香は、その。元々体が弱くて、色んな人から色々提供してもらって回復した……ということでしょうか」

断片的に話される貴方の事情に、俄かに驚いたように口が半分開いていた。

「返したいのなら、それが明日香の意思ならば、拙は……止めません」

理不尽でままならない世の中だからこそ、最も尊重されるべきは自分自身の意思だと、少女は考えている。

(-282) もちぱい 2022/07/14(Thu) 20:41:42

【秘】 傷弓之鳥 マユミ → 不知 ミナイ

「死んでから満たされる感情を知ることだって……、
 ………………」

意見を聞いて、真っ先にそんな言葉が出たけれど。すぐに口を噤んだ。
不変を望んで死のうとしていたのに、死後の世界に不変を望んでいたのに、変化を求めているなど都合が良すぎる。

「結局、何処に行こうと、誰も何も保証してくれない。
 未来だって誰かがきっちりレールを敷いてくれるわけでもなくて、死後の世界を明確に照らしてくれる人もいない」

くしゃりと、顔が歪む。貴方を強く掻き抱いた。

『面白いことというのは起こる、じゃなくて見出す、だよ 』


誰かの言葉が頭の中で響くのを聞きながら、

「明日香。この世界は、
 目がみえない人にとって、とてもいきにくいですね」


ぽつり、呟いた。

(-283) もちぱい 2022/07/14(Thu) 20:42:14

【秘】 傷弓之鳥 マユミ → 不知 ミナイ

「……今の拙は何も見出せません。
 何処に行っても、まっくらです」

暫くしてから、腕の力を緩めて貴方から離れようとする。

「欲しいものが本当に無いのか、後悔も、やりたい事もないのか。
 もう少し動き回って、色々見渡して、探してみようと思います」

「その時にまた、お話をしますね」
(-284) もちぱい 2022/07/14(Thu) 20:42:34